C60のおと (多摩親父)

東京多摩地区を根城にする、多摩親父のロード記。大阪赴任中にC60に出会う。時々ローカルネタ、旅行記、グルメ記事。

今年初の風張林道(通算3回目)

2019年03月14日 20時57分36秒 | ロードバイク

ちょっと仕事がバタバタしていて、年が変わってからあまり遠出していませんでした。

さらにいうと、花粉症の恐れがあるので、あまり奥多摩方面には足が向かなかったことも理由の一つにあります。

ということで、今年は暫く屋内練習に勤しんでおりました。正直、屋内練習はあまり好きではありませんでしたが、屋内練習は屋内練習の良さがあります。何しろ、タイムやウェイトの進歩が定量的に見えるので、やり始めたら、ハマってしまいました。

とは言え、やはり屋外練習のもつストレス解消効果はありません。仕事もひと段落したので、ストレス発散で檜原村に行くことにしました。行き先はちょっと悩みましたが、最凶のカザリンこと風張林道にしました。年明け一発目のヒルクラにしては、チャレンジングですねーー。

とは言え、去年デビューして2回行きましたが、2回目は意外といけるという印象だったのでいける気満々です。

コースはこんな感じです。↓ (距離:120Km, 獲得標高1,400m) 

残り距離を測るために、google map使ったんですが、林道を案内しない=使えない なので、ルートラボを使ったんですが、操作を忘れてしまっていて、残り距離を誤解して死にました。。。

多摩CRがあるので、自走で向かいます。

武蔵五日市駅を越え、いつもの戸倉の交差点のセブンがファーストエイドです。

甘いパンとコーヒーを飲んで休憩終了。橘橋を越えて、豆腐屋のちとせ屋を横目に走り続けます。

余毛橋あたりまでは余急な坂がないはずなので、第2エイドステーションは余毛橋と決めてたんですが、意外ときゅうなさかがあるのね。。。。10度越えが普通にあってびっくり、前回気づかなかった。

それでも余毛橋まではノンストップで行きます。一応屋内トレーニングで毎週数値が上がっていたこともあり平地もプライベートレコードを出すくらいの勢いで走っていたので、ここまで来るのに結構脚が売り切れた感があります。

でも、本番はここからです。 

かなり不安が湧き上がってきてます。

「あっ、マグオンわすれた!!!!!」

ここで、また不安が増えます。

でも、前回の(薄れた)イメージだと、たしかきのこセンターまでは辛いけど、その先はそうでもなかったはず(実はこれは記憶違いだと後で気づくのですが)と思い直して登り始めます。登る以上はここから先は風張峠までノンストップで行くと心に決めます。しつこいですが、前回はここから先はノンストップでいけました。

途中、きのこセンターまで1.5kmの鋭角なコーナーがあるのですが、そこまでは、そんなに辛くなかったはずと思いながら進みます。これまた後で楽観的な勘違いだったことに気づきます。

15度とかの坂が続くわりに、そのコーナーが近づいてきません。。。。

どんどん脚が売り切れます。しかし休まないつもりで進んでいますので、耐えます、耐えます、そしてようやくコーナーが見えてきました。男気で休まず曲がります。

いきなり18度とかの坂が続きます。が、このあたりはむしろ想定内なので気持ちは折れません。流石に最短距離でコーナーの内側内側を攻めるほどの体力は残っていないので、遠回り遠回りで進みます。いけそうな気がする。実際きのこセンターまではノンストップで進みました。が、正直この1.5kmはかなり辛かった。

きのこセンターの横は傾斜が緩くなりスピードが上がります。気持ちが楽になります。それでも5度-10度はあるはずなんですけどね。

でも、あれっ、またすぐに急な坂が襲いかかってきます。しかも長いやつが。。。。ここで、きのこセンターを過ぎると楽なはずということが間違った記憶だったことに気づきます。。。。。

 

ここで、冬の間休むダンシングの勉強をしていたことを思い出します。

 

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私は元々ダンシングすると、すぐに脚が疲れてしまい、痙攣しやすくなります。なので、いつもヒルクラはシッティングでペースを守るスタイルです。でも、ダンシングすると坂が早く終わるはずで、それが休みながらできるなら一石二鳥だからと冬の間ちょっと勉強してました。

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「これだけ坂があるので試してみるか。」

ということで、ギアを1つだけあげて、立って漕ぎ始めます。意外といける!

去年までのダンシングとは違い、強い疲れは感じません。これはいけるかも!

もう少し、もう少しと思いながらダンシングの距離を伸ばし続けました。

流石に腿が疲れてきたので、「座って休んでみよう。」とシッティング。

すると、重くて漕げなくなってました。

マジ!!

やばいじゃん!!!

 

あっ、忘れてた、ギアを下げるの。。。。

ということでインナーローにしたわけですが、ほとんど効果なし。下げたと言っても一枚だけですからね。。。

ほどなく、腿が痙攣を始めます。

本格的に痙攣してしまうと降りることもままならなくなるのは体験的に知っているので、ここが限界ですね。

屈辱の脚付きです。。。。(写真は自転車を立てかける都合上、自転車が下り向きになっています。)

やはり、坂のダンシングは鬼門なのか!?

屈辱の強制第3エイドステーション。といっても、もはやポカリが少々残っているだけですが。

2、3分痙攣が治るまで待って、再出発。

実はこの時、残りがまだ7kmくらいあると勘違いしてました。なので、気持ちがかなり萎えてました。

ほどなくして絶景が拝めます。

 

ここは写真だけ撮って先に進みます。あてにならない記憶では、ここまでくればほぼほぼ終わりのはず。

改めてルートラボを見るとのこり1km切ってた(はず)。この時点でようやくさっきまでルートラボの残り距離の見方を間違えていたことに気づきました。あとは先が見えているのでスイスイ行きます。

そしてゴール。

見慣れた光景にようやく到着。

いやー今回はきつかった。

久々なのと、残り距離の見誤りと、ダンシングチャレンジといろいろ重なり屈辱の脚つりの出だしとなってしまいました。



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