東京バイオテクノロジー専門学校♪学生Blog

東京バイオの在校生がお送りする
学校生活の紹介です。
よろしくね!

学生スタッフin母校☆

2013-12-17 12:51:02 | 学生スタッフ
こんにちは!教務部の山本です。

先日、1年生の学生スタッフが母校への出張授業にアシスタントとして同行しました!
卒業してからあっという間に半年以上が経ち、まさに凱旋といったところでしょうか。
学生スタッフも気合十分で望みました!







当日は授業前に学校に行き、事前準備。後輩たちがスムーズに実験に取り組める様に、入念に



担当は、東京バイオで植物バイオコースの実習をメインに担当されている、宮ノ下先生。
細胞がしっかり見えるか顕微鏡でチェックです



懐かしの実験準備室にて。準備はバッチリ?



出張授業は専門学校ならではの本格的な内容を扱い、高校生の皆さんも興味深く聞いていました。


学生スタッフにとっても、とても有意義な時間になりました。



今週末12/21(土)~12/23(月)は実験祭りが開催されます。
学生スタッフ一同お待ちしておりますので、ぜひ足を運んでみて下さい

実験祭りのお申込はコチラ

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醸造実習報告②!(ビール編)

2013-12-10 15:58:59 | 学生スタッフ
こんにちは!教務部の山本です。
ビール実習の報告がきましたので、ご紹介します!
今回はビールの工程の中でも最も大切な麦汁の製造を行った様です。
ビールはどの様に造られるのか、分かるようで意外と分からないものですよね。

さてさて、どんな風に造られるのか、見てみましょう!


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こんにちは!
醸造発酵コース2年のNです。
だいぶ寒くなって参りましたが、皆様は風邪など引かれてないですか?
体調管理には気をつけて下さいね。

さて、今回はビール造りの要!麦汁の製造に入ります。
ビールの味がこの工程の出来で決まるといっても過言ではないので緊張してきます

ビールのアルコールはワインと同じ様に酵母が作っています。
ワインの場合はブドウの甘い汁を食べることによって酵母はアルコールを作るんですね。
しかし、大麦はでんぷんの状態のままでは分子が大き過ぎるのでそのまま食べることができません。
そこで酵母が食べやすい大きさまででんぷんを細かくする必要があります。
これが「糖化」と呼ばれる工程で、麦汁造りの肝となる工程です

まず、鍋に麦芽全量と水を10リットル入れてよく掻き回します。
そして40℃で40分間キープします。



この工程を蛋白休止といい、たんぱく質をアミノ酸に変えていきます。

次に、66~68℃で90分間キープします。
この工程を糖化休止といい、でんぷんをマルトース(麦芽糖)に変えます。



熱い!熱い!温度をキープするのも大変です



ずっと掻き回し続けないといけないので大変です。
ムードメーカーのKさんは唇の温度測ってどうするの?^^;

次に76℃で10分間キープします。
この工程を酵素失活といい、酵素の働きを完全に止めてしまいます。

勘の良い方なら以上の工程の意味がお分かりかと思います
物質を分解する酵素にはそれぞれ一番活動しやすい温度というものがあるのです
この温度を守らないと酵素はヘソを曲げて良い麦汁を作ってくれないのです。



ニヒル担当のA川君、作業は順調かな?


次に麦汁と麦芽粕を分離していきます。



このとき一番最初に取れる麦汁が「一番麦汁」です。
市販されているビールの中にはこの「一番麦汁」のみを使っているビールもあります。

次にビール粕の上から2回ほどお湯をかけて、粕の中に残っている麦汁を抽出していきます。



とにかく蒸気と熱湯の熱で、もの凄くあっっっっっつい

上手に麦汁が出来ました



この後に再び麦汁を煮沸して、麦汁の清澄を行いつつ、ビールの命であるホップを3回に分けて入れていきます。
1,2回目は苦味付けが目的なのでビターホップ、3回目は香り付けが目的なのでアロマホップとも呼びます。
休み時間にこのホップをちょっと食べてみたところ、顔面のパーツが全部真ん中に寄るくらいに苦かったです

さて!最後に酵母を入れて発酵開始です。
酵母は空気がないと増殖することができないので、エアレーションといって空気を送り込む作業を2回に分けて行います。



いつも元気なSさん。
美味しいビールになれよ~~~と笑顔で

これで20℃で1週間発酵させればビールの完成です!
いつも身近にあるビールですが、造り方は至ってシンプルでびっくりしました!
こういうやって美味しいビールが造られるんですね~

以上です!次は成分分析の様子をお伝えする予定にしています。お楽しみに


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いかがでしたか?
シンプルだけど奥が深そうな工程でしたね。学生の皆さんもワインから始まった実習にだいぶ慣れ、造りの感覚を得てきているようです。
次回を楽しみに待ちたいと思います!



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学生スタッフから高校2年生の皆さんへ!☆

2013-12-03 09:33:21 | 学生スタッフ
こんにちは!教務部の山本です。

あっという間に師走に入り、寒さが一段と厳しくなってきていますが皆さんいかがお過ごしでしょうか?
東京バイオでも流れる時の速さに負けない様に、学生さん達は実習に座学に資格試験に奮闘中です
さて、学生スタッフの一同もいろいろ活動中です。

研究棟では・・・






先生と予備実験を行っていました
実は彼ら、来週母校の高校へ出張授業のアシスタントとして行くことになっているのです
東京バイオに入学して成長した姿を見せるチャンスですね


また、化粧品開発コースリーダーの紹介動画も公開中です
化粧品や香料に興味のある方は是非オープンキャンパスでコースリーダーと話をしてみて下さい


学生スタッフ化粧品開発コースリーダー紹介【東京バイオ】



さて、そんな学生スタッフから今日は高校2年生の皆さんへお知らせです

来週12/14(土)に、高校2年生の方対象の特別実習授業を開催致します
担当は、日頃東京バイオで学生の実習を担当されている専門講師の先生方です!


実習は全部で3種類

「組み換え遺伝子を抽出」~青いカーネーション~

「酵素の働きで甘さUP」~糖度・硬度の分析~

「クリームの製造と香り」~自分の好きな香りのクリームを作ろう~

この3種類の実習の中から1つを選んで参加することが出来ます

当日は

13:30 受付開始  14:00~15:30 実習授業  15:30~ 個別相談・終了

という流れでご案内します

申込方法は

パソコンコチラから申込

スマートフォンコチラ から申込

または、

メール⇒info@bio.ac.jpに学年、氏名、お電話番号、メールアドレス、希望実習を明記の上送信下さい。折り返し担当から確認のご連絡をさせて頂きます!
※お電話番号、メールアドレスはお間違いない様にご注意下さい。

お電話⇒03-3745-5000で高校2年生イベントに参加したいとお伝え下さい。ご案内します。


学生スタッフも気合いを入れてお待ちしていますので、皆さんぜひご参加下さい