バランスのある空間

体のこと、心のこと、環境・空間のことの体験談!ワークショップ案内!自分が見たり、感じて想った事を書いてます

登山とトレイルラン二グ

2018-08-27 16:19:35 | 身体の使い方
高尾山
毎月登っていますが
ここ数ヶ月トレイルランの方々が多くなったなぁと思っていたら、大会がいくつか開催されていたりしているのですね。
とても走りやすくて、慣れていない方やちょっと軽くなどにはもってこいの様な気がします。(距離を走りたければ、高尾山から先も行けますし)

ただ、自分もやや早く登ることもありますが、
山を愉しむ、花を愛でる、場を味わう、健康のためにゆっくり登る、登山のためになどの方のいらっしゃいます。
老若男女、体力の違いなどもあります。

目的はそれぞれで、スピードもそれぞれでしょう。

ついつい自分のペースが乱されると「イラッ!」ときたり、もしくは乱される前に走る人きますよ~とアピールとして、煽ったりなどを感じることもたまにあります。(すみませ~ん!も人の感じ方により煽りとなることでしょう)

ペースが乱される!自分の思い通りいかない!流れがせき止められる!思いというエネルギーが滞り溜まる!エネルギーの溜まれば圧がかかる!その圧が耐えきらなくなると怒りとして爆発する!爆発まで行くと収集使いなので、その前に怒りを少しずつ漏れさせて「イラッイラッ!」という感じで!自分の流れを押し通そうとするために煽りとなる!

相手が煽りをスッと往なして下さる方やぶつからないように避けて下さる方なら流れは元に戻ることでしょう(戻り切らない方もいるかもしれませんが)。

さて、相手も自分のペースを乱されないもしくはペースを貫き通すようにしたらどうでしょう?
怒りを少しずつ漏れさせていた状態から、爆発になるかもしれません。

ここで、ペースが乱れされるのではなく、状況に合わせてペースというか思考を変える練習、切り替える練習になるということです。
状況に合わせわせて対処していける状態に居るということで心を落ち着かせていられ、それは肉体的緊張(力み)を無くし無駄に筋力、体力を使わずにすみ、呼吸を落ち着かせ、それらは酸素を無駄に消費しなくなるということでもあります。

正直、少しくらい歩いたとしてもさほど練習量は変わらない気がしますが・・・(私は)
継続して走らなけれれば、スピードを落とさず走らなければ、
今日は何分で走りきりたいなど、
という状況に対処しないゆとりのない走りは、状況の変化についていけないのかもしれません。

これはレースでも言えることかもしれません
実力はあるのに、
ペースが急に切り替わる
ちょっとしたアクシデント
などの状況の変化に身体や呼吸より、
精神的に追い詰められた状態となり、無理に自分のペースを保とうとしたりして、さらに追い込まれるということに成りかねないような気がします。
そこで、切り替えて今ある状況をいかに対処していくかに変えられるかで、自分の状態と状況に合わせていくことを選択できるのではと思います。

トレイルランに戻りますが、
登山者は実にトレイルランナーが来るたびに避けています。
最近は何度も止まり避けるがかなり多いなぁと感じます。
山を楽しみたいのに、走る方とぶつからないように常に待つことになり、山を愉しめないことも出てくるかもしれません。
登山者も同様にペースを乱され『イラッ』としている方もいるかもしれません。

高尾山で何か衝突が起こら無いことを願います。

高尾山はトレイルランには良い環境でもあると思いますので、トレイルランが盛り上がっている今、トレイルランナーが走れるコース設定などをしないといけないのかもしれませんね。
それらは高尾山を盛り上げる側の対処も必要なのかもしれません。