先日はお彼岸で先祖のお墓参りに行きましたが
場所は東京の門前仲町駅を下車した深川です
ここには寺町があり駅から3分も歩くとそこらじゅうにお寺がある、江戸時代江戸城の東の備えとして作られ、いざとなればこの寺町実体がお城の代わりになるべく置かれた
先祖のお墓もこの町が作らて間もなく寛永年間1620年代に建てました、墓石の裏と左右の面は寛永から元禄•天明•安政等の年号が刻まれ今に至る
墓石の正面は家の名前が普通刻んであるが、「上総屋」と屋号が彫ってある
江戸時代初期より浦安で海産物問屋を営んでいてこの屋号が付いている
そしてユニークなのが先祖だけではなく番頭とか世話になった従業員代表を一緒に埋葬してあります(江戸時代そう言う風習があったかは定かではないですが)
なので墓石の下は深さ3メートル幅2メートルの穴の中に幾重にも棚があり所狭しと骨壺が鎮座している
実は関東大震災をきっかけに東京府が区画整理をしたため、元あった寺の敷地は今の所へ移転させられています、その際納められていた(江戸時代土葬の遺骨も含めて)骨壺は全て移転出来ていない可能性がある、なので上記の記載よりもっとあったかもしれない
お墓参りは先祖に感謝するために行きますが、上総屋で働いて頂きお世話になった方々にも感謝する供養をするかたちになります
先祖が直接関わった人にはこういう形で感謝していますがまだまだ周りには色々なかたちでお世話になった方々が大勢います、そういう方々や皆に感謝をしたいです
先祖がお世話になった方々に感謝することで先祖がしていなかった感謝をすることにもなり先祖の借りを返すことになる
また先祖の末裔である皆さんに感謝します、このことは今生きている自分自身の浄化になり運気が良くなります