マイロの幼馴染の
ブッチことS部長が
15歳と4か月の天寿を全うしました
ブッチは私がこれまでに見かけたラブラドールの中では
ダントツに大きなワンコでした
マイロとの出会いはマイロがまだ7か月の頃
初夏の晩に高校生だった娘のお迎えに町へ行き、
待っている間に散歩をしていて信号待ちのブッチに出会いました
初めて逢った瞬間から仲良く絡んで楽しそうでした
週末には〇〇公園か△△草原でフリスビーをしている
その情報を頼りに
娘と私とマイロはストーカーのごとくに
ブッチファミリーを探しました
偶然を装っての接近(笑)
でも、 ブッチと遊ぶマイロの楽しそうな様子を見ると
やっぱり会わせてあげたくて・・・
これは去年のシルバーウイークの写真です
これが最後になるかもしれないと思いつつ
万全を整えて北海道の故郷の町へ会いに行った時の写真です
本当にあれが最後になってしまいました(涙)
春には我が家の広大な牧草畑で
夏は清流川で
秋は枯葉の山にダイブしたり
冬はカンジキを履いて雪原で
毎週末一緒に過ごしていました
私がアキレス腱断裂の怪我をしたときは
歩けるようになるまでの2か月間
マイロを預かってくれたのもブッチファミリーでした
その後 私が引っ越して
仲良しワンコたちは別れ別れに・・・
横浜でマイロはイエローラブちゃんを見るたびに
それは切なそうに泣きながら後を追いました
見ず知らずの飼い主さんに
『どうされたのですか? 悲しそうに泣いて…』と
何度尋ねられたことか。
ブッチはブッチで
いつも遊んだ草原へ行っても
高い場所から入り口に向いて座ったまま
ずっとずっとマイロを待っていて
決して遊ぼうとしなかったそうです
白いワンボックスカーを見つけると
飼い主さんを引きずるように全力で追いかけたと。。。
ワンコの話で
飼い主さんに対する忠誠心はよく聞きますが
ワンコ同士の友情について
こんなにも強い絆があることに驚かされました
ブッチと別れてから
早いものでこの春で9年目
殆ど毎年 マイロを連れて北海道へ行き
ブッチとは再会させていました
お互いにとってかけがえのない存在であることは
シニア犬同志になっても変わることはありませんでした
ディディエは初めて会った時は
ブッチの大きさにしり込みしていましたが
すぐに優しいワンコであることが分かったようです
ブッチのいなくなった故郷に
マイロが行くことはもうないでしょう
次にブッチとマイロが遊ぶのは
虹の橋の向こうの草原なのでしょう・・・
14年間
仲良くしてくれたブッチファミリーのみなさん
ありがとうございました
ブッチ、
マイロが虹の橋を渡る時は
迎えに来てあげてね
ブッチの冥福を祈りつつ・・・
むしろ薄情な人の世より、犬の忠実さの方が
物言わぬだけに情があるかもね・・・。
マイロ元気をお出し! ママが悲しむよ・・。
仲良くしていたワンコたちが亡くなると
シニア犬の飼い主としては
明日は我が身で辛いです・・・
けど、マイロやディディエを残して
私が逝くことだけはないように留意しています。
マイロもチップくんが虹の橋を渡ったこと気が付いているかも。
虹の橋を渡って楽しくしているチップが語りかけてるかもしれません。
ご冥福をお祈り致します。
マイロいつまでも元気でいてね!
みんな年をとって会えなくなってしまうのですね。
自分も周りも年をとるにつけ、そんな事を想うことが多くなりました。
マイロが楽しい犬生を全うできるように、ともちんさん、お元気でいらしてください。
やはり家族一同かなりガッカリしました(泣)
親友犬の死は、嫌でもマイロとの残存時間を考えることになり
私も娘も次男も、特にマイロへの依存度は高いので
ペットロスは確実で廃人同様になりそうで怖いです。
ブッチくんの飼い主さんは最後の2ヶ月は介護で、大型犬だけに大変だったようです。
最後は腕に抱かれて遠吠えをして逝ったそうです。
秋にはお墓参りに行こうと思ってます。
私の牧場時代は仕事と子育てに追われ
自分が幸せかどうかを考えるゆとりさえない日々でした。
子供たちが大きくなってから迎えたマイロは
我が家で初めての室内犬なのです。
マイロがきて、ブッチファミリーと出逢い
私の生活の質は変わりました。
時間を作って野山を歩き、北海道の豊かな自然の移ろいを
もっと身近に感じるようになり、新しい発見に驚き…。
何年たっても『内地から来た嫁』として扱われていた疎外感とは無縁の
心許せる友達も出来たのです。
牧場での25年間を否定せず、北海道を好きでい続けはのはワンコたちのお陰かも…。