太った中年

日本男児たるもの

ブログ・サバト

2010-02-28 | weblog

極東ブログの爺さんはハテナ日記でブログ・サバトと題して安息日を設けている。

で、最近はツイッター主軸なんでこのブログも安息日にしようかなと考えている。

どうしようか、で、以下、YouTubeの動画とちょいと気になるサイト。

 

 

ヌードで家事代行

 

それからもうひとつ。

 

ダッチワイフ自作したwwwwwwwwwwwwwwwハムスター速報

 

奥さん、なんとも香ばしい話題だろーが。

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チリ地震の津波、28日午後1時過ぎ日本へ(読売新聞) - goo ニュース

気象庁の関田康雄地震津波監視課長は27日午後7時から記者会見し、「日本列島で津波が観測される可能性は考えられる」としたうえで、到達する場合も大津波とはならず、高さは1メートル程度で、陸地で大きな被害が出る可能性は少ないのではないか、との考えを示した。

ただ、遠隔地で起きた地震の影響による津波の予測は難しく、今後の情報に注意するよう呼びかけている。

同庁によると、日本に津波が到達する時刻は父島など小笠原諸島が28日午後1時過ぎ、北海道太平洋側が午後1時半頃、関東地方が同2時頃になる見込み。同庁では今後、28日朝に津波が到達すると予想される米・ハワイでの観測データなどを基に日本各地への注意報、警報などを検討する。

同庁によると、今回の地震は海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込んでいるプレート境界で発生した逆断層型。1960年5月のマグニチュード9・5のチリ地震では、三陸地方を中心に国内でも約140人の死者・行方不明者を出す大津波が発生しているが、今回の地震のエネルギーはこの時の10分の1から30分の1程度で、観測や警報の体制も整備されている。

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朝から津波で大騒ぎ。安息日どころじゃない。


禁煙ツイッター

2010-02-27 | weblog

飲食業界困った、「全面禁煙」厚労省が通知へ(読売新聞) - goo ニュース

飲食業界困った、「全面禁煙」厚労省が通知へ

学校や病院、飲食店やホテルなど、多数の人が利用する場所は原則、全面禁煙に――。

そんな内容の通知を、厚生労働省が近く全国の自治体に出す。努力目標とはいえ、分煙ではなく全面禁煙にかじを切る内容だけに、客足に響く飲食業界などの反発は必至だ。欧米に比べて遅れが指摘される日本の受動喫煙対策の前進につながるのか。

「禁煙への取り組みだけでなく、禁煙論議が深まることを期待したい」。厚労省幹部は、今回の同省健康局長通知の狙いをそう話す。

他人のたばこの煙を吸う受動喫煙が、健康に悪いことは科学的に明らかだ。そこで2003年施行の健康増進法は受動喫煙防止を掲げたが、同省はその際、業界への配慮から、全面禁煙が有効だとしながらも、分煙についても認めた。

だが、世界の潮流は先を行く。世界保健機関(WHO)のたばこ規制枠組み条約が05年に発効し、07年採択の指針は「100%禁煙以外の措置は不完全」とした。分煙では受動喫煙を完全には防げないとして、欧州諸国で禁煙化が加速した。

この流れを受け、厚労省も08年、検討会を設置。「原則全面禁煙であるべきだ」との報告書が昨年3月にまとまった。昨年からは、労働者保護の観点から、労働安全衛生法改正で事業主に受動喫煙防止策を義務付けられないかの論議も進む。

健康増進法の施行以降、日本でも公共施設や乗り物での禁煙・分煙は進んだ。しかし、男性の喫煙率が36・8%(08年)と依然高い中、居酒屋や宿泊施設などでの対策は簡単ではない。これについて今回の通知は、営業に甚大な影響が出る恐れがあれば、暫定的に分煙も認めているが、将来的には全面禁煙を求めている。

大手居酒屋チェーン「ワタミ」では05年に首都圏などで全面禁煙の店を4店オープンしたが、約1年で撤退した。女性客を中心に好評だったが、宴会の予約が減り、喫煙者の多い深夜帯の客から敬遠されたという。

ホテルやデパートなどでは禁煙室や禁煙フロアを設けて分煙を図るところも多いが、今回の通知は原則的に全館禁煙化を求めている。大手ホテルチェーンの担当者は「愛煙家のホテル利用も多い。客のニーズを考えると、全館禁煙が必要とは思えない」。大手百貨店の担当者も「たばこを吸う人も吸わない人も大切な客。吸う人を追い出すわけにはいかない」と困惑する。

タクシー業界には歓迎する声もある。他の地域に比べ禁煙タクシーが少ない大阪タクシー協会の担当者は「禁煙化で客離れを警戒する声はあるが、7割の運転手は『一斉に禁煙化するなら賛成』。通知で禁煙が加速すれば取り組みやすい」。

全国ハイヤー・タクシー連合会によると、昨年11月時点で37都府県のタクシーが全面禁煙。「売り上げ減の懸念もあったが、客にもドライバーにも禁煙が受け入れられつつある」という。

国立がんセンター研究所の望月友美子・たばこ政策研究プロジェクトリーダーによると、欧米では、多数の人が利用する場所での禁煙を法律に明記するケースが目立ち、英国ではパブなどの飲食店でも全面禁煙化が進む。日本の現状については「受動喫煙による健康被害の認識が甘かったことが背景にある」と指摘する。

 

「飲食店は全面禁煙」厚労省、都道府県に通知(読売新聞) - goo ニュース

受動喫煙による健康被害を防ぐため、厚生労働省は25日、飲食店や遊技場など不特定多数の人が利用する施設を原則、全面禁煙とするよう求める通知を都道府県などに出した。

喫煙区域を設ける従来の分煙対策では、被害は防ぎきれないと判断した。通知に違反しても罰則はないが、施設管理者への周知と対策徹底を求めている。

対象施設は、学校や病院、官公庁、百貨店、飲食店、ホテルなど。このほか、鉄道やタクシーなどの交通機関も明示した。屋外でも、子どもが利用する公園や通学路などでの対策を促した。

飲食店やホテルなどでは営業に甚大な影響を及ぼすことにも配慮し、全面禁煙が困難な場合に限り、暫定的に分煙での対応を認める。その場合も、喫煙可能区域を明示して、未成年者や妊婦が入らないよう措置を求めた。厚労省は、職場での受動喫煙対策についても検討している。

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厚労省による「全面禁煙」通知。罰則はないけど世界が禁煙の時代へ突入したことは確か。

んで、独自に開発した禁煙方法をツイッターで提唱しているイケテル人がいる。

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北風小僧夫 on Twitter

自己紹介

筋金入りの「ニコチン・ヘビーユーザー」でしたが、自己流の「ニコチン・アンインストール」で、見事スッパリやめやした。ジタバタしたって、どうせもう、タバコは全面禁止になりやす。早えとこ、楽に楽しくやめちまって、浮いたおカネは別の楽しみに、有効につかいやしょ。…という、ブログを ↓ 書いておりやすので、読んでチョ。

ニコチン・アンインストール・マニュアル

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読んでチョ。

あと、禁煙のSNSコミュニティーサイトもあった。

禁煙するぞ・jp

まっ、禁煙する人はがんばってくれ。


親米ナショナリズムの再編

2010-02-26 | weblog

 

猛威振るう「チャイナ・ファースト」思想

豊かになれば中国も既存の世界秩序に従うと思ったが、それはアメリカの大きな間違いだった

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アメリカの政界・財界・学界のエリートたちの中国に対する見方は根本的に誤っていた。それが最近、明らかになりつつある。

米中間にはさまざまな問題が生じている。中国が人民元の為替レートを本来あるべき水準より安く維持し、貿易へ影響を与えているのがいい例だ。

中国は国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP15)では交渉決裂を招き、イランの核兵器開発を防ごうという国際的な努力に対しても非協力的だ。同様のことは北朝鮮の核問題でも言える。アメリカから台湾への武器輸出や、グーグルの中国撤退の可能性といった火種もある。

アメリカと中国は、まったく異なる視点から世界を見ている。アメリカは大恐慌と第二次世界大戦を通して、孤立主義は国益を害するという教訓を学んだ。

アメリカは自らの経済と国土を守るために、自国外の問題にも関与しなければならなかった。こうした考え方は、今も海外派兵や世界経済の自由化推進を正当化する根拠となっている。その目標は安定であり、帝国の建設ではない。

中国も安定を求めている点では同じだ。だがイギリスのジャーナリスト、マーチン・ジャクスの名著『中国が世界を支配するとき──西洋世界の終焉と新グローバル秩序の誕生』に見るとおり、その歴史的経緯も視点もアメリカとは異なる。

歴史が生んだ「自国第一主義」

1839〜42年のアヘン戦争以降、中国は軍事的敗北を何度もこうむり、そのたびにイギリスやフランスなどの列強に通商上・政治上の特権を与える屈辱的な条約を結ぶことを余儀なくされた。

20世紀には、国共内戦と日本の侵略で中国はばらばらにされてしまった。内戦は49年に共産党の勝利に終わり、ようやく統一政府が生まれた。こうした経験により中国には、秩序の混乱への恐怖心や外国による搾取の記憶が残された。

78年以降、中国経済の規模は約10倍にふくれあがった。これまでアメリカには、中国が豊かになれば、その関心や価値観もアメリカのものに近づくだろうという読みがあった。

中国は繁栄する世界経済に依存するようになり、国内市場の開放が進めば共産党の締め付けも弱まるだろう。米中の間にたとえ意見の相違があっても、それほど深刻な対立にはならないはずだ――。

だが最近の様子を見るとどうも違う。中国は豊かになるとともに前より独断的になったとジャクスは指摘する。アメリカの威信はアメリカ発の金融危機によって大きく傷ついた。

だが、米中間の亀裂は大きくなりつつある。中国は戦後の世界秩序の正当性も認めなければ、それを好ましいものだとも考えていない。ちなみに戦後の世界秩序には「アメリカをはじめとする大国が世界経済の安定と平和に集団的な責任を持つ」との概念が含まれている。

中国の外交政策の背後にはまったく別の概念がある。それが「チャイナ・ファースト」だ。

都合が悪い秩序は認めない

いわゆる「アメリカ・ファースト」(30年代のアメリカの孤立主義)と異なり、チャイナ・ファーストは世界から距離を置くことを意味しない。中国は中国なりのやり方で国際社会に関わっていくということだ。

01年に世界貿易機関(WTO)に加盟したときのように、中国は自らのニーズに役立つと思えば既存の秩序を受け入れ、支持する。そうでなければ、自分自身のルールと規範に従って振舞う。

貿易分野では余剰労働力と必需品の不足という2つの大きな問題に対処すべく、誰が見ても不公平な政策を採っている。人民元のレートが安く維持されているのは、年に2000万人かそれ以上の新規雇用を創出するためだとジャクスは書いている。

中国は世界各地で天然資源(特に燃料)確保のための投資を行なっている。ジャクスによれば、中国の「経済改革」の動機は「西欧化」ではない。「(共産)党の正統性を回復させたいという欲求」だ。

「見込み違い」のツケは大きい

米中間の対立は多くの場合、国際社会の目標のために国内的な目標を危うくすることへの中国側の躊躇を反映している。温室効果ガス削減の義務的な目標設定に消極的だったのも、経済成長、ひいては雇用にマイナス影響を与えかねないからだ。

イラン問題で言えば、中国にとっては核開発への懸念よりも自国のイランへの石油投資のほうが大きな問題だからだ。同様に、中国は北朝鮮で混乱が起きて難民が国境を越えて押し寄せることを懸念している。台湾は中国の一部だと考えているから、アメリカの武器輸出は内政干渉ということになるし、ネット検閲は一党支配を維持するのに欠かせない。

中国の世界観はアメリカの地政学的・経済的利益を脅かしている。

先日も、アメリカの19の業界団体はオバマ政権に対し「自国の技術革新」をめぐる中国の新たな規則について警告する書簡を送った。この規則によって、中国市場から「多くのアメリカ企業が締め出され」たり、先進技術を中国に引き渡すことを強制されたりする可能性があるというのだ。

2つの超大国が互いを敵視するなど悲劇だが、時代の流れはそちらに向かっている。2000年の文化的伝統の継承者であり、世界最大の国の市民たる中国人は、他より自分たちのほうが優れているという気持ちを生まれつき抱いているとジャクスは言う。

アメリカ人もそうだ。自由や個人主義、民主主義を尊ぶアメリカの価値観は、世界共通の目標でもあると考えているからだ。

国のエゴ同士のさらに大きな衝突は避けられそうにない。中国の貿易政策や為替政策のためにアメリカや世界の雇用が危険にさらされているのを、もはや座視してはいられない。2国間の政治的な違いに目をつぶっていることは、ますます難しくなっている。

だが中国の力が強まるなか、また世界経済の不安定な現状を見ても、米中の決定的な対立は誰にとっても利益にならない。見込み違いをしたせいで、われわれは暗い小道へと迷い込もうとしている。

(以上、ニューズウィークより転載)

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昨年11月、オバマ大統領は訪中した際、米中G2体制による世界新秩序を中国へ呼び掛けた。しかし、温家宝首相は米中関係の深化、発展は合意したもののG2体制の提案について、「中国は人口が多く、1人当たりのGDPがまだ小さい途上国の段階にある。また、中国は平和外交を進めており、多くの国が共に世界の問題を決めていくことが望ましいと考えているので、G2主導という考え方はとらない」旨を述べて、G2二極で世界をリードするのではなく、多極協調型の世界新秩序を支持する考えを示した。このときから米中対立が表面化した。

上記、ニューズウィークのコラムで中国専門のジャーナリスト、マーチン・ジャクスはオバマ訪中に合わせ、米中関係の深化は日本でナショナリズムが再編されると分析するコラムを寄稿した。マーチン・ジャクスは鳩山さんの東アジア共同体を受けて戦前のアジア主義を想定していたのだろう。しかし、実際は小沢大訪中団の後、天皇特例会見によって戦前の軍部の感覚を引きずった親米ナショナリズムが再編されたのだ。

羽毛田を焚き付けたとされる安倍元首相は親米ナショナリスト。天皇特例会見で検察、マスコミの官報複合体による小沢叩き包囲網ができると政界再編を目論む安倍ちゃんは真正保守を旗印に超党派議員の結集を呼び掛けた。面白かったのは平沼グループの城内くんが合流したこと。城内くんは郵政民営化法案を米国への売国法案として兄貴分だった安倍ちゃんと袂を分かった反米議員だ。その彼が親米ナショナリズムに賛同した。

転向した城内くんも含めた親米ナショナリストたちは小沢さんが失脚さえすればそれでよしとしているのだろうか。安倍内閣の「美しい日本」「戦後レジームの脱却」といった観念論を振りかざすだけでは昔の「何でも反対」社会党と同じ。まあ、城内くんのブレまくったブログしか面白いことがないのが痛い。

で、以下、YouTubeでは亀ちゃんと安倍グループは政策についてまったく同じ意見。

 

 

結局、亀ちゃんと安倍グループの相違点は小沢問題だけ。つまり、安倍ちゃんが仕掛けた天皇特例会見による嫌中感情だけが親米ナショナリズム再編の根拠になったワケだ。親米ナショナリストはニューズウィークの「米中の決定的な対立は誰にとっても利益にならない」という分析には目もくれず、米中対立は自分たちに利することだと考えるだろう。米国の見込み違いと同様に安倍グループは米中対立の見込み違いをしているのだ。

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石原都知事「銅メダルで狂喜する、こんな馬鹿な国ない」(朝日新聞) - goo ニュース

「銅(メダル)を取って狂喜する、こんな馬鹿な国はないよ」。東京都の石原慎太郎知事は25日、バンクーバー五輪の日本選手の活躍に対する国内の反応について、報道陣にこう述べた。

同日あった東京マラソン(28日開催)の関連式典のあいさつでも同五輪に触れ、「国家という重いものを背負わない人間が速く走れるわけがない、高く跳べるわけない。いい成績を出せるわけがない」と話した。

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石原さんも親米ナショナリストだった。五輪招致の赤字はどうするのだろう。


普天間問題のキーパーソン

2010-02-25 | weblog

普天間問題の鍵を握る国民新党 

防衛省も外務省も大歓迎

検察と民主党の小沢一郎幹事長の間で展開されている権力闘争は、2月4日に石川知裕衆議院議員ら小沢氏の元秘書3名が政治資金規正法違反容疑(虚偽記入)で起訴されたが、小沢氏は不起訴となり、「痛み分け」の状態だ。

しかし、両者の睨み合いは、依然として続いている。民主党の関心は、権力基盤を維持するために極端に内向きになっている。

そのような状況で、米海兵隊の普天間飛行場移設問題で、国民新党の影響力が急速に拡大している。キーパーソンは、国民新党の下地幹郎政調会長(衆議院議員)だ。

全国紙を読んでいても、普天間問題に関する重要情報が抜け落ちていることがある。それだから、沖縄の地方紙を読むことが不可欠だ。ちなみに東京の主要国インテリジェンス機関は、琉球新報、沖縄タイムスを注意深く読んで、本国に報告している。

2月15日の琉球新報が、平野博文内閣官房副長官の主導で、政府がキャンプ・シュワブ沿岸への移設を模索していると報じた。

<政府は米軍普天間飛行場移設に関する最終的な決着案として、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ陸上部分への移設を模索していることが14日、複数の政府関係者の話で分かった。

米側とも交渉を進めている模様だ。政府与党3党の沖縄基地問題検討委員会で新たな移設先の検討を進める中、同検討委とは別に政府内で議論が進められていることに対し、検討委の議論軽視とも受け取れ、与党内の反発も予想される。

名護市への移設反対を掲げ当選した稲嶺進市長は同日、シュワブ内への移設に反対する考えを明らかにした。

シュワブ陸上案の検討は、防衛省政務三役直属の特命作業班「普天間代替施設検討チーム」が中心になって進められている。関係者によると、平野博文官房長官が2月はじめ、国外、県外への移転が不可能となった場合の方策として北沢俊美防衛相に検討を指示した。

北沢氏は、検討委の議論との整合性を図るため、検討委員である国民新党の下地幹郎政調会長に、国民新党案としてシュワブ陸上案を委員会に提案するよう要請した。>(2月15日琉球新報)

下地幹郎衆議院議員は、現在、沖縄から選出されている国会議員の中で、もっとも活動的だ。かつて下地氏は、自民党で強い影響力をもっていた鈴木宗男衆議院議員を支持する「ムネムネ会」の有力メンバーであった。同時に、田中真紀子外相の側近でもあった。

2001~02年にかけ、鈴木氏と田中氏は本格的な「戦争」を展開していたが、その両者と平然と親しくすることができる下地氏の特異な才能を目の当たりにし、筆者は驚いた。

小沢一郎との正面衝突はあるのか

シュワブ陸上案は、1998年の日米特別行動委員会(SACO)の協議において浮上し、米軍再編協議でも、守屋武昌元防衛事務次官(東京地方検察庁特別捜査部により収賄容疑で逮捕、起訴され、一審、控訴審で懲役2年6月の実刑判決を言い渡され、現在、最高裁に上告中)が日米交渉で推進した経緯がある。

社民党は、国民新党の普天間飛行場の沖縄県内移設案を手厳しく批判した。これに対して、下地政調会長は、
<「不愉快だ。社民党と基地問題の協議をしないという気持ちにもなりかねない」と語った。/下地氏は、米軍嘉手納基地に統合するか、キャンプ・シュワブ陸上部に滑走路を建設する国民新党案について「沖縄県民に新たな民有地の提供を求める必要もなく、県民のためにも日米安保のためにもなる案だ」と強調した。北沢俊美防衛相と基地問題について協議後、防衛省内で記者団に語った。>(2月19日産経新聞)
ということだ。

防衛官僚も外務官僚も、沖縄出身の下地氏が沖縄県内への移設を提案してくれたので、随喜の涙を流して喜んでいると思う。この流れを米国の「日米安保マフィア」も歓迎するだろう。

キャンプ・シュワブがある辺野古の青い海を埋め立てるべきでないとする民主党の小沢一郎幹事長と下地政調会長が正面衝突することになるのであろうか? それとも衝突を避ける秘策が下地氏にあるのだろうか? 実に興味深い状況だ。

 

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上記、佐藤優氏のコラムで普天間問題のキーパーソンとして登場したのが国民新党の下地政調会長。沖縄選出の下地議員は「主役は沖縄、沖縄が決める」をスローガンに新・新嘉手納統合案を提案。

 

以下、新・新嘉手納統合案のフローチャート。

下地議員のHPより)

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下地議員によれば、沖縄県と政府が合意出来なかったので13年間も普天間基地移設が出来なかった。つまりは地元沖縄県の合意なくして普天間基地移設は不可能だというワケだ。

また、日米合意の移設先キャンプ・シュワブでは以下、5つのリスクを伴うとしている。

① 民主党選挙公約違反のおそれ

② 埋め立て承認をめぐる裁判のおそれ

③ 3党連立崩壊のおそれ

④ 環境破壊のおそれ

⑤ 財政捻出が困難

下地議員はこの中で特に⑤の財政捻出に懸念を示す。自公政権時のキャンプ・シュワブ移設試算では7000億円。さらに日米安保の観点から先に合意したアフガン支援金5000億円を加えれば1兆円を超えてしまうのだ。不況で財政悪化の折、財源の問題があり、国民生活を更に圧迫させることになる。

そこで下地議員は沖縄県も合意可能であろう新・新嘉手納統合案を提案している。騒音問題に配慮したこの案のポイントは、暫定15年、政府沖縄間の覚書、周辺自治体と環境協定の3つ。どうなったのか。

以下、下地議員のツイッター

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まだ党内論議していない案だが、この2つの案でまとめていきたい。

沖縄県民からは多くのお叱りを受けることになるかもしれないが、沖縄の基地負担の劇的な削減を実現できる案であり、地域主義の中から、日米同盟を考えていくものにする。

普天間基地移設について新たな案を提案しました。暫定キャンプシュアブ陸上案です。沖縄県民の多くが県外に期待しているなかでの県内移設の提案だけに、厳しいものがあります。しかし、本気で基地問題解決の為に頑張ります。

社民党がキャンプシュアブ陸上案には反対と福島党首の発言が聞こてきました?今はその時期でありません。

基地問題の検討委員会で案の提出の延期が正式に決まりました。今回はお互い個別の案は提案しませんでしたが早い時期に国民新党の案を提出したいと思います。

沖縄に戻り基地問題の説明に追われています。沖縄選出の国会議員が県内移設の提案は、厳しいものがあります。しかし、沖縄の基地負担を段階に軽減する為に決断しました。

情報頂きありがとうございます。政治家は、色々言われる事があります。その度ごとに説明させていただきます。

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結局、政府はキャンプシュアブ陸上案で米国に打診したらしい。気になるのは最後のツイート。

民主党と下地幹郎議員の画策

次官在任中に30億円受注/下地議員の家族企業

たぶん上記リンクのような内容のことだろう、土建屋政治の疑惑つーことだ。ホントかね。

下地議員はかなり腹黒いヤツかもしれない。で、親分の亀ちゃんはまだ決定保留のようだ。

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普天間問題 亀井金融相「国民の相当数はいかれている」(朝日新聞) - goo ニュース

亀井静香金融・郵政改革相は23日の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題を巡り、沖縄県外の地域で受け入れを検討する動きが出ないことについて、「国民の相当数はいかれてしまっている。犠牲を強いておいて自分は嫌だという」と述べた。県内移設しか選択肢はないとの考えを強調したい余り、批判の矛先を国民に向けたようだ。

亀井氏が代表の国民新党は、キャンプ・シュワブ(同県名護市)陸上部への移設案を検討している。亀井氏は「県外や国外がいいに決まっているが、一緒に負担しようというところはいまない」と指摘し、沖縄県内での移設を「ベストじゃないけどベター」とした。

ただ、国外・県外移設を主張する社民党の案とは開きがある。亀井氏は「対立して結論を出すのが難しくなる危険性があるから、いまの段階では決定なんてしない方がいい」とも述べた。

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普天間飛行場移設は政府と①地元沖縄の合意、②移転先の合意、③米国の合意が必要になる。①、②、③の三角形合意は密接な関係。自民党政権時代、①が出来なかったので13年間普天間問題が放置された。亀ちゃんは②について怒っている。③は五月期限。普天間問題はまたエントリーしよう。

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普天間・県外移設求める意見書、沖縄県議会が初の可決(朝日新聞) - goo ニュース

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沖縄の自民党県連も党中央に反旗を翻す形で県外移設を可決した。


中国男児たるもの

2010-02-24 | weblog

 

中国人が定義する「現代男性の心得20箇条」が再び話題に

昨年10月に中国の情報サイト『猫网』で、『男らしい男』の定義についての発言が話題になった。この投稿『現代の男性の心得20箇条』とも言うべき、20項目の箇条書きが紹介され、この投稿に2万件にも及ぶコメントが付けられたという。最近になって再び注目されているというのだ。男性の心得とはいかなるものなのか紹介したい。

この投稿内容を英語で伝えている『ChineHush』の記者は、「中国の人の考える『男らしさ』ではあるが、人生的な観点から観て、参考になるものも多々ある」と伝えている。『男性の心得20箇条』は以下の通り。

 

1. 友人から食事をご馳走されたら、それが当たり前のことと思わないことだ。さもないとあなたは自分の評判に苦しむことになる。

2. 目標を持とう。1年、2年、5年先の目標を持とう。常に目標通りの結果が得られるとは限らないが、努力によって自分の人生の70%は思い通りに出来るものだ。努力を怠る者には、臆病な友人がつきまとう。努力を怠る人間にならないことだ。

3. 今、目の前にあるのは現実的な社会だ。情緒的に生きて気分を満たしても、何の足しにもならない。貧しいカップルは情緒的に生きているに過ぎない。映画を信じるな。映画は知らない人同士が関係を育むための、会話のきっかけにしかならない。現実に目を向けよう。

4. とても親しい友人たちに囲まれていても、円滑なだけの人間関係におぼれるべきではない。本当の親友関係とは、相手を信じる自分が居るかどうかだけだ。

5. 星占いを信じるべきではない。運命は自分の手にある。家や車が手に入るまで、うろうろして待っているのか。星占いなど宛てにはするな。

6. 関わる人間たちの中に、自分が好まない人が居るのなら、それらの人たちと多くの時間を過ごすな。そして、彼らの影で悪口を言うな。

7. ゲームで遊ぶのに多くの時間を費やすな。本当の『遊び』ではないのだから。

8. 英語を学ぼう。英語は不要だと語る人を気にするな。それらの人は考え方が古いか、英語の資格を持っている人だ。資格を取ることだけが英語の勉強ではない。英語を学ぶことがあなたの役に立つ。

9. 自分が何をするべきなのかを知ろう。全てが寝静まった夜に、将来の計画について自らに問い掛けよう。そしてそれに向かって努力しよう。

10.自らの趣味の幅を広げるために、時々、ファッション雑誌を見ると良いだろう。

11. あまりポルノを見るべきではない。普通の独身男性なら、一日中ポルノに時間を割く必要はない。また、自慰をすると体内のミネラルを消耗することを忘れてはいけない。ミネラルの消耗は脳の活動にも影響を与える。ポルノを過剰に見るな。

12. 毎日1杯の水を飲もう。胆石を防ぐのに効果がある。しかし寝る前に水を飲まない方がいい。さもないと、目の下に隈が出来る。

13.何も予定のない時にバーなどに出掛けて、時間を空費してはいけない。時間のある時は多少の文学作品を読むと良い。経営や国際情勢、法律について学べば、お金を稼ぐ方法について学習することが出来る。

14.若い内は誰でもお金を多くは持っていない。誰かが高級なブランド品を持っていても気にすることはない。そして、彼女がプラダやルイヴィトンなどのブランド品を欲しがっても、あまり真面目に取り合う必要はない。女性は生まれながらにして美しいものを好む。女性は自分の彼氏が、友達に自慢出来るくらいの高価なものを、プレゼント出来る器なのかどうかを知っておきたいのだ。あなたが彼女を美しく出来たなら、あなた自身も嬉しいはずである。いずれ彼女を美しくしてやれるような、男になればいい。

15.何かを成し遂げたい時、また、何かを成し得ようとしている時、むやみに周りにそのことを話すな。

16.爪、髪、あごひげはいつも整えておこう。社会は本来、排他的なものだ。あまりにも気ままな格好は、どこへ行っても歓迎されない。長髪が似合うのなら、いつも整えておくことだ。

17.男である以上、体調管理は不要だと思ってはいけない。食事を不摂生にしてはいけない。魚介類、トマト、バナナは男性の健康にとって良いものだ。心掛けて摂取しよう。もし健康には問題ないと思っていても、あなたが健康であることによって、彼女にブランド品を贈るためのお金を病院に払わずに済んでいる事実を、理解するべきだ。

18.より優れた人生を歩む人は、他人を必ずしも信頼していない。人は誰しも利己的だ。あなたはあなた自身を信頼出来るだけである。

19.もしも失敗や敗北に直面しても、ヤケになることはない。その失敗から責任を取るということを学ぼう。そして失敗の原因を理解し、自らの悪習を変えるように努力すると良い。もし、20歳でお金がないのなら、それは普通だ。もし30歳でお金がなかったら、それは運命だ。もし40歳でお金がなかったら、男とは言えない。失敗から学ぶようにしていれば、失敗は遠ざかる。

20.良い言葉に出会う全ての男性は、その言葉によって支えられる。

多少厳しめの20箇条ではあるが、なるほどと思わされるものも少なくない。人生訓の参考にしてもいいかもしれない。

(以上、RocketNews24より転載)

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中国は共産主義下で市場開放政策をとってから30年になるが、上記「男性の心得20箇条」を読む限り、「共産革命、打倒米帝」なーんて文句は微塵もない。そりゃそうだろうな、ここ数年、空港ホテルで出会う中国人団体客は「人民統制」とは無縁の騒々しさだった。強欲剥き出しの国民性。

で、現在中国でビジネスをしている発明家飯山一郎氏のHPより以下を転載。

 

日中間の深い溝

広州での生活を堪能している.

広州に来ると,持病になった鼻炎とセキが治まるので気分は爽快だ.

私には,中国の空気のほうが性(しょう)に合っている.

鼻から吸う空気だけでなく,社会の空気も中国のほうが好きだ.

中国は,何事にもおおらかだ.自由奔放というか,無秩序というか,規律がない.

たとえば…,

タバコを吸う自由.電車の中で携帯で大声で話す自由.ゴミをポイ捨てする自由….

赤信号を無視する自由.バイクに4人乗りする自由.対向車線を逆に走る自由もある.

これらの「自由」を見て,日本人はマユをしかめる.

中国人の「自由」は,日本人には到底理解できない感覚だ.

無茶だ.馬鹿だ.…日本人が何と言おうと,中国人は自己責任で元気にやっている.

つづく

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中国は将来、米国に代わって世界一の経済大国になると言われているが、果たして世界は米国よりはマシだと思って「中国の自由」を受け入れるだろうか。ジャック・アタリは今後も中国経済は世界市場に拡大を続け、近い将来、民主化が避けられなくなり、内乱が勃発して台湾もしくはロシアへ軍事侵攻すると予測している。どう転んでも将来、中国は世界の頭痛のタネになることは間違いないだろう、頭が痛てぇ。

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昔、坂本龍一がアカデミー賞を受賞した「ラスト・エンペラー」の映画音楽制作のため中国に滞在した。そのとき公衆で痰を吐く女性を見てショックを受けたって言っていた。中国は共産主義の建前で男女同権の国。空港ホテルで出会った中国人団体客も男女差なしに大声の会話。中国男児はツライだろうな。

 

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昨日投開票された長崎知事選挙で、民主・社民・国民新党推薦の候補が自民・公明が支持した候補に負けたことが大きく取り上げられている。何か政権運営に大変な影響があるかごときの報道であるが、あまりにも短絡的な見方である。

私の知る長崎県民の人からの報告では、民主党推薦の候補者は知名度もなく、目つきがきつく、40代にしては若さが感じられなかったとのことだ。あわせて私は、候補者の選び方に問題があったと考える。

昨年8月の選挙で民主党は、官僚政治の打破を訴え、政権交代できた。その民主党が官僚を候補者にした。しかも、見るからに受けの悪そうなタイプの男である。そもそも、スタートの段階で民主党長崎県連は大きな判断違いをしたのである。

鳩山首相、小沢幹事長に全て責任があるやの話は、的外れである。

「政治とカネ」の問題が全く影響しなかったとは言わないが、何よりも候補者の発信力、存在感が、一人を選ぶ選挙ではモノを言う。また長崎県は昨年の総選挙でも、民主党候補が小選挙区で完勝したが、それぞれの選挙区で差はなく、まさに“風”のおかげでの勝利であった。比例票では自民・公明票の方が民主票よりも多かったのである。

こうしたデータを見れば、自民・公明支持の候補者が勝利しても不思議ではない。今回の知事選挙結果を厳粛に受け止め、安易に官僚を候補者にしないようにしていくことが大事である。(以下略)

(ムネオ日記)

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タマが悪けりゃどうしようもない、若ハゲ候補者の選定ミス。民主党の人材不足が露呈した。

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蓮舫氏を4月に副大臣起用へ 「事業仕分け」担当(共同通信) - goo ニュース

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蓮舫ちゃんはどうもタイプじゃないな、誘われたらついて行くけど。

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鳥取選出・石破氏「日本のチベット」に怒る(読売新聞) - goo ニュース

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チベット「日本の保毛尾田保毛男」に笑う。


野菜カレーで発見する

2010-02-23 | weblog

そうだった。週末、里帰りしているフィリピン人妻が帰ってくる。

寂しい独身生活もカウントダウンに入った、なーんてね。

実は自由な時間のほとんどを独身友人H宅へ行ったり来たりで過ごしていた。

で、まあ、家に居るときはカレー作りをしていたワケで今回は野菜カレー。

材料はタマネギ、ニンジン、ナス、ピーマン、キャベツ、アスパラ、シメジ。

そう、カレーライフの目標はヘルシーな太った中年に変身するためだった。

 

おお、できた。うめぇ。

ヘルシーになったところで後はチンタラ雑談。

 

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さて奥さん、以下のブログ記事リンクは池田ジャンキーにとってタマンネェ。

 

池田信夫氏が1年がかりでコソーリ訂正していた件 - satolog 

 

内容は至極簡単で、昨年池田センセは「対中貿易は赤字だ」と言った。すると「香港経由で黒字」とツッコミが、すかさず池田センセは「香港経由は噴飯もの」と罵倒。1年経って池田センセは何気に「香港経由なら黒字」と言ったつーもの。この記事を読んだとき、極上のワインみたいな奥深い味わいだった。

前エントリーもそうだが、最近は面白いことを求めネットで検索するんじゃなくてツイッターのツイートから楽して発見することが多くなった。この前も平民新聞のツイートにハッ!としてお気に入りに保存した。

 

森山大道の写真とハマコーのツイッター、双方に共通するのは「文体の発見者」であるという事。最近ずっと森山大道の写真を最初期から見ててハマコーのツイッタも見ててやっぱあの「行ってくる。なう!」みたいなのて発見だよな。真似出来ない。や、後からは真似出来る。でも最初に発見できない。

正直に言うけど今カバンの中に図書館でかりた森山大道の写真集があってさっきハマコーのページ見てたからヨシ今日はこの二つを無理矢理つなげて何か屁理屈をでっちあげて最後は今朝食べた大学イモの話につなげようと思ってさっきあれ書いたんだけどさすがに今あ…失敗したな…て思ってる。なう!

 

>森山大道の写真とハマコーのツイッター、双方に共通するのは「文体の発見者」であるという事

>この二つを無理矢理つなげて何か屁理屈をでっちあげて最後は今朝食べた大学イモの話につなげよう

この辺の思考、発想というのか感性は「天才的だなぁ、もう、ヤダヤダ」と甚く感服したのだった。

池田センセネタのブログ記事に戻ると、タイトルからしてシビレタわけで、平民新聞もそうだけど表現の仕方てか文章力が抜群。面白いネタを発見してそれ以上に仕上げるつーのは凡人には難しいこと。

んで、ネタにされたカミツキガメ池田センセは、学者として通信政策が主題。例えば昔から電波利権の構造を晒して周波数オークション制の導入など一般人には知ることもない優れた政策提言している。政権交代したから実現するいいチャンスだ。ところが、池田センセは持ち前の罵倒癖から菅直人同様に担当大臣原口の無知をブログで嘲笑してしまった。このときは「ヤッチャッタ、どうしようもねーなー」と思ったが、まあいいか。

そんなワケで面白いことを発見したら大事にしようと言いたかった。

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それからブログ永田町異聞のエントリー記事。

小沢訪米要請キャンベル氏のどこが失策なのか

この記事で永田町異聞は日経新聞編集委員のコラムに噛みついているワケだが、米国務省(日本でいうところの外務省)による情報分析の正確さを日経批判の論拠としているところが面白い。日経は読売、産経と並んで日米関係の危機を散々煽った自民党御用新聞。永田町異聞の記事を深読みすれば米国務省は自民党御用新聞の論説を相手にしていないってことになる。自民党御用新聞も池田センセみたくコソーリ訂正するしかないだろ。

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民主・石井氏「鳥取、島根は日本のチベット」(読売新聞) - goo ニュース

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チベットに失礼では。


国母と明治初期の写真

2010-02-22 | weblog

「国母はどのように語られたか」

上記平民新聞のリンク記事で国母についてスポーツ新聞3紙が比較されている。国粋新聞産経系列のサンスポだけが説教調だ。昔、マラソンのオリンピック選手円谷が日の丸のプレッシャーに耐えかねて自殺した事件があった。今回の国母騒動も無意識に「日の丸」を押し付けているようでなんか気分が悪くなった。「日の丸」、「愛国心」は強要するものではなく、強要したところで根付かないどころか反駁を生むだけ。

んで、明治初期の1880年代、日本の写真をリメイクしたサイトを発見。

Adolfo Farsari – The Man Who Shot Old Japan

以下写真だけを一挙転載。奥さん、気分チェンジしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


嫉妬するカミツキガメ

2010-02-21 | weblog

カミツキガメ - Wikipedia

カミツキガメ(噛付亀・学名 Chelydra serpentina)は、カメ目カミツキガメ科に分類されるカメ。もしくは近縁種の総称。ワニガメと同様に飼育個体に由来するとみられる個体が日本でもたびたび発見され、問題となっている。種名の英名はSnapping turtle。

捕獲方法

発見したときには棒などで突付いたり殴ったりなどせずにまず後ろに回りこみ、甲羅の後ろ半分を軽く押さえてから持ち上げると比較的容易に捕獲することができる。前記の方法が不可能な場合はまず何かを咥えさせてから持ち上げるとよい。目の前に向けて放り投げてやればたいていのものに興味を示す。間違っても網や狩猟用の檻などを使って捕獲を試みてはいけない。捕獲のためには怖がらせないこと、攻撃を加えないことが事故防止の観点からも重要である。

性格は凶暴だと一般に思われているが非常に臆病であり、水からあげない限りは非常におとなしい。しかし空腹時や攻撃を受けたときなどには名前の通り噛み付くことがあり、捕獲・取り扱いにはコツの必要なカメである。カメとしてはかなり俊敏なので大きくなると取り扱いに注意が必要である。首が長く甲羅の横まで届くが流石に後ろにまでは届かないので後ろを持てば安全だが、突然向きを変えることも多いため手では捕獲しづらい。ワニガメとは異なり、後ろから持ち切れなくなった時の持ち方が存在しない。

*

 

池田センセネタで多用する「噛みつき亀」を何気なく検索したら上記を発見、実在することを知って少しばかり悦に入った。そしてウィキによればカミツキガメは「一般に指を食いちぎる・骨をも砕く等と報道されているが、実際の力は弱い」そうだ。これって池田センセの芸風そのものではないかと感嘆した。

カミツキガメは「空腹時や攻撃を受けたときなどには名前の通り噛み付く」そうだが、池田センセが噛み付く動機はその人に嫉妬という羨望と憎悪が入り混じる不可解な感情を抱いたときだと考えている。

 

細木数子化する勝間和代 ~勝間和代バブルの解題

その勝間和代女史が、国家戦略室で「デフレを止めろ」的なことを言ったのを知った池田信夫氏が、嫉妬を爆発させて面白エントリーをアップしたりして波紋が広がっている。

池田ヲッチャーを公言する切込隊長も「嫉妬を爆発させて」という認識だ。

では、そもそも池田センセが毎度爆発させる「嫉妬」とは何なのだろう。

 

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嫉妬 - Wikipedia

嫉妬(しっと、envy)とは、自分と異なるものや、自分から見て良く見えるもの、自分が欲しい(欲しかった)ものなどを持っている相手を快く思わない感情。僻み(ひがみ)、妬み(ねたみ)、嫉み(そねみ)、やっかみ、ヤキモチ、動詞化して「妬(や)く」、などともいう。

男女間の愛憎について用いられる場合は、ある人の愛情が自分以外の誰かに向けられることを憎む感情を示す(jealousy/ジェラシー)。

嫉妬状態にある人の特徴

・下に見える人(もの)を見て悦に入る

・上に見える人(もの)を見て反感を抱く

上に見えるものへの反感が向上心と結びついた場合はもはや嫉妬と呼ばれないことが多い。

嫉妬についての考察

・インターネット上の2ちゃんねるなど21世紀初頭に始まる匿名掲示板における誹謗中傷の氾濫は、現社会で鬱屈している嫉妬心の表出であるとする見方がある。嫉妬に基づく行動は一般に好ましくないものとされるため、現実社会では丸めた形で現れることが多いが、匿名社会においては剥き出しのままぶつけられるとされる。

・嫉妬は一般的には社会で忌み嫌われる感情であるとされているが、その反面、大衆の嫉妬心を煽る目的が根底にあるとされるマスコミによる著名人や一部の組織に属する者たちに対するバッシングといった行為が日常的に頻繁に行われており、嫉妬という感情が社会において与える影響や問題は決して小さくない。

・弱者が強者に対して抱く嫉妬心や、それらに起因する憎悪や非難といった感情のことを哲学上の概念でルサンチマンと呼び、上記のようなインターネット社会における諸問題を理解する上で重要な概念になり得る。

・嫉妬という感情を覚えはじめるのは思春期である。この時期は「まわりから愛されたい」という気持ちが爆発する。よって、スポーツ万能で周りからちやほやされている人などをみて、「気に食わない」(=嫉妬)という感情が生まれる。

・人間以外の動物にも「嫉妬」の感情は存在する。複数のペットを飼っていて、特定の個体だけを可愛がったりするとその個体へ嫌がらせをしたり、部屋をわざと散らかしたりすることもある。

著名人の発言

・劇作家山崎正和は筑紫哲也との対談集『若者たちの大神』のなかで「大衆社会で一番怖いのは、平等化からくるねたみだと思う。ねたみというのはね、上下の差が小さくなったときに起きるものです。それに、ねたみはいわゆる公の憤りと非常にくっきりとした違いをもっていますね。これは、たとえ自分のほうに落ち度があると知っていても起こる感情なんです。しかも、これは、ほうっておくと無限に自己増殖するんですね。大衆社会が退廃していく最初のきっかけはねたみなんです。この感情だけは、どうしたらいいのか私には分かりません」と残している。

・小池百合子は「永田町は嫉妬の世界で、日本では政治家の大多数が男性という観点から、嫉妬は女偏ではなく男偏にすべきですね」と発言している。

・斎藤美奈子の著書『文壇アイドル論』(2002年、岩波書店)によれば、1980年代以降において、「ねたみ・そねみ・しっとを解放」したのが林真理子の「功績」のひとつ、なのだという。

・パリス・ヒルトンは「嫉妬するということは、相手より自分が下であると認めてしまうこと」「嫉妬というのは邪悪な感情。神様は優しい心の人にカルマを与えるの。私は1度も嫉妬したことがないわ」と発言している。

*

てなワケで、池田センセの場合、上記ウィキの「嫉妬状態にある人の特徴」からすれば「上に見える人(もの)を見て反感を抱く」ので罵倒して「下に見える人(もの)を見て悦に入る」のだろう。学者としての専門がIT、メディア、経済、政策とフィールドが幅広いため、縄張り荒しと思うのか、その分野で活躍する人、話題の人、売れている人=上に見える人への罵倒は枚挙に遑がない。つーのかそれがブログの芸風になっている。

 

*

 

競争心と嫉妬は、同じ技術、同じ才能、自分と同等の人々の間にしか存しない。すべての嫉妬にはなんらかの羨望がつきまとう。また、しばしばこの2つの情念は混じり合っている。一方、羨望はときには嫉妬からはっきり分離していることもある。

(ラ・ブリュイエール)

 

嫉妬とは何であるか?それは他人の価値に対する憎悪を伴う羨望である。

(阿部次郎)

 

嫉妬は常に他人との比較においてであり、 比較のないところには嫉妬はない。

(フランシス・ベーコン)

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嫉妬はペットの動物にも存在するくらいだから人なら誰もが持つ。そして人間の嫉妬は奥が深く、嫉妬に狂ったストーカー男は逮捕されるまでストーカー行為をやめないほどコントロールが難しい。わかっていてもやめられないのだ。嫉妬は羨望と憎悪が入り混じる感情で、一旦嫉妬を抱くと嫉妬そのものを否定する心理メカニズムがある。嫉妬していることを認めてしまうとそれは比較する相手の下であることを認めることになる。したがって嫉妬していることを心的に否定して相手を見下すことを正当化するから始末に負えずやっかいだ。

池田センセの嫉妬は一般的な嫉妬とは異なりかなり特殊である。普通、男女間の愛憎がそうであるように嫉妬は1対1の関係がベースとなる。ところが池田センセの場合は1対複数が基本である。これは池田センセのエベレストより高いと思われる自尊心によるものだろう、売れている人がいると兎に角そいつが気に食わない。噛みつき、罵倒、嘲笑し、相手を見下さないと気が済まないのだ。ブログでのむやみやたらな罵倒は継続的かつ反復して行われることを考えると、ベッカムで有名になった強迫性障害の症状に近いと考えられる。

ニュースで報じられたベッカムの強迫観念は「偶数」で、冷蔵庫の飲み物が奇数だと落ち着かない、1本隠して床に就くそうだ。池田センセはネットで売れっ子を知るや、メラメラと嫉妬の炎が燃え上がり、そいつをブログやツイッターで罵倒しないとPCをオフに出来ないのだろう。ベッカムは強迫性障害で苦しんでいることをカミングアウトしたが、池田センセは果たして嫉妬に苦しんでいるのだろうか。いずれにしても嫉妬は相手がいないと存在しないものだから池田センセに噛みつかれた人たちは運がないとしか言いようがない。

 

勝間和代氏の落第答案 - 池田信夫blog

 

嫉妬するカミツキガメは眠らない、池田ジャンキーの時代である。


安倍晋三の暗躍

2010-02-20 | weblog

 

東京地検に銃弾が 

東京地検に銃弾が届いた。「なぜ、小沢幹事長を逮捕しないのか」
 
という抗議の声明文も入っていたという。抗議、恫喝、脅迫、裁判沙汰が多い僕もさすがに銃弾を送られた事はないが、というのはどうでも良いことで、「現段階で検察は敗北した」と言う有識者は多い。
 
結局、2月も終盤に 差し掛かろうとしているのに、去年の年末と全く状況が変わっていない。佐久間特捜部長は「辞表覚悟で臨んだ」。で、小沢氏不起訴。銃弾を送った人でなくても「え!?」と思うのが普通だろう。僕は一説によると佐久間部長が自分だけでなく、「部下にも辞表を用意させた」というのを聞いて、相当の意気込みと共に、小沢氏起訴まで持っていくつもりだと思った。司法記者だってそう、思った。が、今思えばまず、最初に石川議員逮捕から大丈夫?という雰囲気を漂わせていた。国会が始まる前のそのタイミングしかなかったとは言え。これを逃すと参院選。タイミング的には「やるんであれば」ここしかない。という時期だった。なので、検察サイドから見ればまあ、しょうがないか、という事だろう。

ちなみにマスコミもこの頃からヒートアップ。「小沢幹事長辞任か」報道が期待を込めて、読売、産経を中心に流れた。産経はとうとう「小沢容疑者」とまで誤記し、民主党に謝罪に行ったらしい。その際、民主党側が「まあ、潰れる新聞なんだから」と言ったとか言わないとか。
 
一様に記者が言っている事は、検察に「隠し玉」があるのではないか。と思っていたのに、実際はなかった→ガッカリというもの。水谷建設の「自供」という表現が正しいかどうかは別にして、「それしかなかったのかよ!」と突っ込みたくなる。
 
ちなみにこれはある地銀がオフレコを条件に僕に語ってくれたが、水谷建設の体質、経営を「ヤクザそのものやで」とに苦々しげに言っていた事を付記しておく。
 
そういう会社とベッタリな小沢氏だが、結局事情聴取二回だけで終了。
 
検察に、もちろんこれはやってはいけないが銃弾が届く騒ぎとなった訳だ。
 
それプラス、小沢氏の中国の習近平副主席が来日した際に「三十日ルール」を無視し、天皇と会見をセットした事なども右翼・民族派の怒りを注いだ。
 
僕のオフィスには毎月、いくつかの右翼の機関誌が届くが皆一様に「会見」について怒りを露にしている。
 
実際に抗議文を渡した有名団体もいた。
 
小沢邸に火炎ビンを投げた人間もいたが、実はその人間はある人を介して僕は知っていたようであり、もれ伝えた情報によるとビンの中は水だったようがだが。だから正確には火炎ビンでなく水ビンである。
 
なので、銃弾を送ったのはまだ捜査中で誰かわからないが、このような自体になる下地はできていたのである。

ただ事情聴取二回はさすがに小沢サイドも慎重になり、マスコミに対する態度も軟化してきたという。そう言えば「三十日ルール」会見の際、記者に対して「君は憲法、勉強してるの?」「三十日ルールって誰が決めたの」「宮内庁の役人が決めた事であって憲法には抵触していない」といった傲慢会見も火に油を注いだ。
 
もっとも、これには裏話があって羽毛田宮内庁長官が記者会見を開き「三十日ルール」を破るのはいかがなものか、と語ったが、この会見を裏で焚き付けたのは安倍晋三元首相という話もあり、それを聞いた小沢氏が激怒。で、あの傲慢会見になったという人もいる。
 
とにかく不起訴が決まった現在、新たな隠し玉が出てくる可能性は低く、予算審議での与野党の攻防も、記者から聞いた話などをぶつけてお互のイメージダウンあるいは、支持率ダウンの為にしかやっていると僕には写る。しらけるよなあ、こういう事をされると。何故なら、与野党ともにこの国会は夏の参院選の為に開かれているようなものであるから。
 
自民党は必死である。新聞、テレビでは内閣支持率ダウンが報じられて民主党連立政権がピンチで(実際ピンチ)あるかのように感じられるが、実際に選挙は民主党に有利という見方がほとんどであるからだ。
 
一つには受け皿の自民党にタマがいない事。話題は進次郎とさんとか美し過ぎる市議くらいか。冗談だろ?
 
小沢氏が支持団体を次々取り込んでいる事。
 
自民党崩壊を小沢氏が狙っている事。
 
これらを自民党自身も知っているからだ。

政治家は票田の為に政治活動をしている。

(以上、実話ナックルズより転載)

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特別捜査部 - Wikipedia

一方、東京地検特捜部に批判的な立場からは、東京地検特捜部が連合国軍による占領下で、旧日本軍が貯蔵していた隠退蔵物資を摘発してGHQの管理下に置くことを目的に設置された「隠匿退蔵物資事件捜査部」としてスタートした経緯や特捜部エリートに在米日本大使館の一等書記官経験者が多いことから、「米国の影響力を受けている」とする見方がある。また、捜査対象が田中派系列(田中派―竹下派―橋本派)の政治家のみに集中し、清和会系列(福田派―安倍派―森派)の政治家は捜査を免れているという指摘がある。

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上記ウィキで東京地検が米国CIAの出先機関だとすれば、実話ナックルズの記事で面白いのは羽毛田を焚き付けたのが安倍ちゃんだっていう話。ならば米国の関与が充分考えられる。つーか、戦後の日本を米国の属国と考えれば別に陰謀論を持ち出すまでもなく米国の関与は当然のことなんだけど。

で、以下、安倍仕掛け人話の出し元と思われるジャーナリスト松田光世氏のツイッター。

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週刊ポストが、検察を動かして小沢疑惑を仕掛けているのが小泉だと書いていたが、あれは間違い。仕掛け人は、安倍晋三元首相と小泉の秘書官だった飯島。安倍は、本命ではなかった樋渡を検事総長に据え、官房副長官に元警察庁長官の漆間を起用し、検察・警察を牛耳って国を動かそうとした。

「清和会政権」が4代も続くと、権力の腐敗は頂点に達する。安倍のバックには、地元の山口組など暴力団の親睦団体「毛利会」の存在がある。普通の政治家は、暴力団の抗争絡みで、地元事務所に銃弾を撃ち込まれたりしない。

安倍は、中選挙区時代の名簿を渡して手なずけた手下の河村前官房長官と萩高同期だった羽毛田宮内庁長官に例の「天皇特例会見」批判をさせて、小沢追い落としに天皇陛下を政治利用した。今週、安倍政権時代にも「特例会見」があったことを平野官房長官に暴露され、赤っ恥。

河村前官房長官が政権交代選挙後に引きだした2億5000万円の官房機密費。小沢を告発したエセ団体。これを結んだのも安倍。裏で飯島が動いた。

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松田氏(通称どらえもん)は三井環氏と組んで検察の裏金を告発した敏腕ジャーナリスト。

であるから「小沢抹殺」の安倍・飯島黒幕説も頷ける。引退した小泉さんは手を汚さない。

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それから永田町異聞が週刊朝日2月26日号のジャーナリスト魚住昭対談記事を取り上げ

元検察幹部二人が「官邸主導国策捜査」に言及

「三井は小沢への捜査について「麻生官邸の関与」を疑い、緒方は自分への捜査を「安倍官邸」が主導したと感じている。」

と記している。安倍ちゃんは「おぼっちゃん」どころではない、トンデモナイ曲者ということになる。

では、「小沢抹殺」の黒幕が安倍ちゃんと仮定するなら、政治の表舞台を去った政治家が小沢失脚を目論見、暗躍した目的は何か。小沢逮捕で一発逆転を狙い、再び自民党が政権を奪還して陰のキングメーカーに居座ろうと考えたのではないのか。ならば、それはおぼっちゃんの甘い夢に過ぎない。

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日刊ゲンダイ、ツイッター開始

nikkan_gendai

【日刊ゲンダイ・本紙独占】石川知裕衆院議員が初激白 「私を貶めた水谷建設は許さない」 「このままでは死んでも死に切れない」 連日9時間に及んだ聴取の怖さ


ポークカレーで福田衣里子

2010-02-19 | weblog

マッシュポテトの失敗を乗り越えてポークカレーを作った。

まず豚バラ肉ブロックを一口大に切り分けバターソテー。

こんがり炒めてお湯へ投入、30分茹でる。

玉ねぎ、キャベツをみじん切り、人参、にんにく、しょうがをすりおろして投入。

10分間煮る。

最後にS&Bゴールデンカレーを投入、10分間煮て完成。

 

おお、できた。うめぇ。

シーフードカレーは出来たてがフレッシュで旨く、時間が経つと風味が飛んでアウト。

しかし、ポークカレーは時間が経つほど味が馴染んでまろやかになるから摩訶不思議。

 

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福田衣里子が握る「小沢の命運」

 

・候補者のタマの悪さを挽回

民主党のアイドルが奮闘している。今月21日投開票の長崎県知事選のため、福田衣里子衆院議員(長崎2区)が地元でフル回転しているのだ。

「金子知事の不出馬で12年ぶりにトップが代わる注目選挙です。立候補者も7人と乱立。元プロレスラーの大仁田厚まで出馬しています。ただ、実質的には民主党が推す元農水省室長の橋本剛氏(40)と、自民党と公明党が支援する前副知事の中村法道氏(59)の一騎打ち。民主党は、告示前から前原国交相や赤松農相、“事業仕分け”で名前を売った蓮舫参院議員といった幹部クラスを投入している。中でも集票を期待されているのが、地元で抜群の知名度と人気を誇る福田議員。党からは『国会に出ないで地元にベタ張りしろ』との指示が出されているようです」

福田本人も今月3日付のブログで<明日からは、いよいよ闘いが始まります>と書き、気合を入れていた。

それはそうだろう。彼女の踏ん張りは、新知事選びに影響を与えるだけではない。小沢幹事長の命運も左右するのだ。

「民主党は昨年の衆院選で長崎の4つの小選挙区を独占しています。民主VS自公という知事選の構図は、当時と同じ。そんな状況で敗北すれば、小沢幹事長の進退問題に跳ね返ります」(政治評論家・小林吉弥氏)

世論調査では7割前後が小沢の幹事長辞任を求めているが、これは瞬間風速に過ぎないし、投票行動への影響は未知数。しかし、県知事選は夏の参院選を占う有力な指標になる。そう見る関係者は多く、党内からも「長崎で負ければ、“やはり小沢ではダメだ”となる」との声が出ている。

「長崎での民主党の基礎票はザッと30万票といわれています。対する自民票は20万でガクッと落ちるが、公明票が10万ぐらいあるから、勢力は拮抗している。それだけに小沢周辺はヒヤヒヤでしょう。しかも、民主推薦の橋本候補は評判がイマイチ。

元官僚らしからぬ風貌もマイナスです。どうも民主党にはイヤなムードで、最後は“福田頼み”となりそうです」(地元関係者)

6月に完成する新議員会館の部屋割りで、福田は小沢の斜め前と決まった。見た目や年齢からは想像できないが、彼女もれっきとした小沢ガールズの一員である。親分のピンチを救えるか――。

*

奥さん、今回のエントリーは別に深い意味はない。

カレーと福田衣里子さんが好きなだけ、拙者の愛を受け止めて。

*

暴走大阪地検 バッジ逮捕で汚名返上狙う

郵政不正事件 村木被告の元部下の「冤罪」証言で崖っぷち

・KSD事件と同じ“絵”を描く!?

郵便不正事件に絡み、ニセの障害者団体証明書を発行した疑いが持たれている厚労省元局長、村木厚子被告の裁判がグチャグチャになってきた。16日は、当時の部下である元係長が証人として出廷し、「村木さんは冤罪」と証言したのだ。

検察側は、村木被告が元係長に、自称障害者団体の元会長・倉沢邦夫被告を紹介し、「ちょっと大変な案件だけど、よろしくお願いします」と証明書発行を指示したとされる。

しかし、元係長は村木被告の言葉を「自分の類推だった」と説明。証明書発行を〈国会議員から課長のところに来た案件と聞かされていた〉という供述調書についても、「そんなことを言った覚えはない」と全面否定した。これが本当なら、検察は供述調書をでっち上げたことになる。

「村木裁判は検察側の完敗でしょう。前回の公判でも、村木被告の元上司が証人として出廷し、“検察側のウソの証拠で供述してしまった”“事件自体が壮大な虚構ではないか”とぶちまけています。これほど検察のデタラメがボロボロと明らかになる裁判は、ちょっと記憶にないぐらいです」(法曹関係者)

こうなると、検察の信頼はガタガタだ。そのため、郵便不正事件を担当する大阪地検特捜部は、何としても“バッジ”を挙げようと目の色を変えている。

「ターゲットは愛知県選出の民主党衆院議員です。容疑はズバリ、あっせん利得罪。国会で有名作家の著作権を管理する会社に有利になるような質問をする見返りとして、カネを受け取ったという絵を描いています。質問の数日前、この議員は著作権管理会社にパーティー券60万円分を購入してもらっている。検察からすれば、村上正邦参院議員と小山孝雄参院議員が質問の見返りに利益供与を受け、刑が確定したKSD事件と同じ構図というわけです。もっとも、あっせん利得なら、公務員に職務上の行為をさせる、あるいはさせないようにすることで利益を得たという証拠が必要。立件は簡単ではありません」(司法事情通)

それでも検察は暴走を続けるのだろうか。

*

郵便不正事件は創価学会の仇敵である民主党の石井一議員を嵌めるためのでっちあげ。

 

このニュースはブログ雑感も取り上げていた。

陰謀説ってのは、あまり信じないが虚偽報道・リーク報道は大いに行われているだろう


マッシュポテト武村の失敗

2010-02-18 | weblog

 

タモリさんのレシピで作る「プレーンタモリ」がめちゃうま。

(1) バットにカレー粉、ターメリック、クミンを合わせ、一口大に切った鶏肉にもみこみます。

・カレー粉〈大さじ1〉
・ターメリック〈小さじ1弱〉
・クミン〈小さじ1弱〉
・鶏モモ肉〈500g〉(お好みで皮をとってください)

(2) フライパンにサラダ油をひき、鶏肉の表面に軽く火が通るくらい焼きます。

・サラダ油〈大さじ1〉

(3) 鍋にお湯を沸かし、(2)で炒めた鶏肉を入れます。

・お湯〈1リットル〉

(4) (3)の鍋にマンゴーチャツネ、赤ワイン、ミキサーにかけたホールトマトを加え煮込みます。(中火。蓋はせず、ふきこぼれないよう、アクを取りながら煮込みます)

・マンゴーチャツネ〈大さじ1/2〉
・赤ワイン〈75cc〉
・ホールトマト〈75g〉

※ホールトマトはミキサーにかけなくともすでにピューレ状に仕上げられた商品が販売されています。

(5) 弱火のフライパンに、炒め玉葱、ニンニク、しょうがを加え混ぜ合わせながら炒めます。
ニンニク、しょうがの香りが立ってきたら、カレー粉、ターメリック、クミンを加え、さらに牛乳、ヨーグルトを加え、ペースト状になるまでよく混ぜ合わせます。

・炒め玉葱〈1/4瓶〉

※瓶詰めのものが無かったためヱスビー食品から販売されている煮込み用ペーストで代用。

・ニンニク(すりおろし)〈小さじ2〉
※食感を残すため今回はみじん切りとした。
・しょうが(すりおろし)〈小さじ2〉
・カレー粉(インデラ缶)〈大さじ1〉
・ターメリック〈小さじ1〉
・クミン〈小さじ1弱〉
・牛乳〈1/4カップ〉
・ヨーグルト〈大さじ1強〉

(6) (4)の鍋に(5)のペースト、醤油、砂糖、とろけるチーズ、塩を加え、半蓋で煮込みます。

・醤油〈少々〉
・砂糖〈ひとつまみ〉
・とろけるチーズ〈30g〉
・塩〈小さじ1〉

(7) 煮込み開始から2時間強煮込んだら塩で味を調え、最後に15分強火で煮込み、完成です!

※(7)の仕上げの段階でガラムマサラをお好みで加えてもおいしいです。

*

 

いくら美味しいタモリカレーでもこんな面倒臭いレシピで作ってられるか。

 

実を言うとタモリカレーで最も重要なテーマは具え付けのマッシュポテトなのだ。

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”マッシュカレー”ポテトのレシピ

(1) よく洗い芽を取ったジャガイモを皮付きのままサランラップに包み、電子レンジで柔らかくなるまで加熱します。(レンジにかける時間の目安は7?8分ほど。柔らかさをみながら調整します)

・ジャガイモ〈2個〉

(2) 熱々のうちに、ふきん等にくるんで皮をむきます。

(3) マッシャーでジャガイモをつぶし、カレー粉、塩、牛乳を加え、よく混ぜ合わせます。

・カレー粉〈小さじ2〉
・塩〈少々〉
・牛乳〈25cc〉

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カレーのルー自体もおいしいのですが、一緒に混ぜ合わせるマッシュポテトが効いています。かき混ぜた際にマッシュポテトがルーを吸うのですが、それがごはんを包むようにからんで、ほんのりとした甘さをやしっかりとしたコクを出してくれる。なによりホクホクとした優しい食感がたまらないです。ドライカレーの食感とはまた違ったカレーで、独特なんですがすごくハマる。4日連続で夕飯はプレーンタモリでしたが全然飽きなかった。

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どうだ奥さん、これでマッシュポテトの凄さを理解出来ただろう。

ナニを隠そう東京銀座にあるインドカレーの老舗ナイルレストランの人気メニュー”ムルギーランチ”にはマッシュポテトが添えられている。彼是25年前、初めてムルギーランチを食したときにマッシュポテトの食感に衝撃を覚えたものだ。タモリカレーを見てそれを思い出し、マッシュポテトを応用しようと決心したのだ。マッシュポテトを作るひと手間が太った中年カレーライフに大いなる喜びをもたらすのであった。

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それから奥さん、「炒め玉葱」。これが殊のほか面倒なのだ。

そこで

[既存] 冷凍orレンジ?アメ色タマネギを短時間で作る2つの方法

じっくり炒める事で甘みが出るアメ色タマネギ。
スープやカレーなどの料理にコクと深みを与えてくれます。
家庭料理がプロの味に近づくので重宝するものの、
弱火で焦がさないように炒めるので、
時間がかかってしまうのが難点です。
そこで、私がよくやるアメ色タマネギを短時間で
作る2つの方法を紹介しますね。

その1 みじん切りにしたタマネギを冷凍する
→炒めてから5分でアメ色になります!

その2 みじん切りにしたタマネギを耐熱皿に入れ、
バターを大さじ1杯加え、電子レンジで5分加熱する
→炒めてから10分ほどでアメ色になります!

アメ色タマネギは、普通に作ったら3~40分くらい
かかってしまうので、かなりの時間短縮になりますよ。

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これでカレーライフは進化する予定だった。

ところがマッシュポテトは煮崩れて失敗、アメ色タマネギは冷凍する手間が面倒だった。

世の中、そうそう巧くいくものではないことを悟った。

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では以下、JBpressより武村正義の恨み節インタビューを冒頭だけ転載

疑惑だらけ小沢氏は政界引退を!居座り続ければ民主党分裂――武村正義元蔵相

JBpress 「政治主導」を掲げた鳩山政権の発足から5カ月間をどう評価するか。

武村正義氏 「政治主導」というスローガンはよいのだが、目新しいことではない。自民党政権や細川政権なども政治主導を実行した。うまくいったり、いかなかったりの両方極端なことを私は経験してきた。

自民党時代、金丸信(元副総理)さんの訪朝団に私は事務局長として同行した。北朝鮮といろいろやり取りを行い、最後に戦前はともかく、戦後の不正常な期間についても償うという声明に当時の自民党と社会党の代表が署名した。

まさに政治主導の外交だったが、国際法の常識に照らすと全く間違いなことを決めて帰国した。関わっていた一人として、ほろ苦く思い起こす。政治主導が失敗した最たる例であり、外交を政治主導にしたら、どんどん失敗を犯してしまう。

もっと大きな問題はこの国の財政であり、突き詰めるとこれも政治主導(が引き起こした)。官僚、中でも財務省は常に均衡主義だから、歳入・歳出のバランスを取ろうとする。一方、政治は増税を嫌い、出す方は大盤振る舞い。862兆円(=国と地方の長期債務残高)という借金を積み上げてしまった。これこそが、政治主導の結果である。

平たく言えば、政治家は素人だが、対する官僚はプロ、専門職である。政治家は広く薄く何にでも関わるが、特定の分野にスペシャライズできない。

急に大臣や副大臣になり、官僚に「おい!」「こら!」と命令しても間違うことが多い。素人の政治家が途端に胸張って官僚に指図しているが、心配してしまう。「最後は政治が判断する」という意味は、責任を負うということ。その過程では、官僚や学者、民間人から幅広く意見を聴かなくてはならない。

(以下略)

*

このあと延々と小沢民主党批判が続くワケだが小沢さんに対する武村の怨恨は凄まじい。武村は嫉妬深い性格で、平気で仲間を裏切り、その人望のなさは石破茂に匹敵する。上記インタビューでは過去を振り返り民主党の政治主導を否定して官僚主導を礼讃する厚かましさ。どうしようもないジイさんだ。

前々エントリーのインタビューでも話題になっていたが、武村は米国によって政権から排除された。

細川首相退陣の引き金は「北朝鮮有事」だった - 小池ゆりこ

細川政権時、北朝鮮の核開発疑惑で朝鮮半島有事の緊迫した情勢下、武村によって国家安全保障の情報が筒抜けになるから米国は細川さんに武村をクビにしろと勧告したというもの。平たく言えば武村は元共産党員で中国のスパイだったてことだ。細川さんは表向きは佐川急便の献金問題で辞任したことになっているけど、実は米国のプレッシャーで追い込まれたつーのが突然辞任した真相のようだ。

そして細川政権後、自社さ連立政権へと移行するワケだが、武村は細川さんが小沢さんへ比重を置いたことへの嫉妬から官房長官のときから政権内部情報を自民党に流していた。中国と自民党の二重スパイだったのだ。さらに阪神大震災の際、被災者を嘲笑するかのような失言をして非難を浴びた。

んで、病に倒れ政界を一時引退したが、復帰を試みるや武村の息子夫婦、長女が大麻取締法で逮捕されて断念。その息子は某大学へ事務員として就職したが武村のゴリ押しで教員になった。しかし、さらに窃盗、銃刀法違反でも捕まった。新党さきがけ結党当時はクリーンなイメージで売り出したが、武村ほど金に汚い政治家はいないと言われた。そんな武村はもう死んだのかと思っていたら、民主党政権になるやゾンビの如くメディアへ登場して民主党批判。小沢問題が起きるや水を得た魚のように小沢批判を繰り返す。頼むから早く逝ってくれ。

 

*

「可視化」実現へ協力求める=法相が検察幹部に訓示(時事通信) - goo ニュース

千葉景子法相は17日午前、全国の検事長や検事正を法務省に集めた検察長官会同で訓示し、犯罪取り調べ過程の録音・録画(可視化)について、「実現に向け政務三役を中心に議論している。実務を踏まえた幅広い観点から検討を加えることとしているので協力をお願いしたい」と述べた。

法相は、再審で無罪が確定的となった足利事件など冤罪(えんざい)事案に触れ、「真摯(しんし)に受け止め、改めて適正な捜査、公判活動の徹底を図ってほしい」と再発防止を求めた。

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日本の判決有罪率99%が意味することをまず考えるべき。


対決、噛みつき亀ツイート

2010-02-17 | weblog

 

*

さて奥さん、まずは噛みつき亀が上杉くんに対して嫉妬に狂った経緯を振り返ろう。

 

小沢問題で検察リークに踊らされるメディアへの危惧

 

事の発端はダイヤモンドオンラインに掲載された上記上杉くんの記事である。

検察リークの知ったかぶりと受け取ったのだろうか、池田センセはブログで先制攻撃を開始。

 

検察は「リーク」しているのか

 

小沢問題についてズーと沈黙を守っていたが唐突の咆哮である。

そのためかバランスを欠いた内容にコメントで多数突っ込まれ混乱する。

 

どうも池田さんの論理がわからない。

(1)「検察は「捜査情報の漏洩」なんかしませんよ。」

(2)「もちろん検察は、今回のように相手が強大な権力である場合には、野党やメディアを味方につけないと闘えないので、情報操作はするでしょう。」

(3)「メディアが当局の裏もとらないで容疑者についての推測をバンバン書いてもいいのか。」

(1) であれば(3)における「メディアは当局の裏をとれない」。

(2) であれば検察は(1) の前提でどのように情報操作をするのか?

頭の悪い池田さんブログの読者にわかるように説明してください。

 

上記、最後の部分、微妙な言い回しが池田センセを狂気へと駆り立てたかもしれない。

池田センセはツイッターでライブドア田端をダシに使いジャブを打つ。

 

@tabbata 私は、この話は上杉氏がおかしいと思いますよ。検事総長と特捜部長を名指しするなら、その根拠を明らかにすべきです。それもなしに、テレビで国家公務員法違反だというのは、名誉毀損に問われてもしょうがない。

上杉氏は、夜回りの実態を知らない。丸ごと教えてもらうことなんかないし、ネタをもっていない記者は相手にされない。朝日のM記者などは特捜部長より情報をもっているといわれるが、非常に慎重でほとんど原稿を書かない(笑)。

 

ここで初めて沈黙を破って小沢問題をエントリーした原因が上杉くんであることが判明。

そして話題になった上杉くんの週刊朝日出頭問題で池田センセは完全におかしくなった。

 

客観的に見て、週刊朝日の民主党寄りの報道は異常。「検察の狂気」という特集の中身は、既知の噂と、上杉隆氏の憶測だらけの記事だけ。マスメディアの常識をはずれて捜査妨害に近い。

@uesugitakashi 抗議するのはいいけど、「出頭要請」はあったんですか。

 

検察・マスコミ批判で活躍する上杉くんへ嫉妬の炎は燃え上がり名指しで罵倒してしまった。

 

検察は「暴走」したのか

ネット上には、検察や記者クラブを批判して「反権力」を気取る手合いが多いようだが、ネット世論のいい加減さはマスコミ以上だ。たとえば上杉隆氏は「日本は推定無罪の原則を持つ法治国家であるはずだ。だが、いまやそれは有名無実化している。実際は、検察官僚と司法記者クラブが横暴を奮う恐怖国家と化している」と検察とマスコミを攻撃しているが、小沢氏を有罪と推定したメディアなんか存在しない。

 

もはや常軌を逸した池田センセに何を言っても無駄。検察・マスコミを擁護する立場へ転向。

前後してブログやツイッターで小沢批判するも内容が微妙に変化してワケワカラン状態になった。

池田センセは「検察リークはない」をヤメて「リークとは」の変化球ツイートを多発して混乱を極める。

んで、事態は水面下で急展開した。先般、なんと上杉くんと噛みつき亀はネット上で対決したのだ。

但し、嫉妬する人と嫉妬された人の対決だから結果は目に見えていた。

 

「検察リーク」について(これで最後) 

くだらない「リーク問題」は、これで終わり。「検察のリークはけしからん」とか盛り上がっていた連中も、上杉氏が「検察に問題はない」と認めたことで納得したかね。

 

当然嫉妬された人の勝ち。しかしまあ、予想してたとはいえ我田引水の終結ツイート。

ならば対談前日、怒涛のツイート嵐のほうが圧倒される。池田センセは異常に興奮していた。

 

明日の夜、上杉隆氏と「検察リークと記者クラブ報道にマジレス」。あまり気乗りしないけど、ネット上に実情を知らない検察・マスコミ批判があふれているので、1度ぐらいいいでしょう。

検察のリーク(意図的な情報操作)なんかないので、ないものを論じる意味はないが、結果としての捜査情報の漏洩はある。それと報道の自由のバランスをどう考えるかは重要な問題で、これには簡単な答はない。

結果としての捜査情報の漏洩は存在する。これも明らかなので、議論してもしょうがない。それを防ぐために記者を逮捕しろというのなら議論は成り立つが、そういうことをいっているのはミラーマンぐらいじゃないの。

捜査情報の漏洩を「広義のリーク」と呼ぶとすれば、事件報道のほとんどは広義のリークによるもの。それを防ぐには、記者発表以外の情報の報道をすべて禁止しなければならない。それはそれで一つの意見だけど、誰がそういうことを望んでいるのか。

自民党政権のころは「広義のリーク」はもっとひどかったが、自民党は「リーク批判」なんかしなかった。そのころ「リーク情報」で騒いでいた民主党が、立場が逆になって恐くなっただけ。

「リーク」と記者クラブは無関係。アメリカのほうがbackground informationによる報道合戦は、はるかに激しい。日本の記者はむしろ発表情報に頼りすぎ。

リークという言葉を勘違いしている人が多い。政治家が人事を決まる前にリークしてつぶすといったことはよくあるが、検察の場合は起訴したらすべて明らかになるんだから、事前にリークする意味がない。ほとんどが記者の推測。

しいていえば、現場の特捜検事が「起訴できる」という情報を流して、上層部を説得するために記者を使っているともいわれる。これは最高検の「政治的配慮」ですべてMOMIKESUより健全だと思う。

リークという業界用語を誤用している人が多いが、これは普通は単なる「情報漏洩」のことではなく、状況を変えるために「情報操作」すること。最近では、ブッシュ政権がNYTに「大量破壊兵器」の情報をリークして開戦の理由にした。検察は自分で起訴できるので、リークする必要がない。

もちろん「情報がもれるのはすべてleakだ」と定義するのは勝手だけど、それを禁止したら全メディアが記者発表しか報道できなくなりますよ。騒いでいる人々は、自分が何を言っているのかわかってないんじゃないの。

そもそも検察は何のためにリーク=情報操作をするのか。たとえば水谷建設の話は「隠し球」としてもっているほうが得で、裁判の前に手の内を明かす理由がない。「小沢はクロだ」という情報操作をすると不起訴のとき批判を浴びるだけで、何の得にもならない。

要するに問題は「検察の情報操作」じゃなくて「マスコミの推測による過剰報道」なんですよ。だから彼らは、上杉氏のピンぼけの話なんか相手にしない。週刊朝日の山口編集長も『ゴルフダイジェスト』出身の素人でしょ。

念のため、今回の事件を取材している記者にもきいてみたけど、「リーク批判?上杉?あぁそういうの一部にはあるみたいですね」。まったく実情を知らない「批判」なので、相手にもされていない。

・・・というわけで、検察リーク問題なるものは、上杉氏や一部のオタクの脳内だけに存在するnon-problemなんだけど、彼らは納得してないみたいだから、気乗りしないけど話をします。

蛇足だけど、「世論形成」が検察に有利だと思う人は、裁判を実際にやってみればわかる。普通の裁判官は、法廷外であおられることを非常にいやがるので、世論なるものは法廷では逆効果にしかならない。

「検察リーク」説を流している人々のほうがあやしいんじゃないの

問題は「検察リーク」じゃなくて、検察の名前をかたって小沢氏の「悪行」をあることないこと報道するメディア。この点では週刊誌や夕刊紙のほうが悪質で、クラブ加盟社はまったくデタラメな話はできない。

「リーク」の問題と記者クラブは別。現場の記者は、みんな記者クラブはやめたほうがいいと思ってますよ。

【毎日jp】検察リークは「ありえない」

@araisatoshi それは逆。昔のゼネコン汚職のころのほうが情報漏洩はひどかった。最近は検察もマスコミも慎重になったが、むしろ世の中が過剰報道に批判的になった変化のほうが大きい。

何度いってもわからない奴がいるが、検事からの「情報漏洩」はあります。それは東京新聞の社会部長も(暗に)認めている。それによって「情報操作」されないようにバランスを取るのが記者の仕事。

リーク問題が無駄に盛り上がってるけど、かりに「情報操作」があるとして何が問題なの?イラクのWMDをめぐる事件では、世界の批判を浴びたのはリークしたチャラビじゃなく、それに引っかかったNYTの記者。最後はメディアの判断力の問題。

私にブロックされた人の「友の会」もできたようなので、愚問を繰り返すアカウントは遠慮なくブロックします。BuzzをつくったSergey Brinは「ツイッターはノイズが多すぎる」というが、こうしてノイズをフィルタリングすれば、十分使える。

 

てなワケで「友の会」が誕生して怒涛のツイート嵐は終了。池田センセは対決に臨んだのである。

怒涛のツイートは伝説となるだろう。

#majiresu

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嫉妬に駆られた池田センセの支離滅裂な発言にブログ雑感氏もチェックしていた。

 

池田某は、鈴木宗雄氏と討論をすべし! 

 

上記リンクでは池田センセ自身の意味不明ブログコメントまでピックアップしている、さすがだ。


日米安保改定50年

2010-02-16 | weblog

「日米安保」がなかったらどうなってしまうの?

「日米安保」が改定されてちょうど50年になるらしい。簡単にいうと、日米安保とは、日本が武力攻撃を受けたときには米国に守ってもらい、そのかわり米軍の駐留を認めて基地を提供する約束のことをいう。いわば日米関係の重要な柱なのだが、最近は沖縄の基地移転問題で米国とモメたりと、日米安保を見直そうという声もあったりする。では、かりに日米安保がなくなったとしたら、日本はどうなるのか。

「日本の安全は自国で確保すべき、との考え方もあります。しかし、そのためには日米安保体制による抑止力をカバーするだけの防衛力の増強が必要になります。防衛費の大幅な増大は高齢化時代を迎える国の財政を圧迫し、国民の生活に確実にしわ寄せをもたらすことになります。また近隣諸国も日本の軍事大国化には大きな不信感を抱くはずです」。こう説明するのは外務省北米局。

じつは、旧安保条約が締結された1951年当時、日本の再軍備を主張する人たちもけっこういたのである。その代表的なひとりが鳩山首相のお父さん、鳩山一郎。それに対し、日米安保を推進したのが当時の吉田茂首相で、そこにはこんな考えがあったという。当時の日本の優先課題は戦後復興。経済発展を実現するには自国の防衛を米国に委ね、日本は軍備にお金をかけないことが重要である─と。「吉田ドクトリン」といわれるもので、実際、日本はその後急速な復興を遂げ、世界第2位の経済大国となったのだ。

逆にいえば、日米安保がなければ日本の発展も遅れたかもしれないわけだが、とはいえ、現在、日米安保のあり方が変わってきているのも事実。たとえば、経済大国となった日本に対して米国は防衛費の負担増を要求し、その結果、いまや日本の防衛費は軍事大国並みにまで拡大。在日米軍の駐留費用も肩代わりさせられ、冷戦や9・11以降は米国の軍事行動にどんどん引きずられてしまっている。今後も従来のように米国と行動をともにするのか、あるいはそろそろ一線を引くべきなのか。日米間でこれから議論されるのはそういうことなのである。

(以上、R25より転載)

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上記R25、特に外務省北米局の説明は自民党政権時代の考え方。古臭い。

鳩山政権は日米安保改定50年の節目に日米安保そのものを見直すと言う。

「駐留なき日米安保」構想が鳩山さんの政治目標の一つだ。

そして小沢さんは昨年、「第7艦隊の存在で十分だ」と発言して物議を醸した。

この発言について以下、リンクを参照。

小沢「第7艦隊だけで十分」発言についての軍事ジャーナリスト神浦元彰氏らの見解

>明らかに小沢氏の論が日米の安全保障を知り尽くした軍事論を感じる。

小沢さんは息子を自衛隊に入隊させたほどの軍事通であることは有名。

関係ないかもしれないが囲碁の腕も政界NO.1らしい。

であるから、自民党最強の軍事オタク石破ホモ男は所詮「オタク」なのである。

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さて、米国は9・11以降、テロという新しい戦争の時代に対応すべく中東から極東アジアに至る地域を「不安定の弧」と呼び、米軍再編を推し進めてきた。さらに米国はオバマ政権になりG2という新しい世界戦略を打ち出した。外交顧問ブレジンスキーによるG2は「アジアのことはアジアで」が基本戦略なのだ。

つまり、日米安保の見直しはオバマ政権の対日要求でもある。

で、米軍再編にともない沖縄の普天間基地移設が問題となっているワケだが、結局、何を言いたいのかというと、日米安保見直しを検証するにはジャーナリス岩上氏による元外務省国際情報局長孫崎享氏インタビューがズバ抜けて面白く参考になるってことだ。以下、岩上氏のHPより記事タイトルだけをリンク。

なにしろ13タイトルある。ヒマなら根性で全部読んでインテリジェンスを磨いてくれ。

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「日米同盟の意味を、締結した政治家や官僚も含めて、誰も知らなかったんです」

 

「05年の日米同盟についての文書は、すでに日米安保も、憲法も超えている」

 

「ある時期から、自民党の世間は、米国の戦略を検証する機能を失ったんじゃないですかね」

 

「小沢一郎は、アメリカにとっては危険な政治家です」

 

「日本の異様さというのは、マスコミの異様さ。政治を混乱させてどうするつもりか」

 

「アメリカも、日本の外務省も、防衛省も、メディアも、普天間問題がうまくいかないと日米関係が壊れると言っているが、そんなことはありえないと、鳩山総理に申し上げました」

 

「在日米軍だけでなく、在韓米軍も中東を中心に世界展開のために使おうというのです。朝鮮半島の戦略的重要性は非常に減りました」

 

「普天間を長崎県の大村と相浦に移設する案は、日米安保ではなく、日米同盟の観点から、アメリカにとって戦略的にプラスでしょう」

 

「長崎は、米軍にとって好都合ですが、同時に安全保障に理解があり、さらに左翼が強い。左翼がどういう役割を果たすかです」

 

「私は、米国の国際戦略に追随する日米同盟は否定しています。ただ戦略とネゴシエーションは分けて考えるべきです」

 

「アメリカは小沢対策を真剣に考えています。今の検察の動きを見ていると、手をつなげないと思っている雰囲気ですが」

 

「アメリカにおける日本研究者は従順な日本とだけつきあってきたので、日本の変化に戸惑いがある」

 

「特捜部は、日本の権力者に歯向かう役割でスタートした。その後ろ盾には米軍がいたんです。それが今も続いているんです」

 

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捕鯨妨害、逮捕へ調整=侵入活動家の身柄を海保に-農水相(時事通信) - goo ニュース

赤松広隆農林水産相は15日、南極海に展開している日本の調査捕鯨船「第2昭南丸」に反捕鯨団体シー・シェパード(SS)の活動家が侵入した問題で記者会見し、海上保安庁に身柄を引き渡して対応を委ねる考えを明らかにした。赤松農水相は器物損壊や不法侵入の疑いもあるとみて、活動家の逮捕に向け政府内で調整する方針だ。

活動家は、侵入を防ぐ防護ネットをナイフで切って船内に入った。捕鯨を妨害したSS活動家が日本当局に引き渡されれば、初のケースとなる。

水産庁によると、活動家は侵入の際に指に軽いけがをし、第2昭南丸の船員が治療した。日本の船員法に基づいて身柄を拘束しているという。日本側の船体や乗組員に被害はない。

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反捕鯨団体シー・シェパードの根底にあるのは歪んだレイシズム。人種差別カルト宗教団体だ。

 

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亀井金融相、夫婦別姓法案に反対を明言(朝日新聞) - goo ニュース

鳩山内閣が今国会で導入をめざしている選択的夫婦別姓制度について、亀井静香金融相は15日の衆院予算委員会で「家族のきずなを大事にしていくなかで夫婦別姓を取り上げなければならないのか。私は反対だ」と述べた。自民党の下村博文氏への答弁。

亀井氏はまた、関連する民法と戸籍法改正法案の提出は「国民新党が合意しないと閣議にかけられない」と強調した。

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亀ちゃんは政府与党内左派の防波堤ですな。がんばってくれ。


大クンニMOMIKESU

2010-02-15 | weblog

 

ロッキード事件「中曽根氏がもみ消し要請」 米に公文書

ロッキード事件の発覚直後の1976年2月、中曽根康弘・自民党幹事長(当時)から米政府に「この問題をもみ消すことを希望する」との要請があったと報告する公文書が米国で見つかった。裏金を受け取った政府高官の名が表に出ると「自民党が選挙で完敗し、日米安全保障の枠組みが壊される恐れがある」という理由。三木武夫首相(当時)は事件の真相解明を言明していたが、裏では早期の幕引きを図る動きがあったことになる。中曽根事務所は「ノーコメント」としている。

この文書は76年2月20日にジェームズ・ホジソン駐日米大使(当時)から国務省に届いた公電の写し。米国立公文書館の分館であるフォード大統領図書館に保管され、2008年8月に秘密指定が解除された。

ロッキード事件は76年2月4日に米議会で暴露されたが、ロ社の裏金が渡った日本政府高官の名前は伏せられた。

与野党いずれも政府に真相解明を要求。三木首相は2月18日、「高官名を含むあらゆる資料の提供」を米政府に要請すると決めた。

文書によると、中曽根氏はその日の晩、米国大使館の関係者に接触し、自民党幹事長としてのメッセージを米政府に伝えるよう依頼した。中曽根氏は三木首相の方針を「苦しい政策」と評し、「もし高官名リストが現時点で公表されると、日本の政治は大変な混乱に投げ込まれる」「できるだけ公表を遅らせるのが最良」と言ったとされる。

さらに中曽根氏は翌19日の朝、要請内容を「もみ消すことを希望する」に変更したとされる。文書には、中曽根氏の言葉としてローマ字で「MOMIKESU」と書いてある。中曽根氏はその際、「田中」と現職閣僚の2人が事件に関与しているとの情報を得たと明かした上で、「三木首相の判断によれば、もしこれが公表されると、三木内閣の崩壊、選挙での自民党の完全な敗北、場合によっては日米安保の枠組みの破壊につながる恐れがある」と指摘したとされる。

文書中、依然として秘密扱いの部分が2カ所あり、大使館関係者の名前は不明だ。

結果的に、事件の資料は、原則として公表しないことを条件に日本の検察に提供された。

東京地検特捜部検事時代にロッキード事件を捜査した堀田力弁護士の話 米国への要請が事件発覚直後で、しかも「日本の政府がひっくり返るかもしれない」とブラフ(脅し)みたいな言い方なのに驚いた。私は法務省刑事局の渉外担当参事官として2月26日に渡米し、資料入手の交渉をしたが、それを阻止するような動きがあるとは察してもいなかった。

 

*

噛みつき亀ツイートのせいで危うく上記ニュースを米国の陰謀だけでスルーしてしまうところだった。

中曽根氏は運がいい。あのとき彼が幹事長でなかったら、MOMIKESUことはできなかった。疑惑の本丸は彼の仲介した軍用機だったのに、田中角栄だけがやられた。検察の最大の問題は「やりすぎ」ではなく「やらなすぎ」。自称ジャーナリストや素人は、問題を逆に見ている。

ここで言う「自称ジャーナリスト」とは無論上杉くんのことだ。MOMIKESUニュースも噛みつき亀の手に掛れば嫉妬する上杉くんへ罵倒するためのエサとなる。バカは死ななきゃ治らないというが池田センセがメディアで活躍する人に対して必ず反応する過剰な嫉妬という病から解放されるのはいつの日か。

まあそんなことはさておいて

>検察の最大の問題は「やりすぎ」ではなく「やらなすぎ」。

なーんて言うのは嫉妬が生み出した妄想で、MOMIKESUニュース最後の部分が最大の問題。

>結果的に、事件の資料は、原則として公表しないことを条件に日本の検察に提供された。

なーんだ、検察はやっぱり米国の飼い犬でキッシンジャーの手先だったんじゃねーかってこと。

*

MOMIKESUニュースについて、ブログ雑感氏が以下のリンク記事で的確に解説している。

過去の記事を読んでみる。 大嘘を書いていた産経

(略)

つまり、中曽根氏がもみ消しを図った事件をそれらしく、東京地検は捜査をしたという事になる。それももみ消しを図った米側資料を受け取りにまで行っているのである。その捜査に関わった堀田氏が、「小沢の事件は悪質だ」と騒いでいるのである。

敢えて堀田氏がその事実を知っていたとは言うまい。しかし、堀田氏はこれで永遠に灰色の捜査官ということにもなる。田中角栄氏を逮捕起訴まで急いでいたように思えてならない。

また、産経は「フォード米大統領(当時)に親書を送り、資料公表への協力を要請するなど事件の真相究明に努めた」と書いて記事にしている。ところがこの話は、今となっては、全く事実とは異なり真相究明ではなく、もみ消しが図られていたという事になるのである。

当時からロッキード事件の「灰色高官」の一人は、中曽根氏ではないか、と言われていた。中曽根氏と近いキッシンジャー博士は、過去「ロッキード事件はあなたが仕掛けたものか」と聞かれ、もちろんだと答えたとされる、また、当時の三木総理の関わりもかなり詳しく伝えられている。

ようは、キッシンジャーの罠に田中角栄氏はハメられ、中曽根氏は自分の事はもみ消しを図り、東京地検はもみ消されたという事実を知ってか知らずか(永遠に灰色)三木氏に協力をし田中氏を逮捕起訴をしたという事である。

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噛みつき亀の「巨悪の政治家に対して検察の捜査はやらなさすぎ」という妄言とは次元の違う話し。

んで、MOMIKESUの興味深いところは今回もまたロッキード事件同様に米国発であることと、機密公文書が「2008年8月に秘密指定が解除された」のだが、何故、今、朝日新聞に公表させたのか。

果たしてオバマ現政権がタイミングを計って公文書を公表したワケだがそれはナニを意味するのか。

素人考えで今回の公文書公表でダメージを受けたのは

・MOMIKESUことを要請した中曽根大クンニと関った三木元首相。つまり、自民党。

・結果、MOMIKESUことに加担していた堀田元灰色検事。つまり、検察。

中曽根大クンニと読売ナベツネのホモ関係を考えるなら朝日新聞に公表させたのも頷ける。オバマ政権は自民党と検察をダシにタイミングをみて小沢問題で揺れる鳩山政権へサインを送ったのだろう。

時系列ならば、小沢不起訴処分の後、小沢・キャンベル会談、亀ちゃんの郵貯・簡保による米国債引き受け、そして小沢さんのGW訪米。以上から沖縄基地問題を訪米時に決着させるのか、そんなところだ。

 

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国家公務員削減「3万5千人以上」枝野刷新相(読売新聞) - goo ニュース

枝野行政刷新相は14日のテレビ朝日の番組で、国の出先機関の統廃合に伴う国家公務員の削減について、「3万5000人以上」を目指す考えを表明した。

枝野氏は今後、原口総務相ら関係閣僚とも協議したうえで、政府が今夏に策定する「地域主権戦略大綱」に、出先機関改革の基本方針を盛り込む方針だ。

枝野氏は、政府の地方分権改革推進委員会が麻生前政権下の2008年12月の第2次勧告で、出先機関の統廃合によって職員約3万5000人の削減を目指すとしたことに触れ、「自民党時代にこの数字が出たのだから、国民の期待はこれがスタートラインだ。期待に応えないといけない」と述べ、前政権以上の目標を目指す考えを示した。

統廃合の対象については、「税務署とか海上保安本部は地方に必要だが、(予算の)個所付け的なことを決める出先機関はいらない。地方で決めればいい」と述べた。主に国土交通省の地方整備局などが対象となるとの考えを示したものだ。

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おい枝野、税務署なんていらねぇぞ。

 

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自民王国に「踏み絵」迫る意見交換会 小沢氏出席(朝日新聞) - goo ニュース

民主党の小沢一郎幹事長を囲む意見交換会が14日、福岡県久留米市内のホテルであり、同市を含む周辺8市長や、これまでは多くが自民党支持だった41団体のトップらが出席した。民主党関係者によると、政権交代後、首長や各種団体の代表をこれほど大規模に集めて小沢幹事長が会うのは初めて。今夏の参院選を控え、交換会は出席者に民主党支持を迫る「踏み絵」の場になった。

出席した8市長は、久留米市のある衆院福岡6区と隣の7区内にある計9市のうちの8人。残る1市は副市長が出席した。両区は昨夏の衆院選でそれぞれ鳩山邦夫氏と古賀誠氏が当選した「自民王国」。衆院選当時は、ほとんどの市長が2人のいずれかを支援した。

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自民党はメトロダウンしているからな。


歪んだ噛みつき亀こそ悪質

2010-02-14 | weblog

以下、池田センセに噛みつかれて絶好調の上杉くんによるVoiceコラムを転載。

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歪んだ検察・新聞こそ悪質:上杉 隆

小沢一郎を無意味に巨人化する風潮

この四半世紀、永田町は結局、小沢一郎という一人の政治家を中心に回っている、そういっても過言ではない。

たしかに一時期、小沢に取って代わる名優の小泉純一郎という主役がステージに上がったこともあった。だが、それも所詮、5年間だけの話だ。

小沢が自民党幹事長として権力の絶頂にあった時代はもう20年も前の話である。1991年、竹下後継を決める「小沢面談」は、自民党のみならず、国家権力がこの一人の政治家に集中していることを印象付けた。

そうしたかたちでの権力行使が可能だったのは、なにも小沢一人の力によるものばかりではない。「小沢史観」とも呼ぶべき思考停止の権力報道が、記者クラブメディアを中心に拡散し、日本中に広まった結果でもある。実像以上にその存在を膨らませ、良きも悪きも、永田町で起こる事柄はすべて小沢一郎に起因する、という単純化した物の見方が横行したのは確かだ。

だが、時代は変わった。政治を取り巻く環境は大きく変わり、小沢が権勢を振るったころの永田町の状況を知っている者の多くは、権力を失ったか、引退したか、あるいは鬼籍に入っている。

田中角栄、金丸信、竹下登、安倍晋太郎、宮澤喜一、渡辺美智雄などの派閥の領袖クラスはいずれも鬼籍に入った。ブッシュ米大統領、サッチャー英首相、ゴルバチョフ・ソ連書記長など往時の世界のリーダーたちも一線から退いている。キューバのフィデル・カストロ議長、リビアのカダフィ大佐などの独裁者もかつての権力を維持していない。こうしてみると、小沢一郎だけが四半世紀のあいだ、政治権力の頂点にいることは奇跡的ですらある。

政治のプレイヤーが代わったように、そのシステムと風土も大きく変更された。政治資金規正法などの法律は何度も改正され、より厳格化された。インターネットなどの発達により、政治家の姿を国民に伝えるメディア環境も劇的に変化した。そうしたなか、はたして小沢一郎だけが不変でいられるのだろうか。

「変わらずに生き残るためには、自ら変わらなければならない」

小沢が好んで引用するイタリア映画『山猫』の台詞。まさしく自らのめざす「保守」でありつづけるために、小沢は変化しつづけてきたのである。

だが、そうした変化に付いてこられない勢力が日本には依然として存在する。古い考えをもった政治家たちと、検察庁を筆頭とする霞が関官僚の一部、そして記者クラブメディアである。とくに、検察と記者クラブメディアによるコンプレックス(複合体)は、「小沢一郎」という得体の知れない政治家の虚像を勝手につくり、それに勝手に怯え、自らの恐怖心を隠すために、戦略性の乏しい攻撃を仕掛けていったのだ。小沢一郎に対するこの種の見方は、永田町に横行している。

ところが、時代は変わり、政治も変わったのだ。小沢に対するその種の一面的な見方が通用しないことは、昨今の検察捜査や発表報道、そして政権交代で暴露されはじめている。

無意味に小沢一郎を巨人化する風潮は、永田町で実際に起きている現実を覆い隠してしまっている。国民が本来知りたい情報は、無意味に巨人化された政治家のストーリーではない。

所詮、政治は権力闘争である。検察と小沢という政治権力同士の戦いの構図を、記者クラブメディアの参戦という不可欠の要素を入れながら、検証してみよう。

田中角栄の秘蔵っ子として政界の中央に躍り出た小沢一郎。彼の検察との長い闘争はその時代に遡る。政治の恩師である田中がロッキード事件で逮捕・収監、その後に起訴されて刑事被告人の立場になっても、小沢は一貫して田中に寄り添いつづけた。一度も欠かすことなく、傍聴のために裁判所に通い詰めてもいる。

小沢のその行為を、恩師への義理立てだけだと見るのは早計にすぎる。学生時代、司法の道をめざした小沢は、政治とカネをめぐる政界の象徴的な事件をつぶさに追うことで、自らの法知識を補っていくことになった。それが、親戚関係にある金丸信の逮捕によって、小沢が、検察との対決の前面に出る1つのきっかけになったことは想像に難くない。

当時、政治資金規正法での捜査が近づいていた金丸の対検察戦略は小沢に一任されていた。小沢は、政治的なダメージは融和策で回避できると判断し、金丸を自民党から離党させ、上申書を提出、検察の判断を待った。しかし、それでも検察の動きはやまず、さらに金丸の議員辞職でもって譲歩の姿勢を見せたのだ。

ところが、検察は金丸を逮捕し、上申書と罰金20万円の支払いを求めた。この経験から小沢は、検察は絶対に話の通じない相手だと判断することになったのだ。今回、任意での事情聴取に小沢がなかなか応じなかった根底には、こうした過去の検察との「戦闘」の記憶があるのだろう。

さらに昨年3月からの長い「戦闘」も、小沢の姿勢をさらに硬化させる要素になった。

3月3日、政治資金規正法違反容疑で大久保隆規公設秘書が逮捕された。じつは当日の朝、東京地検から突然の呼び出しを受けた大久保は、小沢に電話してこう語っている。

「地検から電話がありまして、話を聞きたいということなんですが。行ってきますが、いったい、何でしょうね」

それに対して小沢は「うん、何だろうな」と返して、戻ったら報告してくれ、と伝えて電話を切っている。

だが、その日、大久保が東京地検から戻ることはなかった。なぜなら、そのまま身柄を取られたからだ。

小沢はその翌日の3月4日からマスコミの前に姿を現した。新聞・テレビなどの報道では、小沢は「雲隠れ」していると盛んに報じられているが、小沢はこの日以来、一貫して週1回の記者会見に姿を現し、あらゆるジャーナリストたちの質問に答えている。さらに珍しいことだが、ぶら下がりでの会見も数回開いている。

同じ西松建設から献金を受けた自民党の国会議員は9人いる。民主党にも一人いる。だが、小沢以外の誰一人、記者会見を開いて説明を行なった者はいない。それと比べれば、マスコミに対して最も説明を果たしている、もしくは、果たそうとしているのは小沢といえる。

記者クラブメディアは、このことをいっさい報じていない。そこには小沢と記者クラブメディアの長年の「闘争」があるからだ。これはのちに記す。

さらに小沢事務所には、大久保の逮捕に至るまで、赤坂の個人事務所や岩手水沢の地元事務所に捜査が入り、すべての関係文書を押収されている。その結果、小沢事務所の秘書の言葉を借りれば、次のような心境になった。

「大久保さんの逮捕で、法の裁きも受けた。小沢先生自身も、銀行や口座名まで検察側に示し、捜査に協力してきた。反発などしていない。協力しているところは協力しているのだ」

さらにその後、政権交代が成った。今度は与党として、検察に対して反撃できる状況が整った。検察は完全な司法機関ではない。独立性は担保されているものの、政府に組み込まれた行政機関である。よって、政府・与党として民主党政権は、いかなる方法でも反撃のできるチャンスはあるのだ。ところが、小沢は人事その他でいっさい報復に向かわなかった。それまでの検察からの攻撃を水に流したのである。

ところが、小沢の「譲歩」に対して、検察のほうが容赦しなかった。昨年末、小沢元秘書の石川知裕衆議院議員の事情聴取を繰り返し、強制捜査の末、国会開幕直前に逮捕したのである。さらにその際、大久保、池田(光智)という小沢の現職秘書も逮捕している。次に検察の狙うターゲットがもちろん小沢本人であるということは想像に難くない。つまり、小沢サイドからしてみれば、せっかく「休戦」の意思を示したのに、それを無視して、執拗に挑戦してきたのは検察側のほうだ――ということになるのである。

いまや、小沢事務所は宗教的な色彩を帯びている。しかも、教祖のみならず、信徒までもが迫害されている「教団」の雰囲気だ。それは理屈と常識だけでは説明がつかない。これまでの小沢とその秘書たち、彼らの意識の流れを取材で追うことによって初めて気づく感情的な権力の「闘争」そのものなのである。

秘書たちは「殉教」すら辞さない覚悟でいる。小沢への忠誠心というよりも、小沢事務所や小沢後援会への忠誠心かもしれない。また、地元には、検察という国家権力によって小沢一郎総理の夢が潰えたのだ、と信じて疑わない熱狂的な「信者」たちが控えている。

これこそが、小沢事件の底流に流れる小沢サイドの強硬姿勢の答えである。

記者クラブのタブーに触れた幹事長

じつは、ここにもう一つの要素が絡まっていく。先述した記者クラブメディアの存在だ。

日本にしか存在しない記者クラブ制度は、世界のジャーナリズムの「恥」といっても過言ではない。同業者であるジャーナリストの公権力へのアクセス権を同業者が封じるという、世界でも類をみない奇妙なシステムが長年存続し、世界中から批判の対象になっている。

〈土地代4億円「小沢氏が不記載了承」石川容疑者供述〉(『読売新聞』2010年1月20日夕刊)

一面トップにこのような見出しが躍れば、誰もが信じるだろう。だが、こうした記事は海外のジャーナリズムではルール違反のものだ。ニューヨーク・タイムズ東京支局長のマーティン・ファクラーはこう語っている。

「私は、記者クラブのことを『一世紀続く、カルテルに似た最も強力な利益集団の1つ』と書きました。(中略)そのことを実感したのが、西松建設事件を巡る報道です。記者クラブによるほとんどの報道が検察のリーク情報に乗るだけで、検察の立場とは明確に一線を画し、(中略)独自の取材、分析を行う記事はなかったように思います」(『SAPIO』1月4日号、筆者インタビュー記事より)

たしかに、小沢一郎も公権力ではあるが、検察もまた公権力である。双方の言い分を公平に扱って、対立する意見を取材し、読者や視聴者に両論を提示、各々の判断に委ねることこそ、ジャーナリズムに要請されている役割である。それは、公正な記者会見の舞台でのみ達成される。

だが、日本では、すべての取材現場において、記者クラブが公権力と一体化し、手を結んで国民の知る権利を阻害している。

結局、『読売新聞』は翌日の朝刊でこの記事を修正している。だが、いまだに公権力であるはずの検察からの情報だとは認めず、「関係者」報道を続けている。

世界に通用する公平な記者会見を求めつづけている政治家が、じつは日本にもいる。それが小沢一郎だ。昨年12月の記者会見で筆者は小沢に聞いた。

「平野官房長官などが約束を反故にするなか、小沢幹事長が一貫して約束を守り、フリー、雑誌、海外、ネットメディアの記者に会見を開放しつづけていることに感謝します。そこで質問ですが、幹事長はいつから会見を開放しているのでしょうか。そしてなぜそうした考えに至ったのでしょうか?」

「(自由党、新進党はもちろん)自民党の幹事長時代からすべての記者さんに公平にしなくてはならないという意識で、(会見のオープン化を)指示しました。時期については自民党に聞いてもらわなくてはなりませんが、まさか、私が自民党に行くわけにもいかないので(笑)」

小沢が記者会見を開き、日本独特の懇談やぶら下がり会見を廃止しようと試みたのは、たしかに自民党幹事長時代のことだった。一部の新聞・テレビの記者しか参加できないクローズドな懇談ではなく、海外特派員、フリーランス、雑誌の記者が入れるように定例記者会見の設置を、自民党の記者クラブに提案したのだ。

ところが、それは記者クラブメディアからみれば、既得権に触れるタブーであった。健全な記者会見の開催を呼び掛けた小沢に対して、翌日の新聞・テレビはすべて同じ記事を書いて逆に批判したのだ。

〈小沢幹事長、懇談会見の中止を通告。「記者会見はサービス」とも〉

小沢が、こうした「官報複合体」の虎の尾を踏んだため、その後20年以上にわたって、小沢史観ともいうべき小沢に批判的な報道があふれることになった。そう考えるのは穿ちすぎだろうか。

「小沢はなんとしても捕るべきだ。多少の犠牲を払ってでも、小沢をつぶすことこそ日本のためになる」

これは、検察幹部との懇談で、ある新聞記者が検事に語った言葉だ。情報源は「関係者」としておく。はたして、これで民主主義国家といえるだろうか。やはり「官報複合体」こそ、政治を歪め、国を滅ぼすものではないか。

ネットメディアが政治を動かす時代へ

しかしいま、記者会見における新しいメディアがその状況を打破しようとしている。

ツイッターやユーチューブなどの登場は過去15年間、筆者が永田町で体験し、眺めてきたどの事象よりも衝撃的なものだ。この新しいメディアは、記者クラブ制度を根底から崩壊させ、施政者と国民の関係をフラット化し、既存の社会システムの大転換をもたらしはじめている。

米国のオバマ大統領陣営の戦略を見ても分かるとおり、これら新しいネットメディアは既存メディアを飛び越え、未加工の情報を直接、国民に伝える役割を果たしている。そこに古いメディアの介在する余地はない。政治力などではなく、メディア環境が政治を動かしている。

記者クラブメディアには冷たい小沢一郎だが、じつは彼ほどネットメディアに理解のある政治家は稀である。ニコニコ動画の黎明期、その番組に最初に登場した大物政治家は誰であろう小沢一郎である。記者会見の席上、情報を加工して伝える新聞やテレビなどのオールドメディアに対する態度と180度打って変わり、やさしく語り掛けるのは、決まってフリーランスやネットの記者たちに対してだ。

日本の政治の向かう方向は明確である。直接、国民に語り掛ける術を知った政治家と、そうでない政治家に峻別されるだろう。いまそれは、記者クラブなどのオールドメディアと、ネットなどのニューメディアの代理戦争の様相すら呈している。

日本の政治システムの未来図のヒントは海外にある。世界中で、アンシャンレジーム(旧体制)はいかなる分野においても滅びゆこうとしている。日本も例外ではいられない。もはや属人的な要素で動く政治は終焉を迎えようとしている。変わることのできる政治家、そうでない政治家、それが新しい日本政治の分水嶺になるだろう。

そうした意味で、小沢一郎ははたして『山猫』の一節のように変わることができるだろうか。それが彼と民主党の運命を決するのかもしれない。(文中敬称略)

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「逃げの福島党首」皮肉られ存在感揺らぐ社民党(朝日新聞) - goo ニュース

政権与党の社民党の存在感が揺らぎ始めている。参院で民主系会派が社民党抜きでも過半数を確保し、連立離脱カードを失ったからだ。パイプとして頼る小沢一郎・民主党幹事長の「政治とカネ」の問題への正面切っての批判も難しく、対応に苦慮している。

9日の社民党国会対策委員会。政治資金規正法違反の罪で起訴された石川知裕衆院議員に衆院政治倫理審査会(政倫審)へ出席を求める方針を決めた。だが、福島瑞穂党首は同日夜の記者会見で「国対の報告は聞いた。私自身は国民にまずきちっと説明すべきだと思う」と述べ、政倫審への言及を避けた。

福島氏は8日の衆院予算委員会で、自民党の加藤紘一氏から小沢氏の政倫審出席の賛否を繰り返し問われた。福島氏は「ご本人がきちっとまず説明をされたらいいと思う」と答弁するだけで、加藤氏から「逃げの福島党首」と皮肉られた。

党関係者からは「党は政治とカネに厳しく臨んできた。以前なら政倫審どころではなく、当然のように小沢幹事長の辞任を求めていた」との声もあがる。

対応が甘いのは、小沢氏が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設反対や夏の参院選での協力に理解を示してきたからだ。だが、小沢氏主導で民主系会派は過半数に。政府高官は「過半数に達したことは大きい」と語る。

社民党幹部は「小沢さんの考えは分からない。社民党を急に切ることだってあり得る」と警戒、党内には疑心暗鬼も生まれている。

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不起訴になった小沢さんは「説明は終わった」と言っている。にもかかわらず「説明責任」の噛みつき亀となったみずほたんだ。タムコーの民主入りで参院過半数になった意味合いは大きい。但し、社民党は切らないと思う。そんなことしなくても参院選で自民党とともに社民党も壊滅するじゃないのか、てかそう願っている。

 

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鳩山邦夫氏「兄が母にカネ無心したとは聞いてない」(朝日新聞) - goo ニュース

自民党の鳩山邦夫元総務相は13日、東京都内で記者会見し、兄の鳩山由紀夫首相への実母からの資金提供に関連し、「兄がカネを無心したとは、母から一切聞いていない」と改めて強調した。

この問題では与謝野馨元財務相が12日の衆院予算委員会で、邦夫氏から聞いた話として「兄貴が『子分に配るカネが必要だ』と母からお金をもらっていた」と追及。首相は「全くのつくり話」と否定していた。

邦夫氏は12日も同様の説明をしていたが、一部報道に誤解を招く表現があったとして改めて経緯を説明。自民党が求めている実母らの証人喚問については「コメントする立場にない」と述べた。

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言った、言わないの水掛け論ニュースはみっともない。しかも年老いた母親をダシにするとは。

 

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「外国に影響されるアホみたいな日本人多い」亀井金融相(朝日新聞) - goo ニュース

亀井静香金融相は12日の記者会見で、外資系格付け会社が日本の長期国債の格付け見通しを引き下げたことに関連して、「日本人は外国に影響されちゃう。アホみたいなのが多い」と述べ、格付けのあり方や、国民の受け止め方に不満を示した。4月から、金融相は格付け会社の監督権限を持つことになっている。

亀井氏は「日本国債は90%国内で消化していて、外国で消化している話ではない」と指摘。その上で「国債の格付けに対して、実態に合っていないと注意喚起することも大事かもしれない。勝手に格付けを決めて、それで影響がでたって格付け会社が尻ぬぐいするわけじゃない」と批判した。

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出ました、亀ちゃんの名言。

そう言えばリーマンショックで格付け会社もボロクソに批判されたな。