blueswave 's MIND DROPS

まもろう憲法9条、生かそう憲法25条!

原水爆禁止世界大会

2007-08-09 21:30:00 | 日記
  きょうは長崎の被爆記念日。わたしの職場は毎年、こぞって原水爆禁止世界大会に参加するために休診とし、最小限のスタッフ以外は大会に参加します。デイケアは休まないので送迎バスの運転にだけ出勤し、お迎えが終わってから会場に直行しました。

 大会の会場は長崎市民会館の体育館をメインにあと別室に2箇所、スクリーン映像で見れる会場が用意されていて、合計7000人の参加、ということでした。2時間半という長時間、休憩ナシででしたが昨年までの眠くなるような基調報告がバッサリ削除され、代わりに「世界がもし100人の村だったら」で有名な翻訳家・池田香代子さんの短い講演があり、退屈しませんでした。
 国内外の原水爆禁止運動の報告、中でも若い人たちの元気な発言はとても心強いものがありました。「高校生1万人署名活動」に取り組んでいる長崎県の高校生達の発言と合唱には涙がこぼれました。会場を埋めた多くの若者達にも大きな感動と確信を与えたことと思います。

 そして、なにより被爆者代表として壇上に上がられた谷口稜曄(たにぐちすみてる)さんの生の声は本当に心に響くものでした。どんな理由があろうとも、核兵器を容認することは認められない、と言うことを私たちはあらためて再確認しました。

 参加者の大半は若い人たちでした。渋谷や新宿あたりと見間違いそうなファッションの若い子達がこんな暑い中、全国各地から長崎までやって来て、被爆者の声を聞き、海外代表と一緒に歌い、みんなががんばっている姿を目の当たりにしたこの大会の意義は、マスコミではほとんど扱われませんが大きなものがあると思います。

「カメラごっこ」に写真を貼っています。