神様は、私に、自己肯定の扉を開けさせてくれた。
そこは、とても眩しくて、温かい所だった。
自分は、頑張っても報われないとか。
もっと、他の生き方をしたかったとか。
今までの自分を否定してきたけど、
それでも、ここが私に与えられた場所だと思うようにしてきたのは、
守りたいものがあるから。
誰かに依存しないと生きていられないから。
それと、半ば諦めているから。
彼は、そんな私に、いろいろ自分の考えを聞かせてくれた。
中でも、一つだけ言わせてと言った事、
それは、
自立して欲しいと。
自立っていう言葉の意味をよく考えて、私は、苦しくなった。不安になった。
こんな私に、そんなことできるのかな?
依存ではなくて、自立。
私にできる?
恐る恐る聞いてみた。
そしたら、彼は、迷わずに、
もう出来てるよ。って…
言ってくれたの。
まだまだだけど、それは、人生をかけて少しづつでいいから、って。
どこまでも優しい言い方する人。
この人は、否定せずに、全てを肯定することで生きている。
その人のおかげで、私の中にあった、自分を肯定する扉が、初めて開いた。
なぜか、涙が溢れて、同時に思った。
このまま、泣いていいんだ。
彼の前で、何も我慢する必要はない。ってね。
彼との会話の中で、私は夫の話を避けてきた。
私にとって、夫は、怖くて、お金を稼ぐより、夢を優先する身勝手な人。
自分が一番正しい。
そんな人だから、私は、自分を殺して生きてきた。
だから、他に誰かを求めようとした。
心でね。
彼は、途中、何度も話を逸らそうとする私を捕まえて、
自分から逃げずに、向き合う時間を作ってくれた。
そして私は、ずっと否定してきた自分が、変わってきていると、認めてもらえた時に、
身体中のウロコが剥がれ落ちたような感覚になった。
私の事を肯定してくれて、
ありがとう。
自立するように導いてくれて、
ありがとう。
神様が与えてくれたこの出会いに、感謝します🙏