太った中年

日本男児たるもの

IAEA批判

2012-04-10 | weblog

「核兵器のない世界へ、ともに努力を」 鳩山氏がイラン大統領に

イランを訪問している民主党の鳩山由紀夫元首相は8日午後、同国のアハマディネジャド大統領と会談した。国営通信によると、鳩山氏は「信頼関係の構築、国際的な法や規制を順守することは極めて重要だ」と指摘、「核兵器のない世界を実現するため、ともに努力すべきだ」と述べた。

アハマディネジャド氏は「イランは核兵器に完全に反対の立場」「核兵器のない世界を築くために努力することは必要不可欠だ」などと強調。13日に再開される国連安全保障理事会の5常任理事国にドイツを加えた6カ国との協議で「現実的な提案をする」と話した。

これに先立ち、鳩山氏は7日午後にイランのサレヒ外相と会談。サレヒ氏は、イランの核開発は平和利用が目的であり、その権利を放棄することは決してないと述べた。

(産経ニュース)

「鳩山氏がIAEA批判」とイラン大統領府発表

イランを訪問していた民主党の鳩山由紀夫元首相は8日、テヘランの大統領府でアフマディネジャド大統領と会談した。

大統領府は、鳩山氏が会談の中で、「国際原子力機関(IAEA)がイランを含む特定の国に二重基準的な対応をとっていることは不公平だ」と語った、と発表した。発言が実際にあったかどうかは不明だが、鳩山氏の訪問をIAEA批判や核開発活動の正当化に利用しようとするイラン側の意図をのぞかせた。

鳩山氏や大統領府によると、核問題をめぐるイランと国連安全保障理事会常任理事国にドイツを加えた6か国との協議について、鳩山氏が「国際社会の信頼を得るような結果を出す努力」を求めたのに対し、大統領は「現実的な提案がある」と語った。「提案」の内容は明らかにされていない。

(読売新聞)

鳩山さんのイラン訪問に否定的な人は「そらみたことか、やっぱりイランに利用された」とほくそ笑む。

当然ながら鳩山さんは読売新聞のねつ造だと抗議した。では何故イランはIAEAを批判しているだろうか。

「IAEA天野事務局長は、特定の国の影響下にある」

オランダ駐在のガリーブアーバーディー・イラン大使が、「IAEA・国際原子力機関の天野事務局長は一部の大国の影響下にあり、技術的・法的な側面を持たない意見を述べている」と語りました。

ガリーブアーバーディー大使は、オランダの日刊紙のインタビューで、「残念ながらIAEA定例理事会は政治的な組織に、IAEA事務局長もまた政治的な役職に変わってしまった」と語りました。

また、「イランの核開発に関して、天野事務局長が2011年11月の報告で主張した内容は、アメリカの情報機関の報告に基づいたものであり、IAEA独自の報告ではない」と述べました。

さらに、イランへの追加制裁について、「イランは30年以上もの間、さまざまな制裁、特にアメリカからの制裁に直面してきたが、そのような制裁にもかかわらず、多くの成長や進歩を続けてきた」と語りました。

ガリーブアーバーディー大使はイランに対するシオニスト政権イスラエルによる脅迫について、「この政権は中東地域の脅迫・侵略行為の元凶であり、何らかの措置が講じられるとすれば、それはイスラエルに対するものとなるべきだ」と強調しました。

(イラン・ラジオ)

特定の国とは勿論アメリカ、これはウィキリークスが暴露した。

イランは核開発に関して、「天野事務局長はアメリカ情報機関の手先だ」と非難しているワケだ。

日本の場合、アメリカ情報機関の手先なら天下の読売新聞がそうだ。

であるからアメリカはIAEAとマスコミを使い日本の原子力をコントロールしていることがわかる。

今回、鳩山さんの対米自立、独自外交を高く評価したい。ではまた。


占領下の憲法

2012-04-09 | weblog

「占領統治のため作られた憲法は無効、破棄し作り直しを」石原知事、陸自第1師団50年式典で訴え

多くの部隊が東日本大震災の被災地支援に就いた陸上自衛隊第1師団の創立50周年記念式典が8日、東京都内の練馬駐屯地であり、来賓の石原慎太郎都知事は祝辞で、危険地域でも自衛隊の武器使用が限定される現状などを批判した上で「敗戦後の占領統治のために作られた憲法が独立後もまだ続き、その拘束のなかで国を守る軍隊が自由に行動できない。こんなものは無効で破棄し、みんなで新しい憲法を即座に作ったらいい」と述べ、国全体で憲法について考え直すよう来場した人々に訴えた。

石原知事は「戦後、大きな危機にさらされずにきたが平和の毒にも侵され、物の考え方が安易になった。自分で国を守る気概がない民族が栄えたことはない」と指摘し、「国家の基本法である憲法を基本的に考え直さなくてはいけない。私たちが自衛隊に期待するなら国全体の意思でバックアップしなければ、体をはって戦う崇高な仕事にどうやって報いられるのか。自衛隊が火急のときに命がけで戦える大きな素地をみんなで志して作ろうじゃありませんか」と訴えかけた。

隊員約1400人、戦車など車両約140両による行進も行われ、石原知事は反怖謙一師団長とともに観閲した。

(産経ニュース)

石原閣下の正論。「占領下に制定された憲法は国際法上無効」。これは一九〇七年に締結されたハーグ条約に明記されている原則である。また、日本が終戦後に受諾したポツダム宣言にも日本国の統治形態は国民の「自由に表明せる意思に従う」という条項がある。従って昭和二十六年にサンフランシスコ講和条約が締結され、国際的に独立国として承認されたことを契機に、占領下に制定された憲法は無効であると宣言し、もう一度、大日本帝国憲法に戻って、それから新しい憲法を制定すべきであったのだ。ところが日本人は何もせず進歩知識人の護憲派が跋扈した。「護憲」と言うといかにも信念があるようだが、その実態は思考停止の馴れ合い感覚で、平和な現体制のままでいいではないかという無責任な考えが支配し、憲法の議論をすることさえタブー視された。石原閣下曰く「自分で国を守る気概がない民族が栄えたことはない」どころか亡びる可能性だってある。まずは改憲規定のハードルを下げることを目標にすべきだ。ではまた。


ツイスト・ダガー

2012-04-08 | weblog

Twisted Dagger Designed Specifically For Killing People

別にナイフマニアではないが上記を発見。タイトルが「殺人のため特別にデザインされた」となっているけど大袈裟だ。ツイスト・ダガーは、マイクロテック・ナイブズ社というナイフファクトリーの創設者Tony Marfioneがデザインしたもの。Tony Marfioneはたまに量産品ではないカスタムモデルを作っている。このナイフも昨年Tony Marfioneがカスタムナイフとしてプロトタイプを作り、その後に限定生産で量産品が作られた。プロトタイプは2,000ドル程度、量産品は800~1000ドル程で流通した。マニアのためのコレクターズアイテムだろう。

ではまた。


鳩はイラン、亀は離党

2012-04-07 | weblog

「鳩山氏、行くタイミングでない」 イラン訪問に前原政調会長

民主党の前原誠司政調会長は7日の読売テレビ番組で、鳩山由紀夫元首相のイラン訪問について「今は行くタイミングではない」と批判した。

元外相の前原氏は、核開発を進めるイランに対し欧米諸国や日本が圧力を強めようとしていることを踏まえ「微妙な時期でイランに利用されないことを願っている」と述べた。

一方、鳩山氏の訪問を許可した民主党の対応については「議員個人として行くのであり、民主党が派遣したのではない」と説明した。

亀井亜紀子氏「静香氏は、ごみは捨てろと」

国民新党からの離党を決めた亀井亜紀子参院議員は6日、連立残留を表明した自見庄三郎郵政改革担当相らについて「いつまでもあの6人相手に争っているのはバカらしいと考えている。(亀井静香氏から)ゴミは捨てろ、といわれた」と述べた。都内で記者団に語った。

(以上、産経ニュース)

鳩ポッポのイラン訪問は対米自立、独自外交つーことで評価できる。

亀ちゃんは代表のまま離党するワケだが、石原新党は期待できない。

ではまた。


F35の迷走

2012-04-05 | weblog

F35 国際スキャンダルに発展も 技術維持にも懸念 日本

開発の遅れと価格高騰が不可避となっている最新鋭ステルス戦闘機F35の調達をめぐる混乱は、カナダでの調達計画の不備が発覚したことで、日本や同盟国を巻き込んだ国際的スキャンダルに発展する気配だ。

「ひと言でいえば、F35開発・生産計画はスキャンダルであり、悲劇だ」

マケイン米上院議員は昨年12月、米国防総省の内部報告書で機体の亀裂が判明した際にこう述べ、製造元のロッキード・マーチン社に厳しい条件をつけるよう政府に求めていた。

こうした事態を受け、国防総省は3月30日、開発計画を2年延長して2019年以降に量産を開始することを明記した報告書をまとめていた。

今回、調達計画の不備が発覚したカナダは、イタリアなどとともにF35の共同開発国だ。7年間で65機の調達を予定していたが、開発の遅れと価格高騰から調達計画の見直しを進めていた。政府の会計検査が入るまで議会に虚偽申告していたことで、調達計画は抜本的な見直しを迫られそうだ。

一方、イタリアは当初の調達予定の131機から90機に修正。オーストラリアも調達見直しを決めている。米国自身も13~17年度までの5年間で179機分の先送りを決めており、日本を含む同盟国への波及は不可避とみられていた。

議会への報告という点でカナダ政府と同様の懸念を抱える日本政府は、防衛省の徳地秀士経理装備局長が2月13日付で、ケンダル米国防次官(調達・技術担当)代行宛てに書簡を送付。米政府に価格維持と納期の確約を求め、価格の高騰を理由に導入中止もあり得るとの政府の立場を伝えたが、明確な回答はまだない。

17年までに日本国内で最終組み立てした4機の引き渡しも条件だが、これも実現はほぼ不可能だ。

仮に最終組み立てが実現しても、高度な機密保持という米側の理由で、ブラックボックス化したレーダー部分に関与できず、「長年積み上げた日本の航空技術にピリオドが打たれる」(日本の防衛産業関係者)という懸念も指摘されている。

(以上、産経ニュース)

日本政府は16年度に4機、17年度に国内で最終組み立てした4機を導入するとしており、F35の日本への配備時期に一切変更はない」(田中直紀防衛相)と調達計画の見直しは行わない考えだ。だが、田中氏は米側の決定後、神風英男防衛政務官を派遣し米側に詳しい事情を聴く予定だったにもかかわらず、「日程調整がつかない」(日米関係筋)と訪米を白紙に戻すなど混乱は隠しきれない。米軍のF35の運用開始は当初予定の17年から19年にずれ込む可能性がある。仮に期限内に納入しても、米軍の運用開始前は米国内条項が適用され不具合が生じても部品交換すらできないのが現状である。どうなることやら。ではまた。