コロナの影響で全体的に株価が下がり始めた1月20日に、
1,064円で100株購入した東京ドーム。
その後ネガティブな話題ばかりで、本来プロ野球開幕の話題で盛り上がるはずだった頃の3月23日には、
今年最安値の617円を付けました。
10月に投資ファンドのOasis Management Company Ltd.(オアシス)が
代表取締役社長 執行役員 長岡 勤
社外取締役 森 信博
社外取締役 秋山 智史
3氏の解任を求め臨時株主総会の開催を請求。
11月には三井不動産が東京ドーム普通株式の公開買付けを発表。
そして12月17日、臨時株主総会が開催されました。
結果は株主提案は否決され3氏は留任。
ただ、臨時報告書を見ると、
臨時報告書|東京ドーム(PDF)
解任に反対した議決権数が
社長:約72%
2人の社外取締役:約67%
言い換えると、解任に賛成した議決権数が
社長:約28%
2人の社外取締役:約33%
結構多くないですか?
そこで、今年の株主総会で経営方針に反する株主提案があったキリンホールディングスの
取締役選任決議を見てみると、
第181回定時株主総会における議決権行使の結果について|キリンホールディングス(PDF)
社長の選任に反対した議決権数が約5%、
多くの役員の反対票は10%未満で、一番多い人でも約23%。
やはり、東京ドームの3氏に対する解任賛成の割合は高いです。
株価の方は三井不動産が公開買付価格を1300円と発表し、
その後買付価格吊り上げの思惑もあり、一時1445円まで上がりました。
自分のところにも三井不動産から公開買付関係書類が送られてきました。
ただ資料が多すぎて読み切れないのと、市場価格が1300円以上になっていたので、市場で売却。
売却益を得ることができました。
三井不動産さんのおかげです。
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