乳がんの手術をして1年がたったころ、大分の友達が夫と一緒に遊びにおいでといってくれ、二人で出かけました。
その友達は、大学の時の1年先輩で、彼女のご主人は私の夫と友人だったので、時々会いに行ったり、時には私たちのところに訪ねてくれました。
本当につらいことですが、彼女は61才の時に、くも膜下出血で倒れ、5年後に亡くなりました。
いろいろなところに遊びに行き、楽しい思い出がたくさんありますが、これから彼女が子供たちから自由になるので、もっと楽しいこといっぱいしようねといっていたのでした。
彼女は繊細で、きめ細やかな人でした。私は、彼女の笑顔を今もはっきり覚えています。笑顔も少し控えめでしたが、優しい雰囲気がとても素敵でした。
たくさんの人と出会うけれども、いつまでも出会い続ける人というのは、とても少ないです。彼女は、私にとって、ずっと出会い続けた人だったと思います。
この時は、湯布院へ行き、素敵なレストランでケーキを食べたり、湯布院をぐるりと回ったと思います。もう20年ほど前のことで、記憶もあいまいなのですが。
この絵は、行きだったか帰りだったかに、下関のサービスエリアで写した写真を見て描きました。このころやっと髪が伸びてきていますね。
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