おらっちの炙り焼き ~膳~

世の中を 斬ろうと思って 返り討ち・・・そんな人生 笑ってちょうだい!

【ライブ報告】「Big Night」なナイト♪(前編)

2006-12-30 22:31:26 | live
 今年も残すところあと明日1日だけ。

 「今年の汚れ、今年のうちに…」なんてCMがありますが、今年の汚れを来年に持ち越す勢いのおらっちです。超多忙月間、めでたく終了。


 ここ1週間ほど、携帯からはほぼ毎日記事をアップしていたんですが、こうしてパソコンから記事をアップするのは久しぶりですね。

 まあ、とにもかくにも忙しかった…。

 昨夜、江古田KEI-Ⅲで自身初のプロデュースライブをやったんですが、自分で企画して人を集めてライブをやるということがこれほどまでに大変なことだとは正直思ってもみませんでしたね。

 
 そんなおらっちのここ数日の状態を含め、今から書き綴りたいと思ってます。


 おらっちが普段、普通の会社に勤めているということはこのブログを毎日のようにご覧になっている皆さんにとっては周知の事実でしょうが、その仕事の性格上、クリスマス時期は半端なく忙しくなるんですね。

 で、おらっちは23日の祝日が休みで、それ以降はライブ当日の29日まで休みがない状態でした。

 ライブの仕込みが佳境に入ろうかというときに、全く休みがなかったわけです。

 当然、仕込み自体は継続しなきゃ間に合わないわけですから、自然と夜中にやることになるんですね。

 結局、クリスマスイブの24日から28日までほぼ毎日、3時間睡眠でした。


 ライブ前日の28日深夜にいたっては、午前4時まで仕込みをやって、4時間寝てライブ当日を迎えるというアリサマでした。結果、ギリギリ間に合ったんですけどね。


 そして、29日…


【午前8時 起床】
 ここ数日の疲れが一気に出てしまったのか、ライブ当日だというのに、朝から声が出ないという最悪な状態で起床。
 あったかいお茶や、蜂蜜を舐めたりして、なんとかリカバーしようと試みる。


【午前10時 ライブリハ】
 喉に不安を抱えたまま、ギターの矢口君とのリハーサルをするために、都内某所のスタジオに集合。午前10時から午後1時までの3時間押さえてある。
 上にも書いたが、おらっちも超多忙な時期を過ごしていたのだが、この矢口君も同じく多忙で、ライブ当日のリハが最初で最後のリハーサルとなってしまった。
 この3時間で、はじめてやる曲やカヴァー曲を完全にしなきゃいけないという、ものすごく切羽詰った状態になってしまっていたのだ。

 リハーサルが始まり、とりあえず新曲2曲とカヴァー曲を重点的に合わせる。

 矢口君も自身のステージの仕込みの傍ら、かなり練習してきてくれていて、思ったよりも早く理想の状態に近づく。

 ただ問題があるとすればおらっちの声。

 地声のトップノート(一番高い音)が上のA(ラの音)なんだけど、リハを一時間こなしても上のF♯(ファ♯)までしか出ない。その上、ピッチ(音程)が全くと言っていいほど安定しない。
 自分の頭の中で思い描いている音に微妙に届かない。
 そんなヤキモキした状態のまま、リハーサルは終了。


【午後1時過ぎ バス】
 スタジオがある場所から、ライブハウスがある西武池袋線江古田駅へ向かうため、バスに乗車。西武池袋線の最寄駅へと向かう。
 会場の入り時間は午後2時20分だったので、交通機関の状態によっては1時間以上かかるかなと思っていたのだが、ものすごく順調にバスも電車も動き、ものの30分ほどで江古田に到着してしまう。


【午後1時40分 吉野家】
 ライブハウス近くの吉野家で、本日1発目の食事をとる。
 おらっちは牛丼大盛りツユだく+生卵。矢口君は牛丼大盛り+味噌汁。
 食べ終わってもまだ時間に余裕があるが、とりあえず会場に行くことにする。


【午後2時 会場入り】
 会場スタッフの入り時間によっては、まだ開いていない可能性もあったが、運良く、スタッフはすでに会場入りし準備を始めようとしていた。
 予定よりも早く2人が現れたため、スタッフもびっくりしていたが、まあとりあえずはすんなりと楽屋に入り雑談。


【午後3時過ぎ リハ開始】
 当初の予定では、2時50分からリハーサルをスタートできる予定だったが、会場機材のトラブルが発生しその修理のため多少時間が押す。
 心配したが、ちゃんと音が出て一安心。
 手早くセッティングを済ませ、おらっちからリハーサルを開始する。

 ギターもOK。キーボードもOK。矢口君のエレキもOK。

 …おらっちの声、最悪。

 かすれているとかそんなレベルじゃなく、終わっている状態orz


 予定時間内にリハーサルを終え、おらっちは速攻で商店街のドラッグストアに向かい、風邪薬とトローチとユンケルを購入。


【午後6時 開場】
 自分のリハ終了後から、薬を買ったり、フライヤーをコピーしたり、取り置きチケットのリストを作ったり、薬を飲んだり、フライヤーとアンケートを準備したり、打ち合わせをしたり、他のアーティストのリハを眺めたり、色々と事務的な作業などをこなしながら時間は過ぎていった。

 トローチを買ったことは上に書いたが、1日の舐めていい量が6粒(服用は2時間おき)までと書いてあるにもかかわらず、1時間で6粒舐め尽くす。
 幸い、今、この文章を書いている時点でも何の影響もないから、多分大丈夫なんだろう…。でも、皆さんは使用上の注意をよく読んで正しく服用してください。

 そして、午後6時になり、いよいよ開場。

 お客さんの出足は若干遅めだったけれど、開演直前には結構な数のお客様がいらしていてほっと一安心。


【午後6時35分 開演】
 今回はおらっちのプロデュースライブということもあり、開演時間の押す・押さないの決定権はすべておらっちに委ねられていた。
 午後6時半が当初の開演時間だったのだが、一応5分だけ待ってみて、客席の埋まり具合が順調だったため、5分押しでトップバッターのSOLのステージにGOサインを出した。


 SOLはおらっちと同じソードミュージックに所属する、ヴォーカルPICOとギターmacotoによるユニット。

 昨日、会場でご覧になった方はお分かりかとは思うが、PICOちゃんの澄んだ歌声とmacoto君の奏でる素晴らしいギターがいい味を出している素晴らしいユニットだ。
 今回、このライブを開催するにあたって出演者を事務所で募ったところ、一番最初に手を挙げてくれたのがSOLだった。


 2番手は、ご存知矢口慎吾。

 おらっちのライブをご覧になった方は、ギタリストとしての矢口慎吾は知っていても、ソロシンガーとしての矢口慎吾をみるのは初めてという方も多かったかもしれない。

 しかしこの男、熱い。

 あっつあつのステージで会場をヒートアップさせてくれた!!


 3番手は、今日が初顔合わせの松本裕さん。

 ソードのアーティストではないが、KEI-Ⅲに「腕のあるアーティストを1人ブッキングして欲しい」とお願いしたところ、彼の名前が挙がったのだ。

 確かにギターも上手い。そして、声もいいし歌もうまい。何より、彼の作り出すメロディーがいい。

 おらっちは楽屋にこもって聴いていたのだが、彼の持っている素晴らしい才能にオーディエンスが敏感に反応している空気は十分に読むことが出来た。それくらい素晴らしいアーティストだった。また是非一緒にやりたいアーティストだ。人間的にも最高な人。


【午後8時40分 SHOW TIME♪】
 松本さんのステージが終わるまで、トータルで10分ほどの押し時間と、まあ、想定の範囲内でライブは進行している。

 楽屋のおらっちは、のど飴を舐めたりお茶を飲んだりトローチ8個目を口に入れたり、フリスクを一気に5粒口に含んだりと、考え付く色んな方法で、何とか声を元に戻そうと躍起になっていたが叶わず、衣装に着替え帽子をかぶり(そうそう、今回初めて帽子をかぶってみたよ)、いざステージへと上がる。

 もう、ここまで来たらあとはやるだけ。
 お客さんは立ち見が出るほどの超満員。
 
 セッティングを順調にこなし、午後8時40分、PA卓にGOの合図を送った…。


 〔セットリスト〕

 1・You can fly
 2・Give me one more chance
 3・スパイラル
 M C
 4・かわらずにそこにあるもの
 5・揺るぎない力で
 M C
 6・眠れぬ夜は君のせい
 M C
 7・The Stranger
 8・Go to paradise
 9・make it real
 アンコール
 10・HEY JUDE 


 曲の詳細は、明日の【大晦日スペシャル】へ続きます。お楽しみに!



 それじゃあまたね!バイバ~イ!!

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