ずいぶん前にアップしようと思いつつ、今になってしまったヤマガラちゃん。
本当はルリビタキ狙いで待っていたのですが、ヤマガラが次から次へと来ました。
すると、一羽だけ変わった子が・・・。普通ヤマガラは、もっと動きが素早いはずなのに、この子だけはマッタリと同じ場所でじっとしている。
ベンチに座った相方から1mくらい離れた距離に座って(?)、相方の顔をじーっと見上げていました。このヤマガラの言葉を代弁すると、「おじちゃん、餌ちょーだい♪」と訴えていたのだと思います。
あいにく何にも食べ物を持っていなかったので、あげる事ができませんでした。
ものすごく人慣れしているわりに、他の人が通るとどこかへ逃げてしまい、私たちだけになると、また戻ってきます。
ああ、せっかく来てくれたのに何もあげるものがなくてごめんなさい~。
でも、このヤマガラ、やっぱり様子がおかしい。
よく見ると、右足をずっと上げたままにしている。ケガか病気かもしれません。
枝から下りる時も、ボテッと落ちるように降りていたし、なんだかかわいそうでした。自分でうまく餌が取れないから、人間から餌をもらうように知恵をつけたのでしょうね。
だけど、かわいそうだからと言って、連れて帰るわけにはいきません。
野鳥はデリケートなので、人間が触っただけでもショック死する可能性もないとは言えません。だから見守るしかないのです。
ヤマガラちゃん、頑張って生きてね!!