藤原真理さんロビーコンサート
曲目
シューベルト アルペジオーネ・ソナタ
ベートーベン ピアノとチェロのためのソナタ 2番
温泉ホテルでのロビコンです♪冬はスキー客を泊めるホテルです。
行けるかどうか定かではなかったので誰も誘わずにいたら
ウッカリ前日に気がつくというありさまで、当日すっ飛んで行きました。
前二日間のディナーーコンサートの後の3日目がチャリティのロビーコンサートでした。
30人ほど?のお客様で、しっとりと聞き惚れました。
今回もピアノは倉田テルさん。
シュ-ベルトはあまり聴く機会がなかったので
新鮮でした。楽しい曲でした。
ベートーベンの曲は、26歳の作曲だそうです。
「モーツアルトやハイドンの影響をまだ残しているこの曲、
ところどころベートーベンらしさが見えていて、後の成長を感じさせる雰囲気を味わってください」
との真理さんのご紹介でした。(要旨^^;)
聴くとなるほど、なんだかハイドンだったみたい、、、と感じました。
プログラムはこれで終わりのところ、
「まだ時間があるので、小品を一つ弾く前に、
1昨日演奏した4番も聴いてください。
先ほどの曲と比べると、ベートーベンの成長がわかると思います。」
と、4番も演奏してくださいました。(^O^)/
あ、これはベートーベン♪と感じられました。
難しいことはわからなくとも、
藤原さんの感じたものを私達に共有させて下さいます。
もちろん同じというわけではないのですが、
説明はごく専門的な深さのことをおっしゃるのに、
なぜかそう感じさせなくて、
ネ、曲のここ、面白いでしょ、作曲者の背景もこんなふうで、、、
という感じで、広さと深さと優しさがあふれています。
4番が終わるとサンサーンスの「白鳥」で終了しました。(^^)
演奏会終了後にケーキ&ティータイムが設定されていたので、
藤原さんの場所からその準備が見えるのですが、
喫茶店の方に「待たせてすみません♪2分30秒ほどで(白鳥の演奏)終わりますから♪」
と気遣いながらも、演奏の楽しさを私たちに伝えてくださいました。
シニアな、落ち着いた演奏会を堪能しました。
さて
ケーキは栗山町と言うところのお菓子屋さんから届けられたものでした。(ホテルでは作っていないので?)

チョコレート、マロン、フルーティとありましたが、私はフルーティな方を選びました♪
とても柔らかくて上に乗っているソースはあんずの味。酸味が聴いていてさっぱりとした味です。
ケーキの味がモカの風味がかすかにしたような、、、生クリームが素晴らしかった。
これぞ北海道のスィーツ。(^^)
トッピングには、杏、ラズベリー、そして、ほおずき!
ほおずきは、トマトから酸味を抜いたような味でしたよ。

へ音記号。隣には私が食べてしまった後のほおずきを元のかたちにして置いてみました。(^^)
ケーキを注文手配したのは私の中学時代の後輩に当たるSさん。演奏会の時に使う旨を伝え
「真理さんはご自分のサインをするときに、いつもト音記号やへ音記号を描くんですよ。」
という話もしていたそうですが、とくに要望したわけではなく、
お店のご主人がいきなはからいをしてくださったようですね♪
嬉しい気持ちになりました。
コンサートをお世話してくださったSさんの心意気が伝わったのね。Sさんありがとう♪
ちなみに前二日間のディナーーメニューは
一日目は「富良野牛コース」3日目は「和食膳コース」でした。
今度はぜひ行きたいな。
最後になりますが、
演奏終了の時。ピアノの倉戸さんのお話も聴けました。
3日間、1日目はベートーベンの2番、2日目は4番、
そして今日は2番と4番、と弾き続けました。同じ曲を弾きましたが、
演奏はその都度違うものになりました。
弾く時間が夜であるとか、昼であるとか、お客様の雰囲気であるとか
もちろん弾いている最中は必死な場面もありますけど、
いろいろな場面で、曲の雰囲気がこんなにかわるのだということを、
弾きながら楽しむことができました。
(要旨^^;)というお話をされました。
そのあとすぐ真理さんと顔をを見合わせて、真理さんもにっこり。
演奏家の、素敵な一場面でした。
今回もとても楽しい気持ちになり、つかの間の嬉しい時間が過ぎたのでした。
コーヒータイムにお出でになったお二人にお礼を言ってお暇しました。
チャリティなので募金も忘れずに~~~しました♪
スキーで、ソチオリンピック期待の新人、石井君の応援です。
車で帰る道すがら、、、
キタキツネは道路わきを歩いていたのを発見。初めて。
目があっちゃった。