[調査会NEWS 677](20.10.16)より
■定例記者会見のお知らせ
■平沼会長への手紙の連載終了にあたって
荒木和博
本日のお手紙（和田祐介さんのお母さんのとも子さん）で、平沼会長へのお手紙・要請文書の連載は終わります。９月１１日の要請当日お持ちになった方の分でこちらがコピーをできなかったものがあるかも知れませんが、いずれにしても趣旨はこれまでのものと同様だと思います。
ご理解をいただきたいのは、この思いは手紙を託された方だけでなくすべての特定失踪者家族に共通のものであり、また、それを知っていただきたいのも平沼会長のみならずすべての国会議員、政府関係者だということです。
政府は麻生政権に代わっても、これまでと同様総理や官房長官が特定失踪者の家族に会おうという姿勢は見せていません。今後選挙の具合にもよりますが、拉致議連との連携の中でこれらのご家族の声を政府に反映させるように努力して参りたいと思います。各位にもご協力賜りますようお願い申し上げます。
■平沼拉致議連会長へ、特定失踪者家族からの手紙（14）和田祐介さん （平成１４年失
踪）のお母さんである和田とも子さん
※それぞれの失踪状況については調査会のホームページをご覧下さい。
いつも御世話になります。
私共の息子 昭和52年1月30日生
身長は172 cm 体重は80 kg
平成14年5月7日広島県佐伯区で就職していましたが、突然無断欠勤と連絡が入り連休で島根県に5月5日友人の結婚式に出席、6日は仲良しの友人六人と焼き肉パーティをし、夕方広島へ伺い、20時頃私と電話をし無事アパートにて夕食をしているとの事でした。まさかこの時の会話が最後の言葉の交わしあいになったのかなとは思いも寄りません。
日頃は温厚で好きな事は凝りしょうな子で何ごとにも一生懸命友人にも親切でやさしい気の良い子です。
島根より大きな乗用車レグナムへ乗ってました。これも自分でオークションで見つけ、名古屋方面より務めていた会社を通じ見つけ得た愛車です。もちろん広島へ持ってゆきました。車の仲間も出来、色々とグループ活動もしていた様です。アパートの部屋より持ち出したものはその車と、自動車の免許証大型車、ケン引車の免許証、自分で自動車の車検もすませ、免許証の切替えも必らず広島ですると思ってました。けれども二度目の切替えはどこにも受けた様子がありませんでした。自動車好きの息子が切替えをしないはずはありません。
そして銀行カード（自分で作った通帳）、私が持たせた郵便局のカード、出光ガソリンカード、ケイタイ電話、それと愛用していた小銭入れ、事故があれば必らず見つけられるはず。でも今だに何の音沙汰もありません。警察にも役所にも届け調べました。何か目印があればと今だに今だにありません。
六年も過ぎました。自動車も出てきません。手がかりが全くありません。広島へ出、大きな体がだんだん細身になった様ですが、佑介は佑介で一目見れば分かります。
会いたいです。早く顔がみたいです。どこにいるのやら、助けて下さい。
残念な事に私の身体は手術の後遺症のため体調がすぐれません。遠出の出来ない身体です。
息子より早く死ぬ分けにいきません。
じっと待ってる分けにもいきません。
この度は私の弟が声をかけてくれました。かわりに何とかお願いをして、政権がいろいろと忙がしくなって、でも何とか良い方向へと御願い致します。
平成二○年九月三日
失踪者 和田佑介（わだ ゆうすけ） S52 1 30 生
母親 和田 とも子 S17 12 12 生
失踪者の伯父 林健（はやし けん）S20 8 20 生
――――――――――――――――――――――――――――――――
氏名 和田 佑介 失踪年月日 平成14(2002)年5月7日
ふりがな わだ ゆうすけ 生年月日 昭和52(1977)年1月30日
性別 男 当時の年齢 25
身長 172センチ 体重 80キロ
公開 第12次公開
当時の身分 会社員
特徴
失踪場所 広島県広島市佐伯区
失踪状況 5月7日、会社から無断欠勤していると連絡がある。その後行方が分からず。アパートは、冷蔵庫湯沸しポットなど、全て電気も入れてあり、普通どおりの生活感があり、ちょっと外へ出ると言ったような様子。携帯電話、銀行通帳、キャッシュカード、ガソリンカード、免許証、タバコ入れは無かった。失踪前日まで、全く変わった様子はなかった。
■定例記者会見のお知らせ
■平沼会長への手紙の連載終了にあたって
荒木和博
本日のお手紙（和田祐介さんのお母さんのとも子さん）で、平沼会長へのお手紙・要請文書の連載は終わります。９月１１日の要請当日お持ちになった方の分でこちらがコピーをできなかったものがあるかも知れませんが、いずれにしても趣旨はこれまでのものと同様だと思います。
ご理解をいただきたいのは、この思いは手紙を託された方だけでなくすべての特定失踪者家族に共通のものであり、また、それを知っていただきたいのも平沼会長のみならずすべての国会議員、政府関係者だということです。
政府は麻生政権に代わっても、これまでと同様総理や官房長官が特定失踪者の家族に会おうという姿勢は見せていません。今後選挙の具合にもよりますが、拉致議連との連携の中でこれらのご家族の声を政府に反映させるように努力して参りたいと思います。各位にもご協力賜りますようお願い申し上げます。
■平沼拉致議連会長へ、特定失踪者家族からの手紙（14）和田祐介さん （平成１４年失
踪）のお母さんである和田とも子さん
※それぞれの失踪状況については調査会のホームページをご覧下さい。
いつも御世話になります。
私共の息子 昭和52年1月30日生
身長は172 cm 体重は80 kg
平成14年5月7日広島県佐伯区で就職していましたが、突然無断欠勤と連絡が入り連休で島根県に5月5日友人の結婚式に出席、6日は仲良しの友人六人と焼き肉パーティをし、夕方広島へ伺い、20時頃私と電話をし無事アパートにて夕食をしているとの事でした。まさかこの時の会話が最後の言葉の交わしあいになったのかなとは思いも寄りません。
日頃は温厚で好きな事は凝りしょうな子で何ごとにも一生懸命友人にも親切でやさしい気の良い子です。
島根より大きな乗用車レグナムへ乗ってました。これも自分でオークションで見つけ、名古屋方面より務めていた会社を通じ見つけ得た愛車です。もちろん広島へ持ってゆきました。車の仲間も出来、色々とグループ活動もしていた様です。アパートの部屋より持ち出したものはその車と、自動車の免許証大型車、ケン引車の免許証、自分で自動車の車検もすませ、免許証の切替えも必らず広島ですると思ってました。けれども二度目の切替えはどこにも受けた様子がありませんでした。自動車好きの息子が切替えをしないはずはありません。
そして銀行カード（自分で作った通帳）、私が持たせた郵便局のカード、出光ガソリンカード、ケイタイ電話、それと愛用していた小銭入れ、事故があれば必らず見つけられるはず。でも今だに何の音沙汰もありません。警察にも役所にも届け調べました。何か目印があればと今だに今だにありません。
六年も過ぎました。自動車も出てきません。手がかりが全くありません。広島へ出、大きな体がだんだん細身になった様ですが、佑介は佑介で一目見れば分かります。
会いたいです。早く顔がみたいです。どこにいるのやら、助けて下さい。
残念な事に私の身体は手術の後遺症のため体調がすぐれません。遠出の出来ない身体です。
息子より早く死ぬ分けにいきません。
じっと待ってる分けにもいきません。
この度は私の弟が声をかけてくれました。かわりに何とかお願いをして、政権がいろいろと忙がしくなって、でも何とか良い方向へと御願い致します。
平成二○年九月三日
失踪者 和田佑介（わだ ゆうすけ） S52 1 30 生
母親 和田 とも子 S17 12 12 生
失踪者の伯父 林健（はやし けん）S20 8 20 生
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氏名 和田 佑介 失踪年月日 平成14(2002)年5月7日
ふりがな わだ ゆうすけ 生年月日 昭和52(1977)年1月30日
性別 男 当時の年齢 25
身長 172センチ 体重 80キロ
公開 第12次公開
当時の身分 会社員
特徴
失踪場所 広島県広島市佐伯区
失踪状況 5月7日、会社から無断欠勤していると連絡がある。その後行方が分からず。アパートは、冷蔵庫湯沸しポットなど、全て電気も入れてあり、普通どおりの生活感があり、ちょっと外へ出ると言ったような様子。携帯電話、銀行通帳、キャッシュカード、ガソリンカード、免許証、タバコ入れは無かった。失踪前日まで、全く変わった様子はなかった。
