太った中年

日本男児たるもの

パラオの逆襲

2012-04-04 | weblog

パラオ当局が中国船に発砲 漁民1人死亡、違法操業か

4日付の中国紙、新京報によると、太平洋の島国パラオ付近の海域で3月30日、違法操業を取り締まっていたパラオ当局が中国漁船に発砲し、漁船に乗船していた中国人1人が死亡。パラオ当局は漁船に残っていた中国人5人を拘束した。

パラオ当局は、自国海域での違法操業を阻止するための発砲と説明。詳しい状況は不明だが、同紙は「(パラオ当局と漁船との間で)激しい衝突」があったとしており、取り締まりに対し、漁船が激しく抵抗した可能性がある。

同紙によると、違法操業の漁船を上空から捜索していたパラオ当局の航空機が墜落し、当局者ら3人も行方不明になっているという。

パラオは台湾と正式な外交関係を持っており、中国との国交はない。

(産経ニュース)

ちょっと驚いた。パラオは親日国家だったよな。ではまた。


NSM対艦ミサイルのテスト

2012-03-29 | weblog

ノルウェーのコングスベルグ社が開発しているNSM対艦巡航ミサイル発射テストの映像。標的となる戦艦めがけて発射されたGPS誘導のステルスミサイルは、地表スレスレ、海面スレスレの位置を時速1100キロで飛行し、見事ターゲットに命中させている。スゲェー、ではまた。


北朝鮮ミサイル

2012-03-26 | weblog

北朝鮮ミサイル、30日にも破壊命令…二段構え

北朝鮮が「人工衛星」と称して打ち上げを予告したミサイルについて、政府は30日にも安全保障会議(議長・野田首相)を開き、自衛隊に破壊措置命令を発令する方向で最終調整に入った。

防衛省はイージス艦3隻を東シナ海と太平洋、日本海に展開するとともに、地対空誘導弾パトリオット・ミサイル3(PAC3)を沖縄県内を中心に配備し、「二段構え」で備える。

玄葉外相は24日、沖縄県庁で仲井真弘多知事と会談し、「北朝鮮がミサイルを発射した時、イージス艦とPAC3を展開した2009年を参考に万全を期すよう、政府全体で検討している。必ず沖縄に相談があると思う」と協力を要請した。

政府は、ミサイルや人工衛星、打ち上げ用ロケットなどが日本の上空を通過する場合は迎撃しないが、日本の領土、領海にミサイル本体や部品などが落下する可能性がある場合には、まずイージス艦のスタンダード・ミサイル3(SM3)により大気圏外での破壊を試みる。撃ち漏らした場合は地上配備のPAC3と、2段階で対応する。

(以上、読売新聞)

冒頭図の予想コースではなんとフィリピンに向かっている。迷惑な話ではあるがイージス艦3隻を東シナ海と太平洋、日本海、PAC3を沖縄へ展開するのは妥当な配備。これで北朝鮮のミサイルを破壊できれば野田内閣の支持率、素人防衛大臣の株は上がるだろうな。気になるのはイージス艦ミサイルによる迎撃。米国主導でMD(ミサイル防衛)がなされた。このとき「ピストルの弾丸をピストルの弾丸で撃ち落とせるか」の議論があった。ある軍事評論家は「撃ち漏らす」と言っている、どうなるのだろか。それから自衛隊は初の実戦となる。威信にかけて北朝鮮のミサイルを破壊して国防という本来の目的を達成してほしい。ではまた。


TPPはビートルズ

2012-03-25 | weblog

首相「TPPはビートルズ」=参加の意義、独自解釈で説明

「環太平洋連携協定(TPP)はビートルズだ」。野田佳彦首相は24日の都内での講演で、TPP交渉参加を検討している日本の立場を、英人気ロックバンドのメンバーに例えて説明、政府の方針に理解を求めた。

首相は「日本はポール・マッカートニーだ。ポールのいないビートルズはあり得ない」と強調。その上で「米国はジョン・レノンだ。この2人がきちっとハーモニーしなければいけない」と述べ、日本の交渉参加への決意を重ねて示した。

(時事通信)

センスのないヤツが洒落たことを言おうとして失敗した典型的な例。

ビートルズはジョンとポールが仲違いをして解散したのだ。ではまた。

 


石巻工フィーバー

2012-03-23 | weblog

昨晩、隣の青年AJ君が彼女と友達の女の子3人で飲んでいて「一緒に飲もう」と誘われた。いつもは断るのだが友達の女の子がカワイクてついつい同席してしまった。これがケチの付け始めである。最初はビールを飲んでいたが途中からブランデーとチェイサーにアイスティーのフィリピンスタイルに変わった。ビールとブランデーのチャンポンは当然二日酔いとなり軽い頭痛を覚えながらエントリーしている。

そして気分転換にと思いgooブログをランダムに見ていたら30代の主婦による「石巻工、感動をありがとう」つーエントリーに出くわした。記事では石巻工主将の選手宣誓文が引用されていてその中の「だからこそ、日本中に届けます。感動、勇気、そして笑顔を。」に30代の主婦は答えたようだ。アスリートの「勇気や希望を与えたい」発言には目まいがするほどウンザリする。結果二日酔いの追い打ちとなった。

でまあ石巻工のエントリーが多いのでちょっと気になり調べてみると被災地、石巻の高校が出場する試合は全国ネットでTV報道されたらしい。スポーツ紙も石巻工一色。つまり日本中が石巻工フィーバーだ。些細なことでもクレームを付ける高野連も石巻工の過熱報道、偏向報道に今回は文句を言っていない。異常な事態だ。

確かに頑張ってほしいという願いは分かるが、そこはスポーツ。同情は相応しくない。どのスポーツニュースも相手校の内容はおざなりで、詳細に石巻工のプレイを伝える。相手校だって地元の応援がある訳で公平な報道をしなければならないのは当然。石巻工フィーバーは昨年の「一つになって頑張ろう!」つーノー天気なTVキャンペーンと同じだろうな。石巻工の試合も同情票を集めただけでそれは被災地の支援にはならない。支援とは野球の練習ができる環境を作ることで、試合の模様を偏った視点で伝えることではない。

そんなワケでまだ軽い頭痛がする。ではまた。