息子の学校で、50年前に小学生達が絵を保管したタイムカプセルが掘り出される。当時から見た未来の絵のはずが、息子が受け取ったのは謎の数字の羅列。大学教授のジョン(ニコラス・ケイジ)はそれが大惨事の起きた日時と座標であることを解読してしまうが、その中には未来の数字もあり……
みんなが楽しそうに絵を描いている中で、ただ一人一心不乱に数字をひたすら書き付ける不気味な女の子 華々しい創立記念の式典で、彼女は持っていた風船だけ残して消える。体育館の倉庫で、その女の子は指を血まみれにして何か書き付けていた――。
その導入部分だけで、何なの? 何が起こってるの? とグッと惹きつけられる
更に、その女の子の書いた数字の謎は何? となり、それが事実として突きつけられて、さて今後は? と次々気になっていく
正直、前日寝不足だったので眠ってしまうかと心配だったが、それどころじゃなかった 緊迫感と迫力に溢れ、非常にテンポ良く展開していくのだ
ニコラス・ケイジは、本来なら生理的にあまり好きではないタイプ(^^;) だけどこの人、何故か気になる人なんだよね どうも出演していると観たくなる。アクションの肉体派でも、知的なひ弱男でも様になる。彼の出演作品で特に好きなのは「ザ・ロック」。
今回は、大学教授のシングルファーザー。息子の生意気に閉口したりもするが、守るために奔走。更にはそれが人類を守る使命に……となるかと思ったら、あらら。ららら……
ミステリー? サスペンス? ホラー? と思ったらSF? 結局かけずり回ったニコラスは何だったの。何の役に立ったの……彼の役割は一体……。ちょっと可哀想だった、というのが正直な感想。
でも不満というわけじゃない 結末が良いとか悪いとかより、そこまで行く過程から目を離せなかった、ということで、楽しめた映画でした
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