人間社会はそんなに単純でない=竹中氏の理論を一蹴-与謝野財務相
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-090224X253.html
与謝野馨財務相は24日午前の衆院財務金融委員会で、竹中平蔵元総務相が小泉政権時代、市場競争の末に富が一部に集中しても、そのおこぼれを貧困層も享受できるとする「トリクルダウン効果」を主張していたことについて、「人間の社会はそんな簡単なモデルで律せられない」と一蹴(いっしゅう)した。階猛氏(民主)への答弁。
トリクルダウン理論(trickle-down theory)とは、富める者が富めば、貧しい者にも自然に富が浸透(トリクルダウン)するという経済理論あるいは経済思想である。「金持ちを儲けさせれば貧乏人もおこぼれに与れる」ということから、「おこぼれ経済」とも通称される。
(以上、gooニュースより引用)
徹底抗戦
http://ameblo.jp/takapon-jp/entry-10214351577.html
なんか、ものを考えていて↓のようなページにたどり着いた。
構造改革の罠
この人が言っていることに100%同意はできないけど、納得できる部分もある。
頑張るのが好きな私としては、特に2つ目の記事なんかは、頑張るなと言われているような気もして、モチベーションが下がる気がするのだが、私としては頑張る側の人間として、社会の中の役割を果たしていると考えたい。
ただ、頑張りすぎることを、規制されるのはどうかと思う。
スポーツ選手とかが沢山年俸もらってても批判されないのに、投資銀行の社長とかが高額報酬を貰っていたり、ベンチャー企業の経営者が巨額のキャピタルゲインを貰うと批判される。という現象が今起きているのは確かである。
身体能力の差は諦めがつくが、頭の使い方の能力の差は諦めが付かないってことなのか?諦めが付かないから嫉妬するってことなのだろうか?
なんて、ことをごちゃごちゃ考えている日々です。答えは、なかなか見つからない。答えは見つからないけど、自分なりの、ライブドア事件の総括をさせてもらった。ブログに書くのと違い、何度も何度も原稿を見直すから、考えが整理される。編集者の視点でも整理をしてもらった。
できるだけ客観的な視点からも違和感ないように書いたつもりだが、当然、私が書いた本だから、当然私寄りの内容だ。私以外の当事者の方が書いた、ライブドア事件に関する本もぜひ併せて読んでみてください。
「真実はひとつである。しかし、曖昧なことも多い。解釈次第で世の中どうにでも変化する。」- 徹底抗戦(堀江貴文)より。
(以上、ホリエモンのブログより)
そんなワケでトリクルダウン効果の批判と擁護の記事をおのおの2つエントリー。与謝野さんによる竹中批判のニュースは今更ナニをって感じだ。亀井静香氏のように4年前の郵政解散選挙のときに言えっつーの。そのカメちゃんと選挙で争ったホリエモンは相変わらず自らが信奉した小泉-竹中構造改革を擁護して今は法定で争っている。ブログでは批判に対して「頭の使い方の能力の差、諦めが付かないから嫉妬する」と言いたのか。トリクルダウンの評価以前にホリエモンって相当イヤミな性格だ、この程度の人間だったのか、そう思った。