図書館から借りた沖縄の県産本3冊、明治大正昭和と時代が変遷する沖縄を描写した当時の写真で構成した1冊、神奈川生まれで沖縄に移住した著者が街中で開いた小さな古書店の成り立ちと現在を肩の凝らない筆致で描いた1冊、そして1609年の薩摩島津氏による琉球侵攻を考察した1冊。古書店の主が文面でも語っているが、県産本の出版は沖縄が全国でも突出している。何故か?考えてみよう。独特の文化、歴史、亜熱帯気候、植生、島嶼県、アジアへのゲートウェイ、沖縄を語るキーワードが如何に満ち溢れていることか。最近は視力が衰えて小さすぎる活字本は敬遠、写真集などは読みやすくて良い。さて、休みの日は寝そべっての読書もお勧め。