本日、6月4日は昭和の歌姫と称された美空ひばりの命日・りんご忌。あぁ思い出す。かつて地元出身の演歌歌手が進行するラジオ週一1時間生放送の番組を担当していた縁で、ひばりの命日に京都嵐山の記念館に出向き、祭壇に花を手向けるという企画を旅行社の方が構想。番組で2泊3日のツアーを組み、参加者を募集したところ、年配のご婦人を中心に70名余りの参加者を得た。オリジナルの企画で少々高めの旅費ではあったが、生前のひばりの面影に出会えるということと、命日に花を手向けるというタイミングが功を奏したのかもしれない。バス2台をチャーターした一行、記念館ではりんごが好きだったというひばりの再現された楽屋や舞台衣装、パネル写真などに触れ、往時を偲んで頂いた。桂川に面した建物は観光客で賑わいを見せていた。やはり、ひばりの命日で注目されたのね。初日は京都の旅館に宿泊、そこに待っていたのは宴会場での歌手のワンマンショー・・オジサンは制作担当ながらカラオケをセットしたりと小間使いに徹した。参加者は歌手のファンも多く、恐らく夢のような一時を過ごせた筈。二日目は京都・大阪観光、オジサンはツアーの主催者なのに参加したおばちゃんたちに添乗員扱いされること暫し。清水寺を訪ね、太秦村では時代劇のアクション鑑賞。移動するバスの中ではカラオケを歌えとリクエストされ、揺れる車中で「夢舞台」を歌いました、ハイ。写真は文章と全く関係ない奄美大島北部、あやまる岬。