幹事長にも売国奴・古賀のようだ.
明後日には首相指名だが対立候補も小沢一郎では応援する気にもなれない.
さて,今となっては後の祭りかも知れないが,安易な安倍批判・安倍退陣論に対して異を唱えた理由について補足しておきたい.
恐れ入りますが以下の2エントリをご覧いただいていない方はまずこちらをご覧ください.
保守大敗(2)戦略の欠落など未熟さ露呈した一部保守も安部総理や衆愚有権者と同罪[8/27修正]
http://bluefox-hispeed.iza.ne.jp/blog/entry/254085/
保守大敗(3)安倍晋三という最後の防波堤を自ら壊した一部保守の大罪[9/16修正]
http://bluefox-hispeed.iza.ne.jp/blog/entry/300129/
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先に述べたように,一部保守の安易な安倍批判・安倍退陣論という"身内による非難"が安倍総理への重圧となって安倍退陣を早めたことは想像に難くない.
私はそのことにも怒っているが,それだけではない.
一部保守が安倍退陣を要求したこと
そのものにも怒っているのだ.
その理由は(2)でも述べたのと同じで,彼らが
1.安倍退陣が何をもたらすかを考えもせずに,はじめに「安部辞めろ」ありきになってさえいたこと.
2.拉致被害者家族の方々が安倍政権に全面の信頼を置いていたのに方々の感情さえも無視したこと.
である.
この2点は,安倍総理の方がどんな辞め方をしたかとは関係ないのだ.
つまりは参院選後に辞めても,彼らの罪は同じであるということだ.
私も,保守派が一致団結して叱咤激励していたのにも関わらず安倍総理が辞任したのであれば,それは安倍総理自身のみに非があることなので,保守派を批判したりはしない.
しかし,そうした安易な安倍批判・安倍退陣論者諸氏からは未だに後悔・反省の声が聞こえてこないようだ.
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確かに,安倍晋三が凶弾に倒れたり病死したのならともかく,どんな形であれ自分から辞任したことそのものが売国幇助罪であると思うし,拉致被害者救出を一番行いうる職責を放棄したと言わざるを得ない.
しかし,先にも述べてきたように,安倍総理が退陣すれば国家の根本にかかわる問題がさらに後退し,悪しき事態になることは容易に想像できたはずだ.
そして現に,安倍総理が辞任表明をしてからすかさず福田が動き出し,あっという間に多数派工作がなされ,メディアによる世論操作も行われ,福田総裁になってしまった.
福田はこの1年じっと期をうかがっていたに違いない.
これは,参院選後に退陣しても同じ結果になっていたということであろう.
安易な安倍批判・安倍退陣論を叫んだ保守派は,こういう事態になることを全く考えていなかったと言わざるを得ない.
私自身もまさか福田が息を吹き返すとは思っていなかったが,安倍総理で無くなれば民主党政権か,自民党のままであってもあるいは小泉のように売国奴であればやはり事態は悪化することは容易に予想できたはずだ.
そしてその懸念はいまや現実になろうとしている.
もう平沼先生の復党もないだろう.
安易に安倍退陣を主張した一部保守は徹底的に反省してもらいたい.
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その他のエントリ(イザ!本局)
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