筋書きのないドラマ、筋書きのあるドラマ

ロッテ戦を中心に、野球を好き勝手な視点から見るブログ

上地雄輔 in 「セレブと貧乏太郎」

2008-10-15 17:22:34 | ドラマ

サービスシーンでしょうが、子供相手にノックをする上地くん。さすがに堂に入ってました。でも右打席。ご飯食べるシーンでお箸は左に持っていたので、てっきり左打ちかと思ったんだけど、違うのね。

もっと野球のシーンが見たかったな。できれば本職のキャッチャーで……でも顔が見えなくなっちゃうか。

今回が、たぶん初の大役でしょう。脚本も、かなり上地くんの魅力に合わせて書かれている気がする。元野球部という設定、貧乏だけど明るく元気、わめいて走り回って。

ストーリーはあまり期待してなかったけど、割に楽しめた。細かいとこは適当に見過ごすとして。

今まで「ランチの女王」とか「ハケンの品格」とかにも出ていたらしいが、見ていたはずなのに覚えていない。あまりインパクトのない役だったんだろう。今回の大抜擢、一生懸命なのが伝わってくる。

同時期に放送の連ドラ「スクラップティーチャー」も結構出番多くない? 大河ドラマにも今後出演があるそうだし、大忙し。ちょっとお疲れ気味な感じもしたので、壊れちゃったりしませんように。


緒形拳さん 大好きでした

2008-10-10 17:45:14 | ドラマ

亡くなったというニュースを聞いてから、相当な時間呆けていたと思う。数日が経った今でもそうだ。それほどに好きな役者さんだった。

そうは言っても、「復讐するは我にあり」「楢山節考」「砂の器」「太閤記」などの、緒形さんの代表と言われる作品は見ていない。

それでも、一体どのくらいたくさんの作品で緒形さんを見たかわからない。代表作としてあげられていないものでも、惹きつけられるのに充分な魅力がいっぱいだった。

例えば大河ドラマなら長い一年の間、中だるみするような時期に「でも緒形拳が出てるから見よう」と思ったりしたものだ。主役でも脇役でも、緒形さんの存在感はキリリとドラマをしめ、面白くしていたと思う。どうしたって目がいかずにはいられなかった。

切れすぎて怖い武将役でも、昼行灯な家老でも、浮気性な父親でも、一風変わった政治家でも、非情な医者でも、力の抜けた上司でも、オッサンになっても、おじいちゃんになっても、愛嬌があった。何だか憎めなくて、かわいげがあって、人懐こい笑顔がとても素敵だった。

残念です。ご冥福を祈ります。