大阪の普通の高校生の日常を描いた作品。
主演の松本穂香はおっとりしてるけど勉強ができる女子高生役。
松本穂香(23)に高校の制服を着させて、
エンディングでTHE BLUE HEARTSの「人にやさしく」をアカペラで歌わせているので、
てっきり自分のような中高年男性向けの映画かと思いましたが、
原作・監督はまだ20代の女性でした。
いまどきの10~20代もTHE BLUE HEARTSとか聞くんでしょうか?
親が聴いてたり、CMでときどき流れてるを聴いたりして知っているのかな。
昨年まで西武ライオンズに在籍していた秋山翔吾が登場曲で使っていたので、
西武ライオンズファンには老若男女問わずおなじみ。
ソフトバンクホークスのチャンステーマの前奏でも使われているので、
パ・リーグファンには認知度高いかも。
高校生役で出演している小室ぺいがNITRODAYというバンドのボーカルで、
この作品と連動して「人にやさしく」をカバーしているそうなので、
また次の世代に歌い継がれるのかもしれません。
映画というより「人にやさしく」のレビューになりました。
(テアトル新宿)
関連エントリ: