べに~らんどの園長ブログ

 仙台八木山ベニーランドは、杜の都を代表する「なつかしいけど新しい」遊園地。社長の八木充幸が園長として書き込んでいます。

不死身のフアフア「くじら」は13日まで

2014年01月11日 14時22分07秒 | アトラクション


 フアフア「くじらの水族館」は、2009年「パノラマぞうさん」のあとに設置されました。もともと「テレコンバット」の奥にありました。

 忘れもしない2011年3月11日の東日本大震災。停電でフアフアの空気が抜け、そばののり面がくずれましたが、最初の本震には耐え切りました。

 ところが強烈な余震が2~3回と続くうちに、いつの間にか夕方までにずるずると斜面に落ちていきました。人力で持ち上げられる重さではなく、またそれどころではない状況で放置せざるをえませんでした。

 もうだめもとで2週間後に取引先のユニック車に吊り上げてもらい、「ロッキンタグ」のそばにトランポリンと共に移設。テント会社になんとか修理してもらい、震災35日後に再開しました。最初の写真は移設直後、2枚目は5月の様子です。



 それから3年がんばってくれましたが、被災の痛手のせいでか本格的な修理が必要になってしまいました。まったく残念ですが、5年で見切りをつけざるを得ず、明後日の13日で不死身のくじらも引退です。

 3月の新シーズンにはオリジナルのリス型フアフアが後を引き継ぐ予定です。本当によくがんばってくれて感謝です。

 
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