マーチンのギター、D51! って、そんなギターはまだない。
誰でも、特定の数字を見ると、特定のものを連想する人はいると思う。
ギターマニアであれば、45という数字で連想するのはマーチンD-45。マーチンのフラッグシップモデルといわれてきたアコギだ。
同様に、35という数字ではマーチンD-35。
28という数字ではマーチンD-28。マーチンギターで1番の売れ筋の人気ギター。
18という数字ではマーチンD-18。28と並ぶ人気マーチンギターだ。
この他にもマーチンにはいくつもの型番のギターがあるが、18,28、35、45あたりは特に人気モデルではないか。
上記で45という数字をあげたが、実は45にはマーチン以外にも有名なアコギがあり、それはギブソンのJ-45。J-45はギブソンのフラッグシップモデルではないが、ギブソンアコギでは1番人気のギター。
ギブソンギターでは他に200という数字も定番ギターがあり、それはJ-200。
ギブソンではエレキギターでも335という人気機種があり、それはES335というセミアコ。
ギターを離れて連想数字を考えてみると、昭和の時代には3という数字は野球選手の長嶋茂雄さんの背番号として人気があった。
同時に1は王貞治さんの背番号として人気だった。
7という数字はウルトラセブンとか、ジェームスボンド007を連想した。
8ではエイトマン。9はサイボーグ009。
ナポレオンソロの0011というものもあったし、13といえばゴルゴ13。
他にも特定のキャラやモノを連想させられる数字はあった。
鉄道マニアには蒸気機関車のファンもいて、蒸気機関車の中で1番有名なのはデゴイチと呼ばれたD51ではないか。私でも知っているくらいだから。
ここでふと思った。
デゴイチ? D51?
・・・D-51?
こうして書くと、まるでマーチンギターの型番みたいではないか(笑)。
近年のマーチンギターでは、装飾にかなり手が込んだ装飾を入れた高級ギターを製作したりすることがある。
だが、マーチン社のスタッフは、日本にD51という有名な蒸気機関車があったなんて知らないだろう。
日本はマーチン社にとっては重要なマーケットだろう。
ならば。
日本マーケット用にD-51というギターでも作ってみてくれないかな(笑)。
指板あるいはピックガード、あるいはヘッドのどこかの部分にデゴイチのインレイでも入ったデゴイチギター!
ただ、おそらくはとんでもない高額なアコギになりそうなのは間違いないなあ。
マーチンでは以前にD-50というアコギが制作されたことがあり、その時につけられた値段は確か定価で500万円以上だったような気が。
マーチンギターでは通常は45という型番がマーチン社のフラッグシップモデルとされており、50という型番は、最高級の45を更に越えるグレードのモデルという位置づけだったから、500万円以上の値段設定になったのだろう。
だが、51となると、更に50をも上回る値段になりそうだ。
となると、一般的なギターファンにはあまり縁がないモデルにはなりそうだ。
こうなるといっそギター博物館に展示されるような、現実感のないギターになるしかないか。
大体、ヘッドか指板かピックガードのどこかに、蒸気機関車のインレイをいれるだけでも大変だろうから、どうしてもとんでもない値段にはならざるを得ないだろうね。
となると、マーチンD51なんて、私の妄想で終わらせておくしかないや(笑)。
どうせ買えないだろうし。
まてよ!
そういえば、ギルドというギターメーカーにはD55というモデルがあったはず。
ギルドといえば、かつてはマーチン、ギブソンと並び、アコギ界の名門御三家メーカーのひとつとされたメーカー。
だがギルドは後年フェンダー社に買収されてアコギメーカーとしては少し評価を落としてしまった。今ではマーチン、ギブソン、そしてテイラーあたりが御三家とされている。
たが、少なくともアコギメーカーの歴史という意味では知名度はある。
て、D55は、ギルド社のフラッグシップモデルだったはず。
とはいえ、マーチンD45 ほどの値段ではなかったはず。
しかも、D51ならD55よりも値段設定を低くてきるのでは?
ならば、デゴイチギターD-51はギルドで作ってもらったらとうだろう。
問題は需要があるかどうかだが。
あ、でも蒸気機関車のインレイなんかいれたら、やはり高くなってしまうのだろう。
でも、蒸気機関車のインレイが入らないなら、デゴイチギターにはならないような気もするし。
こりゃ困った(笑)。
どのみち、ギター集めはとっくの昔に終えた私には縁のない話(笑)。
単なる思いつきでありました。
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