今日から再び英国の女流作家、メアリー・シェリー原作の「フランケンシュタイン あるいは現代のプロメテウス」から、その台詞と名言だ。これは科学者を志す、青年フランケンシュタインの台詞である。曰く「人生にはさまざまなことが起こるとはいうものの、人間の心ほど移ろいやすいものはありますまい」。「二年近くの間、命を持たない身体に生命を吹き込むために、一生懸命努力をしてきたのです」。「だが今、それが完成した途端、美しい夢は消えて、息も止まるほどの恐怖と嫌悪感とで胸がいっぱいになったのです」と。正に怪物が誕生した時の感想だ。確かにあまりにも多大な期待のあった事が、達成されると、目的を失い、その現実を突きつけられると虚しさも感じるものだ。この物語の場合は特異過ぎるだけに尚更だ。話は変わり趣味だが、例のTRIO「KX-7000」なるカセットデッキの件だ。昨夜にようやく、そのレベル合わせを終えた。それは録音再生、バイアスとピッチ調整だ。使っているうちに微調整もあるだろうが取り敢えずだ。音質は良い。全て標準値だが、最初はそれで良いのだ。1ヶ月振りのメイン機復活だが、沈没したVictor「KD-A3」の代わりがあって良かった。Victorは中級機、TRIOは高級機である。当然、安定性が違う。モーターはやむなく交換をしたが、耐久性の点で不安だ。国産品を探そう。春には、TEAC「A-450」が復活する。今週中には業者に依頼する。欲を言えば、メタルテープが使える機種が欲しい。テープの在庫が割とある。
話は変わるが、そんな呑気な趣味をやれるのも平和だからだ。然もそれで惚ける程だ。こんな記事があった。「“台湾有事”で「東京だって危ない」 鳩山友紀夫氏「自分たちで安全を守っていかないと」」と。こちらはドキュメンタリー映画『沖縄狂想曲』の監督、太田隆文(63)氏と、映画に出演した鳩山友紀夫氏(76)へ行ったインタビューである。【ENCOUNT】なるNewsサイトによると、鳩山氏は言う。「習近平さんは福建省長時代には台湾の方々と親しかったわけです。台湾は中国の一部と言っているわけですから、すぐに武力で統一しようと思うわけがないじゃないですかね。ただ、アメリカが台湾を独立させようと動いて、日本がそれに協力するとなれば、武力行使もあるかもしれません。その時に攻撃されるのはアメリカ本土ではなく、日本です。そうなったら、沖縄だけではなく、東京だって、危ないということは気づかないといけないと思います」と。そもそも根本的な段階から間違っていると思うのだが如何なものだろう。台湾は【中華人民共和国】ではない。【中華民国】だ。然も中共目線なので違和感があるのだろう。
そこは太田監督も然りで「沖縄の方々からも、中国は侵略しようとは思っていないんじゃないか、という話を伺いました。攻めようとして、だれが得をするのかを考えると、ミステリーですよね。マスコミで言われている台湾有事は違うかもしれない、と考えるようになりました。僕としては、どこの国が危険だぞ、と伝えたいわけではなく、時代の流れを見て、考える力が大事。自分の目線を持とうよ、というのがテーマではありますが」何て事を言う。そりゃあ基地反対派はそうだろう。井の中の蛙とは、正にその事だ。結局、沖縄県民は、そんな活動家に振り回されての生活なのだ。何か得をしたか?
“台湾有事”で「東京だって危ない」 鳩山友紀夫氏「自分たちで安全を守っていかないと」
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2de2afad15310e1fd2b9629f9377dcb38038f72
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