北朝鮮拉致被害者、横田めぐみさんの御尊父、横田滋さんが87歳で亡くなられた。 本当に悲しく、悔しく、腹立たしい。
1977年11月15日、滋さんが45歳の誕生日の14日の翌日、めぐみさんが拉致された。
人生の後半を、めぐみさんを心配し、めぐみさんだけでなく、他の拉致被害者の救出にも戦われた。最後の最後まで。
それに引き換え、国民はどうだったか?
政治家や議員だけでなく、一般国民までが、「日本=悪の加害者、近隣国=善の被害者」の思想に汚染され、方々を悪者扱いさえしてきた。
拉致事件当時は、日本人の国家意識に目覚めたが、その後、小沢一郎の「国民の生活が第一」の一言で再び国家意識が薄れ始めた。
今、悔しいかな、拉致問題への関心は低下し、若い世代は知らないとさえいう。
拉致被害者の方々やそのご家族の方々を見捨ててきたこと、時に悪者扱いさえしてきたこと、過去の大戦云々ではなく、これこそが、日本人の生まれながらの罪である。
拉致被害者救出は「興味ないから」は許されない。日本国民は主権者であるなら自国を守る義務があるはずだ。
それができないなら、1票を返上すべきだ。
そんな腐りきった国民に、それを扇動するマスコミ、数多くの理不尽な逆風に、不満も怒りもぶつけられないまま戦われた人生後半。
正直、武漢ウイルスの恐怖を上回ると言っても過言ではなかろう。
私は、主権者たる国民の一人として、#横田滋さん #横田めぐみさん、ご家族の皆様にお詫びの言葉もありません。
本項目続きます。