ウチナーンチュからすれば7月30日はナナサンマル、復帰後に全国でも沖縄だけの交通方法の変更が実施された日にちなんでナナサンマルと称された。当時、既に運転免許を有していたオジサンは左ハンドルの右側通行に慣れていたので、急な変更にとまどった。タクシーやバスのドライバーも同様で主要な交差点や幹線道路は渋滞や接触事故が絶えなかった。啓蒙のため「ナナサンマル音頭」が制作され、小学生の名嘉常安くんが歌った音頭はラジオやテレビなどメディアで流されたものだ。本日のラジオ番組でアンケートがあって、「左ハンドルを経験したことがありますか?」と言っていたが、若い世代は当然あずかり知らぬことだね。