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ストレンジ・ブリュー

2024-10-23 14:46:41 | band

ストレンジ・ブリュー Strange Brew


【活動期間】
  1975年

【メンバー】
  クレム・クレムソン/Clem Clempson(guitar,vocals)
  グレッグ・リドリー/Greg Ridley(bass, vocals)
  コージー・パウエル/Cozy Powell(drums)


【バンドの歴史】
 1975年春のハンブル・パイ解散後に、クレム・クレムソンとグレッグ・リドリーがコージー・パウエルを誘って結成した新たなバンドが、ストレンジ・ブリューである。
 クレムソンは1960年代後半に「ベイカールー」を率いていたが、パウエルは1969年秋のごく短期間、その「ベイカールー」のメンバーだったことがある。
 3人とも「クリーム」をリスペクトしていたところから、バンドはその影響を受けたギター・トリオを目指していた。
 バンド名はクリームのレパートリーから付けられた。これはクレムソンとリドリーが1975年6月に受けた取材中(パウエルはカー・レースに参加するため欠席していた)に考えたものである。
 ところがリハーサルが始まった矢先、クレムソンが手首に大けがを負ってしまった。このためバンドは活動の停止を余儀なくされ、そのまま解散することになったのである。
 

 解散後、パウエルは1975年にリッチー・ブラックモア率いるレインボーのオーディションを受けて採用され、その後第2期レインボーを支えた。
 クレムソンはそのブラックモアの後任を探していたディープ・パープルのオーディションを受けたが採用されず、同年7月にスティーヴ・マリオット・オール・スターズに加入。
 リドリーも1975年8月にスティーヴ・マリオット・オール・スターズに参加し、再びクレムソンとバンド・メイトになった。
 

【ディスコグラフィ】
  レコード制作なし

【メンバー変遷】
#1 1975
   クレム・クレムソン(guitar, vocal)ex.ハンブル・パイ →スティーヴ・マリオット・オール・スターズ
   グレッグ・リドリー(bass, vocal)ex.ハンブル・パイ →スティーヴ・マリオット・オール・スターズ
   コージー・パウエル(drums)ex.コージー・パウエルズ・ハマー →レインボー


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『ストリート・ラッツ』(ハンブル・パイ)

2024-10-23 05:29:47 | albums

ストリート・ラッツ Street Rats

【歌・演奏】
  ハンブル・パイ/Humble Pie

【リリース】
  1975年2月

【録  音】
  1975年1月
  オリンピック・スタジオ(イングランド ロンドン)
  クリア・サウンズ・サウンド(イングランド エセックス州)
  
【プロデューサー】
  アンドリュー・ルーグ・オールダム/Andrew Loog Oldham
  スティーヴ・マリオット/Steve Marriott

【エンジニア】
  アラン・オダフィ/Alan O'Duffy
  ジョン・ハミル/John Hamill
  スティーヴ・マリオット/Steve Marriott

【レーベル】
  A&M レコード/A&M Records

【収  録  曲】(☆=シングル②)
  side:A
   ① ストリート・ラッツ 2:51
     Street Rats(Steve Marriott)
  ☆② ロックンロール・ミュージック 2:57
     Rock and Roll Music(Chuck Berry)
     ※1975年リリース US105位
   ③ 恋を抱きしめよう 3:21
     We Can Work It Out(John Lennon, Paul McCartney)
   ④ スコアド・アウト 2:46
     Scored Out(Steve Marriott, Clem Clempson)
   ⑤ ロード・ホグ 3:09
     Road Hog(Steve Marriott)
   ⑥ レイン 4:02
     Rain(John Lennon, Paul McCartney)
  side:B
   ⑦ ゼア・ティス 3:06
     There 'Tis(Steve Marriott, Clem Clempson)
   ⑧ ラヴメイカー 5:37
     Let me Be Your Lovemaker(Clarence Reid, Willie Clarke, Betty Wright)
   ⑨ カントリーマン・ストンプ 2:20
     Countryman Stomp(Clem Clempson, Greg Ridley, Tim Hinkley)
   ⑩ ドライヴ・マイ・カー 3:42
     Drive My Car(John Lennon, Paul McCartney)
   ⑪ クイーンズ・アンド・ナンズ 3:05
     Queens and Nuns(Humble Pie)
        
【録音メンバー】
 ◆ハンブル・パイ
   スティーヴ・マリオット/Steve Marriott(guitar, keyboards, harmonica, lead-vocals①③④⑤⑥⑦⑪)
   クレム・クレムソン/Dave "Clem" Clempson(guitars)
   グレッグ・リドリー/Greg Ridley(bass, backing-vocals, lead-vocals②⑥⑧⑨⑩)
   ジェリー・シャーリー/Jerry Shirley(drums②~⑪)
 ◆ゲスト・ミュージシャン
   メル・コリンズ/Mel Collins(sax)
   イアン・ウォーレス/Ian Wallace(drums①)
   ティム・ヒンクリー/Tim Hinkley(keyboards)

【チャート】
  1975年週間アルバム・チャート  アメリカ(ビルボード)100位 イギリス 圏外 カナダ98位

【メ  モ】
 ・ハンブル・パイの8作目のスタジオ・アルバム。ハンブル・パイは、この作品をリリースしたのち、解散する。
 ・①「ストリート・ラッツ」は、スティーヴ・マリオットが自分のソロ・アルバムに収録するつもりで録音した曲である。イアン・ウォーレスやティム・ヒンクリーが参加している。
 ・アルバムの録音場所は、オリンピック・スタジオと、マリオットの自宅スタジオであるクリア・サウンズ・サウンド。
 ・ビートルズの曲を3曲(③⑥⑩)カヴァーしている。⑥「レイン」のリード・ヴォーカルは、マリオットとグレッグ・リドリーが分け合っている。なお②「ロックンロール・ミュージック」はチャック・ベリーの作品だが、ビートルズもカヴァーしている。
 ・アメリカでは8週にわたってビルボード200入りし、1975年5月24日付で記録した100位が最高位であった。



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