JAZZマンの夫と黒ラブと私(バニラママ)

クスクスからアハハまで。
一人娘のバニラーネが3年半の仏語学留学でパリから帰国 驚くことにカメラマンになっていた 

もう、二度とイヤっ!

2006-05-24 19:10:33 | 日常

以前も親戚の家の近くの夫婦喧嘩の話しをしましたが

 http://blog.goo.ne.jp/baniramama/e/4d38326420b979efa911cd6fed91ce5d

 

今回は、その親戚の家の反対側のお隣さんのコトです 

 

この家でも夫婦喧嘩が派手でした

ご夫婦(50代後半らしい)息子さん(30代らしい)の3人のご家族です。

夜遅くなって喧嘩が始まったんです。

 

 

いきなりご主人の怒鳴り声・・意味不明・・・

ギョっとして さすがの私も目が覚めますが、コワくて目覚めが悪い

それからは眠りたくても妨げられます。

 

おじさん「おんどりゃ~~ぁ わしをなめとんのかぁ

・・・・無言・・・・・沈黙の間があり、その後

鈍い音だけが響きます。

 

私のドキドキは右肩上がり

そのウチ廊下を走り回る音、何かがたたきつけられる音、壊される音。

ここでも又私はシクシクし出します。

 

・・・しばらくの間、音はしなくなります。

 

エッ! どうなっちゃったの?

私、貧血起きそうよ。


 


警察を呼んだ方がいいのかしら・・・

・・・勇気を出して窓を少し開けてみます。

 

な、なんと 窓から奥様が窓から出て来ています、
手すりにつかまり 降りようとしています。
でもそこは2階です。とてもふつうには降りられません。
そう思っているうちに 奥様は手すりにつかまり身体は外に出てしまいました。
両手で窓枠につかまってぶら下がっています。
手を放したら地面にたたきつけられてしまいます

 

わぁーたいへんだぁ 警察を呼ばなくっちゃ、救急車も・・・

 

あまりの恐さに

髪の毛が逆立ってしまいそう。

 

ミシミシ・・グシャ・・・ズズズーザザー・・バタン、ドスン!!!


軒先とか植木とかにぶつかりながら地面に着陸したようです

 

 

あ゛ーーもーやだぁ・・・コワいよぅ・・・骨を折ったかもしんない

 

所どころ街灯がともる中に向かって、

奥様はよろよろ走って逃げて行きます。

 

親子ふたりは音を聞きつけました

やべーっ ヤツは逃げたぞ、捕まえろっ!」

無言で、しかし機敏に追いかけます

 

 

これからもっとタイヘンなことが起こりそう

神経はズタズタ。

 

私は見ていることが悟られてしまうとコワいので、手で口を押さえて泣きじゃくります

もう警察どころじゃありません。身体が動きません

 

窓の下でうずくまって動悸を抑えるわたし。


 

しばらくすると 又、下の方でいやな気配がしてきました

奥様は二人に両脇をつかまれ逮捕されてきたんです

足を怪我しているようです。

ウチの中へ放り出されてそれっきり・・・・

 

ココまで来ると 神経が麻痺してぼーっとしてしまう

それなのにほとんど眠ることさえできません

泣き疲れてうとうとしてたら、空が白んできました

 

家ではみんな気が付いていなかった
私はもう泊まりには来ないと言い
さんざんな目に合ったことを話す。

 

それから数時間後、

庭先に居た所ゴミ出しに出てきたご夫婦にばったり出くわした。

 

ニコニコしてる!

 

えっ、大丈夫だったのぉ? と思いながら見詰めてしまう

 

夢だったの?・・・そんなぁ・・・・あたしどうかしちゃった?

 

奥様は足をほんのちょっとだけひきづってご挨拶 

何事もなかったような明るいお顔

 

大丈夫だったんだぁ、とホッとする。



こちらは泣きはらした目をして・・・・

・・・・見た目では私の方が辛い思いをしたみたい。

 

いったい ナンだったんだ~~~ぁ


 

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コメント (6)
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