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『エマーソン・レイク&パウエル』(エマーソン・レイク&パウエル)

2024-10-29 14:20:18 | albums

エマーソン・レイク&パウエル Emerson Lake & Powell

【歌・演奏】
  エマーソン・レイク&パウエル/Emerson Lake & Powell

【リリース】
  1986年6月2日

【録  音】
  1985年~1986年
   メイスン・ルージュ(イングランド ロンドン)
   フリートウッド・モバイル(イングランド サセックス州)
  
【プロデューサー】
  トニー・タヴァナー/Tony Taverner
  グレッグ・レイク/Greg Lake

【エンジニア】
  トニー・タヴァナー/Tony Taverner

【レーベル】
  ポリドール/Polydor Records

【収  録  曲】(☆=シングル④⑦)
  side : A
   ① ザ・スコアー 9:10
     The Score(words : Greg Lake music : Keith Emerson)
   ② ラーニング・トゥ・フライ 3:52
     Learning to Fly(words : Greg Lake music : Keith Emerson)
   ③ ザ・ミラクル 7:02
     The Miracle(words : Greg Lake music : Keith Emerson)
  side : B
  ☆④ タッチ・アンド・ゴー 3:35
     Touch and Go(words : Greg Lake music : Keith Emerson)(traditional English folk song「Lovely Joan」 adaptation : Keith Emerson)
     ※1986年6月9日リリース 1986年週間シングル・チャート US60位
   ⑤ ラヴ・ブラインド 3:08
     Love Blind(words : Greg Lake music : Keith Emerson)
   ⑥ ステップ・アサイド 3:42
     Step Aside(words : Greg Lake music : Keith Emerson)
  ☆⑦ レイ・ダウン・ユア・ガンズ 4:20
     Lay Down Your Guns(words : Greg Lake & Steve Gould music : Keith Emerson)
     ※1986年8月25日リリース(US)
   ⑧ 火星-戦争をもたらすもの 7:53
     Mars, the Bringer of War(music : Gustav Holst adaptation : Emerson Lake & Powell)
        
【録音メンバー】
 ◆エマーソン・レイク&パウエル
   キース・エマーソン/Keith Emerson(Keyboards)
   グレッグ・レイク/Greg Lake(bass, guitars, vocals, production)
   コージー・パウエル/Cozy Powell(drums, percussions)

【チャート】
  1986年週間アルバム・チャート  アメリカ(ビルボード)23位 イギリス35位 日本19位 オーストラリア87位

【メ  モ】
 ・エマーソン・レイク&パウエルのファースト・アルバム。バンド唯一のスタジオ・アルバムである。
 
 ・アルバムからのファースト・シングル④「タッチ・アンド・ゴー」は、1986年7月19日付のビルボードで最高60位を記録した。この曲のメインのシンセサイザー・パートは、イギリスのフォーク・ソング「ラヴリー・ジョーン」をベースにしている。

 ・⑧「火星-戦争をもたらすもの」は、イギリスの作曲家グスターヴ・ホルストの組曲「惑星」の「火星-戦争をもたらすもの」を改作したものである。なおこのホルストの「火星」は、グレッグ・レイクがキング・クリムゾン時代の最期に参加したアルバム「ポセイドンのめざめ」に収録されている「デヴィルズ・トライアングル」でも使われている。


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エマーソン・レイク&パウエル

2024-10-29 08:44:42 | band

エマーソン・レイク&パウエル Emerson Lake & Powell


【活動期間】
  1985年~1986年

【メンバー】
  キース・エマーソン/Keith Emerson(Keyboards)
  グレッグ・レイク/Lake(bass, guitars, vocals)
  コージー・パウエル/Powell(drums, percussions)


【バンドの歴史】
 1970年代に世界的な人気バンドとして活躍したエマーソン・レイク&パーマー(EL&P)は、1979年に活動を停止し、1980年2月に解散した。
 解散後、キース・エマーソングレッグ・レイクはソロ活動を開始。カール・パーマーは自己のバンド「PM」を結成してアルバムを1枚発表したのち、「エイジア」の結成に参加する。

 1984年、エマーソンのソロ・プロジェクトに対して、セールス面を考慮したレーベル側がEL&Pの再結成を提案した。これを受けてエマーソンとレイクはEL&P再結成について話し合うようになり、レイクは再結成に同意する。しかし、当時のパーマーはエイジアでの成功を手にしており、エイジアとしての活動に集中したいという意思が固く、エイジアに対する契約上の義務もあって、EL&Pの再結成は実現しなかった。
 このため同じく「P」の頭文字を持つサイモン・フィリップスに声をかけたが、フィリップスも多くのセッションを抱えていたため、加入には至らなかった。ほかにもイアン・ペイスにオファーを送ったが、ペイスはディープ・パープルの再結成に参加した直後であり、それには応えられなかった。最終的に正式に加入したのは、1970年代からエマーソンと親しく交流していたコージー・パウエルであった。
 こうして1985年に「エマーソン・レイク&パウエル」の布陣が整い、同年終盤にはアルバムの制作を開始するのである。

 エマーソンはこのバンドを「EL&Pの再結成」と公言していたが、パーマーはそれには同意せず、エマーソン・レイク&パーマー以外のバンドが「ELP」または「EL&P」という省略名とELPのロゴを使用することの禁止を求める訴訟を起こした。裁判はパーマーが勝訴し、新たなバンドは「エマーソン・レイク&パウエル」と名乗ることが認められた。しかし同時に、エマーソン・レイク&パウエルのことを「ELP」または「EL&P」と呼ぶことはできなくなった。ただし、エマーソン・レイク&パウエルは、ライヴではエマーソン・レイク&パーマーの作品も演奏している。

 1986年7月、ファースト・アルバム「エマーソン・レイク&パウエル」がリリースされ、ビルボード最高23位のスマッシュ・ヒットを記録した。
 同年8月15日から11月2日まではアメリカ・ツアーを行ったが、ツアーに対しては賛否両論が起こり、バンドはマネージメントを解雇した。ツアーを終えたのちにパウエルが脱退したため、エマーソン・レイク&パウエルは解散した。

 その後パーマーがエイジアから脱退したことにより、は再び「エマーソン・レイク&パーマー」の再結成の計画が持ち上がったが、間もなくレイクが離脱したため、エマーソンとパーマーはロバート・ベリー(bass, guitar)を加えて「3(スリー)」を結成する。
 パウエルは1988年にブラック・サバスに加入。
 オリジナル・メンバーによるエマーソン・レイク&パーマー再結成は、1991年まで時を待つことになる。


【ディスコグラフィ】(☆=ライヴ・アルバム ★=コンピレーション・アルバム)

 <アルバム>
  1986年 エマーソン・レイク&パウエル/Emerson Lake & Powell
 ★2003年 ザ・スプロケット・セッションズ/The Sprocket Sessions
 ☆2010年 ライヴ・イン・コンサート/Live in Concert
 ★2012年 Live in Concert & More ※2CD combining「The Sprocket Sessions」&「Live in Concert」
 ★2024年 The Complete Collection ※3CD combining「Emerson Lake & Powell」,「The Sprocket Sessions」&「Live in Concert」

 <シングル>
  1986年 Touch and Go(US60位)
  1986年 Lay Down Your Guns

【メンバー変遷】
#1 1985~1986
    キース・エマーソン(Keyboards) ex. Emerson Lake & Palmer →3
    グレッグ・レイク(bass, guitars, vocals) ex. Asia →Emerson Lake & Palmer
    コージー・パウエル(drums, percussions) ex. Whitesnake →Black Sabbath


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ジンジャー・ベイカー ソロ・アルバム 1980~1989

2024-10-29 00:21:26 | albums

フロム・ハンブル・オレンジ From Humble Orange



【歌・演奏】
  ジンジャー・ベイカー & バンド/Ginger Baker & Band

【リリース】
  1982年

【録  音】
  Idea Recording(イタリア共和国ロンバルディ州ミラノ)

【プロデューサー】
  スティーヴ・ジェームス/Steve James

【エンジニア】
  スティーヴ・ジェームス/Steve James
  ピノ・ヴィカリPino Vicari

【レーベル】
  CGD/CGD (Compagnia Generale Del Disco)

【収  録  曲】
  side:A
   ① The Eleventh Hour 3:14
     (words & music : Ginger Baker)
   ② Too Many Apples 3:33
     (words & music : Douglas Brockie)
   ③ It 3:03
     (words & music : Ginger Baker) 
   ④ Under the Sun 4:37
     (words & music : Douglas Brockie)
   ⑤ On the Road to Grandma's House 3:40
     (words & music : Ginger Baker)
  side:B
   ⑥ The Land of Mordor 5:08
     (words : John Tolkien  music : Ginger Baker)
   ⑦ This Planet 3:26
     (words & music : Douglas Brockie)
   ⑧ Sore Head in the Morning Blues 5:43
     (words : Ginger Baker music : Douglas Brockie, Karl Hill) 
   ⑨ Wasting Time 3:10
     (words & music : Ginger Baker)
   ⑩ Lament 0:17
     
     
【録音メンバー】
  ジンジャー・ベイカー/Ginger Baker(drums, percussions, keyboards, vocals)
  ダグラス・ブロッキー/Douglas Brockie(guitars, lead-vocals)
  カール・ヒル/Karl Hill(bass, vocals)
  クリス・ジェント/Chris Gent(tenor-sax)

【チャート】
  1982年週間アルバム・チャート  圏外

【メ  モ】
  ジンジャー・ベイカーのソロ・アルバムである。名義は「ジンジャー・ベイカー&バンド」。
  ブルージーなロック・アルバムである。


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ホーシス・アンド・トゥリーズ Horses & Trees



【歌・演奏】
  ジンジャー・ベイカー/Ginger Baker

【リリース】
  1986年1月6日

【録  音】
  1985年9月~11月
  クアド・スタジオ/Quad Recording Studio(アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市)
  パワー・ステーション/Power Station(アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市)
  エヴァーグリーン・スタジオ/Evergreen Studio(アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市)

【プロデューサー】
  ビル・ラズウェル/Bill Laswell

【エンジニア】
  ロブ・スティーヴンス/Rob Stevens(Evergreen Studio)
  ジェイソン・コーサロ/Jason Corsaro(Power Station)
  ロバート・ムッソ/Robert Musso(Quad Studio)

【レーベル】
  セルロイド・レコード/Celluloid Records

【収  録  曲】
  side:A
   ① インターロック 4:55
     Interlock(Bill Laswell, Daniel Ponce, Nicky Skopelitis, Foday Musa Suso)
   ② ダスト・トゥ・ダスト 5:29
     Dust to Dust(Bill Laswell)
   ③ サトウ 5:20
     Satou(Bill Laswell, Foday Musa Suso, Aïyb Dieng)
  side:B
   ④ アンカット 6:48
     Uncut(Bill Laswell, Daniel Ponce, Nicky Skopelitis, Foday Musa Suso, Ginger Baker)
   ⑤ マウンテン・タイム 6:04
     Mountain Time(Ginger Baker, Aïyb Dieng)
   ⑥ マクタ 5:34
     Makuta(Ginger Baker, Aïyb Dieng, Bill Laswell, Foday Musa Suso)
     
【録音メンバー】
  ジンジャー・ベイカー/Ginger Baker(drums)
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  アイーヴ・ディエン/Aïyb Dieng(talking-drum①③④⑤⑥, bells①③④⑥)
  フォデイ・ムサ・スソ/Foday Musa Suso(dousongonni [harp] ①④, kalimba③⑥, nyanyer③⑥)
  ダニエル・ポンセ/Daniel Ponce(bata①②④, bells①③④⑤)
  ナナ・ヴァスコンセロス/Naná Vasconcelo(berimbau③⑥, cuica③⑥, shaker③⑥, voice③⑥)
  ニッキー・スコペリティス/Nicky Skopelitis(12strings-guitar①②④⑥, 6strings-guitar①)
  ビル・ラズウェル/Bill Laswell(bass①②④, 6strings-bass②, slide-guitar②)
  バーニー・ウォーレル/Bernie Worrell(organ①②④)
  ロバート・ムッソ/Robert Musso(organ⑥)
  ラクシュミナラヤナ・シャンカール/Lakshminarayana Shankar(violin①②④)
  グランドミキサー D.ST/Grandmixer D.ST(turntable③)

【チャート】
  1986年週間アルバム・チャート  圏外

【メ  モ】
 ・ジンジャー・ベイカーのソロ・アルバム。
  ベイカーとビル・ラズウェルのコラボレーション的性格を持つボーダーレス・アルバムで、全曲インストゥルメンタルである。
  録音に参加しているのは、おもにラズウェルと繋がりのあるミュージシャンである。


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アフリカン・フォース African Force



【歌・演奏】
  ジンジャー・ベイカー/Ginger Baker

【リリース】
  1987年

【録  音】
  Jazzhaus Cologne(percussions & drums, Live recorded ドイツ連邦共和国ケルン市)
  Burberg Studio(other instruments ドイツ連邦共和国イゼルローン市)

【プロデューサー】
  ヤン・カズダ/Jan Kazda

【エンジニア】
  Ansgar Ballhorn(Jazzhaus Cologne)

【レーベル】
  ITM Records

【収  録  曲】
  side:A
   ① ブレイン・ダメージ 4:49
     Brain Damage(Jan Kazda & Ginger Baker)
   ② ソコト 5:03
     Sokoto(Jan Kazda & Ginger Baker)
   ③ アンソウマニア 6:03
     Ansoumania(Jan Kazda & Ginger Baker)
  side:B
   ④ アドア 6:17
     Adoa(Jan Kazda & Ginger Baker)
   ⑤ アフリカン・フォース 12:43
     African Force(Jan Kazda & Ginger Baker)
     
【録音メンバー】
  ジンジャー・ベイカー/Ginger Baker(drums)
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  Wolfgang Schmidtke(soprano-sax, tenor-sax)
  Ludwig Gotz(trombone)
  Jan Kazda(bass, guitar, keyboards)
  Francis Mensah(percussions)
  Ampofo(percussions, voice①②③④)
  Ansou Mana Bangoura(percussions, voice①②③④)
  J. C. Commodore(percussions, voice①②③④)

【チャート】
  1987年週間アルバム・チャート  圏外

【メ  モ】
  ジンジャー・ベイカーのソロ・アルバム。


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ノー・マテリアル No Material



【歌・演奏】
  ノー・マテリアル/No Material

【リリース】
  1989年

【録  音】
  1987年3月28日 ミューレ・フンツィケン/Muhle Hunziken(スイス連邦ベルン州ルビゲン/Rubigen, Switzerland)

【レーベル】
  ITM Records

【収  録  曲】
  side:A
   ① Dishy Billy 11:39
     (Ginger Baker)
   ② Skin the Pizzle 15:32
     (Sonny Sharrock)
   ③ Oil of Tongue 10:29
     (Nicky Skopelitis)
   ④ One in the Bush is Worth Two in the Hand 16:39
     (Peter Brötzmann)
     
【録音メンバー】
 <ノー・マテリアル>
  ペーター・ブロッツマン/Peter Brötzmann(sax)
  ソニー・シャーロック/Sonny Sharrock(electric-guitar)
  ニッキー・スコペリティス/Nicky Skopelitis(electric-guitar)
  ヤン・カズダ/Jan Kazda(bass)
  ジンジャー・ベイカー/Ginger Baker(drums)

【チャート】
  1989年週間アルバム・チャート  圏外

【メ  モ】
 ・ジンジャー・ベイカー、ソニー・シャーロック、ニッキー・スコペリティス、ペーター・ブロッツマン、ヤン・カズダが組んだ「ノー・マテリアル」のライヴ・アルバムである。1987年3月28日にスイスのルビゲンにあるミューレ・フンツィケンで行われたライヴを収録している。
  ノー・マテリアルは1987年に解散するまで一週間に3回のコンサートを行った短命のグループである。ビル・ラズウェルの「マテリアル」「ラスト・イグジット」、ジンジャー・ベイカーの「アフリカン・フォース」、ドイツのバンド「ダス・フェルド」のメンバーが集結したフリー・ジャズ・グループである。バンド名は、メンバーが完全即興のコンサートを行ったという事実に由来したものである。


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