実際の裁判を基にした、フランス・ベルギー合作の法廷サスペンス映画。
細かい設定があるのですが大まかに言うと、
3人の子供を残して妻が失踪し、夫が妻殺害容疑で裁判にかけられ被告人となります。
被告人と知り合いの知り合い程度の関係の女性が、
無罪を信じて敏腕弁護士とタッグを組んで裁判を戦う物語。
女性はノラという役名ですが、ノラのキャラクターはフィクションとエンドロールに出ていました。
元々被告人との関係はそこまで強くはないのに、自分の仕事や子どもそっちのけで裁判に関わり、
挙げ句の果てに裁判以外でトラブルに見舞われ、それでもまだ被告人に尽くすの?
と見ている途中で思ってしまったので、フィクションでホッとしました。
弁護人の10分ほどの最終弁論が迫真の演技でした。
弁護人は実在の敏腕弁護士デュポン・モレッティという方がモデルで、
2020年7月フランスの法務大臣に任命されたそうです。
(新宿武蔵野館)
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監督:アントワーヌ・ランボー
出演:マリーナ・フォイス、オリヴィエ・グルメ、ローラン・リュカ、フィリップ・ウシャン、インディア・ヘア
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