べに~らんどの園長ブログ

 仙台八木山ベニーランドは、杜の都を代表する「なつかしいけど新しい」遊園地。社長の八木充幸が園長として書き込んでいます。

小野寺純一さんの描くベニーランド

2011年03月07日 14時10分37秒 | アトラクション
 画家の小野寺純一さんは、ベニーの画像やテーマソングが収録された、『昭和の情景』『続昭和の情景』や『懐かしのせんだいCM大百科』『宮城なつかしのせんだいCM大全集』の絵を描かれた方です。

 昭和30~40年代のなつかしい光景をとらえた作品を、数多く発表され人気を集めておられます。

 今回ご自身の思い出とベニーにある古いアルバムをもとに、新たに描いてくださいました。ご本人のご了解のもとに紹介させていただきます。

 まず開園時の「宇宙ロケット」。今はもうありませんが、当時の子どもたちにはこの絵のように宇宙に飛び出した気分だったに違いありません。

 

 青空と入道雲を背景にした観覧車は、初代のヒマワリをイメージしたもの。手前の斜面には「ベニーランド」が。今なら景観上NGですが、つけていた時代もあったのです。



 夕焼けのジェットコースターとベニータワー、これこそ郷愁を誘います。ベテラン社員たちもこれが一番心に残っていいと口をそろえます。

 今はないタワーは、初代観覧車ができるまでランドマークでした。今も残るジェットコースターの最初の落ち込み、実際はこんなにはありませんが、子どもたちの心象風景ではこうであったことでしょう。

 小野寺さんのタッチは、かつてのなつかしきベニーを髣髴(ほうふつ)させてくれます。皆さんも小野寺さんの展示会などでお目にされた際に、思い出に浸っていただけたら幸いです。
 
コメント
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