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「ひまうまの世間は、鬼ばかり?」後身blog

生きてゐる汝

2024-09-02 07:29:14 | 独り言




「生きてゐる汝がすがたのありありと何に今頃見えきたるかや」。こちらは精神科医で歌人だった斎藤茂吉氏の名歌だ。ついでに言えば、女優の斉藤由貴さんの祖父に辺る。さて「生きてゐる汝がすがたのありありと」だが、こちらもある程度の歳になって、自身の人生を回顧し、想いにふけると言った処だろう。余談だが、回顧には、浄土宗の場合は、称名念仏の善根を巡り、阿弥陀仏の浄土への往生に願いを差し向ける意味合いがある。そんな事を思うと「自身の人生も」と想うが、それなりの歳になると、何でも感銘深く感じるようになるものである。何の気なく、斎藤茂吉氏の和歌を取り上げたが、小生も氏が和歌で言わんとした事が、ようやく理解が出来るようになった。歳は取るものである。

さて【24時間テレビ】だが、どうやらどうにかなった印象があるのだが如何なものだろう?相変わらず何処にも韓国を絡めるのは気味悪いが、そこはこのテレビ局ならではの事情もあろう。しかしながら唐突感があった。結果としてはランナーとなった、やす子さんに頭が上がるまい。正に番組の起死回生に貢献した人物だ。更に言えば、その募金の内訳を公表する必要がある。そこが信用問題に繋がるからだ。現に募金の横領事件があった訳で、本来ならば「よく募金を横領しながら、こんな番組が放送出来るな?」てな状況だからだ。なのでこれで別に信用が回復した訳ではない。日本テレビは、そこを勘違いしない方が良い。大谷選手の新居無断取材の件もあり、その損害は賠償せねばならないだろう。実際、それで日本テレビはドジャースから出禁になっているし、訴訟もいつ始まるか解らない状況だ。問題は山積みである。



「韓国は日本よりもチャレンジ精神が強く、次のノーベル科学賞の可能性」
https://n.news.naver.com/article/016/0002356416
【24時間テレビ】やす子、マラソン募金1億円超え 9月1日午前0時ごろに
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a3a32f51f428d08374d1138062cbeac3132ab96

さて「そろそろそんな季節になりましたかな?」だが、それが【ノーベル賞】で、毎回それを狙う韓国は、相変わらず理解をしていない。ヘラルド経済(韓国)によると、「イム・ジスン蔚山大学の座席教授(半導体学科・写真)が「私たちのノーベル科学賞いつ可能か?」をテーマに講演をした。KPC韓国生産省本部が去る29日、ソウルロッテホテルで開いた下半期初の「KPC CEOブッククラブ」である」との事。そこで教育分野での日本との違いを説いたが、言ってる事は解るが、正直「それではダメだ!」と思った。その教授は言う。「教育において日本も韓国と似ている。韓国の入試中心教育はノーベル上級の創意的な仕事をするには適切ではない」とし「創意性を育む教育が必要だ」。「これから技術を応用して人類の生活に合わせて変形する応用分野でもノーベル賞が与えられる。挑戦精神が強い韓国でこの分野ノーベル賞受賞者が出てくる可能性が高い」と。前者はともかく、後者の「挑戦精神が強い韓国でこの分野ノーベル賞受賞者が出てくる可能性が高い」と言う意味が解らない。



【ノーベル賞】とは、何かに挑戦して受賞をするものなのか?ちょっとこれ、何を言っているかが理解出来ない。そもそも何に挑戦をするのだろう。本来、【ノーベル賞】と言うものは結果であって、何かを宣言し、達成して得るものではないだろう。これ以上の講釈は疲れる。馬鹿馬鹿しい。それは作家の「村上春樹氏は、何故【ノーベル賞】を取れないのか?」と想う理由と感覚は似ている。思考がそっくりだ。そもそもノミネートすらされていないだろう。


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