©2023 佐喜眞美術館
ルミエール・プラス
十三シアターセブン公開中
2024年 8/3(土)~9(金) |
11:50(~13:23) |
8/10(土)~12(月祝) | 13:20(~14:53) |
8/13(火)~16(金) | 14:50(~16:23) |
アートドキュメンタリー
『丸木位里・丸木俊 沖縄戦の図
全14部』
〈概要〉
ノーベル平和賞候補になり、
朝日賞や埼玉県民栄誉賞などを
受賞した水墨画で風景画家の
丸木位里(1901‐1995)と
人間画家の
丸木俊(1912‐2000)夫妻は、
「日本人側から見た記憶を
残しておかなければいけない」と、
1982年から沖縄戦の取材を始める。
夫妻が最初に描いたのは、
米軍でなく日本兵によって
終戦後になって行われた、
久米島民の虐殺。
しかし、「原爆の図」「南京大虐殺」
「アウシュビッツ」と40年に渡り、
戦後一貫して戦争の地獄図絵を
描いてきた二人は、
いつかは希望を描きたいと願っていた。
二人が最後に描いたものとは?
1987年までの6年間で描かれた
「沖縄戦の図」14部の制作の
軌跡を辿ることで、
二人の思考を明らかにし、
二人が出会った人たちを通して、
沖縄戦以降の沖縄の歴史を振り返る。
〈高橋裕之のシネマ感〉
沖縄戦の事は
今までに数本の
ドキュメンタリーで観ていたので
少しは把握していたが
恥ずかしながら
丸木位里と丸木俊夫婦の
存在と「沖縄戦の図」も
知らなかった。
本作で「沖縄戦の図」全14部を
見ることも出来たし
解説もあった。
戦後78年経っても
知らないこともあるし
知らされざることもあるし
戦争に纏わるドキュメンタリーは
知っておくべき事として
いつも鑑賞している。
米軍でなく
日本兵によって
終戦後になって行われた、
久米島民の虐殺なんか酷。
今年の8・15に向けて
観て欲しい作品の1本。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます