北朝鮮の状況～ラジオ・教科書

北朝鮮の状況
８月３１日、「ソウルトレイン上映会」に少しだけ参加しました。肝心の映画は見ることが出来なかったのですが、後半のトークショーの一部を見せて頂きました。

◆ラジオについて
非常に入手が困難、聞く場合も、毛布や布団をかぶって聞く様な状況、見つかれば投獄される、非常に危険な状態で聞いている。

北朝鮮にラジオを送ろうとしている人たちは気象条件をよく調べ計算して風船で飛ばしたり、海流を研究して流したり、いろんな方法でラジオを送っている。

※調査会で考えているラジオ放送の計画は、まだ案の段階との情報も他所から得ています。いずれにしろ、厳しい管理下で、ラジオを聞いて国外の情報を知ろうとしている。しかしそれは諸刃の刀の様な物で非常に危険である。だから電波を送る側、ラジオを送る側、そのラジオを聞く側も、必要だが非常に危険が伴い聞く側が命を失う可能性もあるという、不条理の中におかれているということ。

◆北朝鮮の教科書について
北朝鮮の教科書は、金正日、金日成を賛美するもの、たとえば音楽や歴史の教科書は、有る程度きれいに出来ている。（日本の教科書に比べれば、きれいとは言えませんでした）

しかし、本当に必要な教科書、たとえば算数＝数学や理科＝物理などのものは、非常に粗末である。

その例を写真に撮ってきましたので、ご紹介します。


　音楽の教科書　　
　　

　金日成を賛美するうたの楽譜

　
　　　歴史の教科書（カラー）

　　
　　　理科の教科書　　


　　　国語の粗末な表紙