矢車草の咲く道を。

アートで穏やかで豊かな暮らしを。

【ワシントン・ナショナル・ギャラリー展】

2015-05-02 22:34:02 | 美術館へ行こう!
丸の内にある、

三菱一号館美術館で開催中の

✨印象派コレクション✨

観てきました



お目当ては【ボナール】
だったけれど、そこで出会った…

【ヴュイヤール】がすごく良くて好きになりました。 色づかい、モチーフに
親しみを感じます。

【ドニ】の大作『純潔の春』という
作品も感動しました。ずーっと眺めていたい絵です。


そして…

【ルドン】の『グラン・ブーケ』

えっ⁉︎ こんなに大きいのぉ⁉︎
衝撃な出会い。 ブルーの花瓶に
目を奪われる。 お城の食堂室に
飾るために描かれたとか…。
あぁ…、ルドンの花の絵に囲まれ
て、どんな食事を召し上がっていたのでしょう

想像するのが楽しくて、しばらく
その作品の部屋に佇んでました。



こうしてみると、やっぱり私は
《ナビ派》の作品が好きなんだな~
って気づく。そして
《ラファエル前派》も大好き

作品に惹かれると、描いた人の事を知りたくなります。もっともっと知りたい!って気持ちが強くなるのですね。



ワシントンに行かなくても、こんな近くで好きな画家の作品に会う事ができるなんて、とても幸せで豊かな気持ちになれます。 なにか、細胞レベルまで沁み渡る美容液のよう…。

なんの知識も持たず、まっさらな状態で美術館に行き、なにこれ⁉︎ と足を止める作品に出会ったら、じっくりと対話してみる。
自由に、思ったことを、ありのままに言葉にしてみる。

最近の美術館は、館内のレストランやカフェで、展覧会とタイアップしたオリジナルメニューなどを提供したりして、
知的好奇心も食欲も、両方を満たしてくれる《美》の場所になっているのですね

美術館を、日常的にもっと楽しみたいと思います