別に隠していたワケではないが、半年前からフィリピン・マニラでアパートを借り、精神修養ため毎月渡航して10日間ほどそこで暮らしている。
フィリピンから日本へ出稼ぎにきてナイトクラブ・パブで働くフィリピン人女性を「ジャパゆきさん」と呼ぶが、管理人の場合は、差し詰め「フィルゆきオジサン」だろうな。
そして、フィリピン滞在中の最大の問題が「メシ」。日本人の味覚を破壊する「メシ」。
このブログにコメントを寄せて頂いているJetさんは、グレゴリー柔術のアジアンチャンプでフィリピン・マニラ在住だ。その格闘王Jet師範曰く、
「マズメシ地獄」
アジアンチャンプがそういうのだから間違いない。
「マズメシ地獄」が一体どういったものか伝えづらい。参照までに上記、Jet師範のブログには度々レストランの話題がエントリーされているから、推して知るべし。
とにかく、フィリピン滞在中はメシの「ウマイ、マズイ」を考えないことにしている。
さて、管理人がフィリピンでPCをアセンブリーで購入したとき、それを組み立てている間、たまたま近くにレストランがあったのでコーヒーを飲んで時間をつぶした。
ガリレオ・エノテカ そこは蔵出しイタリアン・ワインの専門店で、オーナーはハゲた生粋のイタリアンおじさんだった。イタリアからも「フィルゆきオジサン」がいた。
コーヒーと、付け合せにサラミ・生ハム・チーズの盛り合わせをオーダーしたところ、これは凄い、ヴォーノの三連発、美味しかった。やはり、本場のものは違う。
好みでプレーン・トマトソース、ガーリック・トマトソース、アンチョビとバジルのオリーブオイルをパンにつけて食べる。管理人はお酒が飲めないけれど、とても満足した。お店の雰囲気もよく、「マズメシ地獄」から突然、解放された喜びも味わった。
その後、何度か足を運んだ。すると顔を覚えられたのか、オーナーの娘さんが何か話しかけて来る。しかし、管理人は現地の言葉がワカラナイ、困った。
「ひょっとして逆ナンパか、ならば神よ許し給え」
独身の管理人は密かにそう思っていた。覚悟はできている。そして、運命の日を迎えた。日本語のワカル現地ドライバーと行ったときに通訳をしてもらった。
「このお店はイタリアン・ワインの専門店なのに、何故、いつもコーヒーだけなのか?日本人はワインを飲む習慣がないのか」 彼女はいつも不思議に思っていたらしい。
つまらないオチだ、来月はフィリピンへ行く、「マズメシ地獄」が待っているぜ。
★★★
マズメシ地獄にあって.....エノテカは禁じ手ですよ!!
マカティに限って言えば、金だせば何とかなるレベルまでは来ました!(笑)
地方に住んでると、泥臭い重金属入りテラピアを....結構旨いよね...と自分を誤魔化しながら食する不毛の食生活を強いられますが、これぞ「マズメシ地獄」ですね!!(笑)
>自分を誤魔化しながら
おお、jet師範、これは言い得て妙です、誤魔化してます!