石ころ

今日の歌(2021.09.02)

 

行く夏を追う虫の音か耳鳴りか
置いてけぼりに悄然と座す 


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コメント一覧

ムベ
デ某さんコメント嬉しいです。

ふふふ・・耳鳴りがわからないのは素晴らしいです。
虫の音は耳鳴りとも似ています。初めははっきり
リーリーという声を聞いているのですが、そのうちに
曖昧になり・・

秋の宵は、部屋の中もあっという間に定かではなくなります。
待っていても明かりを点けてくれる人はなく・・
自分で立ち上がるまでの間は、独特の淋しさを感じます。

飛蚊症の症状を経験したことがありますが、今はありません。
うっとおしいですね。
こんなときに、お父様を思い出されることで身を守られているのかも
しれませんね。
私も確かに過労気味のときになったと思います。
デ某
行く夏を追う虫の音か耳鳴りか 置いてけぼりに悄然と座す

私には耳鳴りがありませんから 実感するのは やや難しい歌。
でも「虫の音」が亡きおつれあいに重なるのであれば
「悄然と座す」のことばに こころがいたみます。

私は 飛蚊症が更に大きくなり 言わば "糸屑症" ですから
明るいところほど 読んでいる文字が糸屑に隠れたりします。
PCのキーもしばしば糸屑に翻弄され打ち間違えます。

亡くなった父は 私のことをいつまでも子どものように思い
五十を過ぎた私に 電話をしてくると 切り際に必ず
「ちゃんと食べてるか?」「友達と仲良くしてるか?」と。
糸屑が父だとまでは思いませんが(笑) 父があの世から私に
「書やPCに長時間 向かうな」と言ってるような気が少し…(笑)
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