太った中年

日本男児たるもの

皇室問題

2008-08-31 | weblog

    

     皇太子さまへの御忠言 西尾幹二著

 

今月末の「朝まで生テレビ」を途中から見た。テーマは、上記、バカ売れしている西尾氏の著書をネタにした皇室、特に雅子妃の問題だった。久しぶりに西尾氏の表情が面白くて半分寝ながら番組を終りまで見てしまった。雅子妃が精神的に病んでいて治療しているのは周知のことであるけれど、西尾氏は「既に治っている」として「雅子妃仮病説」を唱え、皇太子が雅子妃と小和田家によって懐柔されて為すべき公務を怠っている。ならば、離婚しろ、それがイヤなら皇位を移せ、と主張していた。

なんでも、雅子妃は、東大、ハーバード卒の外務省キャリアであるが、その能力に問題があるそうで、つまり、わがままで無教養のミーハーらしい。そうした雅子妃を皇太子は擁護し、公務より個人の生活を大事にするあまり、昼間からテニスが終わったあとお酒を飲むようになったそうだ。東宮のスタッフもほぼ小和田家の人脈で固められているから、皇太子が昔のように公務に専心するのは不可能だと西尾氏は憂慮する。 そうなってしまったのならそれで仕方のないことだと思うが如何なものか。

番組の最後のほうで西尾氏はそうした皇室への国民の無関心が最大の問題だと言っていた。実は憂国を標榜する「太った中年」も皇室問題はあまり関心がなく、どうしても女性週刊誌レベルの話題だと思えてならない。愛子妃のお世継、女系天皇の問題だって悠仁親王の誕生で雲散霧消してしまったではないか、無関心で一番困るのは皇室ネタでメシを食っているアンタたちパネリストじゃないのか、そう毒づきながら床についた。

それにしても朝生に出演していた精神科医の某女史(コワイのでモザイク入り)。この人は正直、心底ブスだと思っている。女性週刊誌、所謂、オバサンワールドがウジ虫よりも苦手で、なかでもこの人のようなオバサンのインテリ・ブスは死ぬほど嫌いだ。ブスなくせに目立ちたがりは手に負えない、誰かナントカしてくれ。

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*実は気が小さい「太った中年」の勇気ある発言 「この人モザイク掛けてもブスだな」


夜景マイスター

2008-08-30 | weblog

夜景鑑賞士検定

■主催:産経新聞社 日本夜景遺産事務局
後援:フジテレビジョン、ニッポン放送、サンケイスポーツ、夕刊フジ、フジサンケイ ビジネスアイ、SANKEI EXPRESS、サンケイリビング新聞社

■試験会場
全国4都市(東京、横浜、大阪、神戸)で実施予定。

■試験日
第1回:2008年11月16日(日)予定
※2級、3級のみ実施
2級 13:30~  3級 10:00~

■受検資格
年齢、性別、経験等の制限はありません

■問題形式
マークシート方式による択一式100問を出題(90分)を予定。

■設定級
1級:夜景鑑賞士マイスター(2級合格者のみ受検可能)
2級:中級者レベル
3級:初級者レベル

■出題範囲
日本の夜景を中心に、様々なジャンルより出題
3級:公式テキスト『夜景鑑賞士検定公式テキスト』の中から約10割を出題します。
2級:公式テキスト『夜景鑑賞士検定公式テキスト』の中から約8割を出題します。

■合格者特典
認定証を送付予定。夜景が楽しめる展望施設に特別割引価格にて入場できる等の特典等も準備中。

■申込方法
夜景鑑賞士検定WEBサイト(http://www.yakeikentei.jp/)からお申込みいただけます。

■申込期間
2008年8月18日(月)~2008年10月16日(木)
当WEBサイトと専用郵便振替用紙で申込受付します。

■検定料(※公式テキスト付き)
1級:8,300円(税込)  2級:7,250円(税込)
3級:6,200円(税込)  
※本年は1級は実施しません

■合否発表
受験日より約1ヶ月後に郵送にて通知します。

(以上、夜景鑑賞士検定公式サイトより引用)

以前にもエントリーしたけれど、夜景撮影は特別なテクニックが必要でムツカシイ。撮影だけかと思っていたら、鑑賞するのもそれなりの知識を必要とすることを知って少々驚いた。上記の検定は、最初、冗談かと思ったらフジサンケイグループが主催しているのでどうも本気らしい。夜景は、航空写真とは別に夜景撮影専用のヘリコプターを持つ会社があるほどで、多くの熱心なファンによってマーケットが確立されているのだろう。

それにしても上記サイトも含めて夜景のサイト全般、なんでこんなにデザインセンスがないのだろか。一歩間違えればアダルトサイトのように下品なサイトデザインだ。なんとかならないものか。それから夜景というか夜間の写真撮影は、光の情報量が僅かなのでカメラ本体のスペックとレンズのクオリティーが大きくモノをいう。冒頭写真はフィリピンの夜景都市マカティをソニーのデジタル一眼レフで撮影した。これ以上を望むのなら専用のレンズに買い替えなければならず、今のところそこまで夜景撮影に熱心ではない。

コンパクトデジカメ(リコー、GRDⅡ)で撮影した夜のイオン、まあ、この程度でいい。

イオンで買い物をしたあと、近くにあるフィリピンパブへタガログ語の学習のために寄った。写真は指名ホステスで先生のエリカ嬢(ミンダナオ出身、自称22歳、子持ち)。薄暗い店内でGRDⅡの撮影モデルになってくれた。フラッシュがタケナイので店内ギリギリショット。「次は綺麗に撮るから昼間、ヌードを」とオネダリしたところアッサリOKしてくれた。やはり、フィリピンパブでは写真撮影よりデジカメを小道具にして、夜景マイスターならぬホステスマイスターに徹したほうがよい、そのような結論に達した。

最後は現代アート風のおまけ写真。

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趣味の時間

2008-08-29 | weblog

日本男児たるものまだまだ憂国のエントリーが続くぞ、と、前エントリーで勇んで見たものの疲れるので気が向いたときにする、それがいい。国を憂うより趣味の世界に没頭したほうが精神衛生上好ましい。そんなワケで「太った中年」の趣味は写真と料理である。料理は引っ越しが終わって新しい生活スタイルが決まったら再開しようと考えている。もうひとつの写真は帰国してフィリピンで撮ったものを編集している。しかしながら問題は上記の写真だ。妻の友達でないこと以外、いつどこで撮ったのかどーしても思い出せない。思い出に残すため写真を撮影したワケだが、撮った写真が何なのかを忘れてしまうとイライラすることを発見した。そう、特に上記写真左から二番目のお嬢さん、もしもこのブログを見ていたら名乗りを挙げてくれ。フィリピンでは結婚したけれど日本の入籍はまだだ、残された時間は少ない、待っているぞ。

さてさて、帰国前の朝に撮ったこの写真は、ナント、天才カメラマンのデジガンセンセイからコメントでお褒めの言葉を戴いた。そりゃもう俄然ヤル気が出るものだ。センセイのアドバイス通り、ちゃんとしたレンズを購入しようと思っている。そのまえにレンズも奥が深いからいろいろ調べないとイケナイのだ。それから過去に撮った写真も整理しなければならない。こうした趣味の時間を過ごすのは実に楽しくて充実する。

お気に入りのこの写真もいつ撮ったのか思い出せない、困った。いや、困ったと考えなければいい。最初のお嬢さんの写真のように、忘却は少しばかりの希望を持たせて胸が膨らんだりする。人生で忘れることも大事なのだ。脳科学者の茂木博士も「ド忘れ」でイライラすることは脳にとって大切なことだと言っている。写真についてまだまだエントリーが続く。

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奪われる日本

2008-08-28 | weblog

 

奪われる日本 (講談社現代新書、関岡英之著)

いま、危機にさらされる日本人の心とからだ

小馬鹿にされる礼節とおもいやり

世界に類を見ない我が国固有の価値観

 

ズーとフィリピンの話題が続いて頭の中までフィリピン化してしまうとアレなんで、帰国したら頭のスイッチを切り替え、別のことを思考するように心がけている。別に隠していたワケではないけど、実は「太った中年」は愛国というより憂国の士であった。本書の帯にある我が国固有の「礼節とおもいやり」がフィリピンでは「小馬鹿にされ」て幾度となく悔し涙を流したことか。前エントリー、トラブルがあったマニラ空港新ターミナルだって「奪われる日本」のODA予算で作られているんだぞ、クッソー。と、まあ本書には余り関係ないことで怒っても仕方ない。数ある対米追従関連の本の中でも本書が圧倒的に感動するのは著者によるあとがきのラストにある。書店でそれを見てすぐに買ってしまったほどだ。

昭和二十五年に、日本評論社から「改正株式會社法解説」という本が出版されている。当時、GHQの指令で行われた商法改正の解説書だ。そのなかに次のような記述がある。

《アメリカ法の制度も必ずしもそのすべてがわれに勝るとは限らず、また、勝ると認められる場合にもそのままの形で継受することが當然に妥當ともなしがたい。》

この本の著者は、日本が主権を奪われていた占領下において、法制審議会商法部会委員として、商法改正に協力させられた二名の東大法学部教授だ。そのうちのひとり石井照久は、私の母方の祖父である。

祖父の屈辱は私の屈辱だ。祖父の苦悩もまた、私の苦悩である。

本書を、亡き祖父に捧げたい。 

(以上、あとがきより抜粋) 

もうラストは激情に駆られ、ロックンロールしていて最高だ。特にこのフレーズは使える。

・フィリピン人妻の屈辱は私の屈辱だ。フィリピン人妻の苦悩もまた、私の苦悩である。

・ピン中親父の屈辱は私の屈辱だ。ピン中親父の苦悩もまた、私の苦悩である。

どうだ、イケてるだろう。「なーんだ、やっぱりオマエはただピン中オヤジじゃないか」、そんなことを言ってはイケナイ。日本男児たるものまだまだ憂国のエントリーが続くぞ。

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言語ゲーム

2008-08-27 | weblog

タイトルはウィトゲンシュタインだが、いつもながら大した意味はない。つーか、そろそろ日本の思考回路にチェンジしなければならない。契約したマンションの内装工事のチェックと工事契約金の支払い等、いろいろ用事があって多忙だ。そんな忙しい日々の中、どうしてもしなければならないことがタガログ語(フィリピン語)の学習。フィリピンへ初渡航してから7年経つが夜のタガログ語以外一向に覚えられない。妻の父親から「オマエ タガログ オボエロ」と言われたことも一因であるけど、結婚して行動半径が広がると、言語能力の不足によるトラブルが起きるからだ。つーか、もう起きた。

今回はそれまでの国内線空港に代わってマニラ空港の新ターミナルから妻の故郷レガスピへ行った。そのとき妻はお化粧に手間取り空港到着時間に遅れ、別の便で行った。思わぬ現金出金があり、新ターミナルのATMで現金を引き出そうとしたところ現金が出ないばかりかキャッシュカードが戻ってこなかった。ATM横のPNB(フィリピン・ナショナル・バンク)の行員に英語で説明してもうまく通じなかった。スッタモンダの末、言われたように1週間後取りに行ったらカードはなかった。なんとキャッシュカードを発行した銀行の支店へ送ってしまったと言われた。帰国してその銀行の支店に電話で確認したらそんなものは来ていないどころかPNBから電話もなかったと言った。結局、このクソ暑いなか、仕方がないのでカードを末梢する手続きをしなければならない。言語学習にこれほど意欲的なのは、来月の渡航の際、応対したPNBのバカ行員を丁寧なタガログ語で罵倒してやまない欲望があるからだ。日本人だと思ってバカにしやがって、首を洗って待っていろよ、PNBのバカ行員。

あースッキリした・・・のはいいけれど、何かいいタガログ語学習方法はないものかな。

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日本人の夫

2008-08-26 | weblog

日本男児がフィリピン人女性を妻にするということは、妻からすれば日本人の男を夫に持つということになる。フィリピン人にとって日本人=金だから、大家族主義で親戚一同が金を日本人の男を夫に持つフィリピン人妻にタカる、というのは理解できないワケではない。しかしながら、フィリピン人妻が在留査証を申請するとき日本の生活についてセミナーを受ける。これが日本男児の理解を超えているのだ。そのセミナーの一部で、日本人の夫はフィリピン人妻をダマしてお金を与えないばかりか暴力を振るう、そうなる前に帰国しろと教え、さらに、もしも警察沙汰のトラブルになった場合、担当官にまず夫から暴力を振るわれたと供述するように教えるそうだ。セミナーとはいえ、ホントにヒドイ話だ。

そんなことを思い出して、フィリピンにいるとき日本人の夫として最愛の妻に何をすればいいのか、何をしてはイケナイのか、そう考えながらアパートの掃除をしていた。そうこうしていたらシャワーを浴びた妻が部屋に来て、何気なく写真を撮った。そういえば天才カメラマンのデジガンセンセイから「愛弟子よ、人に怒られるくらいの写真を撮らないとダメだぜ」、そう結婚式で教えていただいた。ならば、夫婦だ、妻のシャワー盗撮くらいいいのでは、そう邪な心が蠢いたが、「日本人の夫」は最初から誤解されている。ひょっとしたら何かのハズミで妻のシャワー盗撮で死刑判決を受けるかもしれない。おーヤダヤダ、日本人の夫には表現の自由もないのだよ。

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カラオケ病棟

2008-08-25 | weblog

帰国前夜、Jet師範、デジガンセイセイと一緒に最愛の妻が勤務していたカラオケへ行った。思い起こせば、そもそもJet師範のブログにあるウルトラ掲示板のスレッドを見てそこへ行き、最愛の妻との出会ったワケだから感慨深いものがある。フィリピンのカラオケは日本のフィリピンパブと同じシステムで、横に座った若いフィリピン人ホステスと一時の恋人気分を味わうといったもの。そして、あわよくば恋人になり、できれば一発ヤリ逃げして、また新しい恋人と出会う、そう夢見るところだ。

ところが現実は日本のフィリピンパブと同じでそう上手くいくものではない。時間帯によって混んでいるカラオケへ行けば、当然いいホステスは別のお客の横に座っていて、屁でもないホステスがヘルプで横に来てツマラナイ時間を過ごすハメになり、選択の余地はない。

では、運よく好きなタイプを指名できたとしても横に座ってみれば商売丸出しのイヤな性格で、勝手に飲み物を要求され、これまたイヤな時間を過ごすことになる。カラオケで一度座ったらソイツで勝負。より選れた好みのホステスが来ることはマレ。従ってJet師範曰く、掲示板のスレッドタイトルが「カラオケ修行」となっているのは、往々にカラオケは修行=精神な鍛練を必要とするところになるからだ。さらにブスなホステスが横に座り、酔ったピン中オヤジが大声でヘタクソなカラオケを歌っているときは、もう「苦行」以外のなにものでもない。「カラオケ修行」とは実に的を得たスレッドタイトルだ。

さて、妻が居たカラオケへ行ったとき、帰り間際にトンデモナイお客が彗星の如く現れた。

駐在員風のマジメな男がお店に入ってハス向いのソファーに座るとホステスを指名した。するとそのお客は突然シャツを脱いで上半身裸になった。さらにスゴかったのは脱いだシャツを指名したホステスに着せ、自分はホステスの赤いドレスを着た。そして何をするのかと思えば、ソファの上でホステスを膝枕にして仰向けになり、ただ黙ってニコニコ満面の笑みを浮かべているだけなのだ。駐在員風マジメ男は変態など軽く超えた存在だった。

「カラオケ修行」、修行の果てにあるものは「涅槃の境地」だろう、それを垣間た。

*Jet師範より、駐在員風マジメ男は修行に耐えかね精神的に病んだ人間だ、という鋭い指摘があり、

ブログタイトルを「カラオケ涅槃」から「カラオケ病院」へと変更した。

*さらに「カラオケ病院」から「カラオケ病棟」に変えた、こっちの方がそれっぽい。

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別居生活

2008-08-24 | weblog

新婚生活が実質2日間で終了して日本へ帰国、別居生活に突入した。なーんて言うと「それ見ろ!」となるが、実はフィリピンでの入籍が終わっただけで、日本での入籍がまだ残っている。来月で完了予定。電子メディアがこれだけ発展しているのだから、もっと手早くパッパッパとイカないものかな、もう面倒な限り。書類の申請は煩雑なだけで手続き自体は至極簡単なものだ。その流れを簡単にメモ書きすると

1、独身証明書 (在比日本領事館)

2、結婚証明書 (相手方の役場)これで結婚式ができる

3、結婚許可書 (相手方の役場)フィリピンでの入籍完了

4、日本での入籍 在比日本領事館、日本の役所どちらでも

現在は3の結婚許可書が月末に妻方の役場で発行されるのを待っている状態だから、来月渡航して在比領事館で日本での入籍を済ませる予定。これですべてが終わりかといえば、まだ妻の日本在留許可(滞在査証)と、こちら側の査証のこともある。

そんなこんなで、新婚別居生活でも「お互いの意思疎通のため」に欠かせない最も有効な手段がインターネットの電子メール。こうなることを予測してPCを購入してオンラインしたのだった。どうだ、さすが、腰の入ったピン中オヤジだろう、と自慢したい。

ところが、先月持って行ったノートPCのファイルをメチャクチャにした実績のある妻(写真中央)だった。友人のTVディレクタードンちゃん(写真左)を呼んでレクチャーしてもらった。PC画面に向かう妻の真剣な眼差しに一筋の光明を見い出したのだ。

で、思い出したのがメチャクチャにしたファイルのなかに看護大学に通う妻の妹(写真右)が嘗て住んでいた看護学生寮を撮影したお宝写真があった。将来ナースになる妹の友達を「これでもか!」とばかりに写した貴重なものだった。あーあ、あーあ。

それから友人のドンちゃんって自称28歳らしいが、年齢不詳。人の好い彼の指導で妻から写真付きのメールが20通ほど来た。ほとんどが一言メッセージで、昔、フィリピンパブのタレントから来る営業メールと勘違いしてしまった日本にいる夫だった。

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帰国の途

2008-08-23 | weblog

結婚式を終え、マニラに戻り、朝、いつものコーヒーを飲み帰国した。

前夜はJet師範、デジガンセンセイと反省会。空港へ向かう車の中で反芻する。

ナニシロ、前夜のカラオケでトンデモナイお客がいた。そのことは別途エントリー。

マニラ空港内のカフェ。毎月来ているのでウエイトレス嬢ともスッカリ顔馴染み。

盆休帰国の混雑は過ぎたので人が少ない。スチュワーデスもオバサンだった。

帰りはエコノミーの機内食。牛肉、鶏肉と魚、エビの組み合わせから選ぶ。

今回は牛肉、エビでエビ。何も考えないで食べて少し睡眠するのがコツ。

セントレア空港の直行便バス乗り場、ここから浜松へ、今回は疲れたなぁ。

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実録、農家の真実

2008-08-22 | weblog

新妻の母親の実家へ行った。そこはレガスピのアパートから車で1時間、父親の実家の中間にある農村地帯。やはり、日本版「のどかな農村」とは少し違っていた。

田園の中にある母親の実家は農家。この建物がメインの寝室、居間と応接間。

ライフラインである電線の2つのメーターから推察すれば二世帯が広い敷地にあるだろう。ところが、建物が共同の炊事場、食堂、家畜小屋、と多数点在していて、しかも出会った人が20数名だからどのような家族構成になっているか判別不能だった。

敷地と建物は鬱そうとした木々と悪臭を放つドブ川の横にあった。

竈(かまど)は炊飯、調理用とバーベキュー用の2種類があった。

豚が子豚を入れると計7頭飼育されていた。最初は養豚ビジネスかな、と思ったら実はこの農家の食用だった。こいつはもうじきバーベキューであの世行きだよ、ブヒッ。

フィリピンは闘鶏が盛んで専用のテレビ番組まである。首都マニラの住宅街でも軍鶏はよく趣味で飼われている。この農家も趣味で飼っているものは足にヒモをつけている。コイツはヒモなしだから自給自足の農家、今夜のおかずのバーベキューだ。

さて、最後は問題の犬。前エントリーでフィリピン犬写真家の泰斗デジガンセンセイが鋭いコメントを発せられた。フィリピンでは犬を食べる食文化がある。そして、この自給自足農家で飼われていた動物は豚、シャモ、ニワトリ、犬である。しかもシャモで明かしたようにペットと食用の2つの用途がある。犬に首輪の区別はない、どう判断するのか。下の犬の表情を見ると胸がシメつけられる思いがする。

コレを最後にフィリピン犬写真を卒業することにした。

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正しい結婚生活

2008-08-21 | weblog

書類の不備があって挙式の3日前に鬼嫁改めフィリピン人妻の生まれ故郷の村役場へ行った。そこはアパートから車で2時間余りにある寂れた漁師町だ。レガスピにはタクシーがないので自前で車を用意しなければならない。そこで名乗りを上げたのがフィリピン人妻の親父の従兄弟だった。タクシーをはじめ車を持っているフィリピン人はクセ者が多い。そいつも胡散臭い正体不明のおっさんだった。いやぁ、ホント疲れる国だ。

妻は5人兄弟の長女で、写真は弟と一番下の妹。結婚したから当然弟と妹になるのだが、どう見ても息子と孫だ。しかしピン中親父はそんなこたぁ気にしないのだった。

村役場で結婚許可証の申請をしてその発行後、結婚セミナーを受講しなければならない。許可が下りる日数が足りないけど大丈夫だろうか、と不安な想いで山道を2時間走行。

そうこうしているとフィリピン人妻の村役場へ到着。ピオドランという地名だけれどこの塑像とどんな関係なのか不明。村役場のスタッフに聞いても誰一人知らなかった。

村役場の犬。命知らずのフィリピン犬写真家になってしまった。この保護色のような色合いはスゴイ。保護色と聞いて大リーグボール2号を思い出すのがピン中親父。

予想よりもりっぱな村役場。ここで結婚許可証を申請、本来は10日間の公示後になるのだが、役場に妻の父親の従兄弟がいてその場で発行してくれた。ありがとう。

出迎えに来てくれた妻の従兄弟はポギー(男前)。いつか彼の彼女の友達を紹介して貰おう。

結婚許可証を受理した後、結婚セミナーを受講しなければならない。しかしこれも書類へサインしただけで終わった。国の法律をも捻じ曲げる父親の従兄弟の存在は絶大。

正しい結婚生活とは、朝のコーヒーから始まり、炊事、洗濯、掃除、買い物、ゴミ出しに至る家事の一切を日本人の夫がしなければならない、そのようにセミナーでは教えるのであろうか。トンデモナイ書類にサインをしてしまった。早く日本へ帰りたい。

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寂しい故郷

2008-08-20 | weblog

最愛の妻の生まれ故郷ピオドランは人口数千人の寂れた漁師町。近年は獲れる魚も減少して町一番の繁華街は人も疎らで閑散としている。漁師の父親も今ほとんど漁に出ることはなく、農園を持っているのでその野良仕事で家族を養っている。妻もそうであるが子供は学校を卒業した後、地元に働き口はなく仕事を求めて都会へと流れて行く。そこでチャンスを掴む者もあれば堕ちてゆく者もある。寂れた町はそこに住む人の心も訪ねてくる人の心も侘しくさせるものだ。

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ご近所観察

2008-08-19 | weblog

甘い新婚生活!なーんて実感はゼロ、ゼロなんだよ、そこの奥さん。朝起きると彼女はJet師範に戴いたコーヒーメーカーでコーヒーを入れてくれた、迄はよかった。自慢話と世間話した後、パンを買いに行かされ、ゴミを出して、部屋の掃除をしながらブログをアップしている。彼女はまた眠りについている。コレを鬼嫁と言わずして何と呼ぶ、エエッ、そこの奥さん。と、ブーたれながら、上図は借りたアパートの近所の写真。古びた田舎の家並み。注目して欲しいのはピサの斜塔の如く傾斜した電柱。50~60本はあろうかと思える電線の重みに耐えかねて電柱は傾いてしまったのだ。家が増える都度電線を足してゆき、結果こうなってしまった。地方に限らず首都マニラもそうで、従ってフィリピン人とは「都市計画」なる概念は存在しない、仮にあったとしても実行できない悲しき熱帯の前近代的な民族なのである。

これはご近所さんが天気のよい日、ココナッツの皮を天日干しにしてココナッツオイルや石鹸の原材料を生産している、そう鬼嫁が教えてくれた。さらに「環境にやさしいエコ・リサイクル先進国家のモデル」のようなことまで付け加えて教えて戴いた、フィリピン人の鬼嫁から。しかし、どう見ても交通の邪魔でしかない「前近代的家内手工業原始生産モデル」に相当するが、そんなことは口が裂けても言えねえよな。

続いて近所のバカ犬、ウィリーと勝手に呼んでいる。こいつぁチェーンに繋がれているが、ほとんどの犬は野放しでいるから飼い犬か野良犬かの判別がつかない。そしてモチロン狂犬病予防の注射などしない。数年前観光でフィリピンに来た邦人が立て続けに犬に噛まれて狂犬病で死んだ。日本人では20数年ぶりの狂犬病死亡事故で新聞にも取り上げられた。そのときフィリピンでは現地人が毎年50人近く狂犬病で死亡することを知った。人間だけでなく犬まで野蛮な社会である。ピストル強盗の他、狂犬にも用心しなければならない。

最後は近所の自転車屋”アルバイモーター&バイシクル”で購入した最愛のマウンテンバイク”ジャネット”、となるはずだった。ところがどっこいナントナットウ、ジャネットは売れてしまってなかった(涙)3ヶ月間想い続けたいとしのジャネットが嫁いでしまっていた(泣)しかも横には鬼嫁が寝ている(号泣)。ジャネットは唯一ドラムブレーキ付きの最高級MTBで値段は1万ペソ(約2万5千円)、並みのフィリピン人では買えないはずだ、一体ドコノドイツだ、エエッ。さらに店主に聞いたところ同じタイプはもう入荷しないそうだ。フィリピン人をナメたオレが悪かったのか、こうしてフィリピンで唯一の運動を奪われた太った中年はホントウに太った中年へと変貌するのであった。おっとと、洗濯をしてアイロン掛けをしなければならない。

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雨のチャイナタウン

2008-08-18 | weblog

マニラの中心部からタクシーで30分ほどのところにあるチャイナタウン。指輪、宝飾品が兎に角安いのでエンゲージリングはここで購入した。当日は生憎の雨模様だった。しかし、彼女(1週間前の当時、昨日から鬼嫁)はそんな天気など気にせず、3時間掛けて10店舗ほど廻った。老体にムチ打って同行したけれど疲れ果てた。デパートの指輪売り場と違って、チャイナタウンでは交渉することによって値が下がることを学習した結果、交渉自体に快楽を見出したようだった。鬼嫁はデパートで10万円以上したものがチャイナタウンでは6掛けの6万円、さらに交渉して5万円で買ったことをさっきまでまた自慢していた。未来永劫までこの自慢話を聞かされ、孫子の代まで語り継がれるであろうことを思うと頭痛がする。

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まるちゃんの塩ラーメン

2008-08-17 | weblog

そう、まるちゃんとは以前住んでいたマニラのアパート近くに新しくオープンした日本食レストラン。

サラダ。味はまあまあ、値段もそこそこ。

おにぎりの中身はシャケ。厨房にフィリピン人コックが20人位いる。

やきとり(塩) 可もなく不可もなし。

スナギモ、こりゃもうちょっと焼いて欲かった。

で、まるちゃんの塩ラーメン。スープはいいがタマゴの太麺はミスマッチ。

ここで北島の金を見たのであった(涙)

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