スマホの万歩計でこの度、目出度く東海道を歩いて京都にゴールイン。息子にプレゼントを貰った。以前チラッと買い換えたいと話したドライヤー。覚えていてくれた。
ウォーキングは大した距離ではないけれど、ほとんど毎日、気分転換に楽しんでいる。帰って消費カロリーを越える補給をしているので、ダイエットには全く意味をなさないけれど、これも楽しみの一つ。
鬱々とした時、心を光の中に解き放ってやると心身共に軽くなるし、同じ姿勢でいる時も、歩きだすと血の巡りが良くなったことを実感する。
太陽や風や花や木のかおり、土のかおり、秋冬は枯れ草の香りさえも、心身をリフレッシュしてくれる。神さまが用意してくださった世の慰めには、季節ごとの感動もある。
詩が浮かんで来ることもあり、ただ黙々と前を向いて早足で歩くときもある。ドングリの殻や落ち葉を踏むと渇いた音を立てるから、子供のように足元の弾む時もある。
夏はカンカン照りの中を、麦わら帽子で真っ黒になるのもとんちゃくなく歩き、冬は粉雪の向かい風に勝負するように歩く。
春は低血圧と取っ組み合いしながらも、ウグイスやホトトギスに励まされ、夏の草いきれに圧倒され、秋はどんどん色を変えて行く山の衣替えを楽しみ、景気のよい稲刈りの様子や、たわわに実る柿や栗の実。雲の面白さ空の透明感・・秋は飽きることがない。
東京から京都まで、毎日万歩計を見ながら楽しんでいた。新幹線でながめた風景などを思い出しながら・・。
早速、今日からは新幹線の東京~福岡コースを踏み出した。到着できるのか・・、それはわからないけれど、みこころのままに。