雅子皇太子妃・徳仁皇太子・愛子内親王の現状は”第二の女系天皇問題”安倍元総理暗殺は第3の敗戦、愛子天皇は終末の敗戦だ

※当ブログでは明治典範にも違反する生前の譲位に抗議し、ブログタイトルは違法即位後も同タイトルとします。

#NHK スペシャル #昭和の日 にぶつけた姑息な今上生前退位推進番組への回答。だが警戒すべきは今夜の憲法70年特集

2017年04月30日 16時55分23秒 | 国家・教育・秩序・他保守総合/ツイッター投稿一覧

 昨日、今上天皇皇后両陛下(とお呼びしたくもなくなっているが)に命じられてNHKが放送した

私たちと「象徴天皇」 

~政府の有識者会議「最終報告」を受けて~

http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170429

生前退位問題について手厳しい八木秀次先生が出演されたのは安どしている。渡邊昇一先生の御逝去が本当に悔やまれるのでなおさらである。

実生活の事情でまだじっくり全体を見られていないが、そのためもあってか、思ったより左翼臭が抑えられたようだ。

ただし、公務の順序として、 をフリップの一番下にその他の公務として持ってきていることにも、何とかして、何とか少しでも、の悪意を感じました。

さて、それにあたっての視聴者アンケート、当方の回答を掲載します。

 

 

 

さて、ツイートまとめの形で、拙論を述べさせていただく。

#天皇陛下は日本の神主様 であらせられるのを今上自ら破壊されている。
#昭和帝 の教育係は #乃木希典 閣下、今上の教育係は #GHQ バイニング夫人 #三笠宮 殿下にはカナダ人共産主義者ノーマン #SP_taii @nhk_n_sp

#今上天皇 夫妻にとって #昭和帝 は「悪の戦前」でしかないのでしょうね。
バイニング夫人そして正田皇后に戦後思想を流し込まれ、「被支配対支配」の左翼意識に染まり、自らを被支配、先帝陛下を支配の悪、と位置付けている。

それから、重大なことを転記します。

>秋篠宮家の事故は安倍総理が海外にいる時ばかり
>生前退位クーデター擬きの時も国外だった。

話を戻します。

昨日の番組では思ったほど左翼臭がなかったものの、メインは今夜である(既報)

憲法70年 
“平和国家”はこうして生まれた

http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170430

さらに

 

日本国憲法 70年の潮流 
~その時、人々は~

http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170506

前者の今夜の予告、わざわざ今上の「平和国家建設」の書を掲載していることといい、そもそも「生前退位」をNHKに言わせていることといい、NHKと左翼天皇が気脈を通じていることは間違いない。

今は、まずは占領憲法70周年ということで、左翼の反撃が激化してくることにまず警戒しましょう。

敵は「占領」打ち消しに必死になっています。

今上天皇がすでに平成25年お誕生日会見でその先頭に立っていますが…。

http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/kaiken/kaiken-h25e.html

>戦後,連合国軍の占領下にあった日本は,平和と民主主義を,守るべき大切なものとして,日本国憲法を作り,様々な改革を行って,今日の日本を築きました。

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#拡散希望本日は #昭和の日第124代 #昭和帝 のお誕生日です。#天皇陛下は日本の神主様 歴代陛下の臣...

2017年04月29日 08時08分28秒 | 違法退位した第125代天皇皇后(=左翼戦後レジューム派)
#拡散希望
本日は #昭和の日
第124代 #昭和帝 のお誕生日です。
#天皇陛下は日本の神主様 歴代陛下の臣下であり神々の侍従。
それを打ち壊そうとする今上夫妻・皇太子一家に何卒鉄槌を!

救う会全国協議会ニュース2017.04.28国民大集会全記録5

2017年04月28日 19時03分55秒 | 北朝鮮による日本人拉致というテロリズム
----- Original Message -----
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2017.04.28)国民大集会全記録5

■国民大集会全記録5

司会(西岡力救う会会長) ありがとうございました。いつも私は言いますが、
曽我ひとみさんは、北朝鮮にいる時、毎晩月や星を見ながら、いつ日本から助け
が来るだろうかと思っていました、と言っています。

 今晩も、めぐみさんやるみ子さんや恵子さんたちが月や星を見ながら、「私は
死んだと言われている。悔しい」と。3年前から始まった再調査で、もう1回死
んだと言われたら、「う帰れないのか」思っているはずです。

 また、まだ私たちが確実なリストを持っていない、認定ができていない多くの
被害者がいます。その人たちは、「私は拉致されたということさえ、日本の両親
や家族に伝えられていないのか。日本政府は私が拉致されたことさえ知らないの
か。私が北朝鮮にいるということさえ明らかになっていないまま、私の人生は終
わるのか」と、今晩も月や星を見ながら、日本の方向を向いて、心の中で助けを
求めているはずです。

 認定ができていない被害者のことにずっと取り組んでいる特定失踪者問題調査
会代表の荒木和博さんに出ていただき、また壇上にいらっしゃいます特定失踪者
家族のご紹介をお願いいたします。荒木さんお願いします(拍手)。

◆特定失踪者紹介
荒木和博(特定失踪者問題調査会代表)

 本日参加されている特定失踪者のご家族をまずご紹介いたします。失踪した時
期の順番で紹介します。

昭和36年10月、神奈川県で失踪された齋藤正治さんの弟さん、齋藤良司さん
昭和43年4月、東京都早坂勝男さんの弟さん、早坂胞吉さん
昭和44年2月、京都府で失踪された別役桂子さんの弟 さん別役瑞久さん、娘さん
のみか子さん
昭和46年4月、愛媛県で失踪された山下綾子さんの従兄、長島清志さん
昭和46年12月、鹿児島県で失踪された園田一さん・敏子さんご夫妻の娘さんの前
山利恵子さんとご主人の光秋さん
昭和47年11月、東京都で失踪された生島孝子さんのお姉さん、生島馨子さん
昭和48年7月、千葉県で失踪された古川了子さんのお姉さん、竹下珠路さん
昭和49年2月、新潟県で失踪された大澤孝司さんのお兄さん、大澤昭一さんと茂
樹さん
昭和49年5月、富山県で失踪された荒谷敏生さんの妹さん、矢島文恵さん
昭和51年2月、埼玉県で失踪された藤田進さんの弟さん、藤田隆司さん
昭和62年11月、埼玉県で失踪された佐々木正和のお姉さん 佐々木美智子さん
平成3年3月、韓国で失踪された大政由美さんのお母さん大政悦子さん
平成3年4月、埼玉県で失踪された佐々木悦子さんのお母さん佐々木アイ子さん
平成10年4月、新潟県で失踪されたさんの中村三奈子さんのお母さん、中村クニさん

 以上のご家族の内、本日は東京都で失踪された生島孝子さんのお姉さん、生島
馨子さんからひとことお願いします(拍手)。

◆特定失踪者にも配慮を

生島馨子(生島孝子さん姉)

 長時間で皆様お疲れと存じますが、簡単にお話しますので、是非私の訴えも聞
いていただきたいと思います。

 いわゆる特定失踪者には家族会がありませんので、政府または世間に、一丸と
なって訴えたり、問いかけたりする機会がありませんでした。個々に思いを述べ
ている。各地区で救う会の方と一緒に活動している。そのような程度ですので限
りがありました。

 しかし今日、家族会、救う会の皆様、また議連の皆様のご厚意で、私がこの場
で訴えさせていだだけることになり、感謝します。ありがとうございます。

 さて北朝鮮が拉致を認めながら15年が過ぎ、未だに取り返すことができない
現状を、皆様もっと痛みをもって考えていただきたいと思います。これはご家族
の方だけでなく、特定失踪者の家族も同じ痛みを持っていることをご承知いただ
きたいと思います。

 皆様は、いまさら何を言うかとお思いでしょうが、いわゆる特定失踪者の「拉
致の可能性を排除できない行方不明者」として扱いが区別されています。

 またストックホルム合意でも、分科会は別扱いですので、政府は「いわゆる特
定失踪者」と区別している。そのことをどのように理解し、また国内外の情報収
集などもいかなる対策を立てていらっしゃるのでしょうか。

 第一次小泉訪朝に際して、事前に行方不明者の調査以来を北朝鮮にしたからこ
そ拉致の事実が公にされました。特定失踪者にはこのような行動をとられていな
いと思います。各党や超党派の拉致議連も特定失踪者に何か対応策をお考えでしょ
うか。私たち家族には情報が届いてきません。皆様一様に「区別していない」と
言いますが、国民全体がそうでしょうか。

 かつて官房長官の記者会見の中で、特定失踪者も北朝鮮が出してくれば拉致被
害者として扱うという言葉がありました。非常に消極的です。北朝鮮は、それ以
外のものは入国していないと言っているのですから。その辺を政府はもっと考え
ていただきたいと思います。

 最近の米朝関係、周辺国の動き等からも、国は半島における国民の保護の対策
を進められていると伝えられていますが、それでは万が一の時に北朝鮮にいるで
あろう拉致被害者として扱われていないいわゆる特定失踪者はどうなるんでしょ
うか。国は救出してくれるのでしょうか。非常に不安です。

 北朝鮮による拉致は朝鮮戦争後から始まっていると聞きました。現在の認定者
の方々よりも何年も前から行われていたのではないかと言われてもいますが、5
0年以上経過してしまっているにも関わらず、拉致の証拠がないと後回しにされ、
90歳を過ぎている方も何人もいると思います。

 私の妹孝子も東京で拉致されて47年、現在76歳です。拉致の早期解決、最
優先課題と言いますが、一刻も早く取り返すことを望んでいるのはご家族だけで
なく、拉致されているであろう本人自身だと思います。

 70歳、80歳、90歳と高齢になり、それでもまだ日本に帰りたいと待って
いるんではないかと思います。あの国で命が尽きて亡くなったら、現在国が積極
的に拉致被害者として扱っていない特定失踪者をどうするのでしょうか。骨になっ
ても日本人として扱って、取り返してくれるのでしょうか。

 このまま終わるのではないか、そこまで考えなくてもいいのではないかと言う
人もいますが、長く待っているんです。50年も待っていて、しかも人間の命に
は限りがありますから、いつかは死ぬ。その時に拉致と認定されていないから骨
が日本に帰ってこられない。そんな人が大勢出てしまったら大変だと思います。
一人でも二人でもではなく全員、骨になっても取り返していただきたいと思いま
す。

 昨今の周辺国の緊張している状態から思いますと、やりきれない、眠れない日
を送っています。どうぞ皆様お力をお貸しください。そして国や自治体関係者の
方、マスコミの方が全体像を捉え、再度お考えいただき、特定失踪者にも温かい
報道をしていただきたい。一人でも多くの方が知ってくださるように報道してい
ただきたいとお願いします。宜しくお願いいたします(拍手)。

◆被害者が「どこに集まればいいか」の緊急ラジオ放送が必要

荒木和博(特定失踪者問題調査会代表)

 ひとこと言いますと、政府では5月のゴールデンウイークに政府行事として海
外への広報が行われます。そこに今まで、必ず特定失踪者のご家族が行っていた
んですが、今回、我々が誰が行っていただくか推薦させていただく形となりまし
た。

 今回我々は生島さんに行っていただきたいと推薦したところ、政府の方からは
健康上の理由で連れていけないという話がありました。健康上の理由というのは、
去年の8月に生島さんは癌で手術をされているということがあって、ということ
でした。

 「本人に聞いたのか」と言ったら、本人には何も問い合わせをしていない。ご
本人はわざわざ主治医の先生のところに行って、聞いていただき、「既に転移は
していない。現在治療はしていない」と言われた。要は行っても大丈夫だと、行
くのはヨーロッパですが、そういう話だったんですが、そこまで言っても、「い
や心配だからいけない」と。

 恐らく、これにはどう考えても別の理由があるとしか思えない。そのうち他の
方についても、何かきついことを言うようであれば、健康上の理由とかで外され
る可能性もある。これは大臣ご自身が了解されたと聞いていますが、違うんです
か。島田室長はいるだろう。

司会 荒木さん、そういう場所ではないので。

荒木 ともかくそういうことをされている。その内私も、あいつは健康の問題と
か、脳波がおかしいとかいって外される可能性があるかもしれません。時間がな
いのでこちらから申し上げることだけ言っておきます。

 我々は4月のミサイル発射失敗に合わせて、緊急放送を開始しました。今も普
通のニュースの中に入れる形で続けているんですが、先ほど我々は家族懇談会を
やって、その後緊急放送用の家族のメッセージをとらせていただきました。後程
放送される局もあると思いますが、是非何かニュース等があれば聞いていただき
たいと思います。

 ともかく何とか助けなければいけないという思いのこもった放送がこれから流
れます。できれば我々としては時間を延ばしていきたい。何が起きるか分かりま
せんので、可能な限り24時間の放送に近づけようと思っています。

 その放送をやるためには当然資金が必要になりますが、まずやるということを
前提にして今話を進めているところです。総務省もこれについては積極的にご協
力をいただいています。また短波放送を送信しているKDDIの八俣送信所も非常に
前向きにやっていただいている。

 今ネックになっているのは、「しおかぜ」担当の村尾からは、「言わないでく
れ」と言われているんですが、NHKだそうです。今西さんか福田さんがいました
ら社長に言っておいてください。NHKがネックになっていなければこんなことは
簡単にできるし、そもそもNHKがやってくれれば我々はやる必要はないというこ
とです(拍手)。

 我々として最後にやりたいのは、ともかく、「ここに助けに行くから、ここに
集まってください」という放送をやりたいんです。でも今の状態では、政府の方
は、相手国の承認がどうとか言って、やろうとしない。

 もしこの中でご協力いただける方があれば、どこかで船を出してもらえるので
あれば、民間で船を出して助けに行く。、「しおかぜ」の放送で、どこに行くと
いうことを伝えて、民間で助けに行くということだって、私はしなければいけな
いと思っています。ご協力いただける方があれば宜しくお願いいたします(拍手)。

 もう一つ、先ほど外務省局長が見えていたみたいですが、各国の大使館へとい
う働きかけであれば、北朝にある各国大使館のファックスの番号が分かっている
のであれば、これを全部公開して、ここに皆でファックスをどんどん入れるとい
うことができると思います。

 北朝鮮の中に送るとすぐにブロックされるので同じ番号が使えなくなりますが、
大使館であれば恐らく大丈夫ですので、それをしたらいいんじゃないか。外務省
にもご協力をお願いしたいと思います。

 それから先ほど総理のご挨拶の後で、ちょっと意外に思ったんですが、この間
の時は確か、総理は家族にぐるっと挨拶されてから、最後に出て行く時、特定失
踪者の所を通って挨拶して出ていかれました。今回はこちらにこられるのかなと
思ったら、そのままお帰りになった。

 お忙しいのかもしれませんが、そういうのを見ていると、特定失踪者について
関心がないんじゃないかと思わざるをえないです。

 我々としては政府がやってきたことに対して非常に強い怒りを持っています。
このままでいいのかと。家族会の方々もやはり、かなり持っているんですけど、
それはなかなか言いにくい。でも、先ほどの家族懇談会でもそういう怒りの声が
出ていました。

 私は一度、政府に対する損害賠償の訴訟でも起こそうかとも思いました。但し、
それをやるとなると、いま政府の広報を「しおかぜ」の中に入れる形で政府から
の援助をいただいていますが、これを全部けっとばして、ちゃぶ台返しをやらな
ければならなくなる。

 時間を増やさなければならない時に、これはなかなかしんどい。その代り先ほ
ど話をして、国際刑事裁判に特定失踪者の問題で提訴をするということができな
いだろうかということで、その話を我々として固めました。

 5月末がストックホルム合意から3周年ということになりますので、それまで
に中身をつめて、検討していこうと思っています。

 そのために、我々としては特定失踪者の家族会というのは、状況がみんな違っ
て人数も多いので、できないというふうに考えてきたんですが、家族会という言
い方にはならないと思いますが、なんらかの形で特定失踪者のご家族の集合遺体
を作っていく。今動けなくなっているご家族が多いので、動けるご家族の協力を
いただいて、塊を作っていく方向で進めています。

 いずれにしても、この間の宋日昊ごときの偉そうな口ぶりに怒らない方がおか
しい。あんなのは1時間半のヤクザ映画だったら、最初の5分で殺されておしま
いという、そういうチンピラです。あんな偉そうなことを言われて、我々は黙っ
ていていいのか。今こそ力を見せる時だと思います。

 終始失礼なことを言いましたが、これから私もどんどん嫌われていきますので、
ご協力を宜しくお願いいたします。ありがとうございました(拍手)。

司会 ありがとうございました。実は私は北京で宋日昊とどなりあいをしたこと
があります。荒木さんが言う通り、そんなに重い人間ではなかったと思います。
しかし、一つだけ考えなければいけないのは、ずーっとやっているということで
す。ずーっと日本をだます役割をしている人間が、ずーっとやっている。工作が
専門であるということは、甘くみてはいけないなと思います。

 最後に私に与えられた時間がありますが、司会の中で言いましたので、簡単に
話します。

◆今こそチャンスが来た

西岡力(救う会会長)

 決議案を見ていただきたいと思います。後程笠先生に朗読していただきますが、
繰り返しになりますが今は危機であると同時にチャンスでもあります。北朝鮮が
動くのはまず軍事的圧力が加わった時です。苦しくならなければ動かないんです。
そういう点で「太陽政策」は間違いです。経験則から分かります。

 金丸訪朝も、ソウルオリンピックにソ連や中国や東ヨーロッパが全部参加した
ら、日本に接近する必要が起きたんです。苦しくなって日本に接近したのに、日
本側は拉致問題を議題にしなかったから何も出なかった。そしてその後国交正常
化交渉までやった。

 次の2002年にも、ブッシュ大統領が「悪の枢軸」の一つとして北朝鮮を挙
げました。北朝鮮が核・ミサイル開発をしていることを、「戦争をしてでもやめ
させる」と明確に言ったんです。今と同じで、核で軍事的圧力がかかりました。
そしたら日本に接近してきた。

 しかし、残念ながらその時は拉致対策本部もなかれば拉致担当大臣もいなかっ
た。ですから、北朝鮮から「5人生存8人死亡」という紙が来たら、確認もしな
いで、そして家族には「確認しています」と言って紙を持ってきた。だから全員
取り戻すことができなかった。

 しかし今、3つ目のチャンス。核問題で軍事的圧力がかかっている。そういう
中で、今安倍政権は、アメリカに「核問題は絶対大切だが、拉致を先にやります
よ」と言っていると私は信じています。共同声明で「早期に解決する」と入りま
した。

 北朝鮮にとって拉致と核とどっちが容易か。核問題は彼らにとって国是です。
金日成が1950年代から始めたことです。すべてを犠牲にしてやってきたこと
です。

 本当に強い圧力が必要です。我々にとっても許せないことですが、国家犯罪の
被害者が人質に取られている状況で圧力をかけるよりも、人質を取り戻してから
圧力をかけた方が、より有効な対策がとれる。そういう点でも国際社会に理解を
得ることができる。

 今、強い圧力を国際社会がかけている時に、「日本は拉致と核と両方で話し合
いができますよ」「拉致が先にできますよ」。増元さんは先ほど、「拉致が契機
で制裁がかからない」と言いましたが、日本政府の今の整理は、国際制裁は核で
使う、しかし独自制裁は拉致で使う。拉致が理由だ、と。そのように整理がされ
ていると私は理解しています。

 だからこそ、制裁をする度に「拉致も理由だ」と言ってきた。制裁で拉致が理
由になっている部分は、見返りに使えるんです。

 本当に核をやめないのか。あなたは大変なことになるぞ。しかし日本は核と拉
致と両方で話ができる。拉致を先行して話し合いができる。もちろん国際制裁は
解かないが、それ以外のことについては話し合いができる。

 全員返しなさい。その時全員でなければならない。「認定の有無にかかわらず」
と政府も言っています。全員返さないと大変なことになりますよ、と。

 宋日昊がけしからんのは、「話し合いに応じてやるから制裁を解除しろ」と。
そんなのは応じてはならない。しかし全員返すと決断するなら、その条件を話し
合うことができる。

 日本人妻の問題などは一般的な人道問題で、それを理由に制裁をかけていませ
んから、「非人道的なことを早くなおせ」と言おうべきですが、しかしそのこと、
制裁を見返りに使うことは別です。

 先ほども言いましたが、北朝鮮人権法には拉致問題を「北朝鮮当局による国家
的犯罪行為」と書いてあります。法律で、北朝鮮がテロをらっていると書いてあ
るんです。法律の方が「なんとか合意」より上です。政府には、法律に従って、
国家犯罪の被害者を助ける義務があります。だから「最優先」と言っているんで
す。

 核問題で世界中が怒っているさ中に、この圧力をチャンスに変えることができ
るか、できないか。まさに勝負の時が近づいている。

 一つだけ言えることがあります。何もしなければ絶対に解決しません。しかし
我々が動けば、道は開ける。全員助けるんだという信念を持って、知恵を絞って
いけば、今こそチャンスが来たと思っています。

 だからこそ「最優先」です。だからこそ「今年中に全員帰国」です。もう一度
皆さんで、「最優先だ」と、今年中に全員助けるんだという思いを固めていきた
いと思っています。よろしいでしょうか(拍手)。

司会 それでは決議案を朗読していただきます。笠浩史・拉致議連事務局長代理
お願いします。

◆決議案採決

笠浩史(拉致議連事務局長代理)

 みなさん長時間お疲れ様です。最後に決議案を朗読させていただきます。

 本日、私たちは「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集
会」を開催した。北朝鮮が昨年2回の核実験を強行し、繰り返しミサイル発射の
暴挙を続ける中、米国を初めとする国際社会は軍事行動をも含む全ての手段をテー
ブルに載せて圧力をかけている。それに対して金正恩政権は核先制攻撃も辞さな
いなどという脅迫の言辞で緊張を高めている。私たちはこのような情勢の中で、
拉致被害者救出の旗が吹き飛ばされてしまうのではないかという強い危機感を持
ち、本集会に集まった。

 危機をチャンスに変えるため、私たちは昨年より拉致被害者救出を核・ミサイ
ル問題と切り離して最優先で取り組むよう政府に要求してきた。核・ミサイルに
関して国際社会と共に圧力を強めることと、わが国独自の制裁解除などを見返り
条件とし全被害者救出のための実質的協議を行うことは矛盾しない。わが国の独
自制裁は拉致を理由にしているので、金正恩政権が拉致被害者全員帰国を決断す
ればその解除を見返りとして与えることができるからだ。

 北朝鮮人権法に明記されているとおり、拉致は「北朝鮮当局による国家的犯罪
行為」だ。犯罪被害者救出は政府が最優先で取り組むべき責務だ。だからこそ、
核・ミサイル問題での国際連携強化を進めつつも、北朝鮮からの被害者帰国を早
期に実現せねばならない。拉致問題がいかに重大な人権侵害事案であるかを国際
社会に訴えてきたのもこの時のためだった。あらためて政府に、核・ミサイル問
題と切り離して、独自制裁解除などを見返り条件として使い全拉致被害者救出の
ための実質的協議を行うよう求める。

 被害者が彼の地で祖国の助けを待っている以上、私たちは負けるわけにはいか
ない。今年中に必ず救い出すという決意を込めて以下の決議を行う。

一、北朝鮮は、今すぐ、拉致被害者全員を返せ。全被害者を返すための実質的協
議に応ぜよ。

二、政府は、核・ミサイル問題と切り離して全被害者救出のための実質的協議を
最優先で実現せよ。協議では、全被害者帰国の見返り条件として独自制裁解除な
どを使え。

三、北朝鮮が全被害者を返す決断を渋る場合に備えて、政府と国会は、新法制定
なども含むより強い独自制裁をかける準備をせよ。地方自治体は、朝鮮学校への
補助金廃止、朝鮮大学校などの各種学校認可の再検討を行え。

平成29年4月23日

「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」参加者一同

 みなさん頑張りましょう(拍手)。

司会 この決議案に賛成してくださる方は強い拍手をお願いいたします(大拍手)。
ありがとうございました。

 現在の署名数は11,627,497筆になりました。半年で約52万筆増えました。あり
がとうございました。

 最後にシュプレヒコールをしたいと思います。お立ちください。

◆シュプレヒコール!

 北朝鮮は今すぐ拉致被害者全員を返せ! 返せ! 返せ!

 政府は最優先で拉致被害者を取り戻せ! 取り戻せ! 取り戻せ!

 私たちは今年中に全被害者を取り戻すぞ! 取り戻すぞ! 取り戻すぞ!

 ありがとうございました(拍手)。

 以上



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■安倍首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
[PC]https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
[携帯]http://form1.kmail.kantei.go.jp/cgi-bin/k/iken/im/goiken.cgi

葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 安倍晋三殿

■救う会全国協議会ニュース

発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

#拡散希望 明日は #昭和の日 #乃木将軍 は今上夫妻にどれほどお嘆きかと

2017年04月28日 07時42分17秒 | 違法退位した第125代天皇皇后(=左翼戦後レジューム派)






昭和帝は、乃木将軍を「院長閣下」とお呼びになり、大変尊敬しておられた。
「院長閣下がおっしゃるから正しいのです。」とまで。
乃木将軍が御存命なら、戦後レジュームに染まった今上夫妻、東宮一家に「なりません!」と一喝されることだろうに。

この慎むべき日に左翼天皇極左皇后は #NHKスペシャル で世論操作。
今上には #バイニング夫人 に洗脳され、#乃木希典 閣下のような忠臣はなく、エンペラーどころかタイラントと化してしまわれた。皇后もまた洗脳者だ。昭和帝や乃木閣下がお嘆きだ。

救う会全国協議会ニュース2017.04.27国民大集会全記録4

2017年04月27日 19時09分43秒 | 北朝鮮による日本人拉致というテロリズム
----- Original Message -----
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2017.04.27)国民大集会全記録4

司会(西岡力救う会会長)

 続いて家族会の訴えを行います。まず最初に、今日ここに来ることができなかっ
た家族会前代表の横田滋さんの映像メッセージを見たいと思います。

◆めぐみさんへのメッセージ 横田滋(家族会前代表、横田めぐみさん父)

 めぐみちゃん、お父さんですよ。ここら辺で、かならず解放されると信じて、
今めぐみが隣の部屋で、待っているようなと、同じような感じがします。もうす
ぐ会えるかもしれませんが、体だけは気を付けていてください。もうほんのわず
かですから、がんばってください。

◆家族が頑張るのではなく、我々が、国が頑張るべき

司会 私は少し反省をしています。我々はこの間20年間運動をしてきましたが、
家族の人を先頭に立てすぎたのではないだろうか。ある集会に行きますと、家族
会の人に「頑張ってください」という声がかかります。

 そうではないはずです。今滋さんがおっしゃっていましたが、向こうにいる被
害者に、「もう少しですよ、頑張ってください」と日本語で言わなければならな
いんです。そして、助け出すのは家族ではなく、日本国政府、日本国国会、日本
国の国民が一体になって助け出さなければならない。家族が助けようとしている
のを我々が助けるのではない。

 しかし、横田滋さんは、どこに呼ばれても行く。もう手帳がまっ黒でした。今
あれだけしかしゃべれないようになられたのは、歳相応の老いではない。自分の
身をすり減らして、ここにも来れないような身体になられた。

 しかし、それでよかったのか。家族が身をすり減らさなければならないような
運動を我々がしてきたとしたら、反省しなければならない。日本人が日本人を助
ける。「家族の人たちは安心して待ってください」と言えるような。

 そして何よりも、家族がいない人たちも助けなければいけないんです。これか
ら家族の訴えを聞いていただきますが、想像力を、その家族ではなく、向こうに
いる人たち、被害者の人たちがこの瞬間どう思っているのかというところまで想
像力を働かせて、「もうちょっとですよ」と先ほど滋さんが言った声を届けよう
ではありませんか。

 家族会の人たちにお話をしていただきますが、その間被害者の写真をスクリー
ンに出します。

 まず横田めぐみさんですが、私がまず人となりについて少しだけ言います。滋
さんの思い出です。

 めぐみは東京オリンピックが始まる昭和39年10月5日、名古屋で生まれま
した。非常に大きく、金太郎さんのような女の子でした。小さい時から本が大好
きで、童話の本を読み聞かせるとすぐに覚えてしまいました。

 小学校6年1学期が終了した時、新潟に転校になりました。2学期からでした
が、その年図書館から借りた冊数が学年で一番で、少女小説からスリラーまで、
何でも読んでいました。

 帰国被害者が語る北朝鮮でのめぐみさんです。

 ずっと日本に帰りたいとの思いを持ち続け、紙に弟さんの名前を繰り返し書い
ていた。希望を持つとここでは生きていけないと、ここでは希望を捨てることを
話した。

 本が好きで、歌が好きで、双子の弟たちが大好きだっためぐみさんが13歳で
拉致されて、今52歳です。横田家のみなさんお願いいたします。

◆甘さを残したまま、この国が流れていくのではないか

(横田めぐみさんの映像がスクリーンに、各被害者も以下同じ)

横田早紀江(横田めぐみさん母)

 今日はたくさんの方がお集まりくださり、ありがとうございます。

 今主人の映像を見ていただきましたが、食事も食べて、歩くこともできていま
す。なんでこんなに話せなくなったんだろうと、自分でそういうことは言えるん
ですが、こういう所で話すとぜんぜん声が出てこない。ここまで言葉がでている
のに、声が出ないといいうような状況で、そして出て来れないという状況です。
見ていても気の毒で、私たちも疲れていますが、皆様にくれぐれも宜しくと言っ
ていました。ありがとうございます。

 今まで皆様方の話を伺い、安倍総理を初め議連の先生方、知事さん、地方議連
の方々、本当にたくさんの方々が支えてくださいまして、本当に考えられないほ
どの大きなうねりとなって、今世界中を巻き込んで北朝鮮の姿がはっきりとした
形で現れてきました。

 そのような恐ろしいところに、まだ捕らわれたままで帰って来られない。最優
先としてという言葉は当然のことであって、これは隣国の指導者が指令を出して、
工作員をたくさん送り込んで、たくさんの若者を連れてきなさいと命令を出した
のは、めぐみたちがいなくなった前の年だと聞いています。

 それから次々とたくさんの人たちが連れ去られて、今の5人の方と家族以外は、
まだどこにいるのか影さえも見えない。色々な情報とか噂とか、変な本とか、私
たちがびっくりするようなことが書かれているものとか色々ありますが、そんな
ものに私たちは全然めげておりません。

 そしてこれは、先ほど松田さんがおっしゃいましたように、本当に国家の問題
であって、たまたま私たちの子どもたちが、特定失踪者の方もそうですが、そこ
で遭遇したのかどうなったのか分かりませんが、捕まえられて連れて行かれたま
まです。

 そしてあちらで教育されて、その国のために働かされているような人生に変え
られてしまっているということなんです。どの方のお子さんだったかは、その瞬
間で違っていたかもしれない。これは国家の中の大きな、屈辱的な問題なんです。

 だからこれは犯罪があったまま何もできない40年間は国家の恥だと私は思い
ます(拍手)。絶対にこれは誰がやってもいけないことであって、これをこのま
まに解決ができなかった時に、「ああやっぱり日本は何もできないね」というこ
とを向こうにイメージづけるだけに終わってしまえば、また次の子どもたちがど
ういう形でどういう目にあうか分からないという甘さを残したまま、この国が流
れていくのではないかな、と。

 私はめぐみちゃんのこともかわいそうですが、そんな時期はもう過ぎました。
本当に悔しくて、またあの国家はいままたあんなことをやっています。今後はこ
れをどのような形で、よほどにいい知恵を出し合わなければ。

 そして暴発が起きたり、色んなことをできないようにしながら、よい説得がで
きれば、世界中が声を出して、「そちらももっと世界に出てきてください。世界
中の総理大臣と同じようにあなたも出てきてください。みんなと仲良く話しませ
んか」という形でですね。

 そして「本当のことが話し合える状況になりませんか」というよいメッセージ
も出していただいて、効くかどうかそれはやってみなければ分かりませんので、
色々な方法で全力を投球して、国家の恥を絶対にさらけ出さないように頑張って
いただきたいと思います。

 それまでどうぞ子どもたち全部が、あちらの国で、本当に天の意志で守られる
ように私は祈っています。どうぞ宜しくお願いいたします(拍手)。

司会 続いて田口八重子さんです。飯塚繁雄さんの思い出です。

 私たちは7人兄弟で、八重子は一番下の妹です。一番八重子を可愛がっていた
のは親父でした。いつもひざの上にだっこしていました。

 「自分の手で子どもを育てていく」と強い姿勢で、一人でアパートを借りて生
活を営んでいました。当時私たちのところに妹が来て、「子どもを預かってくれ」
ということがありました。「妻が家で子どもの面倒を見るから昼間の仕事につき
なさい」と意見したこともありました。

 北朝鮮で一緒に暮らしたことのある地村富貴恵さんは、こう言っています。

 八重ちゃんの思いは最初から最後まで子どものことでいっぱいでした。子ども
のことを話してくれるのですが、すごく辛そうに話すのです。私はどう声をかけ
たらよいのか分からなかったのです。

 自分は末っ子なのでみんなが大事にしてくれたことを教えてくれました。特に
「上のお兄さんには、子どもを見てもらったりして、とてもありがたかった」と
言っていました。正確にはお兄さんの奥様に感謝していたようです。考えてみて、
一層有難味がわかったようでした。

 末っ子としてお父さんに愛され、母として二人の子どもを愛し、お兄さん夫妻
に感謝をしていた八重子さんが、1歳と2歳の子どもを残して22歳で拉致され
て、今61歳です。

◆なんで会えないまま39年も長い間が続いているのか

飯塚耕一郎(田口八重子さん長男)

 皆さんこんいちは。本日は皆様ご来場くださいまして誠にありがとうございま
す。この会が始まる前、どういう形で皆さんにお話しをするかということを西岡
先生からご説明いただいたのですが、向こうにいる被害者の人となりや八重子さ
んへのメッセージをしゃべってほしいと言われました。

 隣にいる本間勝に、「人となりなんて僕は分からないから勝さんしゃべってよ」
と言ったんですが、正直先ほど早紀江さんがおっしゃっていたような親子、家族
という気持ちを、私は八重子さんにはまだ持つことができないということが、本
当にはがゆく、悔しい思いです。

 今西岡先生から説明された話を聞いた時に、育ての母である飯塚栄子が、20
02年9月17日に、「田口八重子死亡」というニュースが流された時に私に言っ
たひとこと。「耕ちゃんそういうことだからごめんね」と言って泣き崩れた時の
悔しい思いが、今改めて自分の胸の中に去来しました。

 なんで私は八重子さんと会えないんですかね。なんで会えないまま39年も長
い間が続いているんですかね。このことを本当に今真剣に考えなければならない
時期だと思います。

 トランプ政権が発足してから、半島情勢が近年まれにみる大変なことになって
います。核実験の動向があったり、ミサイル発射があったりしています。家族会
の代表である飯塚繁雄はよく言っています。有事だろうがそういうことはいっさ
い関係ない。我々のいとしい家族を、どういうことがあっても救わなければなら
ない。核やミサイル等いっさい関係ない。我々は拉致最優先ですくんだ、と。

 先日、宋日昊の話も報道されましたが、色んな揺さぶりがかかっています。で
も我々は他の問題にはいっさい目もくれる必要はないと思います。核やミサイル
等の揺さぶりが北からかかってくると思います。ですが、そんなことにかまって
いる時間も必要もありません。我々は拉致被害者を最優先で帰国させることです。
報告書なんかいらない。拉致被者を返すんだと、強くみなさんと一緒に北に向け
て発信して、我々の家族を返すようにしていきたいと考えています。

 だから皆さん、今年は例年以上のご協力と熱い気持ちをいただければと思いま
す。以上です(拍手)。

司会 ありがとうございました。続いて有本恵子さんです。有本嘉代子さんはも
うここには来ることができません。心臓の病気です。嘉代子さんのい出です。

 とにかくおとなしくて手のかからん子やった。子どもの時からあまり泣かなかっ
た。私が近所まで買い物に出る時、「このおもちゃ持って遊んどくのよ」と言う
と、必ず「うん」とうなづいた。まだ言葉がしゃべれない時分だ。家に帰ると本
当におもちゃでおとなしく遊んでいた。

 恵子は三女だが、家には5人の娘と一人の息子がいる。上の4人までが娘で、
5人目が男の子だ。恵子は物心ついてから無理を言わん子だった。幼稚園に迎え
に行ってもいつも一番最後から出てくるような子やった。われ先と人をかきわけ
て前に出てくるどころか、トイレの順番さえ後から来た子に譲ってしまうような
園児だった。

 園の先生は今でも熱心に救出活動を支援してくれる。「んであんなおとなしい
子が一人でロンドンに留学するようになったんやろなあ」と不思議がって言う。
ロンドン留学は自分を変えたかったのかもしれない。だからこそヨーロッパでの
仕事の誘いにも積極的に飛びついたんだろう。

 自分を変えようと思ってロンドンに行って、23歳で拉致されてしまった恵子
さんは今年57歳です。有本さんお願いします。

◆トランプ大統領と北朝鮮の対決を静かに見守ることが大事

有本明弘(有本恵子さん父)

 みなさんこんにちは。本日はご来場誠にありがとうございます。

 去年の秋の国民大集会では、「来年には拉致問題も少し前にころんでいく」と
言いました。本年、アメリカのトランプ大統領の出現により、思わぬところから
私たち拉致被害者家族は、助け出すことができると確信を持ちました。それはあ
の北朝鮮と武力が背景にある交渉ができるからです。

 その状況は連日のようにテレビ報道等でご存知の通り、アメリカと北朝鮮との
間にできています。

 家族会は結成して20年になりますが、拉致はもっと以前に金日成が突然韓国
に攻め込んだ朝鮮戦争の時から始まったものです。だから拉致は50年以上も前
からあるんです。日本国が知らなかっただけの話です。金正日の時代になり、世
界の人たちが知ることになりました。

 それでも北朝鮮は、「でっちあげだ」と言って認めようとしない国です。分か
りやすく言うと、親子三代にわたって嘘をつきつづけている拉致国家なのです。

 北朝鮮の問題は、「一強いアメリカを取り戻す」と言って大統領になったトラ
ンプ大統領の初仕事なんです。私は、この状態を大変うれしく思っております。

 わが国のマスコミ各社が、北朝鮮に対するアメリカの動きを大きく報道してい
ることは、北朝鮮に対する脅威になるとうれしく思っています。しかし、その報
道の中でアメリカの軍事攻撃に北朝鮮が反撃すれば、何十万の人が死ぬという話
が出て来ています。

 皆様は、これをいますか。私は、こんな話をするマスコミは北朝鮮の代弁者だ
と思っています。皆さんもそう思ってこれらの話を聞いてください。

 これらの話は長い話になるのでここでやめますが、家族会は、北朝鮮の代弁を
するようなマスコミの話に迷うことなく、 トランプ大統領と北朝鮮の対決を静
かに見守って行くことが大事だと思っています。

 分かりやすく言うと、負ける戦をする国の指導者はいないのです。70年前、
わが国軍事力はハワイの真珠湾を攻撃しました。ご承知の結果に終わりました。
このことを金正恩に伝えなくてはなりません。これを誰がやるのか。先ほどもこ
の仕事は総理の仕事だと安倍総理に伝えました。以上です(拍手)。
司会 次に松木薫さんです。斉藤文代さんの思い出。

 学生時代の薫はおとなしくて勉強熱心な若者だった。特に語学に力を注いだ。
英語の辞書を丸ごと暗記するような学生だった。長崎外国語短大の時にはスペイ
ン語の暗唱大会で優勝した。薫を見込んだ恩師が京都産業大学への編入を勧め、
そして大学院に推薦してくれた。将来は自分の後を継いでもらいたいと考えてい
る。ついては大学院に進んで、そしてはくを付ける意味で1年スペインに語学留
学するように熱心に勧めてくれた。

 ところがスペインに行ってわずかの期間で薫は行方不明になってしまった。責
任を感じた恩師はその後、何度も何度も松木家を訪ねてきた。

 薫さんは26歳で拉致されましたが、もしも拉致されていなければ、帰ってき
て大学でスペイン語を教えていて、63歳でもうそろそろ定年になる。人生の全
部を北朝鮮に取られたわけです。斉藤さんお願いします。

◆結婚を約束した彼女もいたが

斉藤文代(松木薫さん姉)

 皆さん、こんにちは。今日はたくさんお出でくださいまして、本当にありがと
うございます。

 私の弟松木薫はおとなしい子で、5人兄弟の一番末っ子です。上は女ばかりで
した。私たちはやんちゃで、いたずらをしても怒らないようなおとなしい子でし
た。

 思い出はたくさんあるんですが、男の子が一番最後に生まれたので父がとても
喜んでいたのです。自分の側にいてくれて、仕事もそこから行くというような希
望を持っていたようです。

 若い時には何でも勉強させてあげたいという父の希望でもあったので、薫はた
くさん勉強させてもらったと思うんですが、スペインに行って、いなくなって、
父はあっという間になくなりました。布団で母に手をさしのべるように、ぎりぎ
りのところで何か言いたかったんでしょうが、亡くなりました。ショックだった
と思います。

 私たち姉妹も、なにか嘘のような、こんなことがあっていいのだろうかという
ような信じられない日々をずっと送ってきました。熊本ではもう桜が散りました
が、この間熊本でお話させていただいた時に、ちょうど桜の花が咲いている頃で
した。

 私の方と自宅の方にはがきが来て、1年間しっかりスペイン語に取り組んでい
きたいということと、お父さん、お母さんを宜しくお願いいたしますという言葉
が書いてあったのをしっかりと覚えています。

 ですから1年経ったら、必ず帰ってきて、結婚を約束した彼女もいましたので、
多分結婚して日本の地で静かに生活をしているんじゃないかなあと桜を見ながら
考えたところでした。

 色々な拉致被害者の家族がいます。それぞれ家の中で苦しい思いをして、家族
の帰国を待っています。

 日本政府は拉致を最優先としてやってくださると約束をしていますので、私も
それを信じてもう少し頑張っていきたいなという気持ちでいますので、どうか皆
様日本政府が裏切らないことを願って、一生懸命やってくださると思いますので、
今年中に解決ができて家族がみなさん帰ってこられたら、本当に笑顔でお礼が言
えると思いますので、どうかその日がくるまで応援を宜しくお願いいたします。

 熊本から東京に来た時にはいい便りをもって熊本に帰りたいという気持ちで、
毎回上京していますので、どうぞこれからも宜しくお願いいたします。ありがと
うございます(拍手)。

司会 先日聞いたんですが、薫さんには許嫁がいて、いなくなった後も10年間、
ずっと待っていてくださった。帰ってきたら結婚、そして大学の先生になってい
たその人生が曲げられてしまったということです。

 続いて増元るみ子さんです。姉である平野フミ子さんの思い出です。

 るみ子は増元家にとって太陽のような存在でした。4人兄弟で私、弟、三番目
がるみ子、一番下が照明です。本当に明るい子でした。父が厳しくて、私たちに
は近づけない存在でしたが、るみ子だけは「とうちゃん、とうちゃん」と言って
なついていました。

 父は営林署に勤めていました。屋久島杉を運ぶ船に乗っていましたので、2、
3日置きに家に帰ってきました。帰る度にるみ子が、「父ちゃんお帰り」と挨拶
するので、父は大変可愛がっていました。父は4人兄弟の中でるみ子を一番かわ
いがっていました。

 北朝鮮で一緒に暮らしたことがある地村富貴恵さんの思い出です。

 最初に会ったその夜、二人でずっと深夜遅くまで話しました。お父さんは公務
員で、家族で社宅に住んでいて、お父さんが退職したら家を建てるんだと言って
いました。お兄さん、お姉さん、弟さんがいて、家族で創価学会に入っているん
だ、と。

 弟さんは北海道にあこがれていて、北海道の大学に行っていること、自分は腰
が弱く、痛い時はお母さんがよく腰をもんでもらったこと、家には白い椅子が置
いてあったこと等を聞きました。

 お父さんに愛されていた明るい女性だったるみ子さんは、24歳で拉致されて、
今63歳です。増元さんお願いします。

◆拉致被害者の命を危険にさらす方向でしか拉致問題は解決できないのか

増元照明(増元るみ子さん弟)

 皆さん、こんにちは。今日は本当に大勢の方にお集まりいただき、ありがとう
ございます。長時間にわたり椅子に座っていらっしゃるので、辛いと思いますが、
もう少し我慢してください。

 今西岡さんからお話がありましたが、浜本富貴恵さんではなく、奥土祐木子さ
んが最初に姉と暮らしたということで、今のお話をしてくださったということで
す。

 15年前に私の父が死ぬ間際に、「日本を信じろ」と言って死んでいきました。
南方に戦に出かけて、その戦のことは一言も子どもたちに言うことなく。それで
も日本という国が好きで、恐らく、最後の最後まで日本を信じて死んでいったの
でしょうが、今あれから15年経って、日本はどうなんでしょうか。

 私たちは本当に自分たちの力のなさを感じます。昨年末、日本政府に対して、
全世界の在外日本大使館から在外北朝鮮大使館に、月に1回でもいいからアプロー
チしてくださいと申し上げましたが、今やっているのかどうか全く分かりません。
今北朝鮮を揺さぶるのは、在外公館から揺さぶるのも一つの手ではないかと思っ
たからです。

 つい先日マレーシアで金正男暗殺がありました。北朝鮮政府がマレーシア人9
人の出国を禁止しました。それに対して即座にマレーシアは、在マレーシアの北
朝鮮国籍を持つ1千人にのぼる人たちの出国を禁止しました。後から数百人くら
いは帰したんですが。なぜマレーシアにできることが日本にできないんでしょう
か。

 今まさに拉致被害者は100人以上人質に取られて、出国もできない、声も挙
げられない状況なのに、なぜ日本の在日北朝鮮の人たちは声を挙げて北朝鮮を訪
問できるんですか(拍手)。

 ぼくは出国禁止をしろとは言っていません。それは新たな法律がいるでしょう。
それでも私たちの国は独自で、わたしたちの国にふさわしくない人が再入国する
ことを拒否することはできるんですよ(拍手)。

 これをすれば、少しでも北朝鮮に出る人はいなくなるでしょうし、北朝鮮にお
金を持っていく人もいなくなるでしょう。人道的な問題があると言う方たちもい
らっしゃるでしょうが、私たちの家族は40年間日本人としての人権を奪われて
いるんですよ。そのことを本当に真剣に考えていないんですか。それが北朝鮮に
対峙するということではないんですか。

 それにも関わらず、結局アクション・プロジェクトは、在日の技術者のサイン
入国を禁止するだけに留まりました。なぜ北朝鮮の宋日昊が拉致問題に関心がな
いかというと、拉致問題に関して日本が何もしないからです。

 北朝鮮にとって拉致被害者を返さなくても、日本は制裁をかけてこなかったじゃ
ないですか。ミサイルを撃ったら即座に追加制裁をしました。核をしたら追加制
裁をしました。拉致の問題で、めぐみちゃんの骨と称するものを突き付けられて
追加制裁しましたか。してないじゃないですか。拉致の問題で追加制裁をしてい
ないんですよ。

 西岡さんは確かに、拉致の問題も理由に付け加えてもらっていると言いますが、
拉致の大きな問題で、一昨年の合意破棄のことに関しても、それに対して日本は
追加制裁しましたか。しないじゃないですか。核実験して初めて追加制裁したん
でしょう。

 これでは拉致の問題でどんなことをやっても日本は怒らないから関心がなくな
るのは当たり前でしょう。関心を持たなくたって大丈夫だからです。ミサイルを
発射したら国際社会がうるさくなる。彼らに本当に拉致問題に関心を持たせるた
めには、拉致の問題で北朝鮮が困ることをやらなければならない。朝鮮総連の解
体です(拍手)。破防法をかければいいじゃないですか。

 合意の時にも言っていました。北朝鮮が何を望んでいるか。在日朝鮮人総連合
会の地位の安泰です。そしてあの本部を保全することです。それを日本政府がお
そらく呼応して今の状況になっているんでしょうけども。なぜこんな状況を続け
るんですか。

 2006年にアメリカに行って、財務省であの金融制裁をやった方にお会いし
ました。その方に私たちは、テロ支援国指定解除を止めてくださいと言ったんで
すが、その時その方が何と言ったかというと、「日本では明伸という企業ですが、
企業としての行動を全く止めていないじゃないですか。日本は何をやっているん
ですか」。そう言われました。

 今日本はいったい何をやっているんでしょう。拉致被害者を救出するために。
今回アメリカがああいう状況になって、結局は拉致被害者の命を危険にさらす方
向でしか、拉致問題の解決ができないこの日本の外交力を私は嘆きます。日本の
国力とはそんなもんなんですか。

 私は本当に姉の写真に向かって謝るしか今はありません。国会議員の皆さんも
是非、姉の写真に向かって今の現状を謝ってください。そして謝ることによって
肝に銘じてください。私たちは日本政府として日本人を助けてくださいと言いま
した。

 今ご挨拶の中で、そのことを強くおっしゃったのは知事の二人です。日本人が
助けなければならないんだと明確におっしゃいました。でも国会議員の方たちは、
日本政府がというふうにはおっしゃっていません。主体的にとおっしゃった総理
もいらっしゃいましたが、本当に日本政府が日本人を助けなければ日本人は助か
らないんです。

 アメリカが攻撃したって、アメリカは日本人を助けるということに力を集中し
ません。本当に危険にさらされます。でもそれでしか解決ができないんだったら、
私たちは覚悟しなければならない。拉致被害者家族も覚悟しなければならない、
そんな状況に追い込まれています。

 そして拉致被害者も覚悟しなければならない。そんな状況に追い込まれている
ことに対して、私は姉に対して、本当に申し訳ない、本当にすまないとしか言い
ようがありません。是非皆さんも声を挙げてください。宜しくお願いいたします
(拍手)。

司会 続いて寺越昭二さんです。長男の昭男さんがお父さんを最後に見た時の思
い出です。

 「父ちゃん今日は俺も船に乗せてくれんか」。その日はメバル漁に出る父親に
そう頼んでいた。中学に入ってからもう2回船に乗っている。漁師町の少年にとっ
て船に乗るのは、貧しい家計を助けることだけじゃなく、何よりも心の踊る冒険
でもあった。

 前に船に乗った時はすぐに船酔いして気持ちが悪くなったが、その日は初夏の
抜けるような快晴、海はべたなぎだった。しかも次の日は日曜だ。心は遠足に行
く前のような気だった。

 しかし、学校で何があったのか、遊んでいて遅くなったのか、それは覚えてい
ないが、港に行った時船はもう出た後だった。もしもあの時自分も船に乗ってい
たら、運命というものの不思議さを思わずにはいられない。

 また次男の北野政男さんはこう語っています。

 親父は大きな船で漁に出る出稼ぎ漁師で、家には1年に数か月しかいなかった。
事件の時私は小学校6年生でした。それでも一緒にお風呂に入った時のことをよ
く覚えています。兄弟3人と風呂に行って身体を流してもらった。ごつい手で頭
をガーッと洗われるのが嫌だった。

36歳で弟の外雄さん、甥の武志さんと漁に出て、北朝鮮工作員に拉致されまし
た。二人を守ろうとして、海上で銃殺されたという証言があります。北朝鮮は
「3人とも北朝鮮に入ったが、昭二さんは病死した」と通報してきましたが、提
供された骨箱の中には砂しか入っておらず、昭二さんが北朝鮮に入った証拠は何
もありません。現在生きていれば90歳です。寺越さんお願いします。

◆拉致よりも先に国交正常化が優先された

寺越昭男(寺越昭二さん長男)

 先ほどめぐみさんの生まれた年、昭和39年ですが、めぐみさんが生まれる前
の年にうちの事件があったんやなあと、今改めて思いました。増元さんが話した
通り、何で日本の国は今まで立ってくれんかったかなあと。

 私もこれまでに2回か3回は交渉で解決するチャンスがあったんやないかなあ
と思ってます。そのたんびに何かまわりの方がおかしくなったり、外務省の方で
拉致よりも先に国交正常化というのを考えて、そっちの方が優先されたりという
ような感じがあって、拉致問題はどうしても後になってきたんかなあというふう
に考えています。

 家族会というのは本当に待つだけなんですね。待つのがしんどいから皆で頑張っ
て署名活動をしたり、そんなふうにやってきたんだと思います。待つことしかで
きないというのは本当に寂しいですね。

 親父が生きておったら90歳、私は今年77歳になったんですが、私の元気な
間にうちの事件の真相解明ができるかなとか、親父の遺骨を母親と一緒に入れて
やれるかなとかいう思いに最近なっています。

 今後とも宜しくお願いいたします(拍手)。

(5につづく)



★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
■安倍首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
[PC]https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
[携帯]http://form1.kmail.kantei.go.jp/cgi-bin/k/iken/im/goiken.cgi

葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 安倍晋三殿

■救う会全国協議会ニュース

発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

救う会全国協議会ニュース2017.04.26-2国民大集会全記録3

2017年04月27日 00時54分32秒 | 北朝鮮による日本人拉致というテロリズム

----- Original Message -----
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2017.04.26-2)国民大集会全記録3

■国民大集会報告3

司会(西岡救う会会長) 続いて主催団体の一つである拉致議連からも多くの国
会議員の先生が来てくださいました。拉致議連事務局長の塚田一郎先生にご紹介
をしていただきます。塚田先生は横田めぐみさんと同じ中学校の出身です(拍手)。

塚田一郎(拉致議連事務局長)
 それでは私から本日出席の拉致議連の先生方をご紹介させていただきます。
拉致議連顧問、内閣総理大臣、衆議院議員 安倍晋三(拍手、以下略)。
拉致問題担当大臣、衆議院議員、加藤勝信
内閣府副大臣、衆議院議員、石原宏高
内閣府政務官、参議院議員、豊田俊郎
拉致議連会長、衆議院議員、平沼赳夫
拉致議連会長代行、衆議院議員、古屋圭司
拉致議連会長代行、参議院議員、山谷えり子
拉致議連会長代行、衆議院議員、渡辺周
拉致議連副会長、衆議院議員、漆原良夫
拉致議連副会長、衆議院議員、上田 勇
拉致議連副会長、参議院議員、中山恭子
拉致議連副会長、衆議院議員、原口一博
拉致議連幹事長、衆議院議員、松原 仁
拉致議連幹事、衆議院議員、松浪健太
拉致議連事務局長代理、衆議院議員、笠 浩史
拉致議連事務局長次長、衆議院議員、鈴木馨祐
財務副大臣、衆議院議員、木原 稔
衆議院議員、土屋正忠 衆議院議員、大西英男
衆議院議員、山田美樹 衆議院議員、吉田豊史
参議院議員、赤池誠章 参議院議員、小川克巳
参議院議員、佐藤信秋 参議院議員、山田 宏
衆議院議員、衛藤晟一

 そして私は事務局長、参議院議員、塚田一郎です。平沼会長のもと、一丸となっ
て、一日も早い、すべての被害者の救出のために全力で頑張ります。宜しくお願
いします。ありがとうございました(拍手)。

◆日本の法律に拉致は「北朝鮮当局による国家的犯罪行為」とある

司会 拉致議連の先生方が超党派で作ってくださった北朝鮮人権法があります。
その中に拉致問題がどう書いてあるか。「北朝鮮当局による国家的犯罪行為」と
法律に書きこんであるのです。北朝鮮による国家的犯罪行為だと。このような法
律は、なかなか政府提案ではできません。

 そういう点で、各党の先生方がいて、立法をしてくださる。今また新法の議論
が色々出ています。自衛隊の問題もあります。是非国会で何ができるのか議論を
していただきたい。そのために今日先生方が来てくださり、ありがとうございま
した(拍手)。

 続いて主催団体として、北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会、これは
全知事が入ってくださっています。言いだしっぺであり、今会長を引き受けてく
ださっている上田清司埼玉県知事お願いします(拍手)。

◆平壌の各国大使館で被害者保護を

上田清司(知事の会会長、埼玉県知事)

 皆さんこんにちは。正直言って、年々気が重く、足が重くなります。40年、
20年、15年。それぞれ意味のある年です。残念ながら平成14年の5人の家
族会の帰国以外、帰国がありません。これほど熱心に総理を初め、拉致議連を初
め、多くの方々が努力をなさっておられるにも関わらず、私たちの家族を、仲間
を救出することができていません。

 4月14日に知事の会で、米山新潟県知事、平井鳥取県知事、三反園鹿児島県
知事と私と4人で、加藤拉致問題担当大臣をお尋ねし、緊迫したこの朝鮮半島の
情勢の中で、無事に、拉致された方々を日本に絶対に取り戻していただきたいと
いうお願いにうかがいました。

 各国も大使館を持っています。当然緊急時には各国の大使館では、それぞれの
国民を保護するために大きな動きをするはずです。残念ながら日本国は、大使館
を持っていませんので、日本と関係の深い大使館を通じて同じような保護をして
いただけないものかというご提案をさせていただきました。

 今日の国民大集会は、拉致問題を最優先として今年中に被害者を救出する。非
常に大変な状況がありますが、しかしこういう時があるいはチャンスではないか。
そういう思いをそれぞれ今日ご参集の皆様も持っておられると私は思っています。
またピンチをチャンスに変えていただきたいと心から願うものです。

 私たちには地方で世論を喚起する、そういう動きしかできないことが残念でな
りません。日本国民を救うのは日本国政府ただ一つだと思っています。加藤大臣
初め、安倍総理をしっかり信じて、私たちなりにお支えして、家族の方々を無事
に帰国させていただきますように、心からお願い申し上げ、私たちも一生懸命頑
張ることをお誓い申し上げて挨拶といたします。どうぞ宜しくお願いいたします
(拍手)。

司会 新潟県から知事が来てくだっています。新潟県は毎回知事が来てくだいま
す。米山隆一知事よりお願いします。

◆具体的な成果を出してほしい

米山隆一(北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会会長代行、新潟県知事)

 全国からこの国民大集会に、かくも多くの皆様方にお集まりいただき、私の立
場からも御礼申し上げます。

 私は横田めぐみさんの3歳下になります。横田さんと同じ新潟県に生まれ、子
どものころは、「子どもは絶対に、日が暮れたら海岸に近づいてはいけない」、
「何が起こるか分からないけれど絶対に近づくな」と言われて育ちました。

 昨年は、加藤拉致問題担当大臣とともに、横田さんが拉致された現場を歩かせ
ていただきました。当時も今も、あの現場は部活動から帰る中学生のお子さんや
そして多くの方々が家路を急ぐ、ごくごく普通の住宅街です。拉致問題は私自身
にも、私の家族にも、私の友人にも、そして今あそこを歩いている子どもたちに
も起こり得た、本当に国民誰にでも起こり得た事件だと思っています。

 国民全員が自分の問題として、自分の家族の問題として含むべき課題であると
私たちは考えています。

 にも関わらず、北朝鮮は昨年来、核実験やミサイルの発射など、国際社会に対
し威嚇を続けており、これら一連の動きはわが国のみならず国際社会の平和と安
定を著しく害するものであり、拉致被害者の心を傷つけるものであり、断じて容
認できるものではありません。

 今年は横田めぐみさんが拉致されて40年、拉致が判明してから20年、北朝
鮮が拉致を認めてから15年となります。もう本当に時間との戦いという状況で、
拉致被害者の方々やご家族はご高齢になってきており、一刻の猶予も許されませ
ん。

 私も今年1月に横田早紀江さん、2月には曽我ひとみさん並びに支援団体の皆
さんとお会いして、切実な訴えをお聞きし、改めて深い悲しみと北朝鮮に対して
大きな怒りを感じたところです。

 日本国民を救出することができるのは、日本国政府しかありません。政府にお
かれては、関係諸国や関係国際機関との連携、協調をはかりながら、最優先課題
として主体的に取り組み、すべての拉致被害者の方々の一刻も早い帰国の実現に
向け、早急に目に見える形で具体的な成果を出していただけるように心からお願
いしたいと思います。

 現在の北朝鮮、そして朝鮮半島情勢は異常に危険である反面、北朝鮮との交渉
を通じて拉致被害者の皆さんの帰国を実現するチャンスでもあろうかと思います。
政府としてもあらゆる機会を見極め全力で取り組んでいただけるようにお願いし
ます。

 知事の会としては、拉致された方々と同じ地に生まれ、育ち、そして暮らす者
として、拉致問題を風化させず、ご家族が抱えている苦しみを国民の皆様にしっ
かりとお伝えしていくことが大事だと考えています。

 1月14日には、上田会長とともに、加藤拉致問題担当大臣を訪れ、拉致問題
の早期解決に向けて緊急要請を行ったところです。知事の会は一致団結してオー
ルジャパンの体制を築きながら政府を支援し、拉致問題の全面解決に向け様々な
周知活動、啓発活動に取り組んでいきます。

 一刻も早く、失われたご家族の絆を取り戻すために、これからも皆さんととも
に全力を尽くすことを心よりお誓いして私の挨拶とさせていただきます。皆さん、
共に頑張りましょう。本日は大変ありがとうございました(拍手)。

司会 ありがとうございました。続いて川澄俊文東京都知事にお願いいたします。

◆メッセージ 小池百合子東京都知事

 本日は小池知事からメッセージを預かってきましたので代読させていただきま
す。

 今年は家族会が結成されて20年、被害者5人が帰国して15年が経過いたします。

 私は、国会議員時代には「拉致議連」の副会長を務め、「家族会」「救う会」
の皆様と、そして本日ここにいらっしゃる皆様と、これまで常に一緒に戦ってま
いりました。

 5名の被害者の方々が帰国された際、羽田空港にお迎えに行ったことを昨日の
ことのように覚えております。それ以来、本当に長い時間が費やされてきました
が、拉致問題が前に進むことはありませんでした。被害者やご家族の方々のお気
持ちを考えますと、無念の思いで一杯です。もはや一刻の猶予もありません。

 北朝鮮はこれまで、不誠実極まりない言動を重ねてきました。平成26年5月
に、日本政府との間で特別調査委員会による再調査に合意したにもかかわらず、
その後何の成果を出すことなく、昨年一方的に解消いたしました。そればかりか、
北朝鮮は、核実験、ミサイル発射を繰り返し行っており、国際社会の制裁を無視
する態度に出ています。このような暴挙を決して許すことはできません。

 また、東京都においては、平成22年度以降、朝鮮学校に対する運営費補助金
を一切支出しておりません。平成25年に都がまとめた調査では、朝鮮学校及び
朝鮮大学校を運営する朝鮮学園と、朝鮮総連との密接不可分な関係、さらに朝鮮
学校の教科書には、北朝鮮の指導者を礼賛する内容が記述されていたことが明ら
かとなりました。こうした点が抜本的に改められないうちに、都民の税金を支出
するといったことはもってのほかであります。

 拉致問題は、我が国の国家主権の侵害であり、国民の生命と安全を脅かす極め
て重大な人権侵害であります。

 ここ東京にも4人の拉致被害者と、拉致の可能性を排除できない46人の特定
失踪者がいらっしゃいます。私は都民を守る立場にいる都知事として、安倍総理
をはじめ国とも連携して、拉致被害者の皆様を、一日も早く、一刻も早く、祖国
日本へ、ご家族の皆様のもとに取り戻すために、拉致問題の解決に、全力で取り
組んでまいります。

 結びになりますが、拉致被害者の方々全員の帰国が早期に実現することを強く
祈念して、私の挨拶といたします。

平成29年4月23日

東京都知事 小池 百合子

 以上です(拍手)。

司会 ありがとうございました。後で皆さんにお諮りいたしますが、今日の決議
案には朝鮮大学校の各種学校認可の再検討を行えということも入っています。是
非、この決議案を持って行っていただきたいと思います。宜しくお願いいたしま
す。

 今日は46の都道府県から代表に参加していただきました。どうぞお立ちくだ
さい(拍手)。また、山内修一京都府副知事、中島正信神奈川県副知事も来てく
ださいました(拍手)。

 続いて、主催者の一つである拉致問題地方議会全国協議会から松田会長が来て
くださいました。前回のご挨拶で、なぜ日の丸がないのか、主催者として一言言
いたいとおっしゃいましたので、今日は日の丸をつけました(拍手)。松田先生
お願いします。

◆我々は怒っている

松田良昭(拉致問題地方議会全国協議会会長、神奈川県議会議員)

 平成14年9月17日小泉訪朝で5人の日本人を奪還できました。我々はまだ
いる同朋をすぎにでも取り返せると思った。そして全国の方々にお呼びかけをし、
日本人の声を、そして地方議会の声を、議連を作って北朝鮮に向かって、「我々
は怒っているぞ」と言いましょうとお願いしたところ、全国42の議会で議連が
できました。15年経ちます。未だにそのままです。

 今日も全国から多くの議員が駆けつけてくれました。ご紹介します。

 まず副会長県ですが、新潟県三富佳一会長(拍手、以下略)、東京都小磯明幹
事長。以下北海道から順にご紹介します。

北海道 本間勲会長  青森県 三橋一三幹事長
宮城県 相沢光哉顧問 秋田県 北林康司副会長
福島県 遠藤忠一会長
北海道・東北の方お立ちください(拍手、以下略)
栃木県 金子裕議員  群馬県 腰塚誠会長
千葉県 本清秀雄顧問
関東地区の方お立ちください。埼玉県は今日義捐金をお持ちいただいています。
富山県 四方正治会長 石川県 石田忠夫会長
福井県 大森哲男会長 岐阜県 藤墳守会長
静岡県 岡本護会長
東海・北陸地区の方お立ちください。
三重県 中森博文会長 兵庫県 黒川治理事
和歌山県 山下直也会長
近畿地区の方お立ちください。
鳥取県 上村忠史会長 島根県 小沢秀多会長
広島県 下原康充副会長 山口県 新谷和彦会長
中国地区の方お立ちください。
徳島県 長尾哲見副会長 香川県 新田耕造事務局長
愛媛県 三宅浩正幹事 高知県 浜田豪太事務局長
四国地区の方お立ちください。
長崎県 山本啓介幹事長 熊本県 溝口幸治会長
大分県 三浦正臣監事 鹿児島県 酒匂卓郎会長代行
九州地区の方お立ちください。
最後に私は神奈川県の会長です。
神奈川県の方お立ちください。

 まだまだ思いのある議員がたくさんいらっしゃいます。我々は街頭に立ち、地
元の皆さんに最も身近な議員としてお話をしています。先ほども街頭活動をして
いる方からお話を聞きました。「少し雰囲気が変わってきた。署名の数が増えて
きた。今までは北朝鮮というと、なんか下を向いてしまったけど、堂々と『頑張っ
てください』という声が聞こえてきた」と。

 日本人は怒っているんですよ。あの宋日昊(ソン・イルホ)を見てください。
あんなに日本人をばかにしたことを許すわけにはいかない(拍手)。この拉致問
題は国家主権の問題であるけれど、日本人一人ひとりの問題でもある。

 そして我々はこの日本の証として、必ず取り返しましょう。最優先でやりましょ
う。頑張りましょう(拍手)。

司会 市長としてずっと取り組んでくださった梅原克彦元仙台市長、アメリカで
我々をサポートしてくださった古森義久・スーザン古森義久夫妻、また各地の救
う会、今市町村区議会の議員の先生方お立ちください(拍手)。

 日本中が怒っている、松田先生がおっしゃった通りのことを今こそ伝えていき
たいと思っています。

(4につづく)


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■安倍首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
[PC]https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
[携帯]http://form1.kmail.kantei.go.jp/cgi-bin/k/iken/im/goiken.cgi

葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 安倍晋三殿

■救う会全国協議会ニュース

発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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救う会全国協議会ニュース2017.04.26拉致解決へ総力結集するときだ 西岡力

2017年04月26日 18時37分50秒 | 北朝鮮による日本人拉致というテロリズム
----- Original Message -----
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2017.04.26)拉致解決へ総力結集するとき
だ 西岡力

 本日、4月26日の「産経新聞」の【正論】欄に西岡力救う会会長の論文が掲
載されましたので、参考情報として送ります。

<参考情報>

■拉致解決へ総力結集するときだ

 北朝鮮に対する米国の軍事圧力が続く中、筆者が北朝鮮内部筋から入手した情
報によると、金正恩朝鮮労働党委員長は4月15日の金日成生誕105年記念日
までに6回目の核実験を行う準備を完了させていた。今回は100キロトン級の
爆発力を持つ、小型化された核弾頭の爆発実験だという。トランプ米大統領は
「あらゆる選択肢をテーブルの上においている」と述べ軍事行動もあり得るとい
う強いメッセージを送った。その結果、金正恩氏は15日の核実験は実施しなかっ
た。

≪米国の軍事圧力をチャンスに≫

 北朝鮮による拉致被害者救出に取り組む家族会・救う会は2月に会議を開いて
「政府に拉致問題を最優先とし、今年中にすべての被害者を救出することを求め
る」という運動方針を決めた。家族会・救う会が運動を開始して20年になるが、
期限を区切って救出を求めたのは今回が最初だ。

 背景には家族の高齢化という現実があるが、それだけではない。核問題でアメ
リカを中心に国際社会が強い圧力をかけている今年こそ、全被害者救出のチャン
スだと考えているからだ。もちろん、わが国が何もしなければ、国際社会の核問
題をめぐる嵐の中で拉致被害者救出の旗は吹き飛ばされてしまう。しかし、ここ
で踏みとどまって、わが国が主体的かつ最優先で取り組めば、道は開ける。「求
めよ、さらば与えられん」だ。

 過去、北朝鮮がなんらかの譲歩を行ったときは、必ず米国から軍事圧力があっ
た。1994年に北朝鮮が寧辺の原子炉でプルトニウムを生産していることが発
覚し、クリントン政権は核施設への爆撃作戦を準備した。また、日本政府は米国
からの強い要請を受けて、朝鮮総連の膨大な額の対北送金を、警察と税務署を使っ
て止めようとした。このとき金日成主席が出てきてカーター特使と会談し、核開
発の凍結を約束。実際に寧辺の原子炉を止めた。

≪北と拉致問題の先行協議を≫

 ただし、その後も金正日総書記はパキスタンから濃縮ウラン製造技術を秘密裏
に導入して核開発を続けた。それが発覚したのが、テロとの戦いのまっただ中に
あったジョージ・ブッシュ政権時代だ。2002年1月の「悪の枢軸」演説は、
戦争をしてでも北朝鮮の核開発を止めるという宣言だった。そのとき、金正日氏
は小泉純一郎首相を平壌に呼び、拉致被害者の一部を帰すという譲歩をした。

 残念だったのは、その絶好のチャンスを、日朝国交正常化を最優先にした外務
省のために十分生かせなかったことだ。外務省は「5人生存、8人死亡、それ以
外はいない」という北朝鮮の拉致被害者調査結果を検証なしに公表して既成事実
化を図ったばかりか、帰国した5人の被害者を再び北朝鮮に戻そうとさえした。
被害者救出は最優先になっていなかったのだ。

 今回、核問題で3回目の軍事危機がきている。この危機をチャンスにするため
には、米国に十分な事前説明をしなければならない。

 つまり、核・ミサイル開発をやめさせるために日本はともに戦うが、国家犯罪
である拉致の被害者救出は喫緊の課題であり、核・ミサイル問題に先行して北朝
鮮と協議する。その場合、安保理決議に基づく国際制裁は核・ミサイルを理由に
するものだから維持するが、それ以上に強力な日本独自の制裁は拉致を理由にし
ているので、北朝鮮が全被害者の帰国を決断すれば見返りとして解除することも
ありうる-ということをきちんと説明しておくことだ。

 さらにその上で、金正恩政権に対しては、国際社会は核・ミサイル問題で制裁
をかけているが、日本は拉致と核・ミサイルの両方を問題にしている。北朝鮮に
とって相対的に取り組みが容易なのは拉致の方だろうから、まず先に秘密協議で
全被害者帰国の見返り条件を話し合おう、と提案し続けることだ。

≪あらゆる知恵絞る勝負のときだ≫

 対北人道支援は04年、横田めぐみさんと松木薫さんのものと称する偽の遺骨
を送ってきたことなどを理由にやめている。めぐみさんら全員を返すのならば、
制裁理由はなくなるから、当然、国連機関を通じた大規模なコメ支援は可能にな
る。

 ただし、金正恩氏はまず米本土まで届く核ミサイルを完成させ、米国と協議し
て核保有国としての地位を認めさせ、その後に日本と協議して多額の経済協力資
金を取ろうとしている。しかし、トランプ政権は北朝鮮を核保有国として認める
ことはあり得ない。本土に届く核ミサイルを完成させないように軍事作戦の準備
もしている。米国の強い軍事圧力に金正恩氏が本心からおびえたとき、日本が拉
致を先に話し合えると誘えば、乗ってくる可能性は十分ある。

 安倍晋三首相は4月23日の「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救
え!国民大集会」で、「拉致問題は最優先課題」「私が司令塔になって主体的に
解決する」と語った。今年中の全員帰国に向けて、あらゆる知恵を絞るべき勝負
のときだ。(にしおか つとむ)

以上


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首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
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[携帯]http://form1.kmail.kantei.go.jp/cgi-bin/k/iken/im/goiken.cgi

葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 安倍晋三殿

■救う会全国協議会ニュース

発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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#拡散希望 #NHK @nhk_news に抗議を!#放送法 違反!天皇皇后両陛下が命じて報道させるのでしょう。

2017年04月26日 05時07分23秒 | 違法退位した第125代天皇皇后(=左翼戦後レジューム派)

#拡散希望 #NHK @nhk_news に抗議を!#放送法 違反!
NHKスペシャル | 私たちにとって「象徴天皇」とは?
http://www.nhk.or.jp/special/taii/
生前退位をスクープに見せかけたのと同じく、天皇皇后両陛下が命じて #NHKスペシャル で報道させるのでしょう。
左翼独裁権力を獲得するために
しかも #昭和の日 に放送とは、完全に #昭和帝 への謀反です!


救う会全国協議会ニュース2017.04.25国民大集会全記録2

2017年04月25日 18時40分37秒 | 北朝鮮による日本人拉致というテロリズム
----- Original Message -----
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2017.04.25)国民大集会全記録2

■国民大集会報告2

◆米国も「最優先」を理解

司会 今安倍総理のご挨拶の中でも、「最優先」という言葉がありました。加藤
大臣におかれては、「この看板の通り最優先だ」とおっしゃってくださいました。
そして今の国際情勢の中で、この最優先を貫くためには、実はアメリカとの間で、
きちんと話を事前にしておくことが必要です。

 そうでなければ国際社会が核で圧力をかけている時、日本が先に拉致をやるの
は裏切りではないかと言われかねない。そういう中でアメリカときちんと話をし
ておくことが大切でありますが、今加藤大臣もお触れになりましたが、トランプ
・安倍会談で、「拉致問題の早期解決の重要性で認識が一致した」と。「早期」
という言葉がここに入った。この早期という言葉は、我々の言葉でいう「最優先」
とつながるのではないかと私は理解しています。

 危機でもあるがチャンスでもある。今まさに勝負中の勝負だが、同じ方向を見
ているのではないかと、今日のお二人の挨拶を聞きながら思いました。そしてこ
れは政府だけのことではありません。国会の与野党がそれぞれ拉致対策本部を作っ
てくださり、超党派の拉致議連とともに、それぞれの党の中でも救出のために何
をすればいいのかということを議論し、また自民党におかれては、政策提言をし
てくださったりしています。

 アメリカとの議員外交も進み、リー上院議員、スチュワート下院議員がこの夏
に日本に来られて、スネドンさんの拉致の問題、日本人の拉致問題を議員外交で
話し合うことができるような準備が今進んでいるという話も聞いています。

 これから各党がこの問題にどう取り組んでいくのか。今年中に解決するために
何を思っていらっしゃるのか、ご挨拶いただきたいと思います。まず、山谷えり
子拉致問題対策本部長お願いします(拍手)。

◆今年こそ結果を出していく

山谷えり子(自民党拉致問題対策本部長)

 皆様こんにちは。

 激しい怒りと寂しさ、そして今年こそ解決していこうという強い思いでお運び
くださり誠にありがとうございます。

 今総理、そして加藤拉致問題担当大臣が、拉致問題の解決は安倍内閣にとって
最重要、最優先課題であると言われました。北朝鮮をめぐる情勢は緊迫していま
す。だからこそ、今こそ「対話と圧力」、「圧力と対話」、「行動対行動」で解
決に向けて強い力を発揮していく時だと思っています。

 自民党は拉致問題対策本部の中に、アクションプラン検討チームを設けて、日
々国連の関係者や北朝鮮の情勢に詳しい人々と意見交換を重ねて、13項目の提
言をまとめて、官邸で、総理そして加藤大臣と意見交換をしたところです。

 人、物、金、制裁のすり抜けは許さない。再入国禁止対象者を広げる。資産凍
結の対象を広げる。そして貨物検査特別措置法を改正してもっと徹底的にやる。
朝鮮学校には去年3.8億円、地方自治体が公的助成をしましたが、本当にそれ
でいいのか。必要な措置、見直しをはかるべきではないか。これは新しい法律が
必要ですが、そのような提言をしたところです。

 また安倍内閣のリーダーシップによって、国連には北朝鮮の拉致問題と人権問
題の調査委員会が作られました。私も大臣の時に400ページ近い報告書が出た
ものですから、拉致問題というのはこういうことなんです。被害国は12か国、
13か国に及んでいますということで、各国の国連大使に働きかけをしました。
各国の認識は非常に高まっています。

 そして今年3月の国連人権理事会では、国際刑事裁判所に付託するため、専門
の人たちを国連に充実させようではないかというところまできています。

 また政府、そして特定失踪者問題調査会の皆様が北朝鮮に向けてラジオ放送を
してくださっていますが、さらにそれを中波放送の充実をはかっていく。あるい
はアメリカのボイス・オブ・アメリカやラジオ・フリー・アジアに、私も大臣時
代に放送局の皆様と交流の時間を持って、この問題を認識してもらいました。今
加藤大臣がそれを引き継いでくださっています。

 朝鮮半島有事の時に、しっかりと情報を届ける。そして皆さんの安全を確保す
るために平和安全法制ができましたので、体制の充実、そして訓練の充実もでき
てきます。そうしたことも総理にお願いをしてきました。

 アメリカが今、北朝鮮をテロ支援国家として再指定しようとしています。そこ
にも拉致問題を入れてほしいと働きかけをしていきたいと思います。安倍総理は
本当に長くこの拉致問題の解決に取り組んでこられました。そして戦略性を持っ
ておられます。そして世界中にパイプを持ってもられます。この2、3週間、私
も総理そして加藤大臣と何度も何度も話し合いの機会をいただきましたが、本当
に今の政府は様々な検討、対応策、そしてそれを実行しています。

 何としてもみんなの力を結集して各党、超党派の拉致議連、そして各県の知事
会、各地方議会の皆さん、そして皆々様とこの激しい怒りを解決に向けて、充実
して、広げて、その日を迎えたいと思います。早く被害者の皆様がこの祖国の地
を踏むように、そして大きな船で祖国の地を踏むように、家族の皆様と抱き合う
日が来るように頑張りぬきたいと思います。

 宋日昊(ソン・イルホ)国交正常化交渉担当大使は先日、「拉致問題など誰も
関心がない」と言いました。とんでもないことです。日本中怒っています。そし
て今、こういう状況だからこそ皆で心を合わせて拉致問題の解決に向かって、今
年こそ結果を出していく。その強い思いで歩いていきたいと思います。

 本日はどうもありがとうございました(拍手)。

司会 自民党の拉致対策本部が政策提言をされたのは2回目で、1回目の13項
目は追加制裁の案でした。それが今ほとんど実現していることを受けて、今後何
ができるか。その中で先生は新法という話をされました。そういうことも含めて、
北朝鮮が今年中に返さないなら、もっともっと強い圧力をかけるという準備が進
んでいるということだと思います。

 民進党にも拉致問題対策本部があります。政権時代には防衛副大臣もされまし
た渡辺周先生が本部長です。お願いいたします。

◆なぜ朝鮮総連にもっと圧力をかけないのか

渡辺周(民進党拉致問題対策本部長)

 今政府、与党から色々なご意見がありました。私たちは拉致の最優先というこ
とについて、政府、与党があまりにまだるっこしいことを言うようであれば、公
の場で、今日お見えの原口一博先生や松原仁先生、笠浩史先生たちとこの拉致の
問題、野党ならではの切り口から追及してきました。

 申し上げたいのは、なぜ朝鮮総連にもっと圧力をかけないのか(拍手)。朝鮮
総連がこの国で自由に活動をしている。その朝鮮総連に対して日本の税金や補助
金が出ている。だから北朝鮮にしてみれば、あの国は「怒っている、怒っている」
と言いながら、北朝鮮の同朋に日本国内で普通に暮らしている。税金から補助金
まで出ている。そういう間違ったメッセージを与えることになってしまっている。

 ですから我々は、政府、与党がまだるっこしいのであれば、私たちは提言をす
る。「今朝鮮総連に対しもっと圧力をかけろ。そして本国を動かせ」。そのこと
を是非皆さん方とともに取り組んでいきたいと思います。

 また今日いらっしゃる原口さんが朝鮮銀行の問題を折に触れて取り上げていま
す。日本の一つ自治体の大きさに過ぎないGDPの国が、あんなに次から次へと核
実験をし、ミサイルを飛ばすのか。あの破綻したところにつぎ込まれた金はどう
なったのか。かつてこの国で取り組んだこの問題が北朝鮮の延命につながったの
ではないか。こうした歴史的な検証も踏まえながら政府、与党ができない圧力を
かけたいと思います。皆で頑張りましょう(拍手)。

◆朝鮮大学校の各種学校認可の取り消しはできる

司会 私が入手した内部情報によると、昨年の秋、朝鮮総連の内部の会議で、
「あいつらは次に朝鮮大学校の各種学校認可の取り消しをやるぞ。気をつけろ」
という話が出たという情報を入手しています。

 朝鮮大学校が小平にありますが、なぜ各種学校と認可され、固定資産税が減免
になっているのか。公益上教育機関と認めていいのか。例えばISを賞賛すような
学校が日本にあったとして、そこに固定資産税を減免するような恩恵を与えてい
いのか。国際テロ組織禁止法のような新法が考えられないのか。

 各種学校認可の時、当時の文部省はふさわしくないと言っていたのに、美濃部
都知事が権限でやってしまった経緯がありました。もちろんこれは東京都の権限
ですので、小池知事に期待しているところですが、法律でそれができないように
することも、日本は法治国家だから十分できるという提言を渡辺先生からいただ
いたと思っています。ありがとうございました(拍手)。

 続いて与党公明党の拉致問題対策委員長の上田勇先生お願いします。

◆拉致問題の前進を

上田勇(公明党拉致問題対策委員長)

 今日はこの国民大集会にこのように多くの皆様方にお集まりいただき、誠にあ
りがとうございます。本当にご苦労様です。

 長い歳月が流れて、平成9年に5名の方が帰国されて以来、目に見える形での
前進がない。ご家族や関係者の方々の悲しみ、思いを察するに、言葉にならない
ほど心が痛む思いです。

 毎年なんとか前進したい。そういう思いで私たちも取り組ませていただいてき
ましたし、多くの皆様もこのように集ってきていただいているわけですが、なか
なか具体的な成果があがってこない。

 今お話がありました通り、今年こそ最優先の課題としてしっかりと成果を残し
ていく、解決していくとの強い決意で臨んでいきたいと考えています。

 今北朝鮮をめぐる情勢は本当に緊迫してきました。北朝鮮は本当に無茶苦茶な
国です。国際法も人権も国連も一顧だにしない。そんな国と交渉していかなけれ
ばならない。

 日本も国際社会と連携をしながらこれまで圧力を強めてきました。世界でもよ
うやくその世論が高まってきていて、北朝鮮に対する圧力はかなり厳しくなって
います。国連の場での人権問題に対する認識もずいぶんと変わってきた。このこ
とは今までお話のあった通りです。

 しかし、そうした緊張感が高まっている中で、日本にとっての最優先の課題で
あるこの拉致問題が置き去りにされてしまうんじゃないか。そういう心配がある
のも否定できません。

 それだけに私たちは、とにかくこの日本にとって拉致問題こそが最優先なんだ、
そのことを政府も国会も、そして国民全体が訴え続けていかなければならないと
考えています。

 どうか今日お集まりをいただきました皆様方と国民全体で、この拉致問題をきっ
ちりと正視をさせていく。そのためにも皆様の後押しが必要です。私たちも地域
において、それぞれ一緒に活動に取り組んでいただいている皆様方と連携をしな
がら、拉致問題の前進に向けて全力で取り組んでいく決意です。

 こうした困難な状況であるからこそ新しい展開が生まれるチャンスでもあると
考えていますので、最優先の課題として、そして今年中の解決に強い決意で臨ん
でいくつもりで、この1年間また頑張っていきたいと思います。どうかまたご指
導いただけますよう宜しくお願いいたします。

 今日は大変にご苦労様です。ありがとうございました(拍手)。

司会 ありがとうございます。日本維新の会は9月の国民大集会の時はいらして
いただけませんでしたが、また拉致問題対策本部を作っていただき、拉致議連の
役員として長い間この問題に取り組んでくださいました松浪健太先生が日本維新
の会の本部長になってくださいました。お願いします(拍手)。

◆これまで以上の対話と圧力を

松浪健太(日本維新の会拉致問題対策本部長)

 皆様こんにちは。我が党も紆余曲折があったため拉致の本部が何度も立ち上がっ
たわけですが、この度拉致対策本部を立ち上げさせていただきました。

 私は政界に入る15年前は「産経新聞」に所属していました。かつて記者時代
に、最初に拉致の問題を取り上げた時には他のメディアからは誤報扱いされたと
先輩の記者からうかがいました。

 そうした逆境からここまで歯をくいしばって頑張ってこられた拉致被害者の皆
様、そしてこれを支援されてきた皆様に心から敬意を表するものです。

 我が党では、安保法が改正されて、今までの集団的自衛権の概念が近代化され
てきたわけです。かつての集団的自衛権と今の集団的自衛権とでは、ミサイル防
衛等でもう同じように考えられないということですので、我が党では日本も敵基
地攻撃能力を持つべきではないかと。「対話と圧力」というのであれば、しっか
りとこうした防衛的圧力を持つべきだろうという意見を持っています。

 こうしたものがあって初めて我々は、本当の意味でアメリカとの交渉も大事で
すが、自分たちの自立した交渉も成り立ってくるのではないかというのが日本維
新の会のスタンスです。

 そしてまた北朝鮮に対してはこうした圧力の視点を持つ。私自身は金正恩委員
長が就任して以来2回訪朝させていただきました。いつかこの拉致の問題にお役
にたてるのではないか、その一心です。

 これまでは朝鮮労働党の外交部の部長とも、今副委員長になっていますが、対
話を重ねさせていただきました。日本にとってこの拉致の課題は本当に最優先の
課題なんです。普通の国なら戦争になる課題なんです。こういうことを政治家が、
我々は野党ですから、こうしたチャンネルで伝えていくことは大事だと思います。

 そしてまた北朝鮮に対しては、前の金正日総書記の時代のことです。みなさん
にとっては解決しやすい問題になっていると、我々は非公式に伝えています。こ
うした本当の意味での対話と圧力、我々はこれまで以上の対話、これまで以上の
圧力をこれから作っていかなければならないと思っています。

 かつての「よど号事件」の山村新治郎議員ではありませんが、我々はこの身に
代えても被害者の皆様を返していただきたい。その覚悟のもとで活動していきま
すので、今後共に頑張っていきましょう。ありがとうございました(拍手)。

司会 ありがとうございました。今の松浪先生の話を聞いて思い出したんですが、
中山恭子先生が5人の被害者を迎えに行く時、「北朝鮮では何が起きるか分から
ない。5人の被害者が出てこなかったら、空港で泊まり込みましょう」と言って、
着替えの荷物を持っていかれたと聞いています。続いて中山恭子日本のこころ代
表、お願いします。

◆動乱時には拉致被害者が一番先に被害を被る

中山恭子(日本のこころ代表)

 皆様こんにちは。今日全国から国民大集会にご参加くさいましてありがとうご
ざいます。

 また2002年当時、各県で拉致の議員連盟を作ってくださり、各県でも動い
ていただき、今日もご参加くださっています。本当にあの時嬉しいと思いました。
この問題は政府だけの問題ではなくて、各県そして国民全員の問題であると示し
ていると思ったからです。

 先ほど西岡さんから、拉致問題が最重要であり最優先であることが今回はっき
りしたというお話がありました。また総理からも先ほど「主体的に解決しなけれ
ばいけない問題である」、「この問題は最重要、最優先の問題である」とはっき
りとお答えがありました。

 実は平壌宣言、ストックホルム合意という形の日朝関係、外交関係にのっとっ
ていますと、拉致被害者の解決はまったくできません。この中では拉致問題が課
題になっていないと認識し、対応しなければない問題だと考えています。

 今年3月10日に、私から政府に対して、西岡先生ともご相談しながら、政府
の拉致被害者救出に向けた考え方につき質問主意書を出しました。政府の方から、
本当にありがたいことですが、「拉致問題はわが国の主権及び国民の生命と安全
に関わる重要な問題であり、安倍内閣としては政府の最重要課題の一つに位置付
け、すべての拉致被害者の一刻も早い帰国の実現等に向けて最優先で取り組んで
いるところである」という答弁がありました。

 これまで平壌宣言でも、ストックホルム合意でも、拉致被害者の救出はほとん
ど考えられていない。これが日本政府の対応でした。安倍総理が「親に抱かせる。
これが自分の使命である」とずっと言い続けておられます。私自身、その安倍総
理の強い思いが本当に心からのものであり、信じているところですが、政府の実
務的な動きの中ではこの思いがしっかりした政策になってこなかったということ
も現実です。

 ただ、今、加藤拉致問題担当大臣のもとで、拉致被害者の救出は政府の最重要
課題であり、しかも最優先で取り組むということをはっきりとお示しくださいま
した。その意味では今、大きな転換期にあって、日本政府が一体となって、また
日本の人々が一体となって北朝鮮に向けて動けば、被害者救出は可能になると信
じています。

 もう一点。最近北朝鮮に対する制裁、そして色々なことが話題になっています。
北朝鮮には危機がすぐそこにあるような報道が多くなされています。そんな中で
私自身は、これは2002年当時から政府の中で、動乱が起きた場合どのように
対応するかは取り上げられていた問題ですから、今の政府は当然のこととしてしっ
かり対応策が練られているはずです。

 その場合、北朝鮮との間で、なんらかの形で、いわゆる全面戦争というような
ことになった場合、または動乱の中で大きな動きが出た場合、最初に被害を被る
のは北朝鮮で捕らわれている日本の人々です。彼らが一番最初に被害を被るんだ
ということをしっかり念頭に置いた上で、北朝鮮との対応を考えなければいけな
いということを是非しっかり認識した上で、日本の対応を考えていただきたいと
思っています。

 やり方は無限にあります。色んな形のことができると私自身は考えています。
色んな策を考えなければなりません。どうぞそのことについても、皆さんでお互
いに注意しながら、被害者救出に向けて動く。この一点に絞って対応策を考えよ
うではないですか。ご清聴ありがとうございます(拍手)。

◆閣議決定された「最優先」

司会 ありがとうございました。中山先生の質問主意書の答えは閣議決定される
んですね。最重要課題という表現は国家答弁等でもありましたが、最優先という
言葉は、こういう場では総理の口から出ましたが、閣議決定で公式に政府が言っ
たのは中山先生の質問主意書への回答が最初でした。

 そして渡辺先生の民進党本部でも最優先は当たり前だということを決めてくだ
さいました。最重要というはいっぱいあるんです。日本には色んな課題がありま
すから。その一つでは困るんです。核問題も最重要課題ですが、そのレベルでは
困るんです。最優先でなければならない。そのことを政府も閣議決定してくださっ
た。それを取ってくださったのが中山先生です。ありがとうございました(拍手)。

(3につづく)



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■救う会全国協議会ニュース

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救う会全国協議会ニュース2017.04.24-2国民大集会全記録1

2017年04月25日 00時01分47秒 | 北朝鮮による日本人拉致というテロリズム
----- Original Message -----
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2017.04.24-2)国民大集会全記録1

■国民大集会報告1

◆今正念場中の正念場

西岡力(総合司会、救う会会長)

 みなさんこんにちは。「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国
民大集会」を始めたいと思います。お手元の資料では、司会は櫻井よしこさんと
なっていますが、先ほど電話があり、「どうしても来られない事情が生まれた」
ということで、私救う会会長の西岡が司会をさせていただきます。宜しくお願い
いたします(拍手)。

 今日のテーマは「最優先」です。北朝鮮は去年2回核実験をし、数十初のミサ
イルを乱射しました。そして今、アメリカの空母が日本近海に向かってきていま
す。中国に対しても強い圧力をかけています。

 そういう中で我々が何もしなければ、拉致被害者救出の旗は核問題の嵐の中で
飛んでいってしまうかもしれない。しかし逆に、このような強い圧力をかけない
限り、北朝鮮は動かないんです。

 金丸訪朝の時もそうでした。93、4年の核危機の時もそうでした。そして2
002年に5人を取り戻すことができた時もそうでした。危機をチャンスに変え
ることができるかもしれない。それは我々が何をするかにかかっている。今本当
に、正念場中の正念場を迎えたと思っています。

 ですから、「拉致問題を最優先にして今年中に全被害者を救え!国民大集会」
なのです。一緒に、「最優先だ」「今年中に救う」という声をあげていきたいと
思います。宜しくお願いいたします(拍手)。

 それでは主催者を代表して、飯塚繁雄家族会代表よりご挨拶申し上げます(拍
手)。

◆毎日毎日が節目

飯塚繁雄(家族会代表、田口八重子さん兄)

 みなさんこんにちは。今日は国民大集会、拉致問題解決のためにという大きな
目的があります。多くの皆様がこうして「早く解決せよ」と、そうした意気込み
がひしひしと感じられます。ありがとうございます。

 私たちは今年中にこの問題を解決し被害者を救出するという大きな、強いテー
マを掲げて頑張っていきます。拉致が始まって40年、そして平成9年3月25
日に家族会が立ち上がりました。それから20年。この間、必死の戦いを続けて
きたわけですが、結果的に5人の方々が帰ってきましたが、それ以外は全く進展
なしという状況が続いてきたわけです。

 20年という節目は、数字的にはそうかもしれません。しかしながら、北朝鮮
で待っている被害者たちあるいは我々家族の思いは、毎日毎日が節目なんです。
そういう思いで過ごしてきて、10年も20年も経ってしまった。この期間の重
み、これを私たちはどう考えていくかということにもなります。

 「こうしておけばよかった」、「あの時こうしておけばもっと解決したのでは
ないか」というあらゆる経過の中で、反省点みたいなものがたくさんあります。
しかし、今この時期、それをいちいち取り上げても前には進みません。

 従って、そういう経過を踏まえて今後、特に今年どうするかが重要な焦点であ
ろうと思います。北朝鮮を取り巻く情勢は混とんとして、色々騒いでいます。私
たちはいつもお願いしているように、どんな状況下にあろうとも、北朝鮮にいる
被害者を帰国させるということにどうやって直結させるか。これが焦点です。

 他の騒ぎの中に巻き込まれて、司会からもありましたように、我々の「救出す
るぞ!」というこの旗が吹き飛ばされてしまうのではないか、この問題がおいて
けぼりにされてしまうのではないかという懸念があります。

 従って私たちは、被害者のことも思えば、何をさて置いてもというこの気持ち
は私たちの強い思いです。被害者の家族、向こうにいる被害者の人たちが「いつ
か、いつか」と待っている。こういう状況です。

 こうしている今も、あの厳寒の北朝鮮に監禁され、自由を奪われ、「本当に帰
れるのかしら」という思いもしていると思いますが、私たちの日本での救出活動
については多分風の便りに聞いていると思うんです。従って、その帰国をじっと
我慢して耐えていると思います。しかしその我慢も、精神的には相当限界を超え
ているのではないかとも考えます。

 今後の北朝鮮への対応については、当然、今までかけてきた拉致を理由にした
制裁、これをてことして使って、北朝鮮との交渉の中でどうやってこれがうまく
カードになるのか。北朝鮮に向けて、「あなたがたが被害者を全部返せば当然制
裁も解ける。あるいは今後課題となる北朝鮮との国交正常化にも結び付くんだ」
ということを、はっきりと強い態度で突きつけることも大切だと思います。

 政府におかれましては、この問題は安倍総理を中心として、政府の重要課題、
しかも最優先課題として取り組んでいただけると私は今思っています。そういう
面では、政府、議会、自治体、そして国民の一人ひとりの皆様が一体となって、
何とかこの問題を強く、早く、確実に解決するように、皆様と共に戦っていきた
いと思っています。

 今後とも色々な場面でご支援、ご協力をお願いいたしまして私のあいさつとさ
せていただきます。ありがとうございました(拍手)。

司会 続いて平沼赳夫先生にお願いします。平沼先生は車椅子ですので、その席
でご挨拶をいただきます。

◆政府に拉致議連が超党派で提言

平沼赳夫(拉致議連会長)

 皆様方、こんにちは。今日はお忙しい中、このようにたくさんの皆様方にお集
まりいただき、主催者の一人として心から感謝申し上げます。

 政府が認めたように、もう40年経ちました。家族会も紆余曲折はありました
が20年も経っているわけです。40年前ということを考えると、中学生で拉致
された人が50過ぎとなります。いかに皆様が苦労されたかよくお分かりだと思
います。

 北朝鮮がいうように、「全員死亡」したと、そして全員の死亡診断書を出して
きました。それを見ると、ご承知のように滅茶苦茶な死亡診断書です。みんな同
じ病院であり、ある人は海水浴で死んだとか、二酸化炭素中毒で死んだとか。そ
して日付も滅茶苦茶です。それを工作員だった人が指摘するとすぐ訂正してくる。
こんな滅茶苦茶な国です。

 2002年には5人が帰ってきて、その後家族も帰ってきてやれやれと思って
いましたが、「もう拉致問題はない」と言って、取りつく島もありません。ご家
族の皆様や救う会の皆様が大変苦労されたと思います。

 私たち議員連盟としても一生懸命やってきました。毎年5月の連休にはアメリ
カに行って、アメリカの議会や政府にしつようにこの問題は大変な問題なんだと
いうことを訴えました。また国連の人権委員会では、大事な人権問題だというこ
とで取り上げてくれたわけです。

 我々はあきらめることなく、この問題に関して家族会・救う会の皆様方の気持
ちを満場一致で提言にしました。そしてこの20日、総理官邸に安倍総理をお尋
ねして、加藤大臣ともども、我々拉致議連の提言を提出させていただきました。
「十分に検討する」とのことで、我々はあらゆる媒体、国連の場など国際社会を
通じて一生懸命解決のために頑張っていく覚悟ですので、皆様方の力強いご指導
を宜しくお願いいたします。

 本日は誠にありがとうございました(拍手)。

司会 ありがとうございました。今先生の話を聞いて思い出したんですが、先生
は二度目の脳梗塞で車椅子になられたのですが、一度目の発作が出た後の最初の
海外旅行はアメリカでした。アメリカで政府に、「テロ支援国指定を解除するな」
という訴えをしてくださいました。

 脳梗塞は飛行機に乗るのが一番よくないんです。一生懸命とおっしゃいました
が、まさに命がけで、家族会・救う会と共に運動をしてくださったのが平沼先生
です。もう一度拍手をお願いします(拍手)。

 続きまして、安倍晋三内閣総理大臣が来てくださいました。お願いいたします
(拍手)。

◆私が司令塔となって北朝鮮に対して早期解決に向けた決断を迫る

安倍晋三(内閣総理大臣、拉致問題対策本部長)

 安倍晋三でございます。国民大集会の開催に当たり、一言ご挨拶を申し上げま
す。本年は久米裕さん、松本京子さん、そして横田めぐみさんが拉致をされてか
ら40年。そして家族会が結成されて20年と、節目の年に当たります。

 この間5名の被害者とその家族の方々が帰国することができたわけですが、多
くの被害者の方々は未だ北朝鮮に残されています。そのことは拉致問題の解決に
当初から取り組んできた者として痛恨の極みです。

 そのことは拉致問題の解決に当初から取り組んできた者として痛恨の極みです。
この集会に先立ち、先ほどご家族の皆様と懇談する機会を頂きました。家族会・
救う会の運動方針にある、「今年中」に全ての拉致被害者の救出を実現してほし
いという切実な思いを伺いました。

 発生から長い年月がたつ中、拉致被害者の方々はもとよりご家族の皆様も一年
一年と年を重ね、ご高齢となっており、もはや一刻の猶予も許されないとの切迫
感を改めてひしひしと感じたところです。

 しかしながら、北朝鮮は拉致問題に真摯に取り組まない一方で、国際社会の度
重なる警告に関わらず、核実験や弾道ミサイルの発射を繰り返しています。国連
安保理決議への明白な違反であり、断じて容認できません。

 このような中トランプ政権が誕生し従来の米国の対北朝鮮政策を根本的に見直
し、全ての選択肢がテーブルにおかれているとしているわけであります。我々は
トランプ政権に対しても、核やミサイルの問題はあるけれども、同時に日本にとっ
ては、拉致問題は極めて重要な問題であり、必ず解決をしていかなければならな
い問題であるということをお伝えしてきているところです。

 引き続き、拉致被害者の救出のために米国の協力も要請しているわけですが、
米国とも連携しながら、この問題にあたっていきたいと考えています。

 今後とも、拉致問題は米国を始め国際社会と連携し、わが国が主体的に解決を
していかなければならない問題です。

 私が司令塔となって、対話と圧力、行動対行動の原則の下、北朝鮮に対して拉
致問題の早期解決に向けた決断を迫ってまいります。拉致問題は安倍内閣の最重
要、最優先の課題です。拉致被害者の方々とご家族の皆様が抱き合う日まで私の
使命は終わらない。拉致問題は安倍内閣で解決をするとの考えにいささかの揺る
ぎもありません。

 そして、拉致問題の解決のためには、日本国民が一致団結して全ての拉致被害
者の一日も早い帰国実現への決意を示すことが重要です。

 私もまた総理大臣として皆様と心を一つにしながら、拉致問題の解決に向けて
全力を尽くしていくことをお誓い申し上げる次第です。

 先ほど家族会の飯塚会長からもご挨拶がありました。そして、横田早紀江さん
を初め家族会の皆様に今日は全国からお集まりをいただいています。この皆様の
お気持ちが北朝鮮に、そして北朝鮮に残されている拉致被害者の皆様に伝わるこ
とを強く期待をしてるところです。

 この私たちの集会の声は、間違いなく北朝鮮に対して大きな圧力となっていく
わけです。今後とも一つの声に私たちの思いを込めて、北朝鮮にこの問題を解決
しなければ北朝鮮は明るい未来を描くことはできないとの日本の決意を伝えてい
きたい。その決意を皆様方にお伝えして、総理大臣としての御挨拶とさせていた
だます。
 皆さん一緒に頑張ってまいりましょう(拍手)。
司会 安倍総理は公務のため退席されます。宜しくお願いいたします(拍手)。

◆拉致問題の早期解決に全力で取り組む

加藤勝信(拉致問題担当大臣)

 今日は、家族会・救う会・拉致議連・知事の会そして地方議会全国協議会の皆
様方にはこの国民大集会を開催していただきましたことを心から感謝申し上げた
いと思います。またご出席の皆様方には日ごろから拉致問題に大変強い関心を持
ち、それぞれの地域で様々な取り組みをしていただいていることに心から感謝申
し上げます。

 私もこの大臣の職についてから1年半が経っているところですが、北朝鮮に残
された拉致被害者の皆さん方の帰国どころかそれに向けての具体的な道筋を未だ
に見いだせないということは、本当に痛恨の極みであり、ご家族、被害者初め、
皆様方に本当に申し訳なく思っています。

 先ほどからお話がありましたが、拉致から40年、家族会が結成されて20年、
これだけの長い年月が流れる中で、拉致被害者の皆さん方、そしてご家族の皆さ
ん方がその分だけ年を重ねて、一日一日の思いというものが本当に大変なものだ
ということを、私も痛感しているわけです。

 またその思いが先般の家族会・救う会の今年の運動方針では「今年中」という
言葉が盛り込まれたということにつながっていると思います。先ほども総理と共
に、ご家族の皆さん方からもその切実な思いを聞かせていただきました。本当に
切迫した状況にあるということを共に共有させていただきたいと思いました。

 本日の主催者でもある拉致議連の皆様におかれましても、そうした家族の思い
を受け止め、すべての拉致被害者の早期帰国実現に向けた具体的な方策について
先日の20日に提言をいただいたところです。

 政府として、こうした提言も踏まえ、拉致問題の早期解決に全力で取り組んで
いきたいと思っています。

 申し上げるまでもなく、北朝鮮は拉致問題に真摯に取り組もうとしないばかり
か、核、そして弾道ミサイルの発射等挑発行為を繰り返し、国際社会の声にも耳
を借す気配を見せていないわけです。このような北朝鮮の暴挙を容認することは
断じてできないわけです。

 わが国も安保理事国として厳しい制裁決議の採択に主導性を発揮するとともに、
アメリカや韓国共々、関係国が協調して独自の措置を実施するなど断固たる姿勢
で臨んでいます。

 他方で国際社会においては、拉致問題を含め北朝鮮の人権問題に関する改善を
求める機運は年々高まっています。昨年12月に拉致問題を含む北朝鮮の人権状
況の改善を求める国連総会の決議が12年連続で採択され、また先月は国連人権
理事会において拉致問題を含む北朝鮮の人権侵害に対する責任追及のメカニズム
の検討に向けた具体的な施策を盛り込んだ決議も採択されました。

 また2月の日米首脳会談、そして先日のペンス米国副大統領との総理表敬の際
にも拉致問題の早期解決の重要性について完全に一致しました。

 先ほど総理からもお話がありました。拉致問題は安倍内閣の最重要課題であり、
まさに後ろにある看板の通り最優先で取り組むべき課題であるということは明確
に位置づけられ、何ら変わるものではありません。

 今後とも、対話と圧力、行動対行動の原則のもと、今様々に行われている北朝
鮮に対する一連の厳しい措置を一つのてことし、またきっかけとして、対話を通
じてすべての拉致被害者の方々の一日も早い帰国につながる具体的な行動を北朝
鮮から引き出すべく、あらゆる政策を駆使していきたいと考えています。

 この集会にご出席の皆さん方が、まさに日本国民が心を一つにして拉致問題に
対する強い怒りを持ち、そして拉致問題の解決に向けた強い旗幟を示していただ
いていると思います。それをしっかり受け、我々政府としても全力で取り組むこ
とをお約束し、今後とも宜しくお願いいたします。ありがとうございました(拍
手)。

(2につづく)



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#拡散希望 救う会全国協議会ニュース2017.04.24拉致を最優先に、今年中に救出をー 国民大集会開催

2017年04月24日 18時38分48秒 | 北朝鮮による日本人拉致というテロリズム
----- Original Message -----
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2017.04.24)拉致を最優先に、今年中に救
出をー 国民大集会開催

■拉致を最優先に、今年中に救出をー 国民大集会開催

  4月23日午後、国民大集会が開催された。東京都の永田町にある砂防会館
別館で行われた集会には約千人の支援者らが全国から集まった。安倍晋三総理大
臣は集会に先立ち家族会メンバーと救う会西岡会長らと懇談会を持った。そして、
大集会冒頭のあいさつで、「私が司令塔となり、北朝鮮に早期解決の決断を迫る」
と述べた。主催したのは、家族会、救う会、拉致議連と全都道府県の知事が参加
する知事の会、全国の都道府県議会議員が参加する地方議員の会の5団体。

 詳細は本日以降発信します。採択された決議文は以下の通り。

決 議

 本日、私たちは「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集
会」を開催した。北朝鮮が昨年2回の核実験を強行し、繰り返しミサイル発射の
暴挙を続ける中、米国を初めとする国際社会は軍事行動をも含む全ての手段をテー
ブルに載せて圧力をかけている。それに対して金正恩政権は核先制攻撃も辞さな
いなどという脅迫の言辞で緊張を高めている。私たちはこのような情勢の中で、
拉致被害者救出の旗が吹き飛ばされてしまうのではないかという強い危機感を持
ち、本集会に集まった。

 危機をチャンスに変えるため、私たちは昨年より拉致被害者救出を核・ミサイ
ル問題と切り離して最優先で取り組むよう政府に要求してきた。核・ミサイルに
関して国際社会と共に圧力を強めることと、わが国独自の制裁解除などを見返り
条件とし全被害者救出のための実質的協議を行うことは矛盾しない。わが国の独
自制裁は拉致を理由にしているので、金正恩政権が拉致被害者全員帰国を決断す
ればその解除を見返りとして与えることができるからだ。

 北朝鮮人権法に明記されているとおり、拉致は「北朝鮮当局による国家的犯罪
行為」だ。犯罪被害者救出は政府が最優先で取り組むべき責務だ。だからこそ、
核・ミサイル問題での国際連携強化を進めつつも、北朝鮮からの被害者帰国を早
期に実現せねばならない。拉致問題がいかに重大な人権侵害事案であるかを国際
社会に訴えてきたのもこの時のためだった。あらためて政府に、核・ミサイル問
題と切り離して、独自制裁解除などを見返り条件として使い全拉致被害者救出の
ための実質的協議を行うよう求める。

 被害者が彼の地で祖国の助けを待っている以上、私たちは負けるわけにはいか
ない。今年中に必ず救い出すという決意を込めて以下の決議を行う。

一、北朝鮮は、今すぐ、拉致被害者全員を返せ。全被害者を返すための実質的協
議に応ぜよ。

二、政府は、核・ミサイル問題と切り離して全被害者救出のための実質的協議を
最優先で実現せよ。協議では、全被害者帰国の見返り条件として独自制裁解除な
どを使え。

三、北朝鮮が全被害者を返す決断を渋る場合に備えて、政府と国会は、新法制定
なども含むより強い独自制裁をかける準備をせよ。地方自治体は、朝鮮学校への
補助金廃止、朝鮮大学校などの各種学校認可の再検討を行え。

平成29年4月23日
「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」参加者一同

以上

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#拡散希望 焦る宗主国の将軍様と国内の反日政党から #世論操作 の命令の結果でございます。#毎日新聞...

2017年04月24日 07時48分17秒 | 北朝鮮による日本人拉致というテロリズム
#拡散希望
焦る宗主国の将軍様と国内の反日政党から #世論操作 の命令の結果でございます。≫毎日新聞世論調査:「対北朝鮮、外交努力を」64% 内閣支持率51% - #日本なくそう#毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20170424/k00/00m/010/072000c?fm=mnm

#拡散希望拉致40年「国家の恥」訴え | 2017/4/23(日)https://t.co/2N1nrnfDni #拉致被害者全員奪還辻...

2017年04月24日 07時32分37秒 | 北朝鮮による日本人拉致というテロリズム
#拡散希望
拉致40年「国家の恥」訴え | 2017/4/23(日)
https://t.co/2N1nrnfDni #拉致被害者全員奪還
辻元や福島は家族会の方々を目の敵にしている。
日本側が被害に遭う、遭っている、遭おうとしているという意識を覚醒してしまうから。

救う会全国協議会ニュース2017.04.21拉致議連が拉致問題の解決で安倍総理に10項目提言

2017年04月21日 18時41分45秒 | 北朝鮮による日本人拉致というテロリズム
ブログ管理者所感。
拉致など2度と許さないために、テロ等準備罪が必要です。

----- Original Message -----
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2017.04.21)拉致議連が拉致問題の解決で安倍総理に10項目提言

 超党派の国会議員で組織する、北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するた
めに行動する議員連盟(平沼赳夫会長)は、昨日の総会で、4月23日に開催さ
れる「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」の主催団
体になることを確認した上で、下記の10項目提言を採択した。その上で昨日夕開
催された、政府・与野党拉致問題対策機関連絡協議会の場で提言を安倍総理等に
提出した。

 提言の全文を紹介します。

■拉致議連が拉致問題の解決で安倍総理に10項目提言

平成29年4月20日

内閣総理大臣 安倍晋三 殿
外務大臣 岸田文雄 殿
拉致問題担当大臣 加藤勝信 殿

北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟
会長 平沼赳夫

全ての拉致被害者の早期帰国実現のための提言

 今年は、政府認定拉致被害者の最初の拉致事件が発生してから40年、家族会が
結成されてから20年になる。「北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するため
に行動する議員連盟」は、結成以来、家族会の皆様方と思いを共有し、行動を共
にしてきた。しかしながら、平成14年10月に5人の拉致被害者とその家族が帰国
してから15年もの歳月が経過したにもかかわらず、この間、一人の拉致被害者の
帰国も実現していないことは痛恨の極みである。長い歳月が経つ中、被害者も御
家族も高齢化しており、精神的にも肉体的にも忍耐の限界を超えている。もはや
一刻の猶予もない。

 去る2月19日、家族会・救う会は「今後の運動方針」を決定し、「今年中」の
拉致被害者救出を強く訴え、そのために制裁解除等を「見返り条件」として被害
者救出のための実質的協議を持つことを政府に求めている。この御家族の切実な
訴えは、2月22日に家族会・救う会と面談した安倍総理に伝えられたところであ
る。

 当議員連盟としては、こうした拉致被害者御家族の痛切な思いを受け止め、拉
致問題の早期解決のため、以下の通り行動することを決意する。

 北朝鮮と国交のある国、特に平壌に大使館のある国に対し、国連における北朝
鮮人権決議の採択や半島有事の際の被害者保護等の協力を求める。このため、各
関係国との友好議員連盟を活用した働きかけを行うなど、積極的に議員外交を展
開する。

 日本国民が心を一つにして、拉致問題の早期解決を求める強い意思を示すため、
国民啓発活動を強力に推進する。このため、各種集会や啓発イベントの開催を自
治体や地元関係者等に働きかけ、これらの集会や街頭活動、署名活動等に積極的
に参加するとともに、自治体や教育機関等に拉致問題を題材とした人権教育の実
施を働きかける。また、地方議会の議員連盟との連携を図り、地方議会における
拉致問題の意見書採択を働きかける。さらに、ブルーリボンバッジを積極的に着
用し、あらゆる機会を捉えて、国民に対して拉致問題の早期解決への理解と協力
を求める。

 全ての拉致被害者の早期一括帰国を実現するため政府に対し、以下のことを求
める。

1.「今年中」に全ての拉致被害者の帰国を実現することを求める家族会の「運
動方針」を受けとめ、拉致問題の早期解決を政府の最優先課題として被害者救出
のための実質的協議を行うこと。

2.北朝鮮を渡航先とした再入国禁止の対象者について、朝鮮総連の中央常任委
員会委員及び中央委員会委員並びに核やミサイルの技術者に加え、応用物理学、
原子力工学、化学工学等、国連安保理決議に例示された北朝鮮の機微な核活動及
び核兵器運搬システムの開発に寄与し得る在日外国人も対象とすること。

3.北朝鮮幹部など資産凍結対象者を拡大するとともに、北朝鮮と取引する第二
国の企業等を対象に資産凍結を含む二次的制裁を行うこと。併せて、国際機関や
各国当局と連携し、対象者を特定するための情報収集を強化すること。

4.朝銀信組と朝鮮総連の関係を含め、朝鮮総連に係る資金の流れの解明に努め
るとともに、朝鮮総連の保有資産の把握、差し押さえに努め、整理回収機構によ
る朝鮮総連に対する債権回収に万全の対策を講じること。

5.国連安保理決議に違反して核実験。弾道ミサイル発射等の挑発行為を繰り返
し、拉致等の国家犯罪を行う北朝鮮とその指導者を礼賛する教育を行う朝鮮学校
等に対して公的補助が行われないようにするための必要な措置を講じること。

6.国連安全保障理事会による国際刑事裁判所への付託及び北朝鮮人権状況決議
の採択を目指すとともに、国連人権プロセスを活用し、国際社会における北朝鮮
人権問題の早期改善への圧力が更に高まるよう努めること。

7.米国に対し、北朝鮮をテロ支援国家として再指定するにあたり、その理由の
中に拉致問題を含む人権問題を含めるよう働きかけるとともに、拉致問題解決に
向けた日米の連携を強化すること。

8.北朝鮮向けの短波放送に加え、中波放送も含む情報発信手段の充実を図るこ
と。

9.朝鮮半島有事に備え、平和安全法制で可能となった邦人保護の実効性を高め
るため、体制整備、訓練、米国及び韓国との緊密な連携、必要な情報の収集に全
力を尽くすとともに、拉致被害者を含む邦人の安全確保と保護に万全を期すため
に必要な措置を検討すること。

10.全ての対北朝鮮措置について厳格な法執行を徹底するとともに、国連や関
係各国と緊密な連携を図り、制裁措置の実効性を確保すること。

以上


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日本人なら忘れてはいけない、綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人事件は、戦後の日本弱体化、人権至上、子供性善説の招いた犠牲だ。

昭和から平成にまたがった女子高生コンクリ詰め殺人は終わっていない。犯人の凶悪少年4人(うち犯行現場の少年Cの両親は共産党員)が平然と社会復帰し、再犯までしている現在進行形の事件。 日本人なら被害者(あえて実名で)古田順子さんを弔おう。 元をたどれば戦後レジームの犠牲者だ。