「消えた277人」より
ご家族のメッセージの記載がある方を、順次ご紹介しています。
(28)尾方晃(おがたあきら)さん
昭和30(1955)年12月12日生れ。身長168センチ、体重65キロ。
右胸部と右背中にリンパ腺炎の縦型の手術痕がある。右手中指第三関節の骨が突起している。
昭和54(1979)年2月14日、京都府京都市北区の下宿先から失踪。当時23歳、立命館大学学生。
家族が晃さんの下宿先に行くと晃さんの姿はなく、荷物や現金がそのまま残されていた。
2月13日に預金を引き出した形跡がある。
「待つてるよ、母一人で待つてるよ」 尾方美恵子さん(母)から
昭和54年2月、京都でいなくなった尾方晃の母美恵子です。晃がいなくなって27年たちます。
お父さんと一緒にいろいろと手を尽くしましたが、何の手掛かりも得られませんでした。
大学の下宿もお父さんと一緒に行きましたが、荷物はそのままで晃の体だけがいませんでした。
どこでどうしているのか心配しています。
平成4年7月、57歳でお父さんが晃のことを心配して亡くなりました。
光恵も兄さんのことを心配していろいろと手を尽くしてくれていますよ。
妹たちも、きよこ、みちよも名古屋に嫁ぎましたわよ。
拉致被害者救う会の集会には夫婦で来てくれているよ。
親戚の方々も晃のことを本当に心配してくれているよ。
地域の方々も、同級生のみなさんも晃のことを心配してくれているよ。
いまどこにどうして、元気でいるのか。母は心配でなりません。
毎日心配しているよ。
母も歳になり、体力が衰えてきました。
今日一日一人で暮らしているよ。
晃のことは一日として忘れたことはないよ。
晃の元気な顔が見られるの日を待っているのよ。
早く晃と会える日を楽しみに待っているよ。
このしおかぜを聞いていたら消息を知らせてちょうだいね。
待っているよ。母一人で待っているよ。
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失踪当時23才 失踪から28年 今年12月52才になる。
ご家族のメッセージの記載がある方を、順次ご紹介しています。
(28)尾方晃(おがたあきら)さん
昭和30(1955)年12月12日生れ。身長168センチ、体重65キロ。
右胸部と右背中にリンパ腺炎の縦型の手術痕がある。右手中指第三関節の骨が突起している。
昭和54(1979)年2月14日、京都府京都市北区の下宿先から失踪。当時23歳、立命館大学学生。
家族が晃さんの下宿先に行くと晃さんの姿はなく、荷物や現金がそのまま残されていた。
2月13日に預金を引き出した形跡がある。
「待つてるよ、母一人で待つてるよ」 尾方美恵子さん(母)から
昭和54年2月、京都でいなくなった尾方晃の母美恵子です。晃がいなくなって27年たちます。
お父さんと一緒にいろいろと手を尽くしましたが、何の手掛かりも得られませんでした。
大学の下宿もお父さんと一緒に行きましたが、荷物はそのままで晃の体だけがいませんでした。
どこでどうしているのか心配しています。
平成4年7月、57歳でお父さんが晃のことを心配して亡くなりました。
光恵も兄さんのことを心配していろいろと手を尽くしてくれていますよ。
妹たちも、きよこ、みちよも名古屋に嫁ぎましたわよ。
拉致被害者救う会の集会には夫婦で来てくれているよ。
親戚の方々も晃のことを本当に心配してくれているよ。
地域の方々も、同級生のみなさんも晃のことを心配してくれているよ。
いまどこにどうして、元気でいるのか。母は心配でなりません。
毎日心配しているよ。
母も歳になり、体力が衰えてきました。
今日一日一人で暮らしているよ。
晃のことは一日として忘れたことはないよ。
晃の元気な顔が見られるの日を待っているのよ。
早く晃と会える日を楽しみに待っているよ。
このしおかぜを聞いていたら消息を知らせてちょうだいね。
待っているよ。母一人で待っているよ。
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失踪当時23才 失踪から28年 今年12月52才になる。