矢車草の咲く道を。

アートで穏やかで豊かな暮らしを。

障害児デイサービス

2015-05-14 22:07:51 | みんなの美術
今回は、

オイルパステルで描く
『りんごの絵』


🍎を1個、選んでもらい…

触ってみよう! いろんな触り方
あるね。

香りはどう?

目をつぶって触ると?

中身はどんなかな。

りんご1個と向き合うだけで、いろんな発見がある



送迎車の中で寝ていた子。おやつの間も、こっくりこっくり…眠い~布団敷く? としきりに聞いてたmさん。
りんごとオイルパステルを手にしたら、ぐいぐいと目の覚めるようなタッチで描き始め、「もう1枚描く!」と勢いつき2枚も完成





りんごの文字コラージュを楽しんでいたRさん。そんな姿を、うっとりする様なまなざしで見つめていたAさん。Aさんは、なんと、りんごにも描いてました!



あぁ! こういうのもあるね~。
おもしろい! Aさんは白が好きね。





「りんごの皮に、黒い色があったよ、あと黄緑もあったんだ」

うんうん、よ~く見ると、実はいろーんな色があるんだね。

鑑賞会タイムは、じつは私にとって
癒しにもなっているんだなぁ、と感じ
た美術の時間でした

【大関ヶ原展】‼︎

2015-05-12 21:46:43 | 美術館へ行こう!
会期が今週17日までと気づき、
昨日慌てて観に行ってきました!

徳川家康没後400年、
天下分け目の大展覧会❗️


このキャッチコピーだけでも、胸が踊りましたが…。



両国なんて、相撲ファンではないので
あまり訪れる機会はありませんが…



実は日本史がものすごく苦手で…

なぜ? と、自分でも不思議なのですが、 好きな画家のことを調べていると、 あぁ、私の好きな日本画は、
安土桃山時代に集中してる! と、気づき、その歴史の背景には、戦後武将たちがいた!


まず、入ってすぐ、

「関ヶ原合戦図屏風」に、鳥肌がたち…
その大きさ! 緻密さ!

屏風絵・手紙・肖像画…、いろいろありましたが、わたしが一番心奪われたのは…



家康の四天王のひとり、
本多忠勝像、と



彼が着用していた、鹿の角が飾る鎧兜

こ、こんなの着て戦っていたのか…

こ、この角! 気を失うくらいに怖い。

そして肩から下がる、金の数珠



こういう地図のような絵も、見ていてワクワクします



これが、家康が関ヶ原で着用した具足。
前立のデザインは、歯朶なんですね!

400年もの時を経て、こうして本物をまじかに見れるという幸運

当時の様子を絵に描いた人たちがいた。

武器や装具を作った素晴らしい職人たちがいた。

思いを手紙に託し、それを大事に大切に守り残してくれた人がいた。

物が残っている、ということは奇跡に近いと思う。 それは、きっと人の想いのなせる技なのだと思う。

沢山の絵巻の中に、狩野探幽の絵があった。

その人のことを知ることが、歴史を学ぶことにつながる。

桃山時代から江戸時代へ。

美術を通して歴史を学ぶ。こんな楽しいことはありません




障害児デイサービス

2015-05-08 09:51:15 | みんなの美術
連休明け、元気な子どもたち10名と
スタート

今回は、 自由絵画。

玄関に飾る《模造紙アート》を製作。

テーマは…

【ハートの木】

あらかじめ下準備をして…



ここに、色を塗ったハートの紙を
ペタペタ貼っていくと…





う~ん、明るく楽しい感じに

エネルギーを発散させるように、
次から次へとハートに色を塗り込めていく子

始まる前に大泣きしていた子が、
ニコニコと、顔を蒸気させ、少し興奮しながらオイルパステルを塗ってたり



七色の点を描いたり、

顔みたいな模様を描いたり、

描かずに紙を破ったり、

寝転がったり…。



「塗る」ということが、実は意外と
難しいのです。

年齢も障害も様々な子どもたちは、
個性もさまざま

ひとりひとりが、のびのびと自分を
表現するには何が必要なのかな、どういった画材やアプローチがマッチするのかな。



障害児のためのアトリエは、

試行錯誤の連続です。




のびのび育つ!

2015-05-06 20:30:13 | 庭と小鳥と雑草と…
草むしりの忙しい時期になりました!

でも…、雑草の中にも可愛らしい花も
あり・・・

ハルジオンやタンポポ、かたばみ。

名前のわからない草花があちこちから
のびのびと育っている


数年前に地植えした、「初雪かづら」の勢いが止まらない!



「すずらん」の香りは大好きです。


「プリンセス・ミチコ」も咲きました。 でも、ほかの蕾に虫がついてしまって

バラは手入れをちゃんとしないと、美しい花をなかなか咲かせてもらえません

植物も人間も、のびのびと育ってほしいなぁ~


【ルーブル美術館展】

2015-05-05 17:18:21 | 美術館へ行こう!


息子(知障16歳)のリクエスト
美術も都会も大好きな息子。

はりきって開館30前に到着。
入口にはすでに行列が…。

みどりの手帳(療育手帳)を持っているおかげで、美術館はほぼfree passで鑑賞できる これは本当にありがたいことです



彼の一番のお気に入り作品は、
ティツィアーノの「鏡の前の女」
でした。

私は…




ルーブル特別展ドリンク
~ティツィアーノの鏡の前の女の色彩をイメージした、オレンジジュレのトッピングされたホットチョコレート~

風俗画で、歴史に触れる…。