私は、彼のことを待つ。
いつもずっと待ってる。
きっと彼は、どこかの家族のお父さんで、
そしてある人の旦那さんで、
守るべき家庭があり、
その地域社会で、しっかりと根を張り生きている。
そんな中、
仕事が忙しい時でも、こうやって私にまで、時間を割いてくれている。
感謝するのが当然なのに、
なのに私は、
自分が、待たされてばかりだと訴えた。
待ちすぎて、疲れるとか、
あなたが、待たせすぎるからだ。とか、
思ったまま彼にぶつけた。
彼は、ずっと、私のこの思いに悩まされていたんだと思う。
優しい人だから、逆に、私を苦しめていると、そう自分を責める。
彼が、苦しいと言ってきたときに、私は、ようやく、ハッと気がついた。
彼が私に自立して欲しいと、そう願ってくれる理由がわかったの。
この関係を無理なく続けるために、必要なことなんだね。
私は、多分、変われると思う。
変わってみせるから、
どうか、負担に思わないでください。