雅子皇太子妃・徳仁皇太子・愛子内親王の現状は”第二の女系天皇問題”安倍元総理暗殺は第3の敗戦、愛子天皇は終末の敗戦だ

※当ブログでは明治典範にも違反する生前の譲位に抗議し、ブログタイトルは違法即位後も同タイトルとします。

救う会全国協議会ニュース2017.04.25国民大集会全記録2

2017年04月25日 18時40分37秒 | 北朝鮮による日本人拉致というテロリズム
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★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2017.04.25)国民大集会全記録2

■国民大集会報告2

◆米国も「最優先」を理解

司会 今安倍総理のご挨拶の中でも、「最優先」という言葉がありました。加藤
大臣におかれては、「この看板の通り最優先だ」とおっしゃってくださいました。
そして今の国際情勢の中で、この最優先を貫くためには、実はアメリカとの間で、
きちんと話を事前にしておくことが必要です。

 そうでなければ国際社会が核で圧力をかけている時、日本が先に拉致をやるの
は裏切りではないかと言われかねない。そういう中でアメリカときちんと話をし
ておくことが大切でありますが、今加藤大臣もお触れになりましたが、トランプ
・安倍会談で、「拉致問題の早期解決の重要性で認識が一致した」と。「早期」
という言葉がここに入った。この早期という言葉は、我々の言葉でいう「最優先」
とつながるのではないかと私は理解しています。

 危機でもあるがチャンスでもある。今まさに勝負中の勝負だが、同じ方向を見
ているのではないかと、今日のお二人の挨拶を聞きながら思いました。そしてこ
れは政府だけのことではありません。国会の与野党がそれぞれ拉致対策本部を作っ
てくださり、超党派の拉致議連とともに、それぞれの党の中でも救出のために何
をすればいいのかということを議論し、また自民党におかれては、政策提言をし
てくださったりしています。

 アメリカとの議員外交も進み、リー上院議員、スチュワート下院議員がこの夏
に日本に来られて、スネドンさんの拉致の問題、日本人の拉致問題を議員外交で
話し合うことができるような準備が今進んでいるという話も聞いています。

 これから各党がこの問題にどう取り組んでいくのか。今年中に解決するために
何を思っていらっしゃるのか、ご挨拶いただきたいと思います。まず、山谷えり
子拉致問題対策本部長お願いします(拍手)。

◆今年こそ結果を出していく

山谷えり子(自民党拉致問題対策本部長)

 皆様こんにちは。

 激しい怒りと寂しさ、そして今年こそ解決していこうという強い思いでお運び
くださり誠にありがとうございます。

 今総理、そして加藤拉致問題担当大臣が、拉致問題の解決は安倍内閣にとって
最重要、最優先課題であると言われました。北朝鮮をめぐる情勢は緊迫していま
す。だからこそ、今こそ「対話と圧力」、「圧力と対話」、「行動対行動」で解
決に向けて強い力を発揮していく時だと思っています。

 自民党は拉致問題対策本部の中に、アクションプラン検討チームを設けて、日
々国連の関係者や北朝鮮の情勢に詳しい人々と意見交換を重ねて、13項目の提
言をまとめて、官邸で、総理そして加藤大臣と意見交換をしたところです。

 人、物、金、制裁のすり抜けは許さない。再入国禁止対象者を広げる。資産凍
結の対象を広げる。そして貨物検査特別措置法を改正してもっと徹底的にやる。
朝鮮学校には去年3.8億円、地方自治体が公的助成をしましたが、本当にそれ
でいいのか。必要な措置、見直しをはかるべきではないか。これは新しい法律が
必要ですが、そのような提言をしたところです。

 また安倍内閣のリーダーシップによって、国連には北朝鮮の拉致問題と人権問
題の調査委員会が作られました。私も大臣の時に400ページ近い報告書が出た
ものですから、拉致問題というのはこういうことなんです。被害国は12か国、
13か国に及んでいますということで、各国の国連大使に働きかけをしました。
各国の認識は非常に高まっています。

 そして今年3月の国連人権理事会では、国際刑事裁判所に付託するため、専門
の人たちを国連に充実させようではないかというところまできています。

 また政府、そして特定失踪者問題調査会の皆様が北朝鮮に向けてラジオ放送を
してくださっていますが、さらにそれを中波放送の充実をはかっていく。あるい
はアメリカのボイス・オブ・アメリカやラジオ・フリー・アジアに、私も大臣時
代に放送局の皆様と交流の時間を持って、この問題を認識してもらいました。今
加藤大臣がそれを引き継いでくださっています。

 朝鮮半島有事の時に、しっかりと情報を届ける。そして皆さんの安全を確保す
るために平和安全法制ができましたので、体制の充実、そして訓練の充実もでき
てきます。そうしたことも総理にお願いをしてきました。

 アメリカが今、北朝鮮をテロ支援国家として再指定しようとしています。そこ
にも拉致問題を入れてほしいと働きかけをしていきたいと思います。安倍総理は
本当に長くこの拉致問題の解決に取り組んでこられました。そして戦略性を持っ
ておられます。そして世界中にパイプを持ってもられます。この2、3週間、私
も総理そして加藤大臣と何度も何度も話し合いの機会をいただきましたが、本当
に今の政府は様々な検討、対応策、そしてそれを実行しています。

 何としてもみんなの力を結集して各党、超党派の拉致議連、そして各県の知事
会、各地方議会の皆さん、そして皆々様とこの激しい怒りを解決に向けて、充実
して、広げて、その日を迎えたいと思います。早く被害者の皆様がこの祖国の地
を踏むように、そして大きな船で祖国の地を踏むように、家族の皆様と抱き合う
日が来るように頑張りぬきたいと思います。

 宋日昊(ソン・イルホ)国交正常化交渉担当大使は先日、「拉致問題など誰も
関心がない」と言いました。とんでもないことです。日本中怒っています。そし
て今、こういう状況だからこそ皆で心を合わせて拉致問題の解決に向かって、今
年こそ結果を出していく。その強い思いで歩いていきたいと思います。

 本日はどうもありがとうございました(拍手)。

司会 自民党の拉致対策本部が政策提言をされたのは2回目で、1回目の13項
目は追加制裁の案でした。それが今ほとんど実現していることを受けて、今後何
ができるか。その中で先生は新法という話をされました。そういうことも含めて、
北朝鮮が今年中に返さないなら、もっともっと強い圧力をかけるという準備が進
んでいるということだと思います。

 民進党にも拉致問題対策本部があります。政権時代には防衛副大臣もされまし
た渡辺周先生が本部長です。お願いいたします。

◆なぜ朝鮮総連にもっと圧力をかけないのか

渡辺周(民進党拉致問題対策本部長)

 今政府、与党から色々なご意見がありました。私たちは拉致の最優先というこ
とについて、政府、与党があまりにまだるっこしいことを言うようであれば、公
の場で、今日お見えの原口一博先生や松原仁先生、笠浩史先生たちとこの拉致の
問題、野党ならではの切り口から追及してきました。

 申し上げたいのは、なぜ朝鮮総連にもっと圧力をかけないのか(拍手)。朝鮮
総連がこの国で自由に活動をしている。その朝鮮総連に対して日本の税金や補助
金が出ている。だから北朝鮮にしてみれば、あの国は「怒っている、怒っている」
と言いながら、北朝鮮の同朋に日本国内で普通に暮らしている。税金から補助金
まで出ている。そういう間違ったメッセージを与えることになってしまっている。

 ですから我々は、政府、与党がまだるっこしいのであれば、私たちは提言をす
る。「今朝鮮総連に対しもっと圧力をかけろ。そして本国を動かせ」。そのこと
を是非皆さん方とともに取り組んでいきたいと思います。

 また今日いらっしゃる原口さんが朝鮮銀行の問題を折に触れて取り上げていま
す。日本の一つ自治体の大きさに過ぎないGDPの国が、あんなに次から次へと核
実験をし、ミサイルを飛ばすのか。あの破綻したところにつぎ込まれた金はどう
なったのか。かつてこの国で取り組んだこの問題が北朝鮮の延命につながったの
ではないか。こうした歴史的な検証も踏まえながら政府、与党ができない圧力を
かけたいと思います。皆で頑張りましょう(拍手)。

◆朝鮮大学校の各種学校認可の取り消しはできる

司会 私が入手した内部情報によると、昨年の秋、朝鮮総連の内部の会議で、
「あいつらは次に朝鮮大学校の各種学校認可の取り消しをやるぞ。気をつけろ」
という話が出たという情報を入手しています。

 朝鮮大学校が小平にありますが、なぜ各種学校と認可され、固定資産税が減免
になっているのか。公益上教育機関と認めていいのか。例えばISを賞賛すような
学校が日本にあったとして、そこに固定資産税を減免するような恩恵を与えてい
いのか。国際テロ組織禁止法のような新法が考えられないのか。

 各種学校認可の時、当時の文部省はふさわしくないと言っていたのに、美濃部
都知事が権限でやってしまった経緯がありました。もちろんこれは東京都の権限
ですので、小池知事に期待しているところですが、法律でそれができないように
することも、日本は法治国家だから十分できるという提言を渡辺先生からいただ
いたと思っています。ありがとうございました(拍手)。

 続いて与党公明党の拉致問題対策委員長の上田勇先生お願いします。

◆拉致問題の前進を

上田勇(公明党拉致問題対策委員長)

 今日はこの国民大集会にこのように多くの皆様方にお集まりいただき、誠にあ
りがとうございます。本当にご苦労様です。

 長い歳月が流れて、平成9年に5名の方が帰国されて以来、目に見える形での
前進がない。ご家族や関係者の方々の悲しみ、思いを察するに、言葉にならない
ほど心が痛む思いです。

 毎年なんとか前進したい。そういう思いで私たちも取り組ませていただいてき
ましたし、多くの皆様もこのように集ってきていただいているわけですが、なか
なか具体的な成果があがってこない。

 今お話がありました通り、今年こそ最優先の課題としてしっかりと成果を残し
ていく、解決していくとの強い決意で臨んでいきたいと考えています。

 今北朝鮮をめぐる情勢は本当に緊迫してきました。北朝鮮は本当に無茶苦茶な
国です。国際法も人権も国連も一顧だにしない。そんな国と交渉していかなけれ
ばならない。

 日本も国際社会と連携をしながらこれまで圧力を強めてきました。世界でもよ
うやくその世論が高まってきていて、北朝鮮に対する圧力はかなり厳しくなって
います。国連の場での人権問題に対する認識もずいぶんと変わってきた。このこ
とは今までお話のあった通りです。

 しかし、そうした緊張感が高まっている中で、日本にとっての最優先の課題で
あるこの拉致問題が置き去りにされてしまうんじゃないか。そういう心配がある
のも否定できません。

 それだけに私たちは、とにかくこの日本にとって拉致問題こそが最優先なんだ、
そのことを政府も国会も、そして国民全体が訴え続けていかなければならないと
考えています。

 どうか今日お集まりをいただきました皆様方と国民全体で、この拉致問題をきっ
ちりと正視をさせていく。そのためにも皆様の後押しが必要です。私たちも地域
において、それぞれ一緒に活動に取り組んでいただいている皆様方と連携をしな
がら、拉致問題の前進に向けて全力で取り組んでいく決意です。

 こうした困難な状況であるからこそ新しい展開が生まれるチャンスでもあると
考えていますので、最優先の課題として、そして今年中の解決に強い決意で臨ん
でいくつもりで、この1年間また頑張っていきたいと思います。どうかまたご指
導いただけますよう宜しくお願いいたします。

 今日は大変にご苦労様です。ありがとうございました(拍手)。

司会 ありがとうございます。日本維新の会は9月の国民大集会の時はいらして
いただけませんでしたが、また拉致問題対策本部を作っていただき、拉致議連の
役員として長い間この問題に取り組んでくださいました松浪健太先生が日本維新
の会の本部長になってくださいました。お願いします(拍手)。

◆これまで以上の対話と圧力を

松浪健太(日本維新の会拉致問題対策本部長)

 皆様こんにちは。我が党も紆余曲折があったため拉致の本部が何度も立ち上がっ
たわけですが、この度拉致対策本部を立ち上げさせていただきました。

 私は政界に入る15年前は「産経新聞」に所属していました。かつて記者時代
に、最初に拉致の問題を取り上げた時には他のメディアからは誤報扱いされたと
先輩の記者からうかがいました。

 そうした逆境からここまで歯をくいしばって頑張ってこられた拉致被害者の皆
様、そしてこれを支援されてきた皆様に心から敬意を表するものです。

 我が党では、安保法が改正されて、今までの集団的自衛権の概念が近代化され
てきたわけです。かつての集団的自衛権と今の集団的自衛権とでは、ミサイル防
衛等でもう同じように考えられないということですので、我が党では日本も敵基
地攻撃能力を持つべきではないかと。「対話と圧力」というのであれば、しっか
りとこうした防衛的圧力を持つべきだろうという意見を持っています。

 こうしたものがあって初めて我々は、本当の意味でアメリカとの交渉も大事で
すが、自分たちの自立した交渉も成り立ってくるのではないかというのが日本維
新の会のスタンスです。

 そしてまた北朝鮮に対してはこうした圧力の視点を持つ。私自身は金正恩委員
長が就任して以来2回訪朝させていただきました。いつかこの拉致の問題にお役
にたてるのではないか、その一心です。

 これまでは朝鮮労働党の外交部の部長とも、今副委員長になっていますが、対
話を重ねさせていただきました。日本にとってこの拉致の課題は本当に最優先の
課題なんです。普通の国なら戦争になる課題なんです。こういうことを政治家が、
我々は野党ですから、こうしたチャンネルで伝えていくことは大事だと思います。

 そしてまた北朝鮮に対しては、前の金正日総書記の時代のことです。みなさん
にとっては解決しやすい問題になっていると、我々は非公式に伝えています。こ
うした本当の意味での対話と圧力、我々はこれまで以上の対話、これまで以上の
圧力をこれから作っていかなければならないと思っています。

 かつての「よど号事件」の山村新治郎議員ではありませんが、我々はこの身に
代えても被害者の皆様を返していただきたい。その覚悟のもとで活動していきま
すので、今後共に頑張っていきましょう。ありがとうございました(拍手)。

司会 ありがとうございました。今の松浪先生の話を聞いて思い出したんですが、
中山恭子先生が5人の被害者を迎えに行く時、「北朝鮮では何が起きるか分から
ない。5人の被害者が出てこなかったら、空港で泊まり込みましょう」と言って、
着替えの荷物を持っていかれたと聞いています。続いて中山恭子日本のこころ代
表、お願いします。

◆動乱時には拉致被害者が一番先に被害を被る

中山恭子(日本のこころ代表)

 皆様こんにちは。今日全国から国民大集会にご参加くさいましてありがとうご
ざいます。

 また2002年当時、各県で拉致の議員連盟を作ってくださり、各県でも動い
ていただき、今日もご参加くださっています。本当にあの時嬉しいと思いました。
この問題は政府だけの問題ではなくて、各県そして国民全員の問題であると示し
ていると思ったからです。

 先ほど西岡さんから、拉致問題が最重要であり最優先であることが今回はっき
りしたというお話がありました。また総理からも先ほど「主体的に解決しなけれ
ばいけない問題である」、「この問題は最重要、最優先の問題である」とはっき
りとお答えがありました。

 実は平壌宣言、ストックホルム合意という形の日朝関係、外交関係にのっとっ
ていますと、拉致被害者の解決はまったくできません。この中では拉致問題が課
題になっていないと認識し、対応しなければない問題だと考えています。

 今年3月10日に、私から政府に対して、西岡先生ともご相談しながら、政府
の拉致被害者救出に向けた考え方につき質問主意書を出しました。政府の方から、
本当にありがたいことですが、「拉致問題はわが国の主権及び国民の生命と安全
に関わる重要な問題であり、安倍内閣としては政府の最重要課題の一つに位置付
け、すべての拉致被害者の一刻も早い帰国の実現等に向けて最優先で取り組んで
いるところである」という答弁がありました。

 これまで平壌宣言でも、ストックホルム合意でも、拉致被害者の救出はほとん
ど考えられていない。これが日本政府の対応でした。安倍総理が「親に抱かせる。
これが自分の使命である」とずっと言い続けておられます。私自身、その安倍総
理の強い思いが本当に心からのものであり、信じているところですが、政府の実
務的な動きの中ではこの思いがしっかりした政策になってこなかったということ
も現実です。

 ただ、今、加藤拉致問題担当大臣のもとで、拉致被害者の救出は政府の最重要
課題であり、しかも最優先で取り組むということをはっきりとお示しくださいま
した。その意味では今、大きな転換期にあって、日本政府が一体となって、また
日本の人々が一体となって北朝鮮に向けて動けば、被害者救出は可能になると信
じています。

 もう一点。最近北朝鮮に対する制裁、そして色々なことが話題になっています。
北朝鮮には危機がすぐそこにあるような報道が多くなされています。そんな中で
私自身は、これは2002年当時から政府の中で、動乱が起きた場合どのように
対応するかは取り上げられていた問題ですから、今の政府は当然のこととしてしっ
かり対応策が練られているはずです。

 その場合、北朝鮮との間で、なんらかの形で、いわゆる全面戦争というような
ことになった場合、または動乱の中で大きな動きが出た場合、最初に被害を被る
のは北朝鮮で捕らわれている日本の人々です。彼らが一番最初に被害を被るんだ
ということをしっかり念頭に置いた上で、北朝鮮との対応を考えなければいけな
いということを是非しっかり認識した上で、日本の対応を考えていただきたいと
思っています。

 やり方は無限にあります。色んな形のことができると私自身は考えています。
色んな策を考えなければなりません。どうぞそのことについても、皆さんでお互
いに注意しながら、被害者救出に向けて動く。この一点に絞って対応策を考えよ
うではないですか。ご清聴ありがとうございます(拍手)。

◆閣議決定された「最優先」

司会 ありがとうございました。中山先生の質問主意書の答えは閣議決定される
んですね。最重要課題という表現は国家答弁等でもありましたが、最優先という
言葉は、こういう場では総理の口から出ましたが、閣議決定で公式に政府が言っ
たのは中山先生の質問主意書への回答が最初でした。

 そして渡辺先生の民進党本部でも最優先は当たり前だということを決めてくだ
さいました。最重要というはいっぱいあるんです。日本には色んな課題がありま
すから。その一つでは困るんです。核問題も最重要課題ですが、そのレベルでは
困るんです。最優先でなければならない。そのことを政府も閣議決定してくださっ
た。それを取ってくださったのが中山先生です。ありがとうございました(拍手)。

(3につづく)



★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
■安倍首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
[PC]https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
[携帯]http://form1.kmail.kantei.go.jp/cgi-bin/k/iken/im/goiken.cgi

葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 安倍晋三殿

■救う会全国協議会ニュース

発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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救う会全国協議会ニュース2017.04.24-2国民大集会全記録1

2017年04月25日 00時01分47秒 | 北朝鮮による日本人拉致というテロリズム
----- Original Message -----
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2017.04.24-2)国民大集会全記録1

■国民大集会報告1

◆今正念場中の正念場

西岡力(総合司会、救う会会長)

 みなさんこんにちは。「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国
民大集会」を始めたいと思います。お手元の資料では、司会は櫻井よしこさんと
なっていますが、先ほど電話があり、「どうしても来られない事情が生まれた」
ということで、私救う会会長の西岡が司会をさせていただきます。宜しくお願い
いたします(拍手)。

 今日のテーマは「最優先」です。北朝鮮は去年2回核実験をし、数十初のミサ
イルを乱射しました。そして今、アメリカの空母が日本近海に向かってきていま
す。中国に対しても強い圧力をかけています。

 そういう中で我々が何もしなければ、拉致被害者救出の旗は核問題の嵐の中で
飛んでいってしまうかもしれない。しかし逆に、このような強い圧力をかけない
限り、北朝鮮は動かないんです。

 金丸訪朝の時もそうでした。93、4年の核危機の時もそうでした。そして2
002年に5人を取り戻すことができた時もそうでした。危機をチャンスに変え
ることができるかもしれない。それは我々が何をするかにかかっている。今本当
に、正念場中の正念場を迎えたと思っています。

 ですから、「拉致問題を最優先にして今年中に全被害者を救え!国民大集会」
なのです。一緒に、「最優先だ」「今年中に救う」という声をあげていきたいと
思います。宜しくお願いいたします(拍手)。

 それでは主催者を代表して、飯塚繁雄家族会代表よりご挨拶申し上げます(拍
手)。

◆毎日毎日が節目

飯塚繁雄(家族会代表、田口八重子さん兄)

 みなさんこんにちは。今日は国民大集会、拉致問題解決のためにという大きな
目的があります。多くの皆様がこうして「早く解決せよ」と、そうした意気込み
がひしひしと感じられます。ありがとうございます。

 私たちは今年中にこの問題を解決し被害者を救出するという大きな、強いテー
マを掲げて頑張っていきます。拉致が始まって40年、そして平成9年3月25
日に家族会が立ち上がりました。それから20年。この間、必死の戦いを続けて
きたわけですが、結果的に5人の方々が帰ってきましたが、それ以外は全く進展
なしという状況が続いてきたわけです。

 20年という節目は、数字的にはそうかもしれません。しかしながら、北朝鮮
で待っている被害者たちあるいは我々家族の思いは、毎日毎日が節目なんです。
そういう思いで過ごしてきて、10年も20年も経ってしまった。この期間の重
み、これを私たちはどう考えていくかということにもなります。

 「こうしておけばよかった」、「あの時こうしておけばもっと解決したのでは
ないか」というあらゆる経過の中で、反省点みたいなものがたくさんあります。
しかし、今この時期、それをいちいち取り上げても前には進みません。

 従って、そういう経過を踏まえて今後、特に今年どうするかが重要な焦点であ
ろうと思います。北朝鮮を取り巻く情勢は混とんとして、色々騒いでいます。私
たちはいつもお願いしているように、どんな状況下にあろうとも、北朝鮮にいる
被害者を帰国させるということにどうやって直結させるか。これが焦点です。

 他の騒ぎの中に巻き込まれて、司会からもありましたように、我々の「救出す
るぞ!」というこの旗が吹き飛ばされてしまうのではないか、この問題がおいて
けぼりにされてしまうのではないかという懸念があります。

 従って私たちは、被害者のことも思えば、何をさて置いてもというこの気持ち
は私たちの強い思いです。被害者の家族、向こうにいる被害者の人たちが「いつ
か、いつか」と待っている。こういう状況です。

 こうしている今も、あの厳寒の北朝鮮に監禁され、自由を奪われ、「本当に帰
れるのかしら」という思いもしていると思いますが、私たちの日本での救出活動
については多分風の便りに聞いていると思うんです。従って、その帰国をじっと
我慢して耐えていると思います。しかしその我慢も、精神的には相当限界を超え
ているのではないかとも考えます。

 今後の北朝鮮への対応については、当然、今までかけてきた拉致を理由にした
制裁、これをてことして使って、北朝鮮との交渉の中でどうやってこれがうまく
カードになるのか。北朝鮮に向けて、「あなたがたが被害者を全部返せば当然制
裁も解ける。あるいは今後課題となる北朝鮮との国交正常化にも結び付くんだ」
ということを、はっきりと強い態度で突きつけることも大切だと思います。

 政府におかれましては、この問題は安倍総理を中心として、政府の重要課題、
しかも最優先課題として取り組んでいただけると私は今思っています。そういう
面では、政府、議会、自治体、そして国民の一人ひとりの皆様が一体となって、
何とかこの問題を強く、早く、確実に解決するように、皆様と共に戦っていきた
いと思っています。

 今後とも色々な場面でご支援、ご協力をお願いいたしまして私のあいさつとさ
せていただきます。ありがとうございました(拍手)。

司会 続いて平沼赳夫先生にお願いします。平沼先生は車椅子ですので、その席
でご挨拶をいただきます。

◆政府に拉致議連が超党派で提言

平沼赳夫(拉致議連会長)

 皆様方、こんにちは。今日はお忙しい中、このようにたくさんの皆様方にお集
まりいただき、主催者の一人として心から感謝申し上げます。

 政府が認めたように、もう40年経ちました。家族会も紆余曲折はありました
が20年も経っているわけです。40年前ということを考えると、中学生で拉致
された人が50過ぎとなります。いかに皆様が苦労されたかよくお分かりだと思
います。

 北朝鮮がいうように、「全員死亡」したと、そして全員の死亡診断書を出して
きました。それを見ると、ご承知のように滅茶苦茶な死亡診断書です。みんな同
じ病院であり、ある人は海水浴で死んだとか、二酸化炭素中毒で死んだとか。そ
して日付も滅茶苦茶です。それを工作員だった人が指摘するとすぐ訂正してくる。
こんな滅茶苦茶な国です。

 2002年には5人が帰ってきて、その後家族も帰ってきてやれやれと思って
いましたが、「もう拉致問題はない」と言って、取りつく島もありません。ご家
族の皆様や救う会の皆様が大変苦労されたと思います。

 私たち議員連盟としても一生懸命やってきました。毎年5月の連休にはアメリ
カに行って、アメリカの議会や政府にしつようにこの問題は大変な問題なんだと
いうことを訴えました。また国連の人権委員会では、大事な人権問題だというこ
とで取り上げてくれたわけです。

 我々はあきらめることなく、この問題に関して家族会・救う会の皆様方の気持
ちを満場一致で提言にしました。そしてこの20日、総理官邸に安倍総理をお尋
ねして、加藤大臣ともども、我々拉致議連の提言を提出させていただきました。
「十分に検討する」とのことで、我々はあらゆる媒体、国連の場など国際社会を
通じて一生懸命解決のために頑張っていく覚悟ですので、皆様方の力強いご指導
を宜しくお願いいたします。

 本日は誠にありがとうございました(拍手)。

司会 ありがとうございました。今先生の話を聞いて思い出したんですが、先生
は二度目の脳梗塞で車椅子になられたのですが、一度目の発作が出た後の最初の
海外旅行はアメリカでした。アメリカで政府に、「テロ支援国指定を解除するな」
という訴えをしてくださいました。

 脳梗塞は飛行機に乗るのが一番よくないんです。一生懸命とおっしゃいました
が、まさに命がけで、家族会・救う会と共に運動をしてくださったのが平沼先生
です。もう一度拍手をお願いします(拍手)。

 続きまして、安倍晋三内閣総理大臣が来てくださいました。お願いいたします
(拍手)。

◆私が司令塔となって北朝鮮に対して早期解決に向けた決断を迫る

安倍晋三(内閣総理大臣、拉致問題対策本部長)

 安倍晋三でございます。国民大集会の開催に当たり、一言ご挨拶を申し上げま
す。本年は久米裕さん、松本京子さん、そして横田めぐみさんが拉致をされてか
ら40年。そして家族会が結成されて20年と、節目の年に当たります。

 この間5名の被害者とその家族の方々が帰国することができたわけですが、多
くの被害者の方々は未だ北朝鮮に残されています。そのことは拉致問題の解決に
当初から取り組んできた者として痛恨の極みです。

 そのことは拉致問題の解決に当初から取り組んできた者として痛恨の極みです。
この集会に先立ち、先ほどご家族の皆様と懇談する機会を頂きました。家族会・
救う会の運動方針にある、「今年中」に全ての拉致被害者の救出を実現してほし
いという切実な思いを伺いました。

 発生から長い年月がたつ中、拉致被害者の方々はもとよりご家族の皆様も一年
一年と年を重ね、ご高齢となっており、もはや一刻の猶予も許されないとの切迫
感を改めてひしひしと感じたところです。

 しかしながら、北朝鮮は拉致問題に真摯に取り組まない一方で、国際社会の度
重なる警告に関わらず、核実験や弾道ミサイルの発射を繰り返しています。国連
安保理決議への明白な違反であり、断じて容認できません。

 このような中トランプ政権が誕生し従来の米国の対北朝鮮政策を根本的に見直
し、全ての選択肢がテーブルにおかれているとしているわけであります。我々は
トランプ政権に対しても、核やミサイルの問題はあるけれども、同時に日本にとっ
ては、拉致問題は極めて重要な問題であり、必ず解決をしていかなければならな
い問題であるということをお伝えしてきているところです。

 引き続き、拉致被害者の救出のために米国の協力も要請しているわけですが、
米国とも連携しながら、この問題にあたっていきたいと考えています。

 今後とも、拉致問題は米国を始め国際社会と連携し、わが国が主体的に解決を
していかなければならない問題です。

 私が司令塔となって、対話と圧力、行動対行動の原則の下、北朝鮮に対して拉
致問題の早期解決に向けた決断を迫ってまいります。拉致問題は安倍内閣の最重
要、最優先の課題です。拉致被害者の方々とご家族の皆様が抱き合う日まで私の
使命は終わらない。拉致問題は安倍内閣で解決をするとの考えにいささかの揺る
ぎもありません。

 そして、拉致問題の解決のためには、日本国民が一致団結して全ての拉致被害
者の一日も早い帰国実現への決意を示すことが重要です。

 私もまた総理大臣として皆様と心を一つにしながら、拉致問題の解決に向けて
全力を尽くしていくことをお誓い申し上げる次第です。

 先ほど家族会の飯塚会長からもご挨拶がありました。そして、横田早紀江さん
を初め家族会の皆様に今日は全国からお集まりをいただいています。この皆様の
お気持ちが北朝鮮に、そして北朝鮮に残されている拉致被害者の皆様に伝わるこ
とを強く期待をしてるところです。

 この私たちの集会の声は、間違いなく北朝鮮に対して大きな圧力となっていく
わけです。今後とも一つの声に私たちの思いを込めて、北朝鮮にこの問題を解決
しなければ北朝鮮は明るい未来を描くことはできないとの日本の決意を伝えてい
きたい。その決意を皆様方にお伝えして、総理大臣としての御挨拶とさせていた
だます。
 皆さん一緒に頑張ってまいりましょう(拍手)。
司会 安倍総理は公務のため退席されます。宜しくお願いいたします(拍手)。

◆拉致問題の早期解決に全力で取り組む

加藤勝信(拉致問題担当大臣)

 今日は、家族会・救う会・拉致議連・知事の会そして地方議会全国協議会の皆
様方にはこの国民大集会を開催していただきましたことを心から感謝申し上げた
いと思います。またご出席の皆様方には日ごろから拉致問題に大変強い関心を持
ち、それぞれの地域で様々な取り組みをしていただいていることに心から感謝申
し上げます。

 私もこの大臣の職についてから1年半が経っているところですが、北朝鮮に残
された拉致被害者の皆さん方の帰国どころかそれに向けての具体的な道筋を未だ
に見いだせないということは、本当に痛恨の極みであり、ご家族、被害者初め、
皆様方に本当に申し訳なく思っています。

 先ほどからお話がありましたが、拉致から40年、家族会が結成されて20年、
これだけの長い年月が流れる中で、拉致被害者の皆さん方、そしてご家族の皆さ
ん方がその分だけ年を重ねて、一日一日の思いというものが本当に大変なものだ
ということを、私も痛感しているわけです。

 またその思いが先般の家族会・救う会の今年の運動方針では「今年中」という
言葉が盛り込まれたということにつながっていると思います。先ほども総理と共
に、ご家族の皆さん方からもその切実な思いを聞かせていただきました。本当に
切迫した状況にあるということを共に共有させていただきたいと思いました。

 本日の主催者でもある拉致議連の皆様におかれましても、そうした家族の思い
を受け止め、すべての拉致被害者の早期帰国実現に向けた具体的な方策について
先日の20日に提言をいただいたところです。

 政府として、こうした提言も踏まえ、拉致問題の早期解決に全力で取り組んで
いきたいと思っています。

 申し上げるまでもなく、北朝鮮は拉致問題に真摯に取り組もうとしないばかり
か、核、そして弾道ミサイルの発射等挑発行為を繰り返し、国際社会の声にも耳
を借す気配を見せていないわけです。このような北朝鮮の暴挙を容認することは
断じてできないわけです。

 わが国も安保理事国として厳しい制裁決議の採択に主導性を発揮するとともに、
アメリカや韓国共々、関係国が協調して独自の措置を実施するなど断固たる姿勢
で臨んでいます。

 他方で国際社会においては、拉致問題を含め北朝鮮の人権問題に関する改善を
求める機運は年々高まっています。昨年12月に拉致問題を含む北朝鮮の人権状
況の改善を求める国連総会の決議が12年連続で採択され、また先月は国連人権
理事会において拉致問題を含む北朝鮮の人権侵害に対する責任追及のメカニズム
の検討に向けた具体的な施策を盛り込んだ決議も採択されました。

 また2月の日米首脳会談、そして先日のペンス米国副大統領との総理表敬の際
にも拉致問題の早期解決の重要性について完全に一致しました。

 先ほど総理からもお話がありました。拉致問題は安倍内閣の最重要課題であり、
まさに後ろにある看板の通り最優先で取り組むべき課題であるということは明確
に位置づけられ、何ら変わるものではありません。

 今後とも、対話と圧力、行動対行動の原則のもと、今様々に行われている北朝
鮮に対する一連の厳しい措置を一つのてことし、またきっかけとして、対話を通
じてすべての拉致被害者の方々の一日も早い帰国につながる具体的な行動を北朝
鮮から引き出すべく、あらゆる政策を駆使していきたいと考えています。

 この集会にご出席の皆さん方が、まさに日本国民が心を一つにして拉致問題に
対する強い怒りを持ち、そして拉致問題の解決に向けた強い旗幟を示していただ
いていると思います。それをしっかり受け、我々政府としても全力で取り組むこ
とをお約束し、今後とも宜しくお願いいたします。ありがとうございました(拍
手)。

(2につづく)



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■救う会全国協議会ニュース

発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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日本人なら忘れてはいけない、綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人事件は、戦後の日本弱体化、人権至上、子供性善説の招いた犠牲だ。

昭和から平成にまたがった女子高生コンクリ詰め殺人は終わっていない。犯人の凶悪少年4人(うち犯行現場の少年Cの両親は共産党員)が平然と社会復帰し、再犯までしている現在進行形の事件。 日本人なら被害者(あえて実名で)古田順子さんを弔おう。 元をたどれば戦後レジームの犠牲者だ。