ピーターは、ローリーと一緒に生まれたお兄ちゃんです。妹のところで育ちました。
メリーが元気な時は、去勢してなかったピーターが追いかけるので、あまり連れてこられませんでした。
ローリーがメリーの死後、元気をなくしたので、妹がピーターを連れてくるようになりました。
2匹はとても仲良しで、元気のなかったローリーも少しずつピーターのおかげで、元気になりました。
年を取ってからは寒がるので、おそろいの洋服を着ていました。この時は、色違いで、オレンジがローリー、ピーターはブルーグレイの洋服を着ています。
2006年の4月に津和野や山口に行った時の写真を見て描きました。ローリーとピーターは14才。顔の白いのは白髪です。私は、56才。乳がんの手術後、少し髪が伸びてきたころです。
ピーターは、生まれてすぐのころは、とても穏やかで、のんびりしていたのですが、妹のところに行って、幼稚園児2人とその友達にもみくちゃにされ、かなりのタフマンになりました。環境で変わるとは、よく言ったものです。
2匹は、わが家に来ると、顔を突き合わせて、挨拶をし、そのあとは一緒に何か探しては遊んでいました。疲れると、2匹で、コロンと横になり、お互いくっついてお昼寝をしていたものです。今もその姿を思い出すと、かわいかったなあと、ちょっと涙腺が緩みます。
ローリーは16才になって1か月ほどで、ピーターは4か月ほどでかわいらしかった命を終えました。ローリーは、老衰のような感じで、ピーターは癌になって死にました。
命を終えるのは、犬もまたとても壮絶で、周りのものは何をしてあげたらよいか、わからないまま見ているだけという感じでいました。誰の命もずっと私の心に強い印象を残しています。
メリーとローリー、ピーター、みんなとても可愛い印象的な犬でしたから、もう次は飼えないねと、思っていたのですが、チャーリーがやってくるのです。犬は、私の人生の中で切っても切れない存在なのだと痛感しています。
犬のことを書くと、自分の生きてきた姿が少し見えるかと絵を描きました。あと1匹、チャーリーのことを書きますね。
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