昨晩、隣の青年AJ君が彼女と友達の女の子3人で飲んでいて「一緒に飲もう」と誘われた。いつもは断るのだが友達の女の子がカワイクてついつい同席してしまった。これがケチの付け始めである。最初はビールを飲んでいたが途中からブランデーとチェイサーにアイスティーのフィリピンスタイルに変わった。ビールとブランデーのチャンポンは当然二日酔いとなり軽い頭痛を覚えながらエントリーしている。
そして気分転換にと思いgooブログをランダムに見ていたら30代の主婦による「石巻工、感動をありがとう」つーエントリーに出くわした。記事では石巻工主将の選手宣誓文が引用されていてその中の「だからこそ、日本中に届けます。感動、勇気、そして笑顔を。」に30代の主婦は答えたようだ。アスリートの「勇気や希望を与えたい」発言には目まいがするほどウンザリする。結果二日酔いの追い打ちとなった。
でまあ石巻工のエントリーが多いのでちょっと気になり調べてみると被災地、石巻の高校が出場する試合は全国ネットでTV報道されたらしい。スポーツ紙も石巻工一色。つまり日本中が石巻工フィーバーだ。些細なことでもクレームを付ける高野連も石巻工の過熱報道、偏向報道に今回は文句を言っていない。異常な事態だ。
確かに頑張ってほしいという願いは分かるが、そこはスポーツ。同情は相応しくない。どのスポーツニュースも相手校の内容はおざなりで、詳細に石巻工のプレイを伝える。相手校だって地元の応援がある訳で公平な報道をしなければならないのは当然。石巻工フィーバーは昨年の「一つになって頑張ろう!」つーノー天気なTVキャンペーンと同じだろうな。石巻工の試合も同情票を集めただけでそれは被災地の支援にはならない。支援とは野球の練習ができる環境を作ることで、試合の模様を偏った視点で伝えることではない。
そんなワケでまだ軽い頭痛がする。ではまた。