東京五輪・・コロナ禍の影響で今夏に開催されるか動きは微妙。大会の機運を盛り上げるべく聖火リレーが始まったが沖縄県。公道を走らず規模縮小、無観客で実施される見通しになった。それはそうでしょう、人口規模で全国でも高い陽性罹患率。三密を避けるためとはいえ、勿体ないことだ。沖縄県で選ばれたランナーが辞退した話は今のところない。走る人も見る人も人生一度きりが圧倒的に多い。かくいうオジサンは小学4年生の当時、那覇市内で聖火リレーを見学した。小学校は学年での応援だったか覚えていないが生徒たちは首里から大道へ抜ける坂道の沿道側について、その瞬間を見届けた。遠くからシュワシュワと音を立ててトーチを手に男性が坂を勢いよく駆け下りて来た。何名か追走していた、トーチからは白煙がたなびいて後ろへ延びていた。これが当時の東京五輪の聖火リレー初体験。感激して拍手したか小旗を振ったかなんて全く覚えていない。今回のリレーは沖縄でも開催だが、恐らく間近には拝見出来ないでしょう。大仰な言い方だが当時の光景が人生一度きりになった感があるね。春先に咲く沿道のオクラレルカは開花のピークが過ぎた。間もなくうりずん(若夏)。