カズーという楽器がある。今回はカズーのことについて書いてみたい。
楽器というものは、演奏するためには、大なり小なり練習が必要となる。
だが。中にはほとんど練習する必要がなく、すぐに演奏できる楽器もある。
今回取り上げるカズーという楽器は、練習しなくても初めての人でもすぐに演奏できるお手軽な楽器のひとつ。
しかも値段は安いし、小さいからかさばらないし。
私が以前自主制作アルバムを作った時、アルバムでは導入しなかったが、ライブでは1~2回だけ使ったことがある。
弾き語りなどでは、曲の途中でハモニカを入れたい時にハモニカホルダーを使うことがあるが、カズーはハモニカホルダーに装着することができる。
ハモニカホルダーにハモニカを装着するかわりにカズーを装着するのだ。
だから、弾き語りする人は問題なくライブでも使用できる。便利な楽器なのだ。
普段ハモニカを利用している弾き語りミュージシャンが、たまにバリエーションとして、ハモニカの代わりにカズーを使えば、他のレパートリー曲とは違った効果を出せると思う。
効果的には、ちょっとコミカルな味を出せると思う。
ちょっと見では、おもちゃのようにも見える。
だが、使ってみると、音色的にも存在感的にも、けっこう効果的。
曲の途中で使うと、けっこう効果的。ただ、お手軽な楽器でありながらも、特徴的な音なのて、使いどころは案外難しい。
あらゆる曲で使えるという感じではない。
あくまでもアクセント的に使いたい。
この楽器に似合った曲で、さらに曲の中でピンポイント的なパートで使いたい楽器。それが私なりのカズーの位置づけになっている。
値段的にも、前述の通りお手軽値段。
500円前後から、高くても2000円位内で買える。
ざっと調べた感じでは、値段幅はそれくらい。
まあ、詳しく調べたらピンキリあるのかもしれないが、少なくとも個人的にはあまり高価な印象はないかな。
楽器が弾けない人でも、ちょっと使い方を覚えれば、いきなりセッションの中に入ることが可能だろう。
口でメロディーの断片を歌える人なら、すぐに使えると思うので、未体験の方て興味がある方は、機会があれば試されてみてはいかがだろうか。
これを吹く時、「トゥトゥトゥ」と口ずさみながら息を入れて鳴らすように吹くと、音は出やすいかもしれない。まあ、使い方や吹き方は人それぞれだとは思うが。
ちなみに私がカズーを人前で初めて使ったのは、弾き語りとして長年のブランクの後に…それは15年〜20年ぶりだったろうか…人前で演奏した時で、ブランクがあったぶんだけかなり緊張していたのを覚えている。しかも1曲めでいきなり使ったはず。
インパクトが欲しかったのだと思う。
確かその時に歌った曲は、「惚れたら最後」という自作曲だったと思う。
ちょっとエノケンさんっぽいメロディーを持った曲だった。
ともあれ、カズーは楽器をまったく弾かない人でもすぐに演奏てきるようになるであろう、手軽な楽器だと思う。
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